目次

■ご挨拶と

■ツクヨミファームとは

■これまでの活動

■プロジェクトのゴール

■リターンについて

■資金の使い道

■実施スケジュール

■会社概要

■FAQ(よくある質問)


■ご挨拶


みなさん、はじめまして! 阿波ツクヨミファーム(以下、「ツクヨミファーム」)代表の芝橋宏治(しばはしひろじ)です。

みなさんは農業にどんなイメージをもっていますか?

よくある3Kのイメージ?
スローライフ的な見え方もあるけれど、
天候不順の影響で育てた野菜を収穫することなく、そのままトラクターで耕している姿など、普段食べているものだけど、大変そうで、遠い世界の出来事かの様なイメージの方が強いんじゃないかなと思います。

また、日本ではまだそれほど意識されてはいないのですが、
農業は環境破壊の最たる要因になっていて、 温室効果ガスの主要な排出源で総炭素排出量の30%、淡水使用量の70%、生物多様性の損失の要因の60%を占めるという一面もあります。

実際問題、この20年で農業を専業とする人達は100万人以上減り、平均年齢も70歳近くになりました。
一言で言えば衰退産業です(哀)

出典:農林水産省「農業労働力に関する統計」より作成

突然ですが、
僕は農業(一次産業)の可能性をものすごく信じています。
多分、世界で一番信じています(笑)
僕は農業(一次産業)は今と未来の距離を縮めることができる産業だと思っています。

大好きな農業を手段に、誰も諦める必要の無い社会、誰もが挑戦し続けられる社会をつくることが僕たちの存在意義です。

それって農業なの?農業に関係あるの?と思った方は少なくないと思います。
確かに、一農家として見る場合は、壮大過ぎるかもしれません。
でも、農業という産業で考えた場合は話が変わってきます。
なぜなら、 世界の農地の80%は家族経営の農家で、家族農家は世界の労働人口のおよそ半分を占め、世界の食糧生産(金額ベース)の70%以上を担っているからです。
http://www.fao.org/3/i4040o/i4040o.pdf
関連する産業も幅広く、農業の課題を根本解決することは何よりも多くの人を幸せにすることができるんです。

そんな課題山積みの日本の農業の根本的課題は何なのか?
例えば有名な生産者さんの意見はこちら、「技術」です。
興味があれば是非ご一読下さい!
産直ECが小規模農家を疲弊させる3つの理由
僕の考えは農業の課題は「参入障壁が上がり続けること」で新陳代謝が起こらないこと。
生産者の課題は「時間」です。
はっきりといってしまえば今は最低限の技術は「検索」でどうにかすることができます。
それよりも得た知識(技術)を行使する「時間」をどう確保していくかが重要だと考えています。

ツクヨミファームとは

ツクヨミファームでは高齢化や人手不足の課題、生産過程に起こる環境課題を解決するためのアプローチとして、

環境再生型の生産方法の「リジェネラティブ農業×半農半X」と、
生産者とそれに関わる人達のコミュニティ作り「CSA(Community Supported Agriculture)」
に取り組み、
ツクヨミファーム以外の生産者さんも取り組みやすくなる様にナレッジを蓄積し、
農業の課題と生産者の課題の解決を目指しています。

まず、リジェネラティブ農業について

土壌の有機物を増やし、土壌の生物多様性を回復させることで自然環境の回復に繋がる栽培方法のことで、日本では「自然栽培」といった名称で認知されています。
具体的には、「不耕起栽培」、「混植・輪作」、「被覆作物」といったアプローチが挙げられます。

一般的には◯◯農家という様に、何かに特化したイメージがあると思いますが、
肥料や農薬を使わず、野菜はもちろん雑草も含め多種類の植物を存在させ、
耕さないことで土壌を豊かにし、
どう生き物を増やすかということを考えることで、
結果的に持続的で生産性を落とさずに農業を成立させることができます。

一般的には耕すことで酸素を土壌に取り込み、土壌中の炭素が酸素と結びつき二酸化炭素を排出する形になっていますが、
4パーミル・イニシアティブという取り組みがあり、
耕さないことを始め、農地に炭素を貯留することで、全世界の土壌に含まれる炭素量を毎年0.4%ずつ増やすことができれば、
大気中のCO2を相殺することになり、結果的にCO2増加量をゼロに抑えられるという大きな可能性も秘めています。

植物の根っこの力をうまく利用することによって、
トラクターでは届かない層まで、植物の根が張りめぐらされ、
やがて分解されることでできた空洞を通り、水分や酸素が供給されると同時に、水はけも良くなるなど、
天候の影響を少なくすることもできます。

リジェネラティブ農業の詳細について

次に、リジェネラティブ農業を取り組むコミュニティ作りについて、皆さんにご紹介します。

ツクヨミファームでは、農業未経験者を始め、就農を検討する人等に、
生活環境(シェアハウスや食材等)、道具や設備、資機材の共有、生産ノウハウからフルフィルメント機能、担当してもらう農地を無償で提供し、
午前中だけ農業。
午後は自由!や、
担当してもらった農地でできた野菜を買い取るなど、ユニークな営農方法を研修生として実践しながら、リジェネラティブ農業を学んでもらったり、多くの様々な方に関わっていただいています。

(畑で作業する研修生たち)

この研修制度やシェアハウスを運営し始めたのは、誰でもリジェネラティブ農業に挑戦できる、関われる環境を作りたいからです。
国の方針も現在全体の0.5%程の有機農業の面積を25%にまで拡大する様に目標を大きく引き上げました。


リジェネラティブ農業に取り組む生産者は日本ではまだ少ないですが、ルーツは日本にあり欧米に熱狂的な支持者も多く存在し、過去2年間で400名以上の外国人を受け入れてきました。
極端な話は生産するためのコストは限りなくゼロに近く、
ロールモデルをつくり広く発信することで、
農業全体の新陳代謝(誰でも気軽に就農or農業に関われる環境を!)を促す切っ掛けとなればと思っています!

(今までの参加者の写真です。)


■今回のプロジェクトのゴール

今回のプロジェクトは、
現在のシェアハウス(芝橋の実家)が手狭になってきている中、多くの申し込みが続いているため、
もう一軒のシェアハウスの取得・改築費用や新規農地の取得費用の一部をみなさんに応援していただきたいと思ったこと、
クラウドファンディングをきっかけに僕たちを知ってもらうこと、新しい仲間に出会えることを期待して初めてクラウドファンディングに挑戦しようと思います!

今回、野菜セットの定期便をリターンとして設定しました。

なんで、定期便なの?っと思うかもしれないですが、

欧米を中心に普及しているCSA(地域支援型農業)の前払い購入の仕組みを更に進化させました。

具体的には、

・生産者側には

①Stable!需要に合わせ、栽培計画が立てられ、安定的な経営環境の元に栽培に取り込める

②Recover!耕作放棄地の活用を始め、環境の回復が期待できる

③Variety!安定な収入が見込めるため、多品目生産にも対応できる


・消費者側には

①Fresh!採れ立ての新鮮な野菜を手に入れる

②Reasonable!中間流通が省け、産直価格で、お手頃に高品質な野菜を買える

③Easy!出かける必要がなく、指定の日にちに、野菜が届く

④Identifiable!作り手の顔が分かるので安心できる


などのメリットがありますが、不作時には補償は無いといったデメリットも。

そこを生産者の矜持として、仮に不作時があったとしても、よくあるスキップという形で収穫物の補償をし、リスクを無くすと共に、リジェネラティブ農業だからこそできる送料の無料化(送料込みではなく)を実現し、
先に挙げた
産直ECが小規模農家を疲弊させる3つの理由
で出てくる課題も解決します。


■リターンについて

より多くの方々にリジェネラティブ農業、そのスタイルで育てたお野菜の美味しさを知っていただくために、以下3種類のリターン(①お礼メール、②メールマガジン、③定期野菜セット)をご紹介します。

*支援総額に応じて、シークレット・リターンを追加いたします!


