日本古来の自然である里山を守りたい。そんな思いを持った高校生によるプロジェクトです。

プロジェクト本文

はじめまして里山農業プロジェクトです。
はじめまして、里山農業プロジェクトの野田崇達と申します。この度はプロジェクトの開始時より構想していたモール型の通信販売サイト等のサービス運営開始に向けて本格的に活動を開始することとなりました。

里山農業プロジェクトのコンセプトについて
世界中で持続可能な社会という言葉が叫ばれるようになりました。その中で日本古来の自然である里山に注目が集まっています。しかし、当の里山はどうでしょう。戦後、化学肥料の普及によって利用価値を失い多くが荒れ果ててしまっています。僕はその現状を変えたいと思いました。

そのためにはどうしたらいいか、僕は当初環境だけでも守れないかとボランティア活動に目をつけました。しかし、ボランティア活動に参加しているうちにボランティアには多くの欠点があることが分かりました。また、その中でそもそも産業ように利用できない里山は本当に里山と言えるのか?という疑問が湧いてきました。そんな中でふと思いました。そもそも里山を生産者がまた利用すればいいのではないかと。

しかし、そのためには大きな問題があります。『今現在里山には利用価値はない』ことです。里山を使って生産された作物の多くは今の区分で言えば有機農作物にあたります。しかし、有機農作物のほとんどは家畜の糞を使って作られます。なぜならコストがかかるからです。家畜の糞を使えば多少土壌に負担をかけるとしても大量生産が可能なため少ない手間で有機栽培を行えます。しかし、里山を使う場合自分で落ち葉等を拾い集める必要があるだけでなく山を管理する必要性も生じ、そもそも作られる肥料は自然に負担をかけないが、栄養価が相対的に低い。今の現状では全く使う必要がないと言えます。

この現状を変えるために里山というブランドを作りたい—。それが『里山農業プロジェクト』の原点です。

里山をコンセプトにしたecサイトを設立します
ここまで読んでくださりありがとうございます。さて、多くの方がお前みたいなぽっと出の若造に何ができるんだ?とお思いのことでしょう。ですが幼い頃からインターネットと自然の両方に触れてきた僕だからできることもあります。ここでは具体的に何をやっていくのか説明したいと思います。
モール型のecサイトの設立
産地ごとに分かれたネットショップを設立します。(想像しにくい人は一つの建物の中に各産地ごとの作物を取り扱う店があると考えてください)産地ごとに分ける理由は里山の多様性にあります。守口大根、法性寺ネギ、八事五寸人参、天狗ナス、かりもり、これらは愛知県内で栽培されているその地域特有の野菜である伝統野菜の一部です。これらに共通することは何かわかりますか?それはその地域の環境に合うように品種改良されてきたことです。実際他の地域に持っていくとうまく育たない伝統野菜もあります。里山も伝統野菜と同じでその管理の方法や形が地域によって大きく異なります。また、その里山と関連した伝統野菜が栽培されている地域も多くあります。そのためそこで栽培される作物やそこに生息する生き物、場合によっては生産者の好みが分かれることが想像されます。その要望に応えるためには地域ごとに分け区別化することが最善であると考えました。
次に販売の方法なのですが、生産者の方々が好きな時に出品、発送を行えるフリーマーケットのような形にしようと考えています。


その理由としては上にあるように生産者が直接消費者と取引できるようにすればより新鮮な状態の作物を消費者に販売できること、流通にかかる費用を減らせばより生産者の利益が大きくなること、里山を使った作物を少量しか出品しない、まだ販路が確保できていない生産者や本業ではなく小規模で生産した作物を出品する生産者にも対応できるようにするためです。
産地ごとのコミュニティ(目的を共有する仲間の集まり)の設置
産地ごとのコミュニティをインターネット上で作ります。そこでは生産者が地元の情報(田植えの時期、今日見た生き物など)を発信できるようにします。また、無料のファンクラブを作り、生産者とチャット(雑談)をできるシステムを作りその産地への理解を深めてもらえるようにします。

また、そのファンクラブの会員を通して里山に対してあまり興味がない人が里山に興味を持つようになることも狙っています。また、将来的にはイベントを開催したり、産地ごとに道の駅のようなものを設け生産者とファンが直接交流できるようにすることを目指します。

資金の使い道
里山農業プロジェクトに賛同していただいた皆様からの資金は里山のブランド化に使わせていただきます。(具体的にはサイトの設立や交通費など)

最後に
僕は幼い頃から昆虫が大好きでした。友達もほとんどいなかった幼い頃の僕にとっての遊び場は家の近くの用水路や田んぼで、遊び相手は虫や魚、時々近所のおじちゃんおばちゃん及び鶏でした。親の世代に比べ自然の中で遊ぶ子供がほとんどいなくなっている中で僕は貴重な体験をしてきたと思います。しかし、遊び相手は開発によってどんどん失われていきました。そんな中で僕は彼らを少しでも守りたいと思い、愛知教育大学附属岡崎中に進学しボランティアに参加したり著名な専門家の方々などに取材するなどしてその方法を模索してきました。その結果としてたどり着いたのがこの里山のブランド化です。日本人が初めて里山の環境を築いたのが縄文時代と言われています。先人たちが受け継いできた自然環境や知恵、文化をここで絶やすのは惜しくはありませんか?僕と一緒に里山を後世へと繋げてくれる人を探しています。

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