▼もっと面白い英語のテキストが必要だ

教科書も参考書も全然面白くない。

英語を教えていたある日、生徒から言われたその一言が深く私の胸に突き刺さりました。

思えば私も学生の頃、同じ不満を覚えながらテキストを眺めていたものです。

教科書や参考書に載っている英文はとても退屈なものばかりで、

英語をつまらなく感じさせようしてるんじゃないかと思う時もしばしば。

いろいろな規制のせいで、思い通りにテキストが作れないことはわかりますが、
このままだと英語嫌いばかりが増えてしまうような気がします。

もっと面白いテキストが必要だ!

去年の1月から持てる時間の全てをテキスト作りに捧げました。

▼英語はもっと楽しく学べる

楽して英語を習得することはできません。

コツコツと勉強していく以外に手はないのです。

けれども、楽しく学ぶことはできます。

勉強はしばしば根性論で乗り切るものだと誤解されていますが、そんなことはありません。

工夫次第でいくらでも楽しくなるのです。

楽しいというのはとても大切な感覚で、

楽しみながらやることはすぐに覚えられますし、長く続けることができます。

心を弾ませながら学ぶことが最も効率的な学習スタイルなのです。

▼想いを形に

楽しく学べる仕掛けがあれば英語を話せる人の数もどんどん増えていくことでしょう。

その仕掛け第一弾として作ったこの本は、英語の長文問題を扱ったものになります。

従来のものは、評論など小難しい英文を問題にしていますが、この問題集では恋愛をテーマにしました。

英文は完全なオリジナルで、私の実際の経験や妄想がもとになっています。

具体的には以下のような文章になります。(表現の一部は今後変更する可能性があります)

これに問題と解答・解説を付けたものを本には収録します。

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The Cultural Festival

Our school is a boys’ school.
There are no girls, and therefore no romance here.
So, we don’t have much to say about cultural festivals being the most important event since they are the chances to talk to girls.
On the previous day, we promised each other that we would try to pick up girls at least once.
“Finally, this day has come. We are going to say ‘goodbye’ to our history without a girlfriend. Are you ready, Yamada?”
“As ready as I’ll ever be.”
“OK. Let’s begin.”
We walked in the school premises and looked for a chance to talk to girls.
We found girls who looked free on a few occasions but we couldn’t manage to speak to them.
We hadn’t talked to girls for many years, and so weren’t used to them anymore.
“Oh my God! It’s too embarrassing to talk. It’s impossible to go ‘girl-hunting’.
While we were walking away, disappointed, two girls spoke to us.
“Excuse us?”...

 

僕たちの学校は男子校だ.
女の子が一人もいないここにはロマンスなんて何ひとつない.
そんなわけで, 男子校生にとって文化祭は最も大切な行事と言っても過言ではなかった.
女の子と話すチャンスを持つことができるからだ.
文化祭の前日, 僕とサイトウは女の子のナンパに最低一回は挑戦することを誓い合っていた.
“ついにこの日が来たな. 僕たちの彼女いない歴もこの日で終わりをつげる. 準備はいいか, サイトウ?”
“ああ, いつでもオッケーだ.”
“よし. 行くか.”
僕たちは校内を歩いて,女の子と話す機会を伺った.
時々, 暇そうにしている女の子を見かけるのだが, 話しかけることができない.
かれこれ数年間女の子と接してこなかった僕たちは, 女の子に不慣れになってしまっていたのだ.
“だめだ, 恥ずかしくって話すこなんてできない. ナンパなんて無理だったんだ.”
肩を落としながら歩いていると, 二人組の女の子が声をかけてきた.
“すいません.”
(以下略)


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また、この一冊でほとんど全ての文法事項をカバーできるように設計していたり、

かわいい表紙にしたりなど、細かいところにも気をくばりました。

詳細については、以下のURLからダウンロードできるPDFで確認できます。

https://hetappieigo.com/download/

ぜひ一度チェックしてください。

▼必要な資金について

表紙、印刷、バーコードの取得など、合わせて200,000円必要になります。

▼最後に

ひどくいびつな生き方をしてきました。

誇れるものはあまりなく、注目すべき業績も私にはありません。

強いて言えば大学を首席で卒業したとか、海外で暮らしていたことがあるというくらいなものでしょうか。

この本がたくさんの人に支持されて出版することができれば、それが初めての業績になります。

本作りだけを考えた一年間。

アイディア、工夫、想い。

全てをこの本に詰め込みました。

この本をできるだけ多くの人の手に取ってもらえるのであれば、
これほど嬉しいことはありません。

みなさん、出版のためのご支援よろしくお願いします。

  • 2017/03/08 21:03

    こんばんは   今日YouTubeの動画にコメントをしてくれた方がいたので、 誰だろうと期待して見ると セクシーなお姉さんの画像が貼られたスパムでした   ということで、第3話が完成しました   https://youtu.be/b653_S51ZU8   ぜひ見てください...

  • 2017/03/07 23:45

    こんばんは クラウドファンディング成功の感謝を込めた英文法解説動画 第2話目が完成しました   https://youtu.be/7QjzydIMEDw   第3話目も製作中です Haru

  • 2017/03/02 23:28

    こんばんは 皆さんからいただいたお金で作った本、売り上げは好調です! これもみなさんのお陰です 本当にありがとうございました   先日はYoutubeに動画をあげましたhttps://www.youtube.com/watch?v=YyR9A_bD_fc 英文法の解説動画です 時...

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