Next Goal 150万円に挑戦中!!

多くの方にご協力をいただき目標の111万円を達成することができました。誠にありがとうございます。Next Goalとして小型ごみ処置施設や停電時の発電設備を設置し、環境にやさしく、且つ安定した経営を目指します! スポーツバー設備や訓練・会議施設を作り、みんなが楽しく集う場の充実も目指します!最後まで皆様のご協力をお願いいたします。


はじめに・ご挨拶

マラウイ湖国立公園内の人気観光地、ケープマクレア(※)。2020年からA-GOALと共に農業支援に取り組む地元メンバーが、ポストコロナを見据えた未来に向けた解決策を共創する、「寄り合いの場」的なローカル食堂の開業に向けて始動しました。地産地消のおいしいローカル料理の提供に加え、若者の職業訓練や日本との交流の拠点を目指しています!

※「ケープマクレア」は、「チェンベ村」としても知られる地域です。


「スポーツで日本とアフリカを繋ぎ持続可能な社会を目指す」を理念とするA-GOALは、アフリカ現地の地域スポーツクラブをハブにして、新型コロナウイルスの影響を受けた人々への食料支援・感染症予防支援を2020年5月に開始しました。現在は、食料支援・感染症予防支援に加え、スポーツイベントの開催、日本との交流事業の実施、現地スポーツクラブによるスモールビジネスのサポート、女性支援など、多岐にわたる活動を、マラウイを含むアフリカ9ヵ国で展開しています。 


マラウイって? ケープマクレアって?

アフリカ南東部に位置する国「マラウイ共和国」は、「Warm Heart of Africa」(アフリカの温かい心)と呼ばれるように、温厚でフレンドリーな国民性で知られています。国際協力機構(JICA)が派遣するボランティア数が世界で最も多い(累計1,900名以上)など、現地を訪れた日本人も少なくありません。国土の約20%は広大なマラウイ湖で占められています。

そんなマラウイで特に人気の観光地が、ユネスコ世界遺産にも指定されているマラウイ湖国立公園です。そこには豊かな自然があり、多くの固有種を含む多様な生き物が生息しています。その公園内にある「ケープマクレア」の人々は、マラウイ湖とともに日々生計を営んでいます。マラウイ湖における漁業に加え、マラウイ湖国立公園を訪れる多くの国内外からの観光客をもてなす観光業が主要な産業です。学生、研究者として滞在・活動した日本人も多く、日本との繋がりが強い地域でもあります。


マラウイでのこれまでの取り組み(2020年7月~)

新型コロナの影響によってケープマクレアを訪れる観光客は激減し、ツアーガイドや観光ロッジだけでなく飲食店や農業・漁業と村の経済は打撃を受け、失業や大幅な減収など日々の生活にも大きな影響を与えました。そんなケープマクレアから、コロナで日々の食料に困っているという現地の声が届き、A-GOALプロジェクトは2020年7月から現地の人々と共に、主として野菜の栽培と配布による支援活動を開始することになりました。

野菜の栽培・配布という活動は、コロナによる社会経済的影響の長期化が懸念される中、ケープマクレアの土地や水を活かした持続可能な長期的解決策になるのではないか、という発想から生まれたものです。A-GOALの現地メンバーはさっそく共同農園を立ち上げ、活動を開始しました。2020年7月の立ち上げ以来、現地メンバーは、地元の農家の助言や日本人農業専門家などのオンラインでの助言を得ながら、1年半に渡り、地道な農作業と食料配布を継続しています。収穫した野菜は、コロナで失業した人々や、シングルマザー、妊産婦、高齢者、孤児、障がい者といった社会的弱者や食料・栄養改善のニーズが高い人々に無料で配布し、 これまでに約3,000人の住民の生活をサポートしてきました。 また、減収や失業により生理用品を購入できない女子には布ナプキンと石鹸を配布しました。

立ち上げ当時の、A-GOAL共同農園

日々の農作業の様子

野菜配布

地元サッカークラブの男女のユースメンバーは、農作業の他にも、地域の諸団体や人々と共に村の清掃活動などの地域活動に積極的に参加したり、環境保全・自然と人の共生や、ジェンダー平等、保健・衛生・性教育などについて学んだりしています。共同農園で採れた野菜や湖の魚を活用したローカル料理を学ぶ料理教室も開始しています。これらの活動を通して、メンバーは議論を重ね、ひとつの産業や村の外に依存し過ぎることが暮らしに大きなリスクを与えるという気づきも得て、職、そして村の新たなあり方について模索を始めました。

