2020年3月に分子栄養療法の研究と普及を目的とした世界22カ国に学会を持ち、約10万人以上の医療従事者が加盟する世界規模の医学会「国際オーソモレキュラー医学会」は、新型コロナウイルス(COVIT-19)感染予防と治療のための栄養療法と題して報道陣向けの説明会がありオンラインで参加させて頂きました。

一年後の2021年4月24日には、主婦の友社から著者、国際オーソモレキュラー医学会柳澤厚生医師の『新型コロナウイルスはビタミンC、D、亜鉛で克服できる! 専門医の栄養術』が出版されました。

私たちは医学会の説明会、そしてこの書籍の内容が形にできたらと思うようになりました。説明会や書籍には世界中の栄養療法の専門家の意見や、エビデンスなども詳しく説明されていて、2020年から実際に私たちは家族や社員さんと実践に活かしてみました。

そこで2年間「守る力」が高まったのか、病気らしい病気にもならず病院にも行かずに過ごすことが出来ている経験からわかったことがいくつもあります。

■今こそ「守る力」に注目しよう■

環境の変化があってもいつも元気な人がいる一方で、ささいなことで不調を感じたり、命の危機を感じる人がいます。そして、この違いを招く原因のひとつが、「守る力の差」なのです。

体のコンディションが崩れる原因は、分子栄養学的には必要栄養素の不足や欠乏による体内の栄養バランスの崩れとするところがあります。現代人の食生活では「カロリーは摂れているのに栄養失調」となりがちなうえ、ストレスの多い毎日を送る方は、栄養素の消耗が激しく、慢性的に栄養欠乏状態となっている場合も少なくありません。

■国際オーソモレキュラー医学会が推奨する3つの栄養素で「守る力」を高める■

国際オーソモレキュラー医学会が、守る力を保持するうえでとくに重要視している栄養素にビタミンC、D、亜鉛を挙げています。


ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素。 

健康保持の要ともいえる消炎作用を行う、白血球やリンパ球の活性に欠かせない。外敵に最初に触れる臓器である皮膚や、細胞のコラーゲンの合成にも不可欠。そして、体内で合成できないうえ体外への排出スピードが早く、ストレス環境下でも急速に消費される。


これまで、ビタミンDはカルシウムの吸収を促進するなど「助っ人的な存在」として考えられてきました。ところが近年、ビタミンD3は注目を浴びています。最近の研究によりビタミンDは免疫力のコントロールも促す効果があることが分かってきました。

その他ビタミンD3には、筋肉を強くする働きがあります。加齢が進むと筋肉が衰え転倒のリスクが高まりますが、ビタミンD3を摂ることでそのリスクを軽減できる可能性があります。さらに、肥大した肥満細胞を正常にする働きもあり、肥満予防にも期待されています。

日光を浴びることで体内合成できるが、2013年9月に女性30~60代に対して行ったビタミンD血中濃度調査では、約7割が欠乏ないし低下しているという結果が(※A)。慢性的な欠乏は、さまざまな体の不調を招くことが分かっている。

※A 慶応義塾大学医学部付属病院の女性勤務者571人の血中ビタミンD濃度 Miyamoto T.et al.Keio J Med 65(2):33-38,2016


亜鉛は、味覚を正常に保つのに必要な栄養素。また、皮膚や粘膜の健康維持を助けるうえ、たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持に役立つ。

食生活での自然な摂取では、加齢とともに吸収力が低下。加工食品などでは製造過程で失われることも。欠乏すると味覚や嗅覚を正常に保てなくなる。

このような背景によって、今そしてこれからの社会、子供達の未来に役立つサプリメントを作りたいという思いが募り、開発に着手いたしました。

ご自身やご家族、社員の方の「守る力」を最大に引き出すために、ビタミンC、D、亜鉛を積極的に摂れるサプリメントが、トリプルプロテクトです。

関川)僕の決心のきっかけは、柳澤先生との出会いでした。栄養素にできることがこんなにあるのか!と目の前の霧が晴れたような感覚で。

柳澤)それは光栄です。たしか私の話を聞きに来て下さったんですよね。私こそ、後日関川さんと美容師さんたちの勉強会を見させていただいて、その熱心さに正直驚きました。美容師さんたちの学びに向かう姿勢は素晴らしいですね。

