1、自己紹介

〜いしのよしみと申します〜

はじめまして。
私は岡山市で小さな保育園の園長をしております,石野 好美(いしの よしみ)と申します。


私は岡山県の東の端,和気町という小さな田舎町で生まれ育ちました。
幼稚園から高校までほぼ顔ぶれが変わらないメンバーでいつも笑って楽しくのびのびと育ちました。
小さい頃から活発で幼稚園の頃の唯一の思い出は腰に縄跳びをまいてキャッツアイごっこをしたこと…子どものころからぽっちゃりしていたわたしは「肝っ玉母ちゃんになるよ!」と友達に言われならがらも,小学校の先生,看護師さん,花屋さん,日本語学校の教師といろいろなものにインスパイアされて様々な将来の夢を抱いて大きくなりました。


〜いしのよしみの略歴〜

そんな中,演劇を通じて出会った先輩に憧れ同じ短大に入り,幼児教育の道に進むことになりました。自分の将来をいろいろ考えながらも短大を出て地元に戻り資格を活かし公立保育園・幼稚園・子ども園で働き始めました。そこで,0歳児から5歳児までの全学年を担任し,最後は主任として後輩の指導も行ってきました。約20年間保育現場でいろいろな経験をさせてもらいました。

しかし,20年間働いて周りを見たとき,同じ場・同じ田舎町でずっと働いている自分は井の中の蛙ではないかと不安になりました。

同じ県内の岡山市の待機児童問題をニュースで知ってからは,困っている家庭に自分でも何か力になれることはないか,寄り添うことはできないか,悩みを吐き出して少しでもすっきりすることはできないかと考えました。

いろいろな悩みを抱えた保護者に出会い話を聴くことで,少しでも保護者の気持ちが軽くなるよう,前向きな気持ちで子どもとかかわることができるようになってほしいと考えるようになりました。

『公立保育園の先生なら人気職業だし為り手はたくさんいるはずだから大丈夫!』『よし私が岡山市のためにひと肌脱いでやろう!』と思い,自分の今まで培った経験や人脈を活かして地元の仲間たちと共に小さな保育園を開園しました。


2、ひとりでも多くの恵まれない子供を救いたい!


~私は一人でも多くの子どもに幸せになってもらいたい〜

子どもは親を選んで産まれてくると言われています。

どのような家庭に産まれても幸せになる権利があります。生まれてきたことが奇跡!
愛の結晶なのだと子どもの顔を見てしみじみと感じたことも多くあります。

そんな子どもたちが『自分は幸せ』と感じるような世界にしたいと常々思っています。



~不幸の連鎖,子どもが不幸になる理由(保育士としての経験から)〜

子どもが不幸になる要因は様々な理由があります。

虐待・家庭内暴力・いじめ・貧困など,子どもの力ではどうすることもできないことばかりです。
「朝ごはん食べてこなかった。」「お父さんがお母さん叩いた。」「お母さん,僕が寝てるときに仕事に行くから寂しい…」など様々な子ども達の声を聴いてきました。

どうしてあげることもできず,保育士としての私は子どもをただ抱きしめることしかできませんでした

虐待をしている大人は子どもが思うとおりにならないと腹が立つのかもしれません。
職場で嫌なことがあったのかもしれません。パートナーにDVを受けているかもしれません。

その方自身の自己肯定感が低いのかもしれません。

そんな不安定な気持ちの大人に育てられた子どもは気持ちが荒れていたり,攻撃的だったり,内に閉じこもったりなどの二次障害が見られることがあります。まさに負の連鎖。負の連鎖を断ち切るために,保育士として身近な存在である子育てをしている人の心の拠り所になりたい。子育て中の方が笑顔になることで,泣く時間が減ることで,自信を持つことで子どもたちの笑顔が増えるのではないか,子ども自身もまた自己肯定感を持つことができるようになるのではないかと考えます。

