はじめに・ご挨拶

皆さん初めまして。宮崎県の延岡で備長炭職人になるべく修行中の

鈴木 啓次良(すずき けいじろう)と申します。

2年間の修行を経て、2022年4月より独り立ちして備長炭の窯元になります。

それにあたり、今までにない新しい炭づくりを始め、大好きな延岡市及び製炭産業が

盛り上がるきっかけを作りたいと思い、クラウドファンディングで支援を募りたいと思います。


私の考えに共感して頂ける方は是非ともご支援の程宜しくお願い致します。


このプロジェクトで実現したいこと

江戸時代より続く伝統「備長炭」。これは世界に誇る炭であり、今まで我々日本人の暮らしを

支えてきてくれました。

その製法はまさに「勘と経験」で人の手により行われてきた素晴らしい文化であり、もはや芸術品です。

私もその素晴らしい日本の伝統を受け継ぐものの一人として大変誇りに思います。

日本には三大備長炭として、紀州備長炭(和歌山)土佐備長炭(高知)日向備長炭(宮崎)があり、私は

日向備長炭を製造しています。


しかし、先に言った「勘と経験」により、備長炭というものがとっつきにくいものになっている現状もあります。なぜなら長い修行期間を経て勘と経験を養わないと備長炭が作れるようにならないからです。

また、備長炭は通常高級料亭や鰻屋さん、焼き鳥屋さんといったところで使われることが多く、現状一般の人の目に付くことはあまり無いかもしれません。


そこで、もっと多くの人が備長炭製造に従事し、気軽に使って頂けるような環境を作れるよう

ICT(情報通信技術)の助けを借りて、「勘と経験」「見える化」し、新しい炭づくりを始めたいと考えました。


将来的にはAI(人工知能)で炭焼きのプロセスを自動制御し、ある一定レベルの備長炭が作れることを目指します。

プロジェクトをやろうと思った理由

先に「このプロジェクトで実現したいこと」で述べたように、勘と経験により備長炭は作られています。

備長炭職人になるためには長い修行期間が必要となり、参入障壁の高い業界となっています。そのため職人がどんどん高齢化し、最後は廃業してしまう窯元が増えています。

また、勘と経験というものは、職人一人一人の中にあるものであり、せっかく素晴らしい知的財産なのに

他人と共有することができません。


それなら、「勘や経験を見える形にすれば良いのではないか?」と考え、炭窯に炭の品質を左右するパラメータ(温度、一酸化炭素量等)を測定するセンサーを設置し、測定値をクラウドサーバ上に送信・蓄積することで可視化し、将来的には蓄積したデータをもとにAIのアルゴリズムを組み、自動制御である程度の品質の備長炭が作れるようになれば以下のような様々なメリットがあります。



夢物語と思われるかもしれません。「バカな事言ってるな~」と思われるかもしれません。


でも、そんな夢物語やバカな事に思われることをわき目もふらずにやっていって、「延岡に面白い炭を作ってるやつがいる」と思って頂ける方が増えていったら、大好きな延岡や製炭業界が今よりもっと盛り上がると考えています。

プロジェクトの内容や私の思いの詳細はYoutube動画にしてありますのでご覧ください。

※本動画はフリーソフト「ゆっくりMovieMaker 3」で製作しております。動画中で使用しているBGM、声の音声データおよびキャラクターは自由に使用できるものを利用、およびライセンスを取得して使用しております。


これまでの活動

本プロジェクトの内容は、2021年10月16日に開催された「延岡 クラウドファンディング プランコンテスト2021」にて発表させて頂いたものです。


応援して頂いた皆様のおかげで、優秀賞を頂くことができました。(前列一番左が私です)


また、2021年1月より、炭づくりの様子や、田舎暮らしの日常、炭商品開発の様子をTwitterやYoutubeにアップしているのでご覧ください。

少しでも炭焼きというものに親しみを覚えて頂ければ幸いです。

Twitterアカウント : @holzkohlewunder

Youtubeチャンネル : wunder Holzkohle

資金の使い道

窯の修繕、改造、初期設備投資 : \2,120,000

ICT化費用 : \4,020,000

CAMPFIRE手数料 : \1,043,800

計 : \7,183,800

リターンについて

炭窯が完成した暁には、新しいコンセプトで炭づくりを開始し、燃料用の炭だけでなく

他の用途にも使用できる炭製品を作っていきますので、それらをリターンとさせて頂きます。

詳細はリターンの項目を参照下さい。

但し炭窯が完成し、炭作りを開始してからリターンを製造していくため、送付までにタイムラグが

発生致します。(2022年9月頃より発送開始が可能となる予定)

その点をご了承の上支援して頂けますよう宜しくお願い致します。


実施スケジュール

2022年4月 開業

~2022年6月末 炭窯の修理、改造

2022年7月~8月 炭窯のICT化、試験操業

2022年9月~ 本操業開始、リターン製造、発送開始


最後に

私は、炭にはまだ人間が知らないたくさんの可能性があると考えています。

その可能性を一つでも多く引き出し、我々の生活を豊かに出来れば

素晴らしいことだと思います。

このクラウドファンディングが皆様にとって炭に触れ、考えるきっかけとなれば幸いです。


※本ページに使用されている画像は、全て撮影場所及び延岡市役所より掲載許可を頂いております。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/01/24 08:34

    ちょっと人の顔に見えるな~と思ってこのタイトルにさせて頂きました。もちろんこれは怪奇現象ではなく、炭窯の口の写真です。炭化の最終段階「ネラシ」の段階になりました。口を少しづつ大きくして、空気をわざと入れることにより窯の内部の温度を上げ、今まで残っていた不純物を気化させます。こうすることにより炭...

  • 2022/01/20 12:04

    太い樫の木はそのまま炭窯にくべられないので1/2もしくは1/4に割っていきます。割った木でできた炭も結構需要があります。木を割る機械は年代物で、時々機嫌を損ねますがよく働いてくれます。

  • 2022/01/19 16:40

    炭窯の口かけという作業です。窯に原木を詰めた後、窯の入り口を土で塞ぎます。練った土を手でぺたぺた打ち付けていく作業です。窯口の下部で火を焚いているのは、原木を乾燥させるためです。これから約10日~2週間火を焚き続け、しっかり乾燥させていきます。

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