Check our Terms and Privacy Policy.

世界遺産・白川郷の温泉旅館が2月の火災で廃業の危機!再起・復活をかけた挑戦!

祖父が作り上げた世界遺産白川郷内の温泉旅館「白川郷の湯」。コロナに負けまいと奮闘していた矢先、今年の2月に不慮の火災が起きてしまい、宿は営業不可能、祖父は火災に巻き込まれ帰らぬ人に。火災保険では到底足りない甚大な被害に再起は諦めそうになりましたが、復活をかけてこのプロジェクトを立ち上げました。

現在の支援総額

6,955,000

69%

目標金額は10,000,000円

支援者数

390

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/04/11に募集を開始し、 390人の支援により 6,955,000円の資金を集め、 2022/05/27に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

世界遺産・白川郷の温泉旅館が2月の火災で廃業の危機!再起・復活をかけた挑戦!

現在の支援総額

6,955,000

69%達成

終了

目標金額10,000,000

支援者数390

このプロジェクトは、2022/04/11に募集を開始し、 390人の支援により 6,955,000円の資金を集め、 2022/05/27に募集を終了しました

祖父が作り上げた世界遺産白川郷内の温泉旅館「白川郷の湯」。コロナに負けまいと奮闘していた矢先、今年の2月に不慮の火災が起きてしまい、宿は営業不可能、祖父は火災に巻き込まれ帰らぬ人に。火災保険では到底足りない甚大な被害に再起は諦めそうになりましたが、復活をかけてこのプロジェクトを立ち上げました。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

はじめに

岐阜県大野郡白川村で温泉旅館を営む『白川郷の湯』副支配人 渡辺慎弥と申します。全11部屋、スタッフ9名で運営している小さな旅館です。

白川郷の湯は、世界遺産白川郷合掌集落にある天然温泉ということもあり、地元の方のみならず近くの宿にお泊りのお客様、世界中から訪れる観光客の皆さんに親しんでいただいてました。白川郷展望台より


その道筋を立ててくれたのが祖父の渡辺静雄です。祖父は会社の敷地内で井戸を掘ったところ偶然に、良質な源泉を掘り当て、観光の目玉にと白川郷の湯を2002年に開業しました。

温泉旅館白川郷の湯外観

自慢の源泉と郷土料理を中心にした温泉旅館は順調に動き始めました。

女将家族の不慮の交通事故

開業2年後の夏、2004年7月27日。心引きちぎるような一報が入りました。
当時、女将であった叔母を含めた家族5人(叔母夫婦2人・子ども3人)が東海北陸自動車道で事故に遭い帰らぬ人となりました。原因は過積載でパンクしたトラックが猛スピードで分離帯を超えての正面衝突。
祖父はこれ以上悲惨な事故を起こしてはならないと、当時対面通行だった道路の早期四車線化を目指し、先頭に立って活動。温泉の敷地内に追悼碑を建立しました。

追悼碑建立の記事

追悼碑前にて

大きな悲劇も乗り越え、たくさんのお客様や地域の皆様に支えられながら、当館はこれまで営業することができました。

コロナ禍での大規模リニューアル

その後、新型コロナウイルス感染症拡大により、白川村内からも観光客が消え、小さな村は静まりかえりました。
当館も厳しい経営状況を強いられ、コロナ禍ではありましたが2020年夏に、先を見据えて旅館全体の大規模リニューアルを行い、コロナ収束に向けた準備を進めていました。
そんな矢先の出来事でした。

2022年2月10日早朝7時ごろ 、火災発生

消防車が20台以上出動し、放水をしても全く火の勢いは衰えず、ほかの部屋へ燃え移っていきました。消防署や消防団の方々の命がけのご尽力で何とか3時間後に鎮火しました。

火災当時の写真

火元にて

火災の被害は、食事処・厨房・控室など含む食事棟2階部分が全焼しました。
食堂(上:火災前・下:火災後)

厨房(上:火災前・下:火災後)

温泉・宿泊棟は、延焼の規模は小さかったのですが、 煙によるススや放水の水害は隅々に及んでおり、復旧までの道のりは非常に厳しい状況です。
客室(上:火災前・下:火災後ススで真っ黒の畳)