『今すぐにでも子供を連れて死のうと思う…明日預かってもらうことはできませんか。』
泣きながら電話をかけてきたお母さんがいました。

コロナ禍で新規の一時預かりができず頼るところがない人がいるんだと衝撃を受けました。

気軽に友達に会って相談することもできない…見てくれる人も親兄弟もいない…せめて,そのような子育て中の方に気軽に会って相談したり,時に『ちょっと見とくから休憩してきて!』と気軽に子どもを預かったりできる存在になったりできないものかとよく思ったりしたものです。

なんとかその長年の思いを形にしたい。
どうやったらできるかを考え、今回クラウドファンディングの挑戦をすることを決めました。


3、子どもの近くにいる方の心を軽くしてあげたい


『一人でも多くの子どもに幸せになってもらうために』
これこそが私がクラウドファンディングにトライする理由です。

そのために、子どもの近くにいて、長い時間をかかわる存在である『ママ』『保育園の先生』特にこの方々の心を軽くしてあげたい(子育てをしている方はこれに限りませんが)

そう思っています。

今までたくさんのママ,保育園の先生の悩みを聞いてきました。皆さん少なからず悩みを持っており,話を聴いてもらうだけで楽になったという言葉もたくさんいただきました。

~まずは子育て中の方=こんな悩みを持っているが話せない〜

子育てにはそれぞれ大なり小なりの悩みがあります。子どもの発達に疑問を感じている,子どもはかわいいがどうかかわっていいかわからない,子どもがかわいくない,夫の転勤で知らない地の子育てで不安である,仕事・同居・介護・夫・友人への愚痴を誰にも相談することができないなど。

~お仕事として、子どもとかかわる方=こんな悩みを持っているが話せない〜

先輩や上司との関係に悩んでいる,保護者・子どもとのかかわり方これでいいの?
仕事をしてもしても終わらない,給料が安い,辞めたい,結婚したい!など『保育士あるある』と言ってもいいことたくさんあります。

身近な人に相談したいが,秘密がばれるのが嫌だ,こんなことで悩んでいると知られたり笑われたりするのが嫌だ。という方たくさんいらっしゃいます。

~解決はできなくても話を聴くことはできるはず〜

私は約20年保育士として働いてきました。
いろいろな保護者の方々を見て、かかわって、おしゃべりしてきました。

聴いてもらうだけですっきりしたわ~。
朝から話したら元気もらって仕事に行けたよ!
と保護者人たちに言ってもらえてこっちの方が幸せを感じたこともありました。

若い方もベテランも男子も女子もいろいろな保育士と一緒にお仕事してきました。

上司と部下の間に挟まれたことも,後輩の書類の添削にうんざりしたことも,子どもを叱ったことで保護者を大激怒させたことも,子どもとうまくかかわれず落ち込んだことも,毎週日曜日の深夜に泣きながら週案を書いたことも,作りものができず家族に泣きついたことも…全部!?経験しました!

みなさん,どんな些細な悩みであっても,話を聴いてもらうことによってどこかスッキリしたという経験をお持ちだと思います。

悩みを解決するのは難しい。

ただ,解決はできなくとも,話をする中で共感したり大笑いしたり共に怒ったり,一緒に涙を流したりすることで,相談者の方の心がスッキリしたら,わたしもスッキリします。

そのスッキリは回り回って子どもたちの幸せにつながるのだと私は信じています。


4、石野好美のzoom駆け込み寺で悩みを持つ方の心を軽くしたい


今回のクラウドファンディング挑戦において、どうやって子供の近くにいる方々の悩みを聞かせて頂くか本当に悩みました。

手紙?電話?LINE?

いろいろな方法はあれど、なるべく費用のかからない方法で一人でも多くの方の悩みを聞きたいと思い、コロナ禍以降、たくさんの方が利用するようになったzoomを利用するのはどうか?と考えました。


使い方は至って簡単。


https://apps.apple.com/jp/app/zoom-cloud-meetings/id546505307

↑このアプリを取得してもらい、開始に必要なURLをクリックしてもらうだけ!
私も実はzoomを使用したことなかったのですがめちゃくちゃ簡単です!

顔出しに関してはご相談者様に合わせますのでご安心ください!
※LINEの動画、facetimeでの対応も可能です。


今回のクラウドファンディングでは、リターンとして、30分1,000円のご相談料金をお願いしております。

費用を頂くのは少し心苦しいところもありますが、ご協力頂ければ幸いです。


また、

相談はしなくとも、この企画を応援したいと思ってくださる方の純粋なご支援もお待ちしております。純粋なご支援に関しては、インスタグラムにて相談依頼を頂いた、お困りのママや保育士の方の話をお伺いさせて頂くときに利用させて頂きます!



(サービス詳細)
■受付可能な相談内容例

愚痴、悪口、話を聴いて!!
うちの子の特徴、保育内容の相談全般、上司の愚痴、人生相談
今日こんなことがあったよの報告
晩御飯何にしよう?来週のデートどこ行こう?
など

■相談後のアフターケア
2回目(30分)までの相談は無償(1回目の費用に含む)で行います。

■注意点
※直接会って話を聴くことはご遠慮させていただきます。
※専門性を有する相談(虐待やネグレクト、子どもの持病など)内容は受け付けておりません。
※万が一、そのような相談があった場合につきましては、適切な専門機関への紹介ないし、報告をさせていただきます。


5、悩みを相談できない皆さんへ


こんなことで悩んでいる私,ダメな人間…『ふつう』はこんなこと思わないよね…

ダメなことないんです。
普通なんてないんです。
誰だって悩むんです。

鏡に向かって独り言を言うように吐き出して楽になりましょう!
鏡が相槌打ってくれたらちょっと嬉しくありませんか。
あなたが笑顔になることで回りも笑顔になる。
あなたが楽になることで周りも楽になれるんです。

私自身もかつては幸せな結婚をして子宝に恵まれて…という普通の幸せを求めていました。
しかし,結婚には失敗し…子宝に恵まれる前に病にかかり子宮を摘出し…いわゆる『普通の幸せ』からは,かけ離れた人生を送っています。

子どもを持てない自分が保育をしていてもいいのか,子育てしている人たちの気持ちが分かるのかと自問自答したり,幸せな家族を見ると子どもを作れない体になったことを責めないパートナーに申し訳ないと葛藤したり…

自分にしかわからない辛さですが,誰かに聞いてもらうことで楽になったのではないかと振り返れば感じます。誰かに悩みを聞いてもらうことで心も体もスッキリします。悩みに共感してもらったり一緒に泣いたり笑ったりすることで一人じゃない!仲間・味方がいると思うと人は強くなるんです。

『近くの親戚より遠くの他人』にどんな些細な悩みでも愚痴でも吐き出してみてください。何時間でも(!?)スッキリするまで聞きます。気軽にお話してくださいね。一緒に立ち上がりましょう!前を向きましょう!あなたと,あなたの周りの人のために!


【最後に】

■児童虐待の実態

『虐待件数が年々増加しているデータをみての考察』

1歳未満の子どもの死亡事例が多い。

産後に誰にも相談できなかったり、子どもの泣き声にイライラがつのったりすることで、衝動的に手をかけてしまうことがあるのではないでしょうか。

身体的、性的ネグレクトは発見しやすいので、統計に現れやすいが、心理的なものは発見が難しいので、グラフに出にくいのではないか。グラフに現れない星の数ほどの困っている子育て中の方々。

その中で警察の検挙されない事例も多くあり、検挙されることが幸いして,相談や話を聴いてもらえることもできるだろうが、表に出ない案件の中で、どれほどの人が一人で抱え込みギリギリの心理状態で毎日を過ごしているでしょうか。

話をすることで,思いとどまる・前向きになれる・スッキリすることができたらと考えます。
■支援総額の使い道

手数料を省く、全ての支援総額は、
・印刷費用(チラシ配布を行うため)
・機材費
・zoom寺子屋の運営費用(人件費)
として利用させて頂きます。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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