みなさん、はじめまして。私たちは全国の大学から集まった14人の学生メンバーです。このたび、過去参加者400名以上の武者修行プログラムの修了生の中から有志を募り、新規事業立ち上げに挑戦することになりました。過去のプログラムでは既存の店舗にて利益増加を実現しました。今回はゼロから店舗をつくっていくことで、よりレベルアップしたビジネス力を求めて挑戦していきます。

 「これまでにない挑戦をする」学生の思いに共感してくださる方ご支援をよろしくお願いします。

 日本の学生の多くはビジネス経験をすることがないまま社会人になります。また、企業の就業体験の場においても既にある組織や業態から抜け出すことは難しく、仕組み化された業務を遂行するのが現状です。

 私たちは、学生の間にビジネスの経験を積み、将来活躍できる幅をさらに広げたいと思っています。そのような思いから自分たちでゼロからビジネスを起こす、このプロジェクトに挑戦しています。

 しかしながら、新規事業の立ち上げには多くの資金が必要です。必要な予算の150万円は、学生である私たちには非常に大きな金額です。そのため今回、クラウドファンディングを利用し、ご支援を募っております。

 ベトナム・ホイアンで一番の名物店を作ることです。また、この経験を通しビジネスの本質を理解するだけでなく、深い関係性を作り、プロジェクトを自らの手で成功に導くことのできる人材になることです。

 そのために私たちは世界遺産都市ホイアンで新規店舗を立ち上げ、ターゲットである観光客が、私たちの設立した店舗を目当てにホイアンに訪れるような名物店を作ります。

 メンバーはそれぞれ力を伸ばしたい5つの領域のチームに分かれて拠点建設・新規事業立ち上げにあたります。

 私たち14人は、全員が同じプログラムの過去参加者であり海外でのビジネス経験を経て、帰国後も様々な活動に打ち込んでおりました。ただその中でも、物足りなさを感じていました。大幅な成長するためにはより大きなものに挑戦する事が必要です。

 0から拠点を立ち上げることは、なにより難易度が高く、かつ自由度も高いものだと感じました。既存の枠組みの中でビジネス経験を積むのではなく、その枠組みから自分たちで作り上げていくことで、自分たちの力を試したいと考えています。既に拠点があり、ビジネスの前例がある環境でビジネス経験を積むのではなく、自分たちで拠点設立から、最初の施策までを行う。それが最も難しく、成長につながるものである。そういった思いから、このプロジェクトが発足しました。

 また、成長するためには、新たな環境でこれまで経験したことのない領域にチャレンジする必要があると考えました。日本を飛び出し、圧倒的な成長をするために、新たな仲間と異国の地ベトナムで0から拠点を設立し、新規事業を起こす。今まで経験したことのない領域にチャレンジすることが、将来の私たちに大きな財産になると考えました。

 なぜ欧米ではなく東南アジア、しかもベトナムなのか。なぜハノイやホーチミンではなくホイアンという都市なのか。このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

まずホイアンとは
 ホイアンはベトナムの中部に存在する古い港町でかつては日本と朱印船貿易と結んでいました。最盛期には1000人の日本人がホイアンに住んでいて、その名残は現在でも町並みの所々に見受けられます。また旧市街と呼ばれる繁華街には「日本橋」と名付けられた橋も存在している日本と縁の深い土地です。


 かつホイアンは、世界遺産都市に認定されています。町並み全体がとても美しく世界中の旅行者が評価を投稿するサイト、トリップアドバイザーでは現在人気NO.1の街です。世界遺産ミーソン遺跡、西洋人に人気のアンバンビーチ、クアダイビーチ、日本橋などの観光名所があります。
 一昨年からは成田空港からの直行便も運行が始まり、世界的にも注目を集めています。

 ホイアンを選んだ理由
①グローバル社会で活躍したい
 私たちは社会に出て即戦力として働くことができる力をつけたいと考えています。今後、グローバル化が避けられない社会の中で重要な経済パートナーとなる東南アジア諸国で学生のうちから実践的な経験を積むことが必要です。
②ビジネスチャンスが多い
 日本や米国のような先進国に比べて拠点設置費用が低く抑えられる事に加えて、世界的にも人気の観光地なので今後も観光客が増えていく事が予想されます。
③日本との交流が深く、交通の便も良い
 上記にも記載した通り、世界遺産都市であり古くから日本との交流が盛んな点、また一昨年からは成田空港からの直行便の運行が始まった事でますます身近になりました。


 学生がやるからといって一切の妥協はしません。私たちがつくるお店を目当てにホイアンへ来ていただけることを目指し、観光客の記憶に残るようなホイアンNo.1のお店を作ってみせます。

ターゲットはベトナム人か欧米人か。

 この指標は、FBユーザーを対象に2月中下旬にホイアンを旅行した人を年齢・性別・FB使用言語ごとに区分したものです。使用言語は英語が最も多く、その次にベトナム語ということがわかります。①ベトナム人全般として英語をあまり解さず、私たち学生と意思疎通が難しいこと②使用順位第三位以下の言語が欧米圏が多いことを踏まえ、英語を理解し得る欧米人観光客をターゲットとしました。