現在のA-GOAL共同農園の様子


本プロジェクトについて

マラウイ湖国立公園内に位置するケープマクレアに「ローカル食堂」を創ります。 この食堂は、観光客だけでなく地元の人々の飲食店でもあり、さらに若者の職業訓練の場、人々が集う交流の場、学びの場、ケープマクレアの未来を考え議論し活動を起こしていく場でもあります。ケープマクレアの持続可能な未来を支えるという大きな目標の第一歩がプラットフォームとしての食堂です。

「食堂」には、4つの機能があります。


【1】地産地消のおいしいローカル料理を提供

1つ目は、A-GOAL共同農園や地元で生産された農作物とマラウイ湖の魚を食材として、栄養バランスの良いおいしいローカル料理を提供します。地元の食材は何よりも新鮮です。地元の新鮮な食材を活かした地元料理を提供し、お客さんにそれを現地で堪能してもらうと同時に、地元の生産者にも利益が還元されます。これぞ、『地産地消』です。コロナによる移動制限により観光業は大きな影響を受けましたが、昨年から主としてマラウイ国内からの観光客が戻りつつありますし、地元の料理を気軽に楽しめる場を求める声が地元からも出ています。今こそローカル食堂開業の好機です。

カンパンゴ(マラウイ湖のナマズの一種)と地元の野菜を使ったカレー


【2】若者の職業訓練の場

2つ目は、若者の職業訓練の場を作ることです。

かつて地元のレストランで腕を振るっていたシェフと地元料理が得意なメンバーが、この食堂のシェフとなる予定です。訓練生は実際に食堂で働きながら、シェフたちから調理・配膳・経営などを学ぶ場となります。

ノートをとる現地学生


【3】老若男女みんなが集う、地域団らんと解決策共創の場

3つ目は、地域のみんなが楽しく集う場の提供です。

困ったことを話す、取り組みたいことを話す、ケープマクレアの未来、マラウイ湖や豊かな自然資源をいかに守るかを議論すること、もちろん夢を語り合うことも。この食堂は、地域におけるコミュニケーションを促進し、地域団らんや解決策を共創する場となることを目指します。老若男女が集い、知恵やアイディアを交わし合いながら、互いを認め合い「誰一人取り残されない地域」を目指します。

ケープマクレアのA-GOAL現地メンバーの集合写真


【4】スポーツや食を通した日本・マラウイ交流の拠点

4つ目は、日本との交流の拠点としての利用です。これまで、A-GOALプロジェクトは、ケープマクレアの現地メンバーと共に、様々なオンラインイベントを実施してきました。例えば、共同農園での農業活動、作物、観光資源、ローカル料理など、現地の様子や社会文化などについて発信したり、日本の参加者とアイディアを交わしたりする場を創り続けてきました。この食堂は、これまで日本と実施してきたオンラインイベントを発展させる拠点となります。これまでの蓄積や今後の活動・強みを活かし、特に、「スポーツ」や「食」を通した交流を推進していくことが期待されています。


現在の状況

【場所】マラウイ湖から徒歩1分のところに、食堂開業候補地として適した場所を見つけました。ケープマクレアの中心街に位置しており、主要な観光スポットからのアクセスも良く、食堂を開業するにも十分な広さがあります。地元メンバーは、自分たちで塀を設置するなど、労力を惜しまず、できることから準備に着手しています。敷地には古い小屋がありましたが、家主の許可を得て撤去の準備も進めています。

食堂完成予定地【現在の様子】 

【方針】これまでA-GOAL共同農園で採れた野菜は、社会経済的に困難な世帯に無料で配布されてきました。現地メンバーの努力により、野菜の種類や生産量が徐々に増えてきました。そこで今後は、収穫した野菜を、無料配布だけではなく、食堂で利用する食材としても活用し、得られる収益を種子・肥料などの購入をはじめ、自分たちの活動経費に充てる方針です。食堂開業に向けた準備と運営に当たっては、これまでもA-GOALの現地メンバーと共に活動を支えてきたコミュニティ組織「サステイナブル・ケープマクレア」と連携し、効果的な活動実施を目指します。そして、長期的に、外部の支援に頼らなくても、持続可能な農業や食に関する活動を継続・拡大していく基盤を築いていきます。

