「本当に大切な思い出とはどんなものなのか。」 そんなことを、自分自身に問い続けながらこの物語を描きました。少し大人向けの絵本「記憶の引き出し」、皆様の温かいサポートを心よりお待ちしております!

皆様こんにちは!マジシャンの天城剣心です。この度は私が描いた『記憶の引き出し』という物語を絵本にしたいという夢を実現するべく、このクラウドファンディングを開始いたしました。

プロジェクトの説明に入る前に、おそらく初めましての方もいることと思いますので、ここで少し自己紹介をさせてください。

名前:天城剣心(本名:水溜眞乃介) 
生年月日と年齢:2001年8月31日生まれの20歳。
出身:熊本県熊本市生まれ。2歳から渡米して現在はカリフォルニア州在住。
趣味:音楽、お笑い、絵
活動:幼少期でマジックに魅せられ、2017年よりアメリカのハリウッドにあるThe Academy of Magical Arts-通称「マジックキャッスル」のジュニアメンバーになる。現在では毎週のようにマジックキャッスルの舞台に立っている。

経歴
・2018年 11月 補修授業校にて行われた弁論大会で優勝。
・2019年 7月 Magic Castle Future Stars Week に出演。
・2019年 8月 Midwest Magic Jubilee Close-up Competition 優勝。
・2020年 Rising-star Close-up & Stage Contest クロースアップ部門において二大会連続準優勝。
・2021年 4月 Japan National Championship of Magic クロースアップ部門において準優勝。同年9月、FISM North Americaに出場。

そんな私は将来はプロマジシャンになるだけではなく、あらゆる芸術を総合的に表現するパフォーミングアーティストになるべく日々精進しています。

私の話はこれくらいにして、今回のプロジェクトの紹介をしたいと思います。

あるとても小さな村に暮らす村人たちは、全員自分の「引き出し」をもって生活していました。引き出しの中身は記憶の塊、その人を表す大切な記憶や思い出が形として入っています。

ですが村でただ一人、ピエロのリコルドだけは自分の引き出しを持っていません。

リコルドだけは、みんなと違います。

そんな彼を気味悪がって、村の人たちはリコルドに近づこうとしません。

そんな中、リコルドはサム・クロックという8歳の少年と出逢います。

二人の出会いは偶然だったのか、それとも必然だったのか...。
リコルドが引き出しを持っていない本当の理由とは...。

これはそんな村から仲間外れのピエロと、臆病で気弱な少年が残した大切な、忘れたくない記憶の物語。

本プロジェクトの最終的なゴールは、絵本『記憶の引き出し』を作るということです。

実は、数年前から一人で挿絵なしの物語を描いては自身のホームページに掲載していました。そしてこの夏その中の一つ、「記憶の引き出し」という物語の原稿を日本の出版会社様に送ったところなんと審査を通り、更に全国流通版として書籍化した際には全国の書店に置いていただけると言う流れになりました。

正直自分でも今だに信じられません(笑)。

しかし、そのためにはそれなりの費用が必要となります。出版社の方から色々お話を聞いて、やはり何かを書籍化してさらに流通するとなると費用が幾らかかかってしまうようです。そしてそれはいち学生には厳しい金額でした。

▲絵本のタイトル/ロゴです。

そこでこの度、このような形でクラウドファンディングを開始するという結論に至りました。

すでに出版までの一次審査は通り、ここから先少しでも作業を進めるためには費用がかかってくるのが現状です。もしクラファンで目標金額達成した場合、絵本が実際に形になるまでには約半年かかります。少し先の話のように聞こえるかもしれないですが、それでも一歩ずつ足を踏み出さなければ目標には永久に辿り着けません。そこでこのクラウドファンディングをプロジェクトの第一歩目として見守っていただけたら幸いです。

実は今回の絵本制作及びクラウドファンディング、私一人が全ての作業をしているわけではありません。私はあくまでも原作を書いただけ。挿絵やグッズ担当は実は別でいます。

ここでは、そんなメンバーたちの紹介をさせてください。


そして最後に、今回のクラウドファンディング用のPR動画を作成していただいたカメラマンの方をご紹介いたします。

きっと私と同じように、皆さんにも日常生活の中で「何か大切な物を入れておく場所」というものがあると思います。それは時に財布の中であったり、ジュエリーボックスであったり、金庫であったり、人によって様々です。私の場合、その「何か大切な物を入れておく場所」というのが実は引き出しでした。正確には某家具屋さんで買った取っ手付きの収納箱だったのですが、幼少期の私はこれを「宝箱」と呼び文字通り中にたくさんの宝物を入れては常に持ち歩いていました。

