12月20日から開始したクラウドファンディングですが、当初からたくさんの方々にご支援いただき、わずか6日で目標金額の100万円を達成しました!ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。

目標金額を達成しましたが、クラフトビール醸造設備の導入には約600万円がかかります。ネクストゴール(第二目標)を300万円と設定のうえ、期間終了の1月31日まで引き続きご支援を受け付けてまいります。

SNSでの発信やご友人への紹介など、周知にご協力をいただけますと幸いです。今後ともよろしくお願いします。


----------


ページをご覧いただき、ありがとうございます!Mallika Brewingの伊東大記、春菜と申します。私たちは2021年11月、長野県長野市の善光寺近くにブルーパブをオープンしました。2022年3月からはオリジナルのビールの醸造を開始する予定です。

私たちのことを知っていただきながら、醸造設備を整えるための費用をご支援いただきたく、クラウドファンディングに挑戦します。

この機会にぜひ、私たちの作るビールを飲みに長野までお出かけください!長野のりんごを使ったオリジナルビールや、世界各地の味を感じられるビールをご用意してお待ちしています!!

※「お出かけください」は長野の方言でお越しくださいの意

ビール作りに欠かせないホップは、ビール特有の苦みや、爽快な香り、殺菌作用、清澄作用、泡立ちにも重要な影響を与えます。このホップを、日本語では「毬花」(きゅうか、まりはな)と呼びます。

私たちが世界各地を巡ったなかでも、特に印象に残る最高に美味しいビールが、ベトナムで飲んだジャスミンを使用したビールでした。ジャスミンはサンスクリット語で「Mallika」と表します。

これらのことから、私たちの旅での経験と、これからのクラフトビールの事業を掛け合わせ、新しいものを作っていきたいという思いを込めて「Mallika Brewing(マリカブルーイング)」と名付けました。

店舗は、長野市の善光寺門前、表参道から少し路地に入った蔵風の建物です。外観は蔵のような建物ですが、中に入ると1Fがブルワリー(醸造所)、2Fがカフェ(飲食スペース)になります。


すでにオープンしている2Fのカフェスペースは、居酒屋やパブのようないかにもお酒のお店のようではなく、おしゃれなカフェの雰囲気に作りました。

1Fは最小規模のブルワリーで、建物に入るとガラス張りになっていて、ブルワリーの様子(タンクが並んでいたり、ビールの仕込みの様子)を見ることができる作りに。ビールがどのように作られているか目で見て知ってもらうことで、もっとビールを深く楽しめると思います。

ビールは苦いだけ、と敬遠する方も多いと思いますが、世界には多様なスタイルのビールがあります。ビールが苦手な方でも"きっと好きになる味"が見つかるよう、作っていきたいです。

また、お酒を飲む人も飲まない人も一緒に楽しめるお店を目指し、ビールだけではなく、コーヒーやフレッシュジュース、店内で作ったオリジナルノンアルコールビールを提供していきます。

コンセプトは Make Your Life "HOPPY" 。

Mallikaの名前の通り、ホップの香りを感じるクラフトビール、また、ジャスミンを副原料としたビールや、長野市近郊で採れた果物などをふんだんに使った、華やかなビールを作っていきます。


もともとは東京で普通のサラリーマン生活を送っていたのですが、ある日酔った勢いで「世界一周の旅に出よう」という話に。働いていた不動産コンサルティング会社を退職して、少し長めの新婚旅行に出ました。2018年1月から2020年3月までの約2年間で、世界100ヵ国を旅しました。

ウユニ塩湖で乾杯!昔からビールが大好きで、いつか自分もクラフトビールを作りたいとは思っていたのですが、世界中でビールを飲むなかで、その考えがより強くなっていきました。帰国したら、どこか地方に移住先を探して、そこでゲストハウスを作ったりして、いずれはクラフトビールの工場を作りたいと思っていました。