A-GOAL共同農園で採れた野菜の配布

【食堂での調理に向けての準備状況】2021年には現地の若者対象に、A-GOAL共同農園で採れた野菜やマラウイ湖の魚を活用した料理教室を3回開催しました。この経験をもとにメニューと調理法を決める作業を進めています。また、若者の中から調理人候補、接客担当候補などの人選作業を進めています。

料理教室の様子

【現地メンバーの意気込み】


実施のスケジュール

・2022年1~3月 食堂開業地の選定済み、DIYでできる修繕開始
・2022年4〜5月 クラウドファンディング(47日間、4月6日~5月22日)
・2022年6~7月 食堂開業準備(業者による修繕・改築やトイレ設置含む)
・2022年8月    食堂開業予定!


資金の使い道

【開業のために最低限必要な資金】
・店舗建設費(店舗・調理場・トイレの建設費・電気配線・内装工事等): 約75万円
・調理機器・調理器具・食器類等: 約25万円
・その他(CAMPFIRE手数料等): 約11万円


リターンについて

リターンは以下の6種類をご用意いたしました。

【1】 3,000円のご支援
〈リターン内容〉
・お礼のメッセージを送らせていただきます。
・A-GOALサポーターズグループ(*) (無料オンラインイベントを含む)にご招待させていただきます。

(*)A-GOALサポーターズグループ は、Facebookの限定グループで、参加者はこれまでの寄附者、支援者が中心となっており、
・サポーター限定のイベントなどの参加者募集
・計画段階の事業の共有や相談
・不特定多数には発信できない現地情報や内部情報
・A-GOALの理念や活動に共感頂ける方の交流の場
などを目的としたグループとなっています。

【2】 5,000円のご支援
〈リターン内容〉
・お礼のメッセージを送らせていただきます。
・A-GOALサポーターズグループ(無料オンラインイベントを含む)にご招待させていただきます。
・現地の方とのオンライン交流会(*)への参加券(通訳アリ)を送らせていただきます。

(*)現地の方とのオンライン交流会は、食堂開業後(2022年8月頃)に、現地の食堂とオンラインで繋いで実施予定です。

【3】 10,000円のご支援
〈リターン内容〉
・お礼のメッセージを送らせていただきます。
・A-GOALサポーターズグループにご招待させていただきます。
・現地の方とのオンライン交流会への参加券(通訳アリ)を送らせていただきます。

【4】 30,000円のご支援
〈リターン内容〉
・お礼のメッセージを送らせていただきます。
・A-GOALサポーターズグループ(無料オンラインイベントを含む)にご招待させていただきます。
・現地の方とのオンライン交流会への参加券(通訳アリ)を送らせていただきます。
・レストラン壁に寄付者の名前(希望者)をプレートで掲示をさせていただきます。

【5】 50,000円のご支援
〈リターン内容〉
・お礼のメッセージを送らせていただきます。
・A-GOALサポーターズグループ(無料オンラインイベントを含む)にご招待させていただきます。
・現地の方とのオンライン交流会への参加券(通訳アリ)を送らせていただきます。
・レストラン壁に寄付者の名前(希望者)をプレートで掲示をさせていただきます。

【6】 100,000円のご支援
〈リターン内容〉
・お礼のメッセージを送らせていただきます。
・A-GOALサポーターズグループ(無料オンラインイベントを含む)にご招待させていただきます。
・現地の方とのオンライン交流会への参加券(通訳アリ)を送らせていただきます。
・レストラン壁に寄付者の名前(希望者)をプレートで掲示をさせていただきます。


団体の紹介

【団体名】一般社団法人 A-GOAL

国際協力 / 女性支援 / 芸術・スポーツ振興

A-GOALは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により生活に困窮したアフリカの人々に現地の地域スポーツクラブを「ハブ」に食料や衛生用品などの緊急支援を行うために、2020年5月16日に活動を開始。これまでにケニア・ナイジェリア・マラウイ・ウガンダの4カ国で10,000人以上に支援を届けてきました。「スポーツでアフリカと日本を繋ぎ、持続可能な社会を目指す」を理念に2021年5月に法人化。現在は、アフリカ9カ国で、スポーツイベントの開催、日本との交流事業の実施、現地スポーツクラブによるスモールビジネスのサポート、女性支援など活動の幅が広がっています。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

なお、一般社団法人A-GOALは非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、個人の支援者が税制上の優遇措置を受けることはありません。

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