▲Canvaにて制作

ですが正直、他人から見ればその引き出しの中身はただのガラクタに見えるかもしれません。なぜなら箱に入っていたのは期限切れで使えなくなったスーパーのクーポン、ハロウィンでもらったプラスチックの金貨、電池切れの時計、インク切れのペンなど、普通の人なら捨ててしまうような物だったからです。ですが僕にはそれらを捨てられない理由がありました。なぜなら、そんなガラクタたちも僕の大切な記憶や思い出の品だったからです。

インク切れのペンなんて取っておいてもなんの役にも立たないと思うかもしれませんが、そのペンは僕が小学校一年生の時に大好きだった担任の先生のお手伝いをした時にお礼としてもらった大切なペンなのです。僕だけが、そのペンの価値を知っています。

ですが、本当に大切なものは果たしてそのペンそのものの存在なのでしょうか。その色のペンだから、その形のペンだから、その種類のペンだから、僕にとっては大切な物だったのでしょうか。

そもそも、本当に大切なものは常にがあるものなのでしょうか。

そんなことを考えた時に、この物語を書きたいと思いました。

本当に大切なものはなんなのか、忘れたくはない思い出はなんなのかということをテーマにこの物語を書き上げました。

▲物語に出てくるピエロの帽子のデザインのスケッチです。


私は自分が信じた答えが間違っていないと証明するためになんとしてでもこの絵本を作りたいです。目標金額に達しなかった場合、今までマジックキャッスルやバイトなどで集まった資金を使い果たしてでもこの絵本作成プロジェクトを実行する覚悟です。


実は私は数年前まで、日本語補修授業校に通っていました。補修授業校といっても毎週土曜日だけで、最終学年も高校2年生までしかありませんでした。ですがその最終学年の年に出た最後の課題が、私がこのように物語を書くきっかけとなったのです。

最後に出た課題は、「レポート、または短編小説を書こう」。そしてそこで私は小説を書くことを選んだわけです。

ですがその課題で書いたのは、また別の物語でした。そうなんです。実は今回出版予定の「記憶の引き出し」は僕が書いた三作目の作品です。三作も書いた理由は、単純に物語を書くのが楽しかったからです(笑)。

もちろん物語を書くなんてまだまだど素人ですし、何が正解かもわかりません。ですが、僕が書いた物語を読んでくれて、実際に面白いと言ってくれた人たちがいます。そんな方達のためにも今回のクラウドファンディングを成功させて、最高の形で絵本を出版したいと強く思っています。


集まった支援金は主に絵本「記憶の引き出し」の制作費として使用させていただく予定で、それ以外ではグッズの作成、メンバーへのお礼、CAMPFIRE手数料などに充てさせていただきます。

<内訳金額>

絵本製作費:約100万円
グッズ製作費:約10万円
メンバーの活動費:約10万円
CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約15万円

少しでも私の絵本作成を応援してくれる方には、できる限り全力でお返しをしたい!と思い、今回絵本に関するグッズや絵などをリターンとしてたくさん用意させていただきました。

グッズ担当はアリスさんです。たくさんの可愛い絵を描いていただいたので、それを元にほとんどのグッズを作成しています。

※リターンの予定発送時期は絵本の完成を含めた予定です。そのため、グッズの方だけ先に発送させていただき、絵本は完成次第お送りさせていただく予定です。
※絵本はB4サイズで制作予定ですが、もしも製作中に変更になった場合は「活動報告」よりお知らせいたします。

500円【メッセージ】
作業中の様子や写真を添えてお礼のメッセージをお送りします!

1,000円【オリジナル壁紙】
オリジナル壁紙、お礼メッセージ

3,000円
【しおりコース】
絵本『記憶の引き出し』、オリジナルしおり、お礼のメッセージカード

【キーホルダーコース】
絵本『記憶の引き出し』、オリジナルキーホルダー、お礼のメッセージカード

【ステッカーコース】
絵本『記憶の引き出し』、オリジナルステッカー、お礼のメッセージカード

【ポストカードコース】
絵本『記憶の引き出し』、オリジナルポストカード、お礼のメッセージカード

新規追加!!5,000円【マスクコース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、オリジナルマスク、お礼のビデオメッセージ

8,000円
【読み聞かせコース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、読み聞かせ動画、お礼のビデオメッセージ

【オリジナルTシャツコース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、オリジナルTシャツ、お礼のビデオメッセージ