2017年9月オーソモレキュラービューティーアカデミーファンデーションコースにて

「自らの力で健康になりたい人へ」

関川)美容師様方は、ヘアカットやパーマ、カラーなど長時間お客様と触れ合う中で、健康に関する情報も含めて、アドバイスを求められることも最近は増えて来ています。。さまざまな事情で予防策を講じることができない方がいたり、遠く離れた家族を心配している方がいたり。対策をしても不安だというケースもある。みなさん、なかなか不安は払拭できませんね。

柳澤)不安自体を否定することは誰にもできません。「予防策に関わらず、100%完璧に大丈夫!と言える日はまだなので、それまで最大限慎重に生活しましょう」というのが率直なメッセージです。怖いという正直な気持ちを大声で言いにくい情勢ですが、当然だと思います。

関川)怖がるだけでなく何ができるのか…というときに行き着いたのが、サプリメント、3PROTECTでした。先生には、日本人の免疫力を最大限引き出していただく…という処方をしていただきました。

柳澤)はい。私たち国際オーソモレキュラー医学会では、診療の上で患者さんに対し、市販のサプリメントと比べると10倍量、時には100倍量の栄養素を処方することがあります。

 

関川)ただ、今回は一般向けなので、ふだんの生活の中で摂ることをふまえていただいた。

柳澤)そうですね、「治療レベルではないけれどこのレベルの含有量は欲しいな…」というところを目指しました。私自身、「守る力」を高めることを、ひたすら人々に分かってもらいたい、伝えたいという想いがあって。昨年の秋くらいから、サプリメントの一般発売とともに広く栄養学での健康対策を伝えたいと構想を練っていたところだったので、一緒に発売できるのは嬉しいですね。

関川)品質にもとことんこだわって監修下さって、感謝しています。最大のパフォーマンスを引き出すようなレベルに行くときには、量も由来も大事です。

柳澤)せっかく作るのなら…とこだわりました。たとえばビタミンCは、高価ですが天然由来で高品質なイギリスの会社のものを選びました。また、亜鉛は、亜鉛と銅の黄金律10:1での処方にしました。亜鉛だけ摂ると銅の吸収が弱くなるので。当然ながらカプセルの素材についてもこだわりました。HPMCという植物性セルロース由来の透明カプセルに、キャラメル色素の薄い茶色をつけ、ある程度の遮光力をつけています。パッケージは、完全に遮光ができるようアルミで、持ち運びもできるように。

関川)大きさも大事です。繊細な日本人に飲みやすいサイズ。アメリカのサイズでは、飲みこめない!という方も多いですからね。

柳澤)分かります(笑)。いろいろなこだわりを、すべて自信を持って実現できたのも、この1年の間で「オーソモレキュラー」、いわゆる栄養療法に関するエビデンスが、続々と世界各国からあがってきた事実があります。

関川)健康保持に対しては、いわゆる対処療法的なものとは別軸の、生活習慣そのものから見直すアプローチのひとつとして、さらに僕の立場で付け加えると、真の美しさのベースにもなるサプリメントができました。ぜひ、人と接する機会が多い方、受験生や高齢者の方、そしてお子様、妊婦さんとまだまだ心配な時期ですので、3つの栄養素で「守る力」を高めて不安な時期を共に乗り越えていけたらと、心から思っています。

それは、僕自身はもとより妻や子供たち、親、社員さん、社員さんの家族を柳澤先生のアドバイスを元に「守る力」に必要な栄養素をこの2年間取り続け、その結果を実感しているからです。


■スケジュールについて

2月15日 生産開始
3月15日 生産完了
3月31月 クラウドファンディング終了
4月上旬 リターン発送

■プロフィール

柳澤 厚生(やなぎさわ あつお)