祖父について

前日の夕食、それが祖父との最後になるとは思いもしませんでした。
毎朝欠かさず職場の白川郷の湯へ徒歩で向かっていた祖父。休館日でしたが、この日も出勤していました。
祖父は、数々の試練に耐えながら、白山白川郷ホワイトロード(旧白山スーパー林道)開通など、地域の発展に尽力してきました。思ったことはすぐに実行し、その行動力は周りの方を驚かせていたと思います。
最近では、宿のお客様へ振舞うため野菜作りに励んでいました。普段は無口ですが、お酒を飲むといろいろと話してくれた祖父でした。
火災後の記事

再開の見通しがたたない現状

火災による被害は甚大であり営業再開の見通しが立っておりません。
火災保険金はもちろん出ますが、それだけではとても足りず、火災による被害を受けた全ての建物を再建することは現実的に不可能です。
まずは被害の少なかった客室・温泉施設を優先的に改修して、一日も早く営業を再開することが復活への第一歩だと考えています。

このクラウドファンディングのプロジェクトが頼みの綱です。

「早く再開してほしい」「前を向いて欲しい」と多くの方からお声掛けいただけることが、何よりも励みになっています。本当に有難うございます。
この世界遺産エリアにある温泉宿であることの存在意義、責任を改めて噛み締めています。

亡き祖父のためにも、必ずや営業再開ができるよう、復活の第一歩として、何卒ご支援ご協力を宜しくお願い申し上げます。
火災後玄関前にて

資金の使い道

・火事の影響による事業再建(解体費・改修工事費・備品購入費)
・リターンの制作及び送料

今後のスケジュール

・2022年5月より工事を開始し、秋ごろの再開を予定しております。

お詫びの言葉

最後になりますが、世界遺産白川郷の中で起こしてしまった火災により、地域の方には大変なご迷惑をおかけいたしました。大変に申し訳ございませんでした。
地域住民の方、消防の方の消火活動のおかげで他家屋への被害がなかったことが、私たち唯一の救いでした。消火活動にご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
また、ご心配をおかけいたしました皆々様にはこの場をおかりして、厚く御礼申し上げます。


施設情報

施設名:白川郷の湯
住所:岐阜県大野郡白川村荻町337番地
電話:05769-6-0026(復旧までご利用できません)
WEB:http://www.shirakawagou-onsen.jp
本プロジェクトに関するメールアドレス:info@shirakawagou-onsen.jp



最新の活動報告

もっと見る
  • いよいよ秋も深まり夜寒を覚えるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。現在の状況をご報告させていただきます。建物の復旧スケジュールが決まるまでの間に「自分たちでできること」を焼けた瓦礫・鉄骨撤去や修繕できる部分は進めてまいりました。2階部分を復旧するという特殊な状況であったため計画に予想以上に時間がかかってしまいました。そのため秋ごろ再開予定をしておりましたが、早くても年末以降の再開となります。お待ちいただいてる皆様、そしてご報告が遅くなりましたこと大変申し訳ございません。 もっと見る

  • こんにちは!ご支援誠にありがとうございます。先日、目標額の「25%」を達成いたしました!本当にありがとうございます!”制限のないGW”皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?白川村もたくさんのお客様にお越しいただき賑わいを取り戻しました!当館もただただ再建を目指すだけではなく「あいす工房与ぜ」というジェラート店にてこの時期旬の山菜を使用した「おにぎり」を販売していました!本来でしたらGW前にお知らせしたかったのですが、申し訳ございません。5月14,15日にも販売予定です。今後も「おにぎり企画(仮称)」を検討しています。その際はこちらの活動報告や各SNSにてお知らせいたします!よろしくお願いいたします! もっと見る

  • 皆様の御支援のおかげで、100万円を突破することができました。沢山のプロジェクトの中、ご支援いただき「感謝」の一言です。誠にありがとうございます!現在は、水やススによる被害を受けた館内や備品の清掃と整理を行っています。今後も、再建に向けスタッフ一同頑張ってまいります! もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト