8月14日の現時点で126人の方々から3,913,000円のご支援をいただきました！
ご支援者さまおひとりおひとりのお力添えで紅花舎が生かされているのだとひしひしと実感しています。
本当に有り難うございます！
しかしながら達成率は150%を超えたものの、まだまだ余裕があるとは言いきれません！
活動報告にも書きましが、リノベーションならではの解体してみて追加費用が発生するという現象が起こっております。
どうぞ引き続きネクストゴールを目指して、お力添えやお知り合いへのお声がけ等にご協力をお願い申し上げます。

【 8月14日追記　紅花舎・杉田宗一 】

ご覧いただき有難うございます！
山口県山口市のゲストハウス「紅花舎」の再生プロジェクトが動き始めています。

これまでは和室が３部屋ほどのシンプルな宿泊施設でしたが、このたびのリニューアルによりシングル６室、３〜４名で泊まれるお部屋を２室設け、 薪を使ったサウナや焚き火場、日用品のセレクトショップ、コーヒースタンドを新設することで、旅行者も地元の方もさまざまな人が行き交いヒト、コト、モノと出会い繋がれる場を作ります。

出会いの循環を途切れさせない為に、みなさまのお力が必要です！
お付き合いよろしくお願いいたします。

リノベーション前の外観。築80年ほどの建物を心地良い空間に変えていきます！ 

こんにちは。杉田宗一と申します。

昨年8月に秋田出身の妻、４歳と２歳の息子たちと共に山口市にUターンし、実家の紅花舎を引き継ぎ運営していくことになりました。 

1979年、両親が営む山口ユースホステル（現 紅花舎）に生まれ育ち、たくさんの旅人や、ヘルパーさんとよばれるボランティアの人々に出会いました。彼らのわいわいと賑やかに自由に語らう雰囲気が大好きでした。

木工、山歩き、キャンプ、ボルダリングなどが趣味の現在43歳です。東京で手仕事の日用品の卸売業に15年携わり、商品企画、仕入れ、営業、PRなど様々な業務を経験してきました。

完成するとこんな施設になります！

薪サウナは最も伝統的なサウナです。 サウナ室に置いた薪ストーブで温めた石に水をかけ（ロウリュ）熱気と蒸気を楽しみます。 柔らかな熱で肌にゆっくりと浸透していくと言われています。

ゆらめく炎や薪の爆ぜる音にも癒されます。

サウナ室から１歩出た清流沿いの外気浴スペースには天然の地下水をかけ流す水風呂。川のせせらぎと鳥の鳴き声をききながら、クールダウン。気持ちいいです。

サウナ室内にテレビは設置しません。落ち着いた空間で自分と向き合っていただけます。

サウナと水風呂の温冷交代浴により血行が促進され老廃物が排出されやすくなり、 代謝が上がり、疲労回復、安眠効果があります。

サウナに苦手意識を持つ方にもぜひ一度味わっていただきたい気持ち良さ。心身共に生き返ります！

勇気のある方はすぐ横の清流を水風呂にするのもアリです笑。 

父が作った小屋を改造して薪サウナの実験を重ねました。
これを踏まえもっと快適なサウナを作ります！

左：ケンズメタルワークスさんのストーブ（写真は山梨県 88ピークスさん）　　右：すぐ隣の清流は大きな水風呂に？！

フロントには美味しいコーヒーやサウナ上がりのクラフトビールを提供するドリンクスタンドもつくります。

地元のお客様や旅行者さん、スタッフのコミュニケーションが生まれるのを楽しみにしています。フロントから外に出れば手作りしたファイアピットがあります。焚き火を眺めながらのコーヒーやお酒は格別ですよ！

紅花舎storeではお土産品ではない、長く使いたい本質的な日用品、アウトドアで活躍するアイテムやおすすめの食品などをセレクトして販売します。前職で知り合った全国のクリエイターを招き、ポップアップショップ、ワークショップなどを開催します。

上：サウナ後にピッタリ コーヒートニック　　右下：ポップアップショップ開催予定のQQ実験所（岐阜）

古い灯籠を再利用して作ったファイアピット 

 

ベッドルームはプライバシーを確保したコンパクトシングル６室と、 ご家族やグループでお使いいただける３〜4人部屋が２室。Wi-Fiを完備しますのでワーケーションにもおすすめです。

2022年5月14日「サウナミーティングin紅花舎」を開催しました！オープン後はサウナに限らず様々な体験型イベントを企画していく予定です！

●ご宿泊 

・コンパクトシングル
一泊朝食付き：6,500円　朝食なし：5,500円　（サウナ利用料を含む）

・グループ室（３人部屋×１、４人部屋×１）
お一人様あたり 一泊朝食付き：7,000円　朝食なし：6,000円（お一人でご利用希望の場合はご相談ください。）

12歳以下半額　未就学児無料 チェックイン　15:00~21:00　チェックアウト10:00　朝食7:00~9:30

●日帰りサウナ 13:00~20:30　水着着用 入浴料：1500円/3時間（貸出サウナマット付き） レンタル　タオル大：200円　タオル小：100円　水着：300円

水・木曜日定休
駐車場30台　
シャワールーム男女各2　
Wi-Fi　

紅花舎は1974年、初夏には蛍が舞う山口市の山あいに山口ユースホステルとして開業しました。

当時27歳だった創業者 杉田和則の「若い旅人たちに山口に滞在してもらいこの街の魅力を知ってもらいたい」との思いからでした。

2009年「山口紅花舎」と屋号を変えましたが「気軽で安全な宿を」という想いは変わらず多くの人の力添えを得て非営利に近い営業を続けながら、数えきれない出会いを生んできました。

2020年1月、お客様に「ペアレント」と親しんでいただいた創業者 杉田和則が他界しました。
人、文化、酒を愛し、多くの友人に恵まれた幸せな人生だったと思います。
生前お世話になった方々に改めてお礼申し上げます。

旅行スタイルの変容とコロナウイルスの影響による利用客の減少、また施設インフラの老朽化により、このままでは営業を続けるのは困難になってきている状況です。閉館…という話もちらほらと出てきていました。

どうしたらこの場所を活かせるか、どうすれば両親の想いを引き継げるか、現代のニーズに対応しながら。
父の死後も紅花舎を守ってきた母と姉、ずっと紅花舎を気に掛けてくれる知人や友人たちとも話し合いました。消極的な意見もありましたが、終わらせないために思い切ってリセットしなくてはならないことがあるのではないか。

スタイルを変えても「人を迎え入れる」というマインドを残し、さらに旅行者だけでなく地元の人も寛げる空間に。人と人がやわらかく繋がる場を作りたい。

紅花舎は山口市街から車で20分ほどのアクセスが決して良くはない場所に立地しています。
近くにこれといった観光スポットや飲食を楽しめる店もありません。
どうすればお客様にこの場所を楽しんでもらえるか。
宿泊業の経験もない自分に出来ること、自分がやっていきたいことと家業の組み合わせ…

そこで考え至ったのが、 「薪をテーマに紅花舎を再生しよう！」「焚き火を仕事にして生きて行こう。」という事でした。 

近くには何も無いが、豊富な森林資源があります。 地域資源を生かし、好きな焚き火や薪サウナでお客様に足を運んでいただける施設を作ろう。 

静かで落ち着いたサウナで汗を流し、薪をくべ炎を眺め、美味いウイスキーやコーヒーをかたむける。

誰かと話してもいいし、自分だけの時間をゆっくりと過ごしてもいい。

夜が更ければ広くはないが快適なベッドにもぐればいい。

日々の煩雑さを離れ、それぞれがゆったりとした時間を過ごし心を整える。

ちょっとした非日常。そんな場を作りたいと思っています。 

木材は燃料として燃やす時に出る二酸化炭素と同量の二酸化炭素を成長時に吸収するため、カーボンニュートラルな燃料と言われています。持続可能な事業を目指します！

とは言え、薪や焚き火の世界に足を踏み入れたばかりの素人ですので、これからずっと勉強です！！ みなさまご指導よろしくお願いいたします。

今回のゲストハウス改修、インフラ整備に伴う総資金は3400万円です。
当初3000万円の予定でしたが、既存内装の解体を進めると設備老朽化は甚だしく、合併浄化槽の入れ替え、給水加圧タンクの新設等が必要と判明しました。

3400万円のうち2900万円は国民政策金融公庫と信用金庫からの借入、補助金、自己資金で目処がたっておりますが、
約500万円が不足しております。
今回はそのうち250万円を第一目標として、ご支援をお願いしたいと思っています。
そしてもしファーストゴール250万円を達成しましたら、ネクストゴール500万円を目指したいと思います。

ご支援いただいた資金は、改修工事費用及びCAMPFIREへの手数料　(17%)に充当させていただきます。

内訳

建築及び設備工事費　　    3200万円
備品購入費　　　　　　　　200万円
運転資金　　 　 　　　　　 200万円

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合計　　　　　                3400万円

2022年5月　既存内装解体開始

2022年7月　内装 設備工事開始

2022年12月初旬　リノベーション工事完了　公衆浴場営業許可申請・保健所による確認

2022年12月中旬　公衆浴場営業許可証交付

2023年1月　リニューアルオープン

リノベーションの様子などinstagramで随時発信しています！ぜひご覧ください！

https://www.instagram.com/koukasha.sauna/

詳しくは各リターンの詳細をお読みください。

山口市は1000年以上の歴史を持つ落ち着いた地方都市です。
県庁所在地の市街の真ん中で蛍が飛ぶ街ってあまり無いんじゃないかな。
海も山もすぐそこだし、魚や野菜もうまいです。

2022年現在、山口市にはゲストハウスがありません。
旅人に「気軽にこの街に滞在してもらいたい」と48年前、父が始めた宿。
いま新しい役割を与えて生まれ変わろうとしていますが、本質は変わらないのだと気づきました。

ゲストハウスとはゲスト同士、地域の人々、スタッフなどの活発な出会い、交流のある場だと思っています。
トラベルでもジャーニーでも、ご近所さんのデイトリップでも紅花舎は歓迎します。

ここで生まれるフランクな交流が訪れる人の健やかな人生に少しでもお役に立てるようになりたい。
そのために一番重要なのは、空間や設備ではなく、迎え入れる者の人間力なんだと、ようやく近頃ひしひしと感じています。

そのことを日々忘れず、リノベーション、オープン後の運営にあたりたいと思います。

みなさまにいつかお目にかかれる日を楽しみにしています！

関わってくれているすべての人、本当にありがとうございます。

ご支援何卒よろしくお願い申し上げます。

紅花舎　杉田 宗一

FAQ

Q.支援をしたいのですが、どのようにすれば良いですか？
A.CAMPFIREにてアカウントを登録後、リターンのコースを選んで決済をお願いいたします。決済方法や決済手段につきましてはこちらをご確認ください。

Q.リターンの複数購入は可能でしょうか？
A.クレジットカード支援の場合は複数コースのご購入や数量を指定しての購入が可能です。ご支援時に数量と各種リターンを選択することができます。ただし限定数のあるリターンに関してのみ、その都度個別でお申し込みとなります。

Q.リターンを間違って買ってしまいました。キャンセルできますか？
A.原則キャンセルはお受けできません。よくご検討の上でのご購入をお勧め致します。もし間違って購入されても当方ではキャンセル処理ができませんので予めご了承ください。

Q.支援金額の上乗せはできますか？
A.支援金額の上乗せは可能です。（例：1,000円のコースに5,000円を支援する）ただし支援したコース以上のリターンは入手できません。（例：1,000円コースに5,000円支援しても、1,000円コースのリターンしか送付されません）

Q.リターンの価格は税込ですか？
A.消費税、送料込みの価格となっております。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

金子 敬史 ( 児童養護施設・施設長 ）

高校時代、ゲラゲラ笑いながらママチャリを15km漕いで、汗だくで泊まりに通った先が、
親友の宗一の家でかつての山口ユースホステル、今の紅花舎です。
夜な夜なバカ騒ぎをして怒られたり、お客さん用のパンをみんなで食べて怒られたり。
そんな青春がたっぷりつまった場所に、今では車に我が子を乗せて行くようになり、出会いから気づけば28年。
年月の中で少しずつ形を変えていく紅花舎には、いつでもどこからか面白い人々が集まって、だれでも不思議と自然に溶け込んでしまえるような空気感があります。
私たち家族にとっても、いつでも吸い寄せられるように行きたくなる大切な場所です。
東京から戻ってきた宗一が、48年前にオヤジさんが灯し始めたものを残していこうと、今がむしゃらに頑張っています。
焚き火の炎のように形は変わっていっても、ここで燃え続けることに意味がある。
自分が持っている薪もくべ、ここに灯っている火を残すお手伝いをしようではないか！
と、こっそり熱くなっているのは、私だけではないはず。
ここから始まったたくさんの出会いと人々との繋がりが、紅花舎再生の力になると確信しています。
これからも、誰もが、好きな時に行って、好きなように過ごせる場所でありますように。

色川　善一（一般社団法人ギャラリー・フィールド　代表理事）

私が山口ユースホステル（現山口紅花舎）を最初に訪れたのは、1974年3月、開所間もない頃だったと思います。創業者、杉田和則氏を我々はペアレントとかPさんと親しく呼んでいました。（ユースホステルの運営者をこう呼びます。）

ペアレントは、室町時代、京の都を手本にまちづくりを行った大内文化の香りを色濃く残す山口の歴史と自然を、そして、旅を、人を、酒を愛し、俳句や水彩画、陶芸など多彩な趣味に生きた方でした。その魅力と人柄に多くの若い旅人や彼を慕う人たちが、山口ユースホステルを訪れていました。まさに「サロン」と呼ぶにふさわしい場所でした。

私たちが色々な形でお世話になり愛してやまないユースホステル、そして、いつも暖かく私たちを迎えてくれたペアレント。語りつくせぬたくさんの思い出がありますが、残念なことに2020年1月に若くして他界されてしまいました。

私たちの心の故郷、山口ユースホステルがこれからどうなるのだろうか。多くの仲間が心配をしていました。もしかして、閉館…してしまうのではないか…

旅行スタイルの変容とコロナウイルスの影響、また施設の老朽化などの問題を抱えている中、長男の宗一君が、「薪をテーマに紅花舎を再生しよう！」「焚き火を仕事にして生きて行こう。」と新たな思いを胸に、家族や友人達に支えられながら、山口紅花舎を存続させる為のリニューアルプロジェクトを立ち上げました。薪サウナ、ショップ、コーヒースタンドなどを新設し、旅人のみならず地元の方にも寄っていただける、コミュニティのハブとなる場所を目指すそうです。

きっとペアレントがいつも大切にしていた「旅人への思い」を受け継ぎつつ、新しい時代にあったゲストハウスを運営してくれることでしょう。2023年1月にオープン予定とのことです。宗一君の思いを実現するために、皆さまの気持ちを是非このクラウドファンディングにお寄せいただき、リニューアルプロジェクトの実現を応援していただけませんでしょうか。心よりお願い申し上げます。

編集者・俳人・奈良市観光大使・山口市徳地観光大使
倉橋みどり

紅花舎は私の実家から歩いてすぐの場所にあります。大学生時代、ここで多くの人に出会い、多くの体験をしたことで、私の人生は大きく広がりました。

いま、この思い出いっぱいの場所をさらに進化・深化させる挑戦が始まりました。これからもずっとずっと、誰かを連れて「帰り」たくなる場所であり続けてほしいから……このプロジェクトを心から応援します。