① 応援コース

気軽に応援したいと思ってくださる方のためのリターンです。

リニューアル予定のロゴステッカーとお礼メールをお送りします。

写真はサンプル画像になります。

ロゴのスッテカーサイズ:50mmX50mm になります。

(変更する場合がございます。予め、ご了承ください。)


② メールマガジン
ツクヨミファームが長い年月をかけ、トライアンドエラーを繰り返し、確立した環境に優しいリジェネラティブ農業のナレッジを、半年間にかけ、毎週お届けします。


③ お野菜定期セット
ここまで紹介してきたリターンの中で最もおすすめしたいのがこのお野菜定期セット。

安心・安全な野菜であることは大前提で、

農薬や化学肥料も一切使わず、多様な生物が活動する豊かな土壌で育った野菜は、栄養価が高いだけではなく、味わい深く、まさにワインでいうテロワール。

今回のリターンではサイズをS・M・Lの三種類から、配送回数を1・3・6・12回から、野菜の種類を夏野菜・秋野菜・冬野菜の組み合わせから、選択することが可能で、是非、ライフスタイルに合ったセットをお試しいください。

Sサイズ:一人暮らしにぴったり!

Mサイズ:二人暮しや三人家族の週末の献立に最適!

Lサイズ:五人以上の大家族用!


お野菜定期セットの種類について、リターンの方で、そのイメージ写真をご確認ください。(毎回、セットの種類数を元に、採れ立ての旬のものをピックアップするため、重量が変わる場合もあります。)

今回は、送料込みのご提供*となるため、通常、ECサイトで直接購入するよりも、断然お得に気軽にお買い求めいただけます。

*沖縄/北海道が届け先になる場合は、一回の配送に付き、1500円の追加送料が発生します。今後は、今回の募集の結果、企業の努力次第で、多少緩和される見込みです。


*秋野菜セットSサイズより冬野菜セットMサイズが安い理由について

ツクヨミファームでは、3月から10月の間、冷蔵便でお届けしています。
今回では、秋野菜から発送スタートの野菜セットが一律、その冷蔵便の送料が無料になるお得コースです。
冬野菜から発送スタートの野菜セットの場合は、更に、常温便の送料も無料にしているため、冬野菜の方がお得になっています。


*以下、ツクヨミファームから収穫された野菜を購入されたお客様の口コミを一部抜粋:

現在栽培中の野菜の一部を、下記にて記載

「栽培野菜一覧」

1月 さつまいも、小蕪、筍芋、間引き水菜、ロメインレタス、キャベツ、自然薯、じゃがいも、ミニトマト、フルーツトマト、大根、青梗菜、人参、白菜、ヨモギ、パセリ、ほうれん草・・・など

2月 小蕪、人参、ブロッコリー、キャベツ、ミニトマト、ロメインレタス、菊芋、ヤーコン、小松菜花、白菜菜花、ほうれん草、ルッコラ、ワサビ菜、サニーレタス、白菜、自然薯、ヤーコン、葉にんにく、里芋・・・など

3月 葉付き大根、キャベツ、ほうれん草、ミニトマト、フルーツトマト、甘夏、葱、ケール、サニーレタス、玉ねぎ、大根、人参、ブロッコリー、蕪、アスパラ・・・など

4月 レンコン、玉ねぎ、じゃがいも、たけのこ、キャベツ、リーフレタス、スイスチャード、ほうれん草、絹さや、にんにくの芽、アスパラ、トマト、ブロッコリー、葉付き人参、甘夏、菜花・・・など

5月 キャベツ、人参、ジャガイモ、小松菜、ブロッコリー、リーフレタス、ルッコラ、小松菜、ナス、サンチュ、パセリ、スイスチャード、青葱、トマト、フルーツトマト、ほうれん草、玉ねぎ、ニラ、パセリ、空豆、島らっきょう、にんにく・・・など

6月 玉ねぎ、ジャガイモ、リーフレタス、水菜、アスパラ、ミニトマト、カリフラワー、みょうが、空心菜、モロヘイヤ、カイワレ大根、セロリ、小松菜、ニラ、パクチー、ケール、コーン、ラディッシュ、バジル、レタス、キュウリ、ナス、枝豆、ビーツ・・・など

7月 じゃがいも、バジル、紫蘇、ニラ、トマト、キュウリ、オクラ、ゴーヤ、ナス、ピーマン、コーン、ししとう、モロヘイヤ、セロリ、カボチャ、アスパラ、ビーツ、パプリカ・・・など

8月 小松菜、ピーマン、玉ねぎ、オクラ、空豆、トマト、ナス、コーン、セロリ、シシトウ、ゴーヤ、サトイモ、紫蘇、ニラ、パプリカ、ズッキーニ、じゃがいも、ごぼう、青葱、スダチ、おやつ金時・・・など