エベレストをバックに日本に帰国後、しばらくはそのまま国内を旅していたのですが、日本でも新型コロナウイルスが流行し始め、2020年4月に初めての緊急事態宣言が発出されたため、千葉の実家に戻りました。自粛期間中、なにもすることがないまま1ヶ月以上が経った頃、災害NGOの代表をしている友人から電話がかかってきました。

「帰国してもコロナで動けていないんでしょ。長野に来たら?やりたいことのきっかけが掴めるかもしれないよ」

彼は当時、令和元年台風19号で被災した長野市の長沼・豊野地区で災害支援活動をしていました。ずっと家にいて暇だったので、すぐに長野行きを決めて、被災地復興のお手伝いをすることになりました。


農園の畑作業、被災した建物の床剥がし、団地の内装DIY、コロナ禍で困っている方の居場所作りなど。活動を通じて、たくさんの新しい人との出会いがありました。特に、被災した地域の農家さんにはお世話になり、りんごや桃など、長野の果物の美味しさを教えてもらいました。

長沼地区のりんご農園にて。被災地域は全国有数のりんごの名産地です

美味しい果物を育てるには、枝の剪定、摘蕾、摘果、袋掛け、色づきを良くするための葉摘み、玉回しなど、一つ一つの実に気の遠くなるような手間と愛情がかけられています。

果物は贈答用、家庭用などのランクに分けられて販売されますが、味に問題はなくても形や色づきの悪いもの、傷ついたものは、ジャムなどにする加工用として二束三文で引き取られていきます。それはもったいない、なんとかしたいと思うようになりました。

ビールの仕込み用に、長沼地区で収穫された紅玉りんごをジュースに。リターンにもご用意していますドライフルーツやグラッセを作ったりできないかと考えていくうちに、ビール好きの思考で「お酒にすれば付加価値を上げることができるのでは?」という考えに至りました。

ワインやシードルなど、果物を使ったお酒にもいろいろな種類がありますが、特にクラフトビールは副原料としてなんでも入れることができます。りんごや桃、葡萄にいちごといった果物はもちろん、果物以外の農産物も幅広く入れることができて、可能性が広がります。もったいない問題が、大好きなビールで解決できるなんて、やるしかない!と思いました。

紅玉りんごジュースを使ったビールをカマドブリュワリーさん(岐阜)で醸造。お店で提供しています

「いつかやりたいと思っていたビール作りが、長野で始められるんじゃないか」と思い始め、長野市への移住と起業を決意しました。

起業後は、ビールの設備を選ぶために海外の商社やメーカーとやり取りしたり、物件を探したり、融資を受けたりと、ブルワリー開設の準備を進めています。既にビール製造のための免許申請を行い、2022年1月中に免許が取得できる見通しです。

複数のブルワリーで醸造研修を積みました

友人の力を借りながら、DIY中心に店舗を準備してきました


Mallika Brewingの名前の由来でもあるホップにこだわり、ホップの良さを最大限に引き出すビールを作ります。また、副原料としてジャスミンを使用したり、長野市近郊で収穫される果物の果汁を使用することで、オリジナリティのあるビールを作ります。

2022年3月にスタート予定の初醸造では、3種類のオリジナルビールを製造します。


りんご de エール
北信で採れたりんごをふんだんに使ったビールです。長野市でビールを造るなら、やっぱり最初はりんごでしょ!ということで、りんごビールを作ります。シードルとは一味違う、ホップの華やかな香りがプラスされたお酒です。甘さ控えめ!


ジャスミンIPA
旅するビール第1弾!社名の由来でもあるジャスミンを使ったIPAを作ります!IPAとは通常のビールよりもホップを多く使った、ちょい苦み強めの香り華やかめのビールです。ベトナムで味わった最高のビールを皆様も是非味わってみてください!!!