一般社団法人日本オーソモレキュラー医学会 代表理事。鎌倉元気クリニック 名誉院長。杏林大学医学部卒、同大学院修了。 医学博士。杏林大学保健学部救急救命学科教授を経て、2008年より国際統合医療教育センター所長。2011年国際オーソモレキュラー医学会殿堂入りし、2012年より国際オーソモレキュラー医学会 会長を務める。


■略歴

1976年 杏林大学医学部卒

1980年 杏林大学大学院修了。 医学博士

1985年 米国ジェファーソン医科大学リサーチフェロー

1995年 杏林大学医学部内科助教授

2000年 杏林大学保健学部救急救命学科教授

2008年 国際統合医療教育センター所長

2009年 第10回国際統合医学会会頭

2012年 国際オーソモレキュラー医学会会長(カナダ)

2011年 国際オーソモレキュラー医学会殿堂入り(カナダ)

2014年 アントワーヌ・ベシャン賞(フランス)、パールメーカー賞(アメリカ)

2015年 事業構想大学院大学研究所客員教授

2016年 世界神経療法会議最優秀アカデミー会員(エクアドル)

2018年 国際オーソモレキュラー医学会第47回世界大会(東京開催)会長


■所属学会

⼀般社団法⼈ ⽇本オーソモレキュラー医学会(代表理事)
⼀般社団法⼈ ⽇本メディカルオーガニック協会(代表理事)
⼀般社団法⼈ ⽇本ウェルビーイング医学協会(代表理事)
⽇本内科学会内科認定医
アメリカ心臓病学会特別正会員(FACC)
米国オゾン療法学会会員
日本抗加齢医学会会員

■著書

『ビタミンCががん細胞を殺す』(角川SSC)
『つらくないがん治療』(GB)
『奇跡を起こす点滴でアンチエイジング』(主婦の友) など多数。
『新型コロナウイルスはビタミンC、D、亜鉛で克服できる 専門医の栄養術』(主婦の友)
2021年4月24日発刊 


■プロフィール

関川 忍(せきかわしのぶ)

株式会社アイザ 代表取締役
株式会社マイクロバブルパートナーズ 取締役
株式会社LLジャパン 代表取締役
シャンプーソムリエ主宰
オーソモレキュラービューティーラボ主宰
美容アカデミーSSA事務局

日本美容専門学校卒業後、美容室も運営する美容メーカーに入社。メー カーインストラクター兼美容師としてメーカー業、商品開発等美容業 の基礎を学ぶ。

1996 年に父の経営する美容商社「株式会社アイザ」に入社し、2002 年代表取締役に就任。2011 年に美容メーカー株式会社マイクロバブル パートナーズを設立し、ヘアケア商品「キュベシノブブランド」開発。 また、その頃よりブログを中心とした SNS による業界向けの情報提供 を開始する。2014 年長年のヘアケア分析を体系化した「シャンプーソ ムリエアカデミー」を美容師向けに開設。現在 1,000 名を超える美容師 が受講し日々の業務に活用している。また、2017 年オーソモレキュラー 医療を美容に特化させた教育プログラム「オーソモレキュラービュー ティーマスター」を開設。
ヘアケアからインナービューティまで幅色く「美の知識」を業界に 発信している。

  • 2022/03/31 11:17

    クラウドファンディングを通して、薬に頼らない健康をお伝えしてまいりました企画が終了となります。社会は混乱しておりますが、私たちが健康である事、元気に日々を過ごせる事こそが良い社会創りの基本になると思います。栄養療法や再生医療は日本ではこれからの先端医療ではありますが、気づいた人から始めなければ...

  • 2022/03/28 13:29

    3月29日に目標額達成いたしました。ご支援いただきました皆様心から感謝いたします。また、現在発売開始に向けてパンフレットも製作中です。4月より商品の発送を開始いたしますので、ご支援くださいました皆様は楽しみにしていてください。また、見逃していた!!という方は、記事だけでも是非目を通していただけ...

  • 2022/03/19 23:58

    子供へのワクチン接種に迷われている親御さんは沢山いらっしゃると思います。知らない事があれば不安は積もりますので、先ずは視野を広くして正確に今を理解したいと思います。

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