10,000円
【マグカップコース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、オリジナルマグカップ、オリジナルキーホルダー、お礼のビデオメッセージ

【ジップポーチコース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、オリジナルジップポーチ、オリジナルステッカー、お礼のビデオメッセージ

【原画コース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、原画、お礼のビデオメッセージ

15,000円【完全解説コース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、完全解説動画・ファイル、グッズみくじ、お礼のビデオメッセージ

新規追加!!20,000円【ショーコース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、マジックショーの動画ファイル、完全解説ファイル、お礼のビデオメッセージ

30,000円
【秘密コース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、完全解説ファイル、未発表グッズ3種

【パズルコース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、オリジナルパズル、完全解説ファイル、お礼のビデオメッセージ

50,000円【水彩画コース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、水彩画、グッズ3種、完全解説ファイル、お礼のビデオメッセージ

新規追加!!50,000円【作品登場コース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、グッズ3種、完全解説ファイル、お礼のビデオメッセージ

100,000円【アクリル画コース 】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、アクリル画、グッズ3種、完全解説ファイル、お礼のビデオメッセージ

200,000円【引き出しコース】
絵本『記憶の引き出し』(サイン付き)、引き出し小物入れ、全グッズ、完全解説ファイル、お礼のビデオメッセージ

▲Canvaにて制作

2、3年前から物語を描き始めて、ありがたいことにこんなに早く絵本出版に漕ぎ着けることができました。

ですが絵本制作はもちろん、クラウドファンディングも初めてのど素人ペーペーです。なので正直なところ不安はとても大きいです。少し素直な気持ちを明かすと、そもそもこの物語は面白いのか、皆さんにお金を出してまで読んでもらう価値のあるものなのかと何度も何度も自問しながらここまでこのプロジェクトを進めてきました。

どう頑張っても人にはそれぞれ違う価値観があって、全ての人を満足させることは難しいです。それでも、私はとにかく自分のできることを命をかけるつもりで全うしました。今まで私を支えてくれた人たちのために、私を必要としてくれた人たちのために、そしてまだ出会ったこともない誰かのために。

ですが同時に、今回のプロジェクトの準備を通して私は一人では何もできないということを痛感しました。

今回の絵本で使う挿絵も、クラファン用のグッズも、宣材写真も、PR動画も、誰かの力を借りてようやく形にすることができました。

私は今までたくさんの人に、溢れるほどたくさんのものをもらってきました。愛情も友情も、優しさも労りも。

だから今度は私が皆様に何かをお返しできればと思っています。

まだまだ足りないですが、まずは絵本という形で。


ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。



<リターンについて>

・日本からご支援いただいた方には日本で製作したリターンを、海外からご支援いただいた方には海外で製作したリターンをお届けする形となります。
※品質やデザインに多少のズレが生じる可能性があります。

・お住まいの地域によってリターンの発送&到着に差が生じる場合があります。

・リターンの「お届け予定」には絵本が完成するまでの時間も含まれています。そのため、絵本が完成する前にグッズや商品等は先にお送りいたします。その後、絵本が完成し次第別便でお送りいたします。

・海外からご支援していただく場合は、リターンを選択したあと備考欄にてお住まいの住所をご入力ください。

・何か質問のある方はお気軽にご連絡ください。

<引用元>

・Canva (額縁の写真、バックグラウンドなど)

<募集方式について>

・本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/11/17 07:30

    こんにちは!プロジェクトオーナーの天城剣心、絵本作家の水溜しんのすけです。前回皆様にご連絡した「絵本出版記念イベント」についてですが、諸々の情報の準備ができましたので、ここで公開したいと思います!「記憶の引き出し展」は11月23日に大阪・心斎橋、11月25日に東京・世田谷で開催されます!イベン...

  • 2022/08/14 03:28

    皆様ご無沙汰しております。マジシャンの天城剣心、そして本作の著者である水溜眞乃介です。この度は絵本の完成と出版が近づいてきましたのでそれをここにご報告したいと思います!ご報告とお詫び:絵本の完成と出版について報告するにあたって、一つ皆様にお詫びしなければいけないことがあります。というのも、元々...

  • 2022/05/29 17:16

    皆様ご無沙汰しております、天城剣心です。この度はリターンの一つである【しおりコース】が発送準備完了というところまで来ましたので、ご報告をと思い活動報告に記します!実は5月に入ってから仕事と学校でとても忙しくしていて、そのせいで作業をあまり進めることができませんでした。しかし学校も終わってようや...

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