数あるプロジェクトの中から、このプロジェクトに興味を持って、いまページを見ていただき、ありがとうございます。ふらっと何気なく見られている方もいると思いますが、

結論からいいますと、、、「みんなのデザイン事務所をつくる！」

そのために支援してくださる方を探しています。

しかも、限られたカリスマ的なITエンジニア集団で構成されるものではなく。おじいちゃんとかおばあちゃんとか、障がいがある方もない方も、学生も主婦もみんなで作りあげる事務所なんです！そんなの無理ですかね？意味がないでしょうか！？

▼出雲の大自然と人のよさに圧倒

出雲にきて１１年が経ちました。とっても自然があふれて、食べ物もおいしく、いい人たちたくさんいるのが島根県の出雲です。大都市の都会に比べると毎日が休日のような時間の流れを感じることさえありますが、地方には不足しているものがまだまだあるのが現状です。

わたしは思いがけないキッカケから障がい福祉の分野に飛び込むことになりました。小さなころから思っていた夢とは大きくかけ離れた仕事でしたが、人と接することが好きな性格もあり、今ではこの仕事にどっぷりとはまっています。もしかしたら天職かと思うほど、何かの手助けをしたり、利用者の方と話をしたり、なんでもないような冗談を言い合えるなかになることにやりがいを感じています。やはり笑顔でありがとうと言われる仕事は何よりも嬉しいことです。

▼限定され選ぶことができない働き方

障がい福祉サービスには就労支援B型というサービスがあります。就労に向けて継続的に支援を行うもので、一般的にイメージされる「就職」とは少しイメージが違うかもしれません。

実際にどんな仕事をされているかと言うと、箱おり、農作業、畑の草取り、部品組み立て、封筒にシールを張る、毎日毎日、１ヶ月（月曜日～金曜日まで）働いて１万円～２万円のお給料です。

「私はこんなにがんばっているのにこれしかもらえない、、、」「障がい者だからしょうがないですよね。普通の仕事ができないから。だから働く仕事も選べない。」

そんな声を聞くことがあります。本当にこれでいいのかと自問自答する日々が続き、いまの制度がいけないからとか何かにつけ体制批判をする自分がいることに気づきました。

そのとき、はっと気づいたんです。「自分は結局、人のせいにしている」。これじゃ何も変わらないし、自分が行動しないと結局何も変わらないと、、、

▼プロジェクトをやろうと思った理由

出雲や地方の都市ではウェブを使った広告媒体などを、本格的に学ぶことができる場所はほとんどないのが現状です。（一部のネット上では学ぶことができると思います。）しかし、実際に手を動かして、コミュニケーションを取りながら、学び実際に仕事ができるところなんてありません。またそれを仕事とする就職先も少なく、地方は「ネットの仕事と距離がある」状態です。

ですが、それと相反するかたちでパソコンでホームページが作れるようになりたい。写真の加工をプロみたにできるようになりたい！と思われている方が、実に多いことに気づかされました。パソコンを使う仕事に対して、こんなにも興味がある人が多いのであれば、そういった場所をつくりたいと強く思っています。

▼みんなでつくる「みんなのデザイン」

地方からウェブやデザインを通して全国に情報を発信していくことができる、そんな働く場所を作っていきたいと思っています！　パソコンに興味があっても、なかなか足を踏み出せない方が多くいます。いまはネットを使うことによっても地方でも、できるお仕事があります。

自分たちが思い描いたサービスをみんなの力で作ることができるようになりたい！そんな夢のような働く場所を構築したいと思っています。

▼資金の使い道

パソコンやデスクの準備、インターネット回線の準備などの設立にかかる資金として使わせていただきたいです。また起動に乗るまでのスタッフの人件費に当てることも考えています。

▼最後に

一緒に働いてくださるスタッフも同時に募集します。デザインやITの仕事に興味がある方、福祉の仕事に興味のある方、短期間でもかまいません、都会から地方へ来てみたいという方がいれば、住まい探しもサポートいたします。（出雲はワンルームで３万くらいの値段で賃貸があります）ぜひ出雲にきてみてください！！