ご挨拶

真に美しい刀剣の材料となる鐵を作っております「鐵藤」と申します 。1000度を超える火を操り、砂鉄を木炭で還元し和鐵を作るたたら製鉄をしています。たたら製鉄の奥深さを知っていただくために、たたら製鉄を体験したり、できた和鐵を用いて自分自身で自分だけのマイ包丁を鍛え、もの作りの楽しさをもっとたくさんの方に知っていただける場所を作りたく、このプロジェクトを立ち上げました。

ノロ抜きの様子 温度が上がると湯のようなノロが流れ出します

たたら製鉄とは?

たたら製鉄を簡単に説明すると砂鉄を木炭で還元させ、鉄を得る方法です。粘土で築炉し、一回の操業に 砂鉄を40㎏、木炭を100㎏程使い、約8時間程度の時間を要します。最終的には鉄のかたまり「鉧(けら)」を取り出します。 たたら操業中の炉の中の温度は最高1400度位まで温度が上がり、このたたら製鉄によってできた和鐵が日本刀や高級和包丁、高価な茶釜の材料となります。

出来たばかりの鉧

冷えて固まった鉧
たたら吹きから鍛錬まで 全て体験できます!

この写真は藤田國宗刀匠の鍛刀場です
このような鍛冶体験をしていきたいと考えています

たたら場の敷地内に鍛冶場併設することで、製鉄から刃物制作の一連の流れを一か所で体験することができます。たたら製鉄によって出来た和鐵を使い、自分自身で自分だけの作品を作れる施設を作りたいと考えています。鐵のことも、刃物のことも、職人が一つ一つ丁寧に説明いたします。

鍛冶場が完成した際の鍛冶体験には複数の刀匠を輪番制で招き、技術指導や、座談を検討しております。

リターンについて

返礼品に使われる材料の鐵は全て鐵藤がたたら吹きにて製鉄した和鐵を使っています。

【※訂正※】

返礼品の¥200000の小刀ですが、説明文中の「地金」は正しくは「地鉄」と書きます。キャンプファイヤー様のシステム上、返礼品に関しては訂正・再編集ができませんので、こちらにて訂正させていただきます。

資金の使い道・スケジュール

2022年4月下旬~5月上旬 鍛冶場の基礎工事 →約20万円

2022年5月下旬 クラウドファンディング終了

2022年6月 木材の購入。柱や木材の刻み・棟上・屋根葺 →約100万円

      リターン・・・玉鋼・玉鋼刻印お守り・寒山賞太刀ポスター・刀身アクセサリーの発送

2022年7月~10月 土壁材料、漆喰の購入。土壁・漆喰塗 →約20万円

      リターン・・・寒山賞受賞太刀・小刀発送(8月中旬~9月下旬予定)

2022年11月 戸板・玄関の施工 →約30万円

2022年11月~2023年2月 ほど・土間の施工・金敷などの購入・設置 →約20万円 

      リターン・・・短刀発送(2023年2月下旬予定)・太刀写し発送(2023年3月下旬予定)

・リターン製作費・送料 →約150万円 

・CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料 →約60万

最後に

今日、古来より伝わる伝統工芸や技術は、継承者の減少や時代の流れにより衰退の一途をたどっています。私たちは、そういった文化の継承や保存、発展を大切にしていきたいというのが最大の思いです。

このプロジェクトを成功させることで、今まで触れたことのない体験・触れてみたいと思っても鍛錬場がないとあきらめていた方、たたらや刀、鍛冶に興味はあるけど踏み出せないでいた方々の力になれたら、と思っています。また、たたら吹きや、刀鍛冶を知らない子供たちへ、こういった仕事・文化があるんだよ!と視野を広めていただき、大きな興味を持ってもらえましたら幸いです。

応援、よろしくお願いいたします。

たたら製鉄のこと、日々の仕事を綴っています。是非、覗いてみてください!!

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<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/06/23 22:04

    大変お待たせしております。刀身アクセサリー、玉鋼刻印お守り共に無事に完成し、発送段階に入りました。こちらに載せました写真は完成一歩手前でございます。お手元に届くお品とは少し違いますが、完成品はとても良い仕上がりです。また、刀身アクセサリーも、とても良い具合に仕上がり、本日最終の手入れを行いまし...

  • 2022/06/06 12:09

    クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」での掲載が終了いたしました。ご支援、拡散にご協力いただきました皆様、ありがとうごさいました。只今、返礼品の制作に取り掛かっております。鋼をのばして刻印を打ち込んでいます。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください