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こども応援朝ごはんとおやつカフェなないろ会長の皆川純子です。

こども応援朝ごはんとおやつカフェなないろとは
なないろは2021年学生服リユースshopさくらや宇都宮店の地域支援活動としてスタートいたしました。
貧困や家庭環境の違いにより満足な食生活が難しいこどもを対象とした食育支援事業を定期的継続的に行うことで、宇都宮市の子育て・青少年育成に寄与することを目的としています。
最初は皆川1人でしたが、少しずつ仲間が増え、今では8名の団体となりました。
高校生や大学生のボランティア様が増えており、とても心強いです。


団体設立の背景

わたしの次男が小学1年生の頃、家にクラスのお友達を5人連れてきたことがあります。みんなにおやつを出した時に、1人の女の子がおやつを抱えて全部食べていました。その時は「よく食べる子だな」としか思わなかったのですが、その子は放課後毎日いろんなお友達の家に行ってはおやつをひとりで食べてしまうということをしていたようで、ママ友達の間で噂が広がっていることを知りました。
後に学生服リユースshopを始めSDGsを学んだ際『見えない貧困』があるということを知り、「もしかしてあの子がそうだったのかな。わたしは何もできなかった。」という後悔から、SDGs「貧困をなくそう」「飢餓をなくそう」を少しでも解決したいと考えるようになりました。
また、地域の飲食系企業様が産業廃棄物で年間3000万円かかっているということを知り、「つくる責任つかう責任」「パートナーシップで目標を達成しよう」を結びつけ、フードロスの削減とこどもの貧困・飢餓問題のマッチングを考えました。
子どもSUNSUNプロジェクト資料によると、宇都宮市に住む18歳以下の子どものうち、12,455人が貧困状態であるということです。
農林水産省より発表された「子供の朝食欠食率の推移(2018年度)」によると、こどもの朝食欠食は増加傾向となっております。


活動の目的と概要

捨てられてしまう食品を必要としているこども達に届け、笑顔に変えたい

家庭環境などによりこども達の朝食欠食率は増加の一途を辿っています。
実際に宇都宮市内の小中学校では「お子様は朝ごはんを食べていますか?」というアンケートを年に数回実施しています。
貧困世帯のこども達は、お昼ごはんは給食で、夜ごはんはこども食堂で食べることができます。
では、こども達は朝ごはんとおやつはどこで食べたらいいのでしょうか?

現在、こども応援朝ごはんとおやつカフェなないろでは、こども寺小屋様(学校に通えないこどものための無料の学習支援塾)・正光寺様で、おやつを必要としている小中学生を対象に無償で月に3回おやつカフェを開催しています。また、4月からは宇都宮市内の学校内で朝ごはんカフェを月に月に1〜2回開催しております。
地域のパン店・スイーツ店などからフードロスを提供いただきそれらを用いて開催しておりますが、フードロスがあった時のみという条件のため、支援がいただけない日も勿論あります。そういった時はなないろのメンバーがお金を出し合って購入し、届けています。
捨てられるはずだった食べ物や飲み物、地域の企業様の温かいご寄付が、こども達の笑顔に変わります。
たくさんの食べ物を前に、こども達は楽しそうにおやつを選びます。この光景をご寄付いただいた企業様達に少しでも伝えたいと思い、毎回お礼・ご報告のメールを差し上げております。
万が一おやつカフェで食べ物が余った場合は、提携先の児童養護施設様にバトンタッチしております。
ご協力いただいている全ての企業様となないろの思いはひとつ、「お腹を空かせたこども達のために」です。

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プロジェクト内容説明

わたし達なないろが、地域の企業様などから食品を収集、朝ごはんカフェとおやつカフェを開催します。

【朝ごはんカフェ概要】
学校の校長先生にヒアリングし、朝ごはんカフェがその学校にとって必要かどうか判断していただきます。並行して、フードロスの削減に課題のある企業様と提携、パンやおにぎり・ドリンク・果物・ヨーグルトなどの食品を収集、保管し、情報管理を徹底したうえで持参し開催いたします。
宇都宮市内の学校の会議室などで1校につき週に一度、朝ごはんカフェを開催したいと考えております。また、「ママが朝ゆっくりできる日」「SDGs体験」などと謳い、多くのこども達が参加しやすい環境を作ることで、朝ごはんが食べられない環境にいるこども個人の特定を防ぎます。
現在2022年5月より開催予定の学校様が一校あり、ご希望があれば開催日を増やし、開催する学校も増やしていきます。
また、先日企業様よりフードロスになってしまう非常食の支援をいただき、6月より大学様と連携してフードパントリーを予定しております。


【おやつカフェ概要】
現在様々な事情によりおやつが食べられないこどものために、おやつカフェを開催しております。
毎月第2日曜日15:00〜15:30:正光寺様 https://utsunomiya.mypl.net/article/jisha_utsunomiya/57276
毎月第2第4水曜日19:40〜20:00:こども寺小屋様 https://www.tochigi-yso.org/blank-1

正光寺様のおやつカフェはプレオープン含め8回開催いたしましたが、3名常連さんがいます!
メディアで取り上げていただくことが増え、「この地域でもやってほしい」というご要望も多くいただいております。
また、「フードロスを提供したい!」「フードロスがないから定期的に食べ物を寄付するよ!」「うちの施設を使っていいよ!」などの嬉しいお言葉もいただけるようになりました。
その声にお応えし、少しでも多くのこどもの空腹を満たすために、現在ご協力いただける企業様・賛助会員様、ボランティア様を募集しており、開催日や開催場所を増やしたいと考えております。


このプロジェクトで実現したいこと


とある学校の副校長先生の言葉「朝ごはんどころか、夜ごはんを食べていないこどもがいる」。

比較的富裕層が多いと思っていた宇都宮市内で、このようなこどもが少なからずいるということが、我々にとっては大変衝撃的でした。
宇都宮市のこどもの貧困は我々が思っていたより深刻です。
「一刻も早く1人でも多くの宇都宮市のこどもの飢餓を減らしたい」急務に感じた我々は今回のクラウドファンディングを立ち上げ、より多くの地域での活動を予定しております。

地域全体でこどもを育てる・見守る意識づけをし、地域の食品ロス解消のお手伝いをいたします。

宇都宮市のこどもたちの貧困の解消に寄与し、食の面から健全な成長ができるようアプローチをすることにより、こどもの笑顔を増やし、こどもがなんの心配もなく毎日お腹いっぱいごはんが食べられ、安心安全でのびのび育つ地域を目指しております。
また、以前取材に来てくださったインタビュアー様の「おやつは心を育てますよね」という言葉を大切にし、おやつカフェを開催しております。
次に、フードロス削減が当たり前になる地域を育て、朝ごはんやおやつカフェで提供物を食べたこども達が大きくなった時にそのお店に買いに行く循環を作りたいと考えております。
そして、この事業の取組が、地域内の企業様に認知されご協力をいただくことで、「こどものために」という軸が「地域全体でこどもを育てる」というこどもに対する暖かい視点を与え、虐待やいじめに気が付く大人がたくさんいる地域にしていきたいという思いが強くあります。

皆様からのご支援でできること

1,656,442円で月24回・年間96回の朝ごはんカフェ・おやつカフェが開催できます!


設備費 199,480円
・飲食物購入費(フードロスのマッチングがなかった日) 3,000×50回/年=150,000円
・保冷バッグ 3,000円×7名=21,000円
・エコバッグ 1,500円×7名=10,500円
・消毒液 498円×10個=4,980円
・使い捨て手袋 1,000円(200枚)×10箱=10,000円
・ゴミ袋 1,500(45L100枚×2個)×2=3,000円
燃料費 1320,192円
1回平均4,584円×週2日×4週×3名×12カ月=1320,192円
事例1)飲食物回収4社経由→こども寺小屋様往復
1.5km+2.5km+7.4km+2.6km+4.1km=18.1km×170円=3,077円
事例2)飲食物回収3社経由→正光寺様往復
1.6km+3.1km+1.6km+7.7km+9.8km=23.8km×170円=4,046円
事例3)飲食物回収2社経由→学校様往復
17km+10km+12km=39km×170円=6,630円
手数料9% 136,770円

実施スケジュール

2021月9月:企画立案・資料作成
2021月10月:こども寺小屋様にておやつカフェをスタート(生徒様10〜15人)
2022年2月:正光寺様にておやつカフェをスタート(30〜50人を想定)
2022月5月中旬:プロジェクト開始
2022年8月:リターン発送&結果報告

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最後に

◆最後までお読みくださりありがとうございます。
宇都宮市の企業様達のフードロスの削減がこども達のお腹を満たし笑顔に変わる今回のプロジェクト
ぜひ多くの方々のご協力をお願いいたします。


こども応援朝ごはんとおやつカフェなないろ
〒321-0941 栃木県宇都宮市東今泉2-3-30
TEL:070-1579-0320

ご支援上の留意点

●本プロジェクトへのご支援は寄付控除の対象にはなりません。
●「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクト期間中・終了後にPR等で利用させていただく場合がございます。ご了承ください。


活動実績
2021年10月より毎月第2第4水曜日にこども寺小屋様にておやつカフェ開催
2022年2月より毎月第2日曜日正光寺様にておやつカフェを開催

なないろメンバー
会長:皆川純子(学生服リユースshopさくらや宇都宮店代表)
「こども達の日常のハッピーのひとつになれる活動になるよう努めております。朝ごはんやおやつが食べられず悲しい思いをしているこども達を一緒に減らしていただけたら嬉しいです。」
副会長:増渕弘二(有限会社ファッションプレス増渕代表・古都果代表)
「会社経営をしながら参加させていただいておりますので、限られた範囲にはなってしまいますが【できることを、できることから、できるところまで】無駄にしないために。こども達のために。」
副会長:皆川奏(高校1年生)
「無料で食べ物を届けて自主的にこども達の貧困の役に立てることをしていること自体がすごいと思い参加しました。」
スタッフ:清水亮(社会的に養護が必要とされるこどもを預かり、社会的に自立するまでを支援する仕事)
「貧困のこどもの笑顔を増やす第一歩として、この取り組みに参加しました。一番いけないのは【お腹を空かせていること】です。」
スタッフ:森忍(共感コラボレータ・日用品メーカー勤務)
「フードロスを減らすことがこども達の笑顔につながる。そんな素敵な取り組みに賛同しました。ご協力者様とのつながりは宝物です。」
スタッフ:山本めぐみ(大学4年生)
「思っていたよりも食べるものがないこども達が多くいることに驚き、ボランティア活動に積極的に参加したいと強く思いました!」
スタッフ:保知久美子(経理事務・放課後教室スタッフ・事務ボランティア)
「こども達の無垢な笑顔が大好きです!そんなこども達のために微力ながらお手伝いをさせていただきます。繋がる心の底力を信じています。」
スタッフ:大橋みゆき(学生)
貧困という深刻な問題の中で、自分にできることから少しでもこども達が笑顔になれる瞬間が増えれば良いなと思って活動に参加させてもらっています。」

  • 2022/07/14 20:43

    さくらや宇都宮店内 NPOこども応援朝ごはんとおやつカフェなないろの活動報告です。本日は海星女子学院様で朝ごはんカフェ開催日でした!東京ガスネットワーク様よりご提供いただきました非常食のみの予定でしたが、ペニーレイン様にお願いしてフードロスのご提供もいただきました☆また、本日からかわいい助っ人...

  • 2022/07/12 07:21

    この度、「NPOこども応援朝ごはんとおやつカフェなないろ」の新規事業として、「栃木県学生服リユース協会」が発足いたしました!学生服リユースを行なっている業者様や団体様、関連機関と連携し、必要な学生さんにリユースした学生服をバトンタッチできる仕組みを強化して参ります。最強メンバーが集結してくださ...

  • 2022/07/10 19:16

    正光寺様で新たな枠による取組に移行するため、本日が正光寺様での最後のおやつカフェ開催日となりました。正光寺様、2月から場所をお貸しいただきありがとうございました。ご協力企業様、参加してくれたこども達の皆様、ありがとうございました。【本日のご協力企業様】・東武宇都宮百貨店様・お米ひろばさとう様・...

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