はじめに・ご挨拶
はじめまして、「栄、覚えていてくれ」というブログやnoteを書いています。
アイドルに関することを中心に、映画や文学、ドラマの感想を日々書いております。
近頃はnote主催の「#読書の秋2021」で光文社新書部門優秀賞(2021年12月)を、「メタバース進化論感想文コンテスト」(2022年4月)でグランプリ(最優秀賞)をいただきました。
このプロジェクトで実現したいこと
紙の雑誌「かける人」を作り、あなたやあなたの推しが活躍できる「場」にしたい。
プロジェクトをやろうと思った理由
1 紙の雑誌だからできることを。
もともとブログを始めた理由として、SNSのタイムラインやまとめサイトの人気記事のように1週間もすれば忘れ去れるものではなく、もっとゆっくりと物事を考えるための場を作りたいという想いがありました。
しかし、一つ一つの記事をほめていただくことはあっても、なかなか記事を横断して読んでくださることは少ない傾向がありました。
そこで、偶発的な出会いを生み出せる紙の雑誌を作ろうと思いました。
2、メジャーでは出来ない実験を。
今、メジャーな出版社では様々な制約があり、コアなファン向けの本は企画が通りにくいそうです。
また、アイドルの配信を見ていると、少し尖った内容の創作はなかなか公式ブログには載せられず没になるそうです。
更に、大人数グループではせっかく才能があっても、なかなかメディア露出が出来ないで燻っているメンバーもいます。
上記の3点を考えた時に、自由に実験ができる場になるような雑誌が作れないか、と思いました。
まずは、今回のクラウドファンディングでパイロット誌である創刊準備号を作り、出版体制と実績を作りたいと考えております。また今回のクラウドファンディングの最低額は3,000円からですが、半分は創刊準備号、もう半分は創刊号へのサポートのイメージでリターンの値段設定をしております。
3、紙の雑誌という少しだけ閉じた空間
電子書籍はとても便利で、僕も大好きです。
しかし、紙の雑誌という少しだけ閉じた空間で実験をしたいと思っています。
ワンクリックで手軽に届くのではなく、申し込んでから完成を待つ、少し不自由だけど、想像も膨らむ。届いたら本棚の一角を占拠するかも知れないけれど、ツイートのようにタイムラインの中に消えて行かないし、ネット記事のように賞味期限が早くない。
この感じを大事にしたいと思っております。できれば、あなたの本棚の一角に住ませていただければ幸いです。
雑誌「かける人」はこんなことが載っています
巻頭特集「推し事と言葉」
①「推し事3.0宣言~巨大資本から分散自立型の推し事へ~」中村辰之介
自分の好きなものを推していくために、どんなことが出来るのか。20年代は与えられるフェーズから自分が創るフェーズへ。
②「動画」( タイトルは中村がつけた仮のものです )時田
推し事として動画を作ってらっしゃる時田さん。時田さんの作る動画の良さの秘密は編集や選曲だけではなく、言葉や語り口にあると思います。時田さんが事象をどう言葉に捕まえていくのかを書いてもらいました。
③「中づり広告」( タイトルは中村がつけた仮のものです )週刊中坂
毎週SNSで某週刊誌の電車の中吊り広告の形式で推しの情報を発信する週刊中坂さん。
吊り革広告という限られたキャパの中でどのように言葉を選び、編集しているのか。
あの面白い語り口の秘密も見えてくるかもしれません。
④「生誕祭イラスト」( タイトルは中村がつけた仮のものです )仙台Atsuko
愛媛県宇和島市出身の某アイドルさんの生誕祭イラストを手掛けてらっしゃる仙台Atsukoさん。
自分の推しをどうやってイラストに落とし込んでいくのか、その手法を言語化してもらうという記事です。いったいどこを抽出してどこを捨ててあのイラストになっていったのか。その過程を中心に熱い推しへの思いを書いてもらいました。
第2特集 地方から
① 「ホリバタボードゲームクラブ」mugi
オンラインゲーム全盛の時代にボードゲームのクラブを作って、さまざまなところで活躍されるmugiさんに話を聞きに行きました。ボードゲームという人数が必要で物も必要な言ってしまえば面倒なはずのゲームのクラブを何故、作ろうと思ったのか。そして、どこに惹かれたのか?彼と話しているうちに見えてきたのは、競技スポーツ的な早さや強さとは違う、ライフスタイルスポーツ的な面白さがあることが見えてきました。
②「桜馬場、忘れたままでいてくれ」 irietter
昨年、関西から長崎県に移りすんだirietterさんの長崎についてのエッセイです。
読書家であり、今も教育業界の最先端にいる彼の目から見た長崎の町。
出来るだけ「よそ者」でいるうちに書き溜めておいていただくようにお願いしていました。
彼独特の肩に力を入れ過ぎないけれど、鋭い視点で長崎の風景を切り取ります。
③ エッセイ「西大寺という町」中村辰之介
愛媛から関西に進学し、そこから20年間僕は奈良の大和西大寺に住んでいました。
奈良という都市の独特の時間と文化を味わえる町である西大寺。
そして、奈良の居心地の良さについて、奈良から離れたことで見えてきた魅力を考えていきたいと思います。
④ エッセイ「ペダルと車輪から見つけたもの」中村辰之介
関西から愛媛に戻り、推しの聖地巡礼の為に自転車で様々な愛媛県宇和島市を巡った1年。その間に感じたことは、「観光」ではなく「滞在」の時間を持ち帰ること。そして、「ここから」でも世界に繋がれる「Any were」の発想について書きました。
※その他いくつかの記事が追加される可能性があります。
お金の使い道
・自費出版する紙の雑誌「かける人」の出版費用(約170,000円)。
・リターンの輸送費(13,000円)
・年末に出版予定の創刊号の取材準備費用(90,000円)。
・手数料(42,000円)
・税(3,5000円)
リターンについて
自費出版した紙の雑誌「かける人」の創刊準備号を送らせていただきます。
実施スケジュール
2022年5月30日 クラウドファンディング終了。
2022年5月31日 振込依頼。
2022年6月初旬 校了。
2022年6月中旬 印刷と納品。
2022年6月30日。 クラウドファンディング料金入金。
2022年6月末から7月初旬 リターンの郵送開始。
最後に
半年前にこの企画を書いた時は、真面目に聞いてくれた方は指で数えるほどでした。後の方は、無視するか陰で冷笑して終わりでした。
しかし、少しずつ企画の解像度を上げて行き、尊敬するクリエイターの方々に書いていただけることで、少しずつ「信用度」が上がってきたのでは、と思っております。そして、今回の創刊準備号の内容は、信用を裏切らない出来になります。ですので、このもうすぐ生まれる小さな小さな雑誌を応援してくださったら、ありがたいです。
あなたが好きなものを「推す」選択肢を増やせる場がここにはあります。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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