9月 レンコン、じゃがいも、葱、アスパラ、トマト、キュウリ、オクラ、パプリカ、ピーマン、カボチャ、スダチ、トマト、ナス、セロリ、パプリカ、オクラ、スダチ・・・など

10月 シルクスイート、キュウリ、へちま、ミニトマト、アスパラ、茄子、空豆、しょうが、にら、ピーマン、オクラ、青葱、レンコン、玉ねぎ、セロリ、トマト、バジル・・・など

11月 子蕪、キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、ワサビ菜、人参、大根、サンチュ、ミニトマト、シルクスイート、鳴門金時、カリフラワー、トマト、ほうれん草、レンコン、ケール、しょうが、しいたけ・・・など

12月 ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、春菊、白菜、大根、水菜、青梗菜、人参、サニーレタス、大根、玉ねぎ、トマト、ミニトマト、ヤーコン、小蕪、キャベツ、ケール、葱、親芋・・・など


■資金の使い道

・シェアハウス新規取得の資金と改築の費用に充てる

・不耕起型栽培用に新たに畑の購入


■実施スケジュール

2022年5月中旬:CAMPFIREで掲載開始

2022年7月3日:CAMPFIREで掲載終了

2022年7月5日:リターン発送順次開始


■会社概要

・特定商取引法に基づく表記

会社名 株式会社 経親(阿波ツクヨミファーム)

事業運営責任者:芝橋宏治

事業者の所在地 〒 771-1701  徳島県阿波市阿波町下喜来南97-1

定休日:水曜・日曜・盆正月

メール:support@awatsukuyomi.com

・沿革

2004年6月:阿波ツクヨミファーム設立、慣行栽培を開始
2007年4月:現在の事業構想に至り有機栽培に転換
2010年4月:野菜のオンライン販売を開始
2013年4月:研修生の受け入れを開始
2014年4月:株式会社経親設立、現在の栽培体系である不耕起型自然栽培を確立
2017年4月:農業版ISA(インカムシェアアグリーメント)を開始
2020年6月:外国人研修生の受入れが累計400名突破


■FAQ(よくある質問)

・配送について

   配送業者はヤマト運輸です。

 全国にお届けしますが、北海道と沖縄の配送場合、別途追加送料が発生するため、該当するリターンを間違い無いように、お選びください。

 なお、配送用のダンボールが、環境配慮の観点上、全てリサイクルのものになります。

 (野菜リクエストオプションを利用される方のみ、新品のダンボールでご用意します。リサイクルのものを希望する場合、備考欄でその旨を記載してください。)

・配送日程について

 届くまで、配送予定日より1〜2日掛かる目安となります。

 正月、お盆、祝日等は配送業務が休みのため、配送日程が前後することがこざいます。予めご了承ください。

 配送日程が変更となる際には改めて下記のメールアドレスからご案内を差し上げます。

 support@awatsukuyomi.com

・クール便配送について

 4月から10月までの間、「冷蔵便」で配送され、それ以外の時期は、「常温便」で配送されます。


・野菜のリクエストについて

 必ずしも全てのご希望に添えるものではないのですが、お野菜定期セットの内、お好みの野菜の指定や、嫌いなお野菜を除外するようなリクェストについて、

 セットの内容によって、500円(3回までの配送コースのみ)また1000円(3回以上の配送)を追加する形で対応可能になります。該当金額が、リターンの本文内容にてご確認ください。

 詳細のやり方)

 入力画面にて、「上乗せ支援で応援しよう」にて、セットに応じて、該当金額を入れた上、「備考欄」にて、「野菜リクエスト」のタイトルとその内容を記載してください。

・キャンセルポリシー

 商品の性質上、ご返品・交換は、原則としてお受けいたしかねますが、以下のケースのみ、対応いたします。

 ①野菜が傷んでいる場合

  問題箇所が分かる様に、写真を残して頂き、当社サポート窓口に連絡いただければ、問題の品数を(定期の場合)次回の発送時に補充する形で対応させていただきます。

 ②箱が破損した場合

  箱が破損している場合のみ、破損箇所の写真が分かる様に、写真を残して頂き、当社サポート窓口に連絡いただければ、再配送の手配を用意します。

 


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/06/29 17:08

    いつもお世