月100万円の粗利を達成し、かつ1か月で実現可能な業種とは。
 バー、スパ、ホテル、レストラン、アイスクリーム屋、スーパーなどたくさんの候補の中から私たちが決定したのはバー。ベトナム人の平均年収は20万円程度、これは日本の約20分の1の水準です。月100万円の粗利を稼ぐには、ベトナムの物価水準に左右されない、「欧米物価」に抵抗がない業態である必要があります。

 これはホイアンの夜の風景です。夜遅くでも欧米人観光客は絶えることなく、その多くは夜中遅くまでバーにいることが知られています。加えて、欧米人がオーナーを務めるバーもあり、バーの価格は「欧米物価」となっています。
 確かに一見すると競合が多いものの、どのバーも画一的であるなか例外的に個性的なバーに人が多く集まることを踏まえると、差別化により十分収益を上げることは可能と判断しました。

バーの差別化の決め手は何か
 ホイアンのバーに通うと気づくことがあります。それは、ベトナムの酒がほとんどおかれていないこと。現地のビールは定番のLarueや333のように若干はあれど、基本的には輸入ビールやカクテル類ばかりで、ローカル酒を心から堪能することが難しいのです。これは小さな酒造所が多い上に流通網が発展しておらず、大手酒造メーカーを除きホイアンにビールを届けられないという発展途上国特有の事情に起因しています。この問題クリアし、ビールを含むローカル酒を豊富な品ぞろえで提供できれば、差別化をすることができるでしょう。

ローカル酒に需要はあるか

 平成28年2月27日から3月4日までの間、ホイアンにて複数の調査を実施しました。その中で、「地ビール・輸入ビール・カクテル・地酒・ワイン・蒸留酒の中でホイアンで最も飲みたいものを選んでください」という質問をしたところ、上記のような結果を得ることができました。地ビール・地酒を合わせて74%の人がローカル酒を最も飲みたい酒としてあげており、一定の需要があることがうかがえます。

大コンセプトは「ローカル酒×ライブミュージック」
 現地には、Tiger Tiger(crowded dance floor)やBefore and now(billiard pool)、Dive Bar(live music)など欧米人がオーナーを務め、人気を博するバーがいくつか存在しています。これらと比べて、我々のつくろうとする「ローカル酒を豊富に用意したバー」に需要があるかを調べてみました。

 たしかにlive music barが最も人気ではありますが、VIetnamese local alchol collection barは第二位につけており、今回考えているコンセプトは他のbarとの比較優位性はあると言えます。また、ローカル酒の集積とlive musicは融合可能な形態であり、融合した場合には単純計算では66%の層にリーチし得ると言えます。

小コンセプトは「自然のぬくもりを感じるバー」

 本件調査によれば、大コンセプトのターゲット層はcozy(居心地の良い・こぢんまりとした)を最も好み、その次にrelaxing(落ち着いた)を好むことが分かります。
 小コンセプトとしては、「竹」のイメージを用いる予定です。欧米人が好む「リラックス」という要素から、温かみのある自然な雰囲気にしたいという考えがありました。また、竹はホイアンらしさを連想させる植物です。そのため、非常に落ち着きがあり、かつ現地で愛されるバーというコンセプトに最適ではないかというわけです。

店舗イメージ
 ここまで説明してきたコンセプトを体現し、ターゲットに刺さる店について熟慮を重ねました。3月12日現在、現地のデザイナーに相見積もりを行い、そのイメージを具現化しているところです。
 そのため、ここでは他国のバンブーバー(竹バー)や、ローカル酒を豊富に用意した店舗のイメージを複数のせて、店舗イメージに代えさせていただきます。


上記2枚はマンダリンオリエンタルホテル・バンコクのバンブーバーのページより引用

flickriverよりjeremycliff氏の “Randy's Garage Bar & Beer Collection”から引用

 私たちは、全員武者修行を経験しているメンバーです。武者修行では、ビジネスの本質だけでなく、プロジェクトを成功に導くために、仲間と協力関係を作ること、チームビルディングの大切さを学ぶことができました。自ら主体的にチームを導くことができ、仲間とも協力関係を作ることのできるメンバーが集まっております。この14人が集結し、大きな挑戦をすることで急成長するのではないかと考えました。
















 
資金調達期間が締め切られたのち、5月のゴールデンウイーク期間より順次お礼をさせていただきます。

皆様からのご支援が想定を上回った場合には、お礼の追加を検討しております。皆様の厚いお礼をよろしくお願いいたします。
なお、以下のお礼をお渡しするにあたっては、注意事項がありますので、最後までお読みください。


















 この新規事業への挑戦が人生を変えるということを本気で信じている学生が集まっています。
 本気の挑戦の2か月間、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。


 店舗イメージは予算や日程の都合上、告知なく変更するおそれがあります。
 私たち学生は4月の帰国後も含め、店舗場所契約より最低でも3か月間にわたり店舗運営の継続性を担保すべく関与して参ります。しかしながら、本プロジェクトは実際のビジネスと同様に収益性を考慮する必要があるため、大幅な赤字の発生などにより店舗運営を3か月で打ち切ることがあります。

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