閲覧頂きありがとうございます。今現在、個人でこの活動をしています。普段はドラッグストアで社員として仕事をしています。

「ゆめの篝火」と銘打って、この活動に取り組んでいます。

▲本人です

私の地元、高知には手入れが行き届いていない竹林が沢山あります。

▲イメージ写真ですが実際にこんな感じです

竹というのは生命力の塊です。放っておくと土地が年々それはもう大変なことになります。毎年草むしりをされている方は居るのではないでしょうか??竹も同じで毎年たけのこや竹を伐採して整備しないと瞬く間に荒れ放題になります。雑草なみに生えてくるのに伐採の手間が半端ではなくかかるのが竹です。

また独特な材質ゆえに木と違って現代の加工技術にはあまり向いておらず、燃料に使用するにも燃えづらい特徴を持っています。つまり、商業利用しづらいので進んで伐採する人がほぼ居ないのです。

まして田舎に土地を持っているのはお年寄りが多いですから、収入が少なく業者を雇えない方や自分で作業できない方にとっては、もう本当にどうしようもない案件ですなので、地主の方に金銭的負担をかけることなく竹林を整備する仕組みを作りたいと思っています。

そういう行き場のない竹を活かして今回、手軽に誰でも暖かみと自然を感じられる「竹のランタン」という製品を製作しました。ぜひ手に取って頂きたいです。

タイトルに「#1」と付けていますが、今回に限らず、可能な限り活動は続けて行きたいと思っています。そのうえで二つの目的があります。

①高知の放置竹林問題の解消に向け、少しでも竹林整備の手助けをすること。

②自然の素材を活かして今までにない発想の製品をもっと、沢山生み出すこと。 

竹林を整備することができれば、竹害を減らし、美しい景観を作ることができます。タケノコも沢山収穫できるようになるでしょう。

また、竹が茂っている山肌は地震の際に「地すべり」を起こしやすいです。

▲地すべりのイメージ写真です

南海トラフ巨大地震への対策としても竹林整備は早急に進めなくてはならない課題です。

そしていつかこの活動がもっと大きな規模で動かせるようになった時、高知にあるすべての竹林がアクション映画で見るような美しい景観を持つようになれば素晴らしいと思っています。

なんといっても食べ物がおいしいです。カツオのたたきをはじめ、キンメにガシラに伊勢海老。

海産物が好きな人は特に、ぜひ一度来てほしいです。

農作も盛んで、この時期には西山金時芋というおいしいさつまいもがどっさりとれます。焼酎になったり、お菓子になったり、そのまま焼き芋にしても絶品です。

また、高知には自然がたくさん溢れています。キャンプやグランピングで賑わっている天狗高原をはじめ素晴らしいスポットばかりです。

津野ぶら-津野町観光ネット-

ただ道路を走っているだけでももすぐ横に山林や海が広がっている景色が当たり前で、普段から通り慣れていても思わず立ち止まりたくなる美しさです。

▲車を道脇に止めて撮影しました。海側から気持ちのいい潮風が吹いてました。

自然に触れたい方、写真が好きな方にもおすすめできると思います。夏にはサーフィンが賑わっている地域もあって県外から波を求めて来られる方も多いです。

そんな最高な地元だからこそ、なにか役に立ちたくなったのかもしれません。


プロジェクトを立ち上げるに至った、そもそもの発端は仕事に疲れ切った父の言葉でした。当時仕事でヘロヘロになっていた父は度々「キャンプへ行って自然に癒やされたい」「ぼんやり火を眺めたい」とこぼしていました。

竹で何かできないかと考えはじめた時にそんな父の言葉が頭をよぎり、なにか形にしてみようと思いました。

よければ下のサイトも読んでほしいです。初めてサイト作成に取り組んだのできっと読みづらいと思いますが、どうかご容赦下さい。

ゆめの篝火ホームページ

思いつきを形にしてみようと思い立った時、まず始めたのは竹林の地主さんを探すことでした。

去年の11月頃は私は須崎市に転勤したばかりで、周囲に知り合いが居ませんでした。休日に車を走らせながらひたすら竹林を探し、見つけた場所の周辺の人に聞き込みをしました。そうして一ヶ月ほどかけて竹林の地主さんを見つけることに成功しました。快く許可を頂いたら、次に山に入って伐採するために必要な道具を揃えます。こんな感じの格好で伐採します👍

地主さんは高齢の方でしたが竹を切る時には「任せとけ」と手伝いに来てくれました。本当にいい人です。電動工具は高価で買えなかったため地主さんと二人でノコギリを使って伐採しました。大きな段ボールにつめて自家用車で何度も往復して運搬します。 

山でダンボールに入る長さにカットして詰めます

気合いで運びます

伐採が終わったら次は家に持って帰って保管する環境を用意しました。3ヶ月ほど竹が乾燥するのを待ち、その間に竹という素材の材質や特徴を更に勉強しつつ、どういった製品をどんな設計で作るか具体的なアイデアを練りました。

そうして4月頃に満を持して製作に取り掛かり始めました。何度も試作と調整を重ねてアイデアを形にしていきます。

途中色んな職人さんのところに電話しました。「こういうものを作ろうとしているのですがここは問題ないですか?」「ここはどうしたら思ったとおりに加工できますか?」などなど。全く自分の仕事と関係ないのに真摯に丁寧に答えて下さった方ばかりでした。本当にありがたいです。

そうして色んな人の力を借りて一年をかけてようやく形のある製品ができました。

昔は竹のしなる材質や手作業での加工のしやすさなどから重宝されていました。竹かごにしたり、家屋の壁に塗り込めたりして使われていました。ですが、近代化が進むにつれより優れた資材が使われるようになり日常の中で竹を目にすることも少なくなってきました。

燃料としては青い竹長い乾燥を経ていない竹は燃えづらく、枯れた竹や長い時をかけて乾燥しきった竹は逆に一瞬で燃え尽きるためとしては適していません。バイオマス発電に使うのも現状では難しいです。竹をボイラーの高温で燃やすと「クリンカ」とよばれる溶岩が発生し、ボイラーを傷める原因になります。また見た目に反して中が空洞で体積が少なく、環境や個体によっては割れやすい特性のため建築資材などとしても今ではあまり使われません。

ですが、もちろん良いところもあります。見た目の美しさは木にはない和の趣を宿しています。特に加工を施す前の外皮の質感は他にない、ひんやりざらざらした独特な触感です。そして炭にすれば備長炭より 優れた調湿・脱臭・浄化作用を発揮します。

今需要が少ないからこそ、竹という資源にはまだまだこれからの新しい可能性があると私は感じています。いつか特殊なものではなく現代の人の暮らしに溶け込むありふれた資源の一つになれると思っています。


穏やかで落ち着きのある時間をつくります

ウィスキーもいつもより乙に

背面から余計な明かりは見えません。照らしたい部分だけを照らします。一風変わった和のインテリアとしても

ペイルカバーも勿論手作りです。細部に至るまでこだわり抜いて仕上げました
底面は真っ直ぐに切断することが難しいため、高さの調整と滑り止めを兼ねてゴムを接着し安定度を高めています

募らせて頂いた資金は以下のことに使います。

・電動工具など今後さらなる製作に必要な道具を揃える費用

・プロジェクトに関するこれまでの支出の補填

・工房を構えるための費用の工面

・目標金額に到達した際、製作に携わっている期間の生活費用

・リターン品の発送費用

・今後プロジェクトのあらゆる場面で資金が必要になった際

また、資金用途の一部はCAMPFIRE手数料に使用されます。


・【700円】気持ちを込めたサンクスメール

・【1500円】感謝の手紙と活動写真

・【3000円】オリジナルのロゴステッカー2種+手紙と活動写真

・【5933円】超早割!2021年製作ランタン-輝夜-縦長型

・【5933円】超早割!2021年製作ランタン-輝夜-横太型 

・【5933円】超早割!2022年製作予定ランタン-輝夜-縦長型

・【5933円】超早割!2022年製作予定ランタン-輝夜-横太型 

・【7911円】早割!2022年製作予定ランタン-輝夜-縦長型

・【7911円】早割!2022年製作予定ランタン-輝夜-横太型

・【8990円】2022年製作予定ランタン-輝夜-縦長型

・【8990円】2022年製作予定ランタン-輝夜-横太型

・【9951円】早割!2022年製作予定ランタン-輝夜-縦長型+ステッカー2種セット

・【9951円】早割!2022年製作予定ランタン-輝夜-横太型+ステッカー2種セット

・【40000円】一緒に作ってみようコース 1口2名様まで限定3口

・【120000円】2022年製作予定ランタン-輝夜-縦長型・横太型2種類セット+製作する魅力的な試作品を数点お届け

・使用している竹の部位によって外皮の模様や柄、サイズには個体差があります。ご了承下さい。

・竹は割れやすい特性を持っています。保管状況や個体によっては割れが発生することがあります。リターン到着から早期に発生した使用不可能な度合いの割れについては保障させて頂きます。軽度な割れであれば補修が可能です。補修方法はリターンお届けの際に同封いたします。

・ランタンは火を扱う製品です。使用には十分注意してください。リターン発送時に同封する注意書きに必ず目を通してからの使用をお願いします。

来年製作・発送予定のリターンについては以下のことに注意してください。

・伐採する竹によって外皮の模様や柄、サイズには個体差があります。ご了承下さい。

・来年製作分に関しては伐採、及び製作期間があるため発送が来年秋頃になります。

・製作段階でより良いものにするために改良点が出てきた場合には設計に細かい変更を行う場合があります。

・ペイルカバーの革などの素材は全く同じものを用意するのが難しいため、写真とは少し違う仕上がりになります。

今回目標の金額に到達することができたら現在の仕事は退職して、まず個人事業として活動に専念していきたいと思っています。

そして次の#2に繋げることができたらもっと竹の消費が多い竹炭の製造と竹炭を活かした製品の製作に取り掛かる予定です。

思い描く未来に向けた活動の第一歩目にあたるプロジェクトになります。必ず成功させたいです!!


このページを見て下さった方、どうか応援をよろしくお願いします!!!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

  • 2021/12/17 18:42

    もう少し皆様に認知して頂いてから公開しようかとも思ったのですが…。少しでも掲載期間を伸ばしたかったので公開することにしました!!初のクラウドファンディングです。皆様、応援なにとぞよろしくお願いします!!!

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください