リターンを追加いたしました!
インドネシアの音楽CD・DVD、映画DVD等を追加いたしました。詳細はリターン欄をご覧ください。
はじめに
ープロジェクトの概要
私たちはインドネシア農業の未来のために、ボゴール農科大学から実地研修生を受け入れます。
農地での実地経験を通じて、どのようにビジネスとして成立させていくかを学んでもらいます。
実地研修制度はインドネシア教育省が国家教育制度法に基づき実施運営する教育プログラムです。
研修予定地(インドネシア西ジャワ州)
実地研修受け入れ承諾書
解決したい社会課題
ー農産事業の健全化
私たちは無農薬無肥料栽培による安全で栄養価の高い野菜を栽培し、八百萩°(やおぱぎ)というブランドでジャカルタ首都圏のスーパーマーケット、レストラン、ホテルなどで販売してきました。
それらの事業活動を実地研修することで、農産事業にかかわる人々の生活を改善するきっかけを提示します。
ジャカルタ市内スーパーマーケットの弊社野菜コーナー(撮影掲載許諾済)
Yaopagi.net
ー弱い立場の農家
インドネシアの農業生産において生産者のおかれている立場は大変弱く、十分な収入を得ることができないため、若者の就農は減っています。
通常の伝統市場での農家からの野菜買取価格は1キロ当たり20-40円程度で、健康的な生活をおくるために必要な収入を得ることができません。
インドネシアは今、世界4位の人口と世代の若さ(平均年齢28歳)も後押しし急速に発展する成長国ですが、都市部とは大きな格差があり、地方には十分な収入が得られる仕事もなく、首都圏への一極集中が進み、農業人口も減り続けています。
表は2009年と2018年を比較した全人口、農業人口とその割合です。この8年の間に農業人口は955万人減り、人口全体に占める割合も3%低下しています(表は西村作成)。
ー課題と向き合うきっかけや経緯
私は1995年にインドネシアに法人PT Bina Desa(ビナデサ)を設立し、首都から200キロほど離れた農村地帯で事業を開始しました。農村地帯の生活を肌で感じる日々でした。
2003年にジャカルタで飲食店の設立に関わり、さらに食材、特に野菜について深く考えるようになりました。
2012年に本格的に農に関わろうと決意し、試験栽培を開始しました。
中部ジャワ高原での蕎麦栽培(2013年)
インドネシアの卸売市場には有機栽培、無農薬栽培と表示した野菜が入荷することはありません。野菜は重量のみで評価され買い叩かれるのが常で、品質はいつも二の次です。
私たちは無農薬無肥料の自然栽培で、市場価格に左右されない競争力のある高品質な野菜を販売してきました。そうした経験をこの国の若い世代に伝えていきたいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
ー具体的な活動の内容
私たちのおこなっている野菜栽培から販売までのすべての事業内容を現場で経験してもらいます。
ープロジェクトを通して実現したい変化
「安全で栄養価の高い野菜を栽培し販売すれば、農産事業に携わる人たちの生活ををより良いものに変えることができる」ということを学生たちに理解してもらい、彼らが将来の農業を考えるきっかけになればと考えています。 当研修プログラムは、今後毎年実施する予定です。
資金の使い道
設備費:約18万円
人件費:約16万円
光熱費:約2万円
クラウドファンディング手数料:約4万円 (9%+税)
合計40万円
*本プロジェクトは非営利事業です。研修に参加する学生の滞在費用は学校側の負担となりますが、受け入れ側には予算はつきません。受け入れ費用として上記金額を広く募ります。
実施スケジュール
1月24日 研修生受け入れ
3月初旬 研修成果の中間発表
4月下旬 修了式
2022年4月下旬 リターン発送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
2,000円
メールでお礼のメッセージをお送りします。 当サイトにて研修結果をご報告いたします。
3,000円 【 自然栽培野菜BOX 3000円コース】
メールでお礼のメッセージをお送りします。
日本国内に住所があり、2022年4月以降にジャカルタに駐在予定の支援者へのリターン。
自然栽培野菜BOX(サラダ、根菜、果菜など5~6種2000円相当)を3回お届けします。
3,500円 【インドネシアの音楽/映画ソフト】
インドネシアの音楽CD、音楽VCD・DVD、または映画VCD・DVDを5枚お送りいたします。
私が以前運営していた通販サイト「スンダランド」での保管用所蔵品(新品)です(サイトでの販売価格合計約7,000~10,000円)。詳細はリターン欄をご覧ください。
5,000円 【 自然栽培野菜BOX 5000円コース】
メールでお礼のメッセージをお送りします。
日本国内に住所があり、2022年4月以降にジャカルタに駐在予定の支援者へのリターン。
無農薬自然栽培野菜BOX(サラダ、根菜、果菜など5~6種2000円相当)を5回お届けします。
5,000円 【八百萩°オリジナルバンダナ 】 : 30人
メールでお礼のメッセージをお送りします。
当ページで進捗状況を報告いたします。
八百萩°オリジナルバンダナを提供。
赤、白、紺の三色。綿製品。56X56cm。赤、白、紺の三色。各10枚。
15,000円 【農産事業者向けコース】 :10人
15,000円以上のご支援で
・インドネシアでの農業事業についてネット電話または対面にて1時間ご説明。
*実施日時はメールにてご相談させてください 。
最後に
野菜はすべての生き物の基本です。良い野菜が育つよい土地があれば海も豊かな環境となります。
「文化(Culture)」は、私がアジアに関わった出発点でした。そして私は今「農業(Agriculture)」に関わっています。 2つの単語は同じラテン語(Colere=耕す)から派生しています。
農業に関わる人々が、キログラム(Kg)ではなくきちんと品質で評価されるシステムづくり、そして担い手の育成を通じて、インドネシアの人々が健康で、安定した質の高い生活を送ることができるよう、この研修プロジェクトに全力で取り組みます。
本事業は私が80年代から関わってきたアジアの農村開発の総仕上げです。私が農業生産と販売の技術をインドネシアの若い世代に引き継ぐことで、この国の継続性のある地域振興に少しでも貢献出来たら、これに勝る喜びはありません。
チーム/団体/自己紹介・活動実績など
西村昭 (プロジェクトリーダー )
担当スタッフ
Silmi Zafira (運営マネージャー)
Samuel Alexander Hutapea (農地担当)
Yoel (ロジスティック担当)
私のこれまで活動や経歴については以下のクラウドファンディングページをご覧いただけましたら幸いです。
インドネシアの完全な食料自給を支援したい!野菜の種の国産化を!!
皆様のご支援をお待ちしております!
当ページに掲載した野菜、農地、設備、書類などの画像は全て私または弊社が撮影し著作権を有するものです。PHOTO : Akira Nishimura / PT. Bina Desa
コメント
もっと見る