ペールエール
オーソドックスでもっともシンプルなビールです。モルトの風味を活かしつつ、隠し味でここにしかないペールエールを作ります。


品質を重視し、徹底的な衛生管理を行ないます。1994年の酒税法改正によって解禁されたいわゆる”地ビール”は、品質維持ができなかったことが大きな要因となって日本では廃れてしまいました。

2010年代から”クラフトビール”と呼び名を変え、世界的にブームが起きていますが、このブームを今後も継続し発展させるには、よい品質のビールを提供することが第一です。常に最新の情報を仕入れ、最先端のビール作りをしていきたいと思います。


■地元に愛され、各地のブルワリーとつながるお店へ

私たちのブルワリーは長野市の一大観光地、善光寺から徒歩2分の場所にあります。この立地を活かして、地域を盛り上げることに貢献していきたいです。地域の飲食店や、酒屋さん、農家さんとコラボレーションして、長野の特色を活かしたクラフトビールを製造していきたいと考えています。

来る2022年4月3日~6月29日は、7年に1度の善光寺御開帳。たくさんの観光客が長野市に訪れます。このタイミングに合わせてオリジナルビールを製造・提供することで、御開帳期間を盛り上げていきます。

また、私たちと時を同じくして、長野市内に複数のブルワリーが立ち上がりました。長野市=クラフトビールと思われるくらい、長野市でクラフトビールを流行らせたいです。さらには、国内外問わずたくさんのブルワリーとコラボして切磋琢磨していき、レベルの高いクラフトビールを作りたいです。


■缶ビールの導入と新工場の設立
製造を開始した初期は瓶ビールのみの販売を行ないますが、安定してクラフトビールをリリースできるようになった段階で、缶ビールでの販売を計画しています。缶ビールの設備は高額となります(導入に600~800万円程度かかる)ので、そのタイミングで2回目のクラウドファンディングにも挑戦してみたいです。


製造開始2年で最大製造量(年間14,000リットル)を達成し、新工場設立に向けて準備を行います。(用地の取得、設備導入に向けた準備、資金調達など)

5年後までには、年間製造能力を現在の約5倍(70,000リットル)に増量し、全国のより多くの方に私たちのクラフトビールをお届けしたいと思っています。


----------


今回のクラウドファンディングでご支援いただいた資金は、店舗および製造工場開設にかかる設備費の一部に充てさせていただきます。

将来的な展望はたくさんありますが、まずはこのクラウドファンディングを通じて出会ったご縁を大切にして、いつかお店に来ていただき、直接お話ししたいと思っています。

ぜひ一緒にクラフトビールの世界を楽しみましょう!ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いします。



■ クラウドファンディングの実施方式と資金使途

今回集まった資金は、店舗および製造工場開設にかかる設備費の一部に充てさせていただきます。本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

・店舗設備費 413,000円
・リターン品提供費(商品代・送料等) 400,000円
・実施手数料(17%+税) 187,000円

※費用内訳は概算です。ご支援総額やご支援プランの数などにより変動します
※期間中に目標金額100万円を達成した場合、ネクストゴールの設定を予定しています


■ プロジェクト実施スケジュール


  • 2022/01/28 16:02

    こんにちは!ダイキです。クラファンも残るところあと3日となりました。215万円を突破!!本当にありがとうございます!!!!本当であれば一人ひとりお会いして謝辞を述べさせていただきたいところですが、なかなかそうもいかないので、是非、皆さん、お店に来ていただいて乾杯してください!そして目指せ300...

  • 2022/01/25 14:55

    こんにちは!ダイキです。今週は少しあったかくて春らしい陽気になっておりますが、まんえん防止措置により、マリカはしばらく毱花珈琲に変身してカフェ営業のみとなります。ビールの提供は残念ながらできませんので、この機会にビールではないものを楽しみに来店いただけると嬉しいです。そしてこんなご時世なので、...

  • 2022/01/18 19:17

    こんばんは!マリカブルーイングのダイキです。今年の長野はとても寒いですねー。毎日雪が降っています。他の地域はどうでしょうか。やっぱり寒いんですか?どちらにお住まいの方におかれましても、お身体にはお気をつけて、楽しい冬をエンジョイいただけることを心から願っております。さて、みなさまのおかげもあり...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください