〇 始めに・ご挨拶

【 小本地域振興協議会・岩泉町地域おこし協力隊 】
※後援:岩泉町
※協賛:小本浜漁業協同組合

この度は本プロジェクトをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
プロジェクトを実行させて頂きますのは岩泉町小本地区を日々、盛り上げ活性化させるために活動されている小本地域振興協議会の皆様と岩泉町内で活動を行う岩泉町地域おこし協力隊。

小本地域振興協議会とは、小本地域自治の中心を担い、まちづくり事業や推進体制を行う団体。
東日本大震災の被災後は【 東日本大震災津波記念碑 】を建立し「命を守れ」 という言葉とともに東日本大震災による津波の被害を紹介し、津波の脅威を後世に伝える役割を担っています。
また、毎年開催しておりました【 七頭舞の里 おもと鮭まつり 】を企画、運営を行い地域交流や集客、活性化に貢献。(2020年、2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止)

地域おこし協力隊とは、過疎や高齢化が進む地方において、都市部からの移住者を受け入れ、地域活動を行ってもらい、定住・定着を図り、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした総務省の制度。
岩泉町地域おこし協力隊は、林業・農業の一次産業や空き家調査を行い不動産業務、自然を活かしたスポーツイベントやアクティビティ開発、学生や高齢者へのパソコン教室、地域の食文化や昔の生活を広めるなどの様々な活動を行っています。

小本漁港東日本大震災津波記念碑東日本大震災津波記念碑

小本鮭まつり
〇 このプロジェクトで実現したいこと

【 花火大会&おもと鮭まつりを通じて地域を盛り上げたい 】
本プロジェクトは岩手県岩泉町小本地区を会場とした花火大会を目的としたプロジェクトである。また、毎年開催しておりました小本鮭まつりを同時開催。

本地区は2011年3月に発生した東日本大震災の津波で被災し甚大な被害を受ける。復興に向けて各被災場所では工事が行われている最中、5年後の2016年8月岩泉町全域に台風10号の猛威が襲い、町全域で洪水、土砂やがれきが流れ込み、全壊、流出などの被害を受ける。
また更に2019年10月の台風19号にてまたも大きな災害に見舞われる。
小本地区ではこの台風被害で床上浸水や農地の土砂流入、農畜産物の破棄、漁具流失するなど多方面で経済的な被害を受け、この10年間で3度も天災を受けている。
そして現在も尚、河川工事が行われ少しずつ復興への歩みを進めている。

今回のプロジェクトは3度の天災を受けながらも力強く御支援、御協力頂きました各企業様、各団体様に御礼と感謝の気持ちを込めて復興しつつある小本地区を御覧頂き、更に岩泉町の魅力を感じて頂きたいという気持ちで立ち上げさせて頂いております。

また、本イベントを通じて地域を盛り上げ、御来場頂いた方々にも岩泉町小本地区の素晴らしさを体感してもらい、今後の旅先の一つとして岩泉町を選択肢にして頂いたり、移住や定住を考えるきっかけを作っていきたい。

更に同時開催予定の小本鮭まつりでは小本地区の伝統芸能でもあり、俳優の星野源さんも学生時代に演舞したと言われる【 中野七頭舞 】を披露し、イベントを盛り上げます。

七頭舞震災直後 小本地区


〇 私たちの地域のご紹介
【 岩泉町小本地区で約200年の歴史が続く伝統文化 】


中野七頭舞・・・神楽舞いの一部で、「シットギジシ」を基本とした舞いであり、発端は天保時代にさかのぼるといわれています。
当時、神楽太夫と呼ばれた工藤喜太郎は、36名の弟子がいて種々の神楽を舞うことができました。神楽太夫は毎年巡業をし、北は久慈から南は山田、大槌と舞い歩き、好評を得たと言われています。この喜太郎が神楽舞いの一部を取り入れてこれを基本とし、中野に七頭舞を創始したといわれています。
演舞する基本は、2人1組の7組で14人です。即ち、「先打ち」「谷地払い」「薙刀」「太刀」「杵」「小鳥」「ササラスリ」の七種類で、これが七頭舞の語源とも言われています。また、踊りの種類も「道具取り」「横跳ね」「チラシ」「戦い」「ツットウツ」「みあし(鳥居掛かり)」「道具納め」の七つに分かれており、ここからも七頭舞の意味がうかがわれます。当初は神楽で踊られていたのですが、時代とともにうつりかわり、集落の祭典に奉納されるようになりました。五穀豊穣、家内安全、大漁を祈願して踊る元祖的存在の七頭舞は、勇壮活発な舞いです。

岩泉町小本地区には中野七頭舞以外にも3つの七頭舞が存在する。
・中島七ツ舞
・中里七ツ舞
・大牛内七ツ舞
※地名に基づき団体が異なる

【 先打ち 】【 谷地払い 】【 薙刀 】【 太刀 】杵【 杵 】

小鳥【 小鳥 】

【 ササラスリ 】


小本地区の1年間が分かる食の暦 】(下記リンクあり)

小本地区 食の暦


【 小本で今を生きる " 奇跡の一本松 " 】
2011年3月11日に発生致しました、東日本大震災。小本地区を襲った大津波。
多くの被害をもたらした大津波でしたが、陸前高田市同様に小本地区にも大津波を耐え抜いた力強い松が存在しております。
それが小本地区で今も尚、成長し続ける今を生きる 【 未来につなぐ希望の松 】です。

とてもつらい体験ですが、決して忘れてはいけない出来事です。
一本松があることで津波の歴史を後世に語り継ぐこと。
そして、現在のコロナ過を耐え抜く" 希望の松 "へと進化をしていきます。

死亡者:11人
住宅全壊:177棟
※小本地区


小本地区 ~未来につなぐ希望の松 ~


【 みちのく潮風トレイル&三陸ジオパーク  】


【 みちのく潮風トレイル 】とは福島県南相馬市から北へ青森県八戸市まで約1,000kmも続く自然歩道(ロングトレイル)。ルート中には太平洋沿岸に面したとても美しい海の景色や山々を眺めることができ、津波の被害を伝える石碑や痕跡を見ることができます。トレイル上で思いがけない地域の方々とのふれあいもロングトレイルの魅力です。

その他にも東北沿岸地域の人々の暮らしや産業、文化、地質学的な歴史を歩いて感じられる【 三陸ジオパーク 】があります。大地の成り立ちや様々な木々や花々、多彩な岩を見て学ぶことができます。

岩泉町小本地区には上記の【 みちのく潮風トレイル 】【 三陸ジオパーク 】に選ばれ食文化や自然体験などを多くの魅力があり老若男女問わず楽しむことができます。

また、小本地区のみちのく潮風トレイルでは、約1,000kmもあるルートの中で最もアップダウンが激しく " 体力的難所 " に指定されており、トレイル上級者でも険しくも楽しめるコースとなっております。コース上には綺麗な沢が数か所、須久洞浜という荒々しくも綺麗な海が見所です。
歩かなければ見ることのできない景色や秘境感を味わえる滝などトレイル好きに限らず、一度はご覧頂きたい絶景があります。

【 小本港 シーカヤック体験 】【 小本港 シーカヤック体験 】三陸ジオパークとしては、地質学界では日本で恐竜の化石が見つからないとされていたが1978年に小本茂師(もし)にて地球最大の陸生脊椎動物のマメンチサウルスに類似した上腕骨が発見された歴史的にも非常に希少価値が高い場所がある。恐竜は発見地にちなみ【 モシリュウ 】と名付けられた。

その他にも茂師海岸の【 不整合 】という珍しい地層を観察することもできる。
不整合とは通常、古い時代のものの上に新しい時代の地層が次々と連続的に積み重なるが、ある時代の地層が欠落して時代が連続しないことを不整合と呼ぶ。

【 モシリュウ発見の地 】【 モシリュウ発見の地 】【 不整合 】


〇 プロジェクトを立ち上げた経緯
国内外に広まる新型コロナウイスの影響で各地のイベントや県をまたぐ移動制限、飲食店への人数制限やアルコール類などの制限で一次産業が盛んな地方は経済が低迷し、また観光客も減り活気が以前よりもなくなってしまいました。
そんな中、2021年秋頃から徐々に地方でも感染症対策を行い、小規模なイベントやお祭りが開催され始めましたが、以前のような活気が戻るにはまだまだです。

そこでこの度、クラウドファンディングを立ち上げご覧頂いている多くの方々にご賛同とご協力を頂き、鮭まつりと同時に花火大会を開催しようと決めました。お祭りや花火大会を通じて地域の人たちが交流の場と町外からの交流人口増加を図り、近隣地域の方には足を運んで頂き、遠方の方々にも岩泉町を知って頂く機会にしたいと思っております。

そして、本プロジェクトを通じて小本地区はもちろんのこと岩泉町や各地方に活気や元気を与え、その魅力を発信していきたいと思っております。
その為にはどうぞ皆様のお力とご協力をお願い申し上げます。

【 小本川 】【 浜の駅おもと愛土館 】
〇 これまでの活動

プロジェクトの始まりは2021年10月14日(木)三陸鉄道小本岩泉駅内にある小本地域振興協議会の事務所。まずは小本地区での花火大会を目標にどのようにプロジェクトを立ち上げればいいか、花火業者をどこにするか、どんな花火を打ち上げるか、規模はどのくらいにするかなどゼロスタートで花火の知識もなく探り探りの打ち合わせでした。
それぞれの意見を出し合い、話を詰めていくことでメンバーの団結も固くなっていき、回を重ねるごとに話が盛り上がり、プロジェクトへの熱意と士気が上がってきました。

これからも議論を重ねて、地域の方々や御来場頂く方々に小本地区の魅力や来て良かったなと言って頂ける充実感を味わえるイベントにできるよう最後までメンバー一丸となって進めてまいります。









〇 資金の使い道・実施スケジュール
目標金額 : 120万円

皆様から御支援頂きました資金につきましては、花火製作・打ち上げ費用・イベント当日の警備費・リターン費用・発送費・クラウドファンディングや各種手続きの手数料などに使用させて頂きます。

花火イベント開催日:2022年11月13日(日)
観覧場所:小本防災センター

※荒天時は延期となります。

募集方式につきましてはAll-In方式とさせて頂きます。目標金額に達しない場合でもプロジェクトを実行し、御支援頂いた方々にはリターンをお送りさせて頂きます。

【 花火業者について 】
全国的にも有名な秋田県大曲花火大会で長年、美しい花火を打ち上げている小松煙火工業様。
創業明治18年という歴史ある花火と最新のコンピュータ技術を駆使して見て頂く方の心に残る光と音のシンフォニーを奏でて頂きます。

画像はイメージです画像はイメージです

〇 リターンのご紹介
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・¥500〜¥4,999
内容
:お礼メールx1通
   岩泉町の絶景画像x3枚
   ※画像は一例です

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・¥5,000〜¥9,999
内容:お礼メールx1通、岩泉町の絶景画像x5枚
※画像は一例です

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・¥10,000-
内容:お礼メールx1通、
   岩泉町小本産の海藻乾物
返礼品説明:小本で獲れる新鮮な海藻類をお届け致します。お味噌汁や酢の物にしてお召し上がり下さい。 「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。」 ※仕入れ状況により三陸産になる場合がございます。 ※写真はイメージでお届け品の一例です。

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・¥30,000-
内容:お礼メールx1通
   岩泉のむヨーグルトx1 720ml
   岩泉小本産海産物セット
返礼品説明
岩泉のむヨーグルト:より深いコク、より生乳に近いまろやかな風味を求めて、通常よりも低温で3~4倍の時間をかけて作る低温長時間発酵で作られる岩泉飲むヨーグルト。720mlの大容量タイプでご家族で楽しめます。

岩泉小本産海産物セット:新鮮で美味しい海産物をセットにしてお届け致します。
「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。」 ※セット内容については仕入れ状況により異なり、三陸産になる場合がございます。予めご了承ください。 ※写真はイメージでお届け品の一例です。

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・¥50,000-

内容:お礼メールx1通
   岩泉ヨーグルトx1
   プレーン・加糖 1kg どちらかをお選び下さい
 (第三回ヨーグルトサミット グランプリ受賞)
    岩泉小本産海産物セット

返礼品説明
岩泉ヨーグルト 1kg:低温長時間発酵製法、凝固剤や保存料、香料などの添加物を一切使用せず、乳酸のチカラのみで固められる岩泉ヨーグルトの加糖タイプ。もっちりとした食感とまろやかなコクをお楽しみください。

岩泉小本産海産物セット:新鮮で美味しい海産物をセットにしてお届け致します。
「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。」 ※セット内容については仕入れ状況により異なり、三陸産になる場合がございます。予めご了承ください。 ※写真はイメージでお届け品の一例です。

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・¥50,000-

内容:特別観覧席ペア席(一組二名様まで)

返礼品説明

小本津波防災センターの3階を特別観覧席としてご用意致しました。
当日は室内で座りながらゆっくりと花火を観覧できます。
打ち上げ場所の正面に位置しているため、観覧するには最適な位置です。
※コロナウイルス感染対策のため、入館時に手の消毒と計温を行って頂きます。
予め、御了承ください。
※画像はイメージです

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・¥100.000-
内容:お礼メールx1通
   岩泉ヨーグルトプレーン・加糖 1kg x各1(第三回ヨーグルトサミット グランプリ受賞)
   岩泉小本産海産物セット

返礼品説明

岩泉ヨーグルト 1kg :岩手県産の厳選した生乳を使用し、添加物を一切使わず、アルミ袋の中でじっくり低温長時間発酵させ、生乳と乳酸菌のチカラだけで作られる本物志向のヨーグルト。より生乳に近い風味をお楽しみください。

岩泉小本産海産物セット:新鮮で美味しい海産物をセットにしてお届け致します。
「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。 商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。」 ※セット内容については仕入れ状況により異なり、三陸産になる場合がございます。予めご了承ください。 ※写真はイメージでお届け品の一例です。


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・¥100,000-

内容:特別観覧席ファミリー&フレンド席(一組六名様まで) 
返礼品説明
小本津波防災センターの3階を特別観覧席としてご用意致しました。
当日は室内で座りながらゆっくりと花火を観覧できます。
打ち上げ場所の正面に位置しているため、観覧するには最適な位置です。
※コロナウイルス感染対策のため、入館時に手の消毒と計温を行って頂きます。
予め、御了承ください。
※画像はイメージです。





〇 最後に・・・

最後までご覧頂きまして本当にありがとうございます。
現在、コロナ禍で全世界が非常に大変な状況になっており、我々が住んでいる日本においても各地、各業種などで苦労をされていると思います。プロジェクトメンバーが住む岩手県岩泉町におきましても観光客の減少によりホテルや旅館、道の駅などでは来客数が減り、地方の食や自然など多くの魅力をお伝えできる機会が減ってきてしまっております。

今回のプロジェクトはコロナ禍で落ち込んだ地方を盛り上げ、活気を取り戻すための大事なプロジェクトだと考えております。毎年の恒例行事として岩泉町小本地区の花火大会を定番化し、年に一回のイベントに向けて地域の方々や近隣地域も巻き込みながら取り組んでいけるものに成長をさせていきます。
その為の第一回目は非常に大きな意味を持っており、今後を左右させるものだと思います。

今後の岩泉町発展のためにプロジェクトメンバーは全力で頑張っていきます。
どうか皆様のお力添えをお願い申し上げます。

景勝地【 熊の鼻 】&小本港景勝地【 熊の鼻 】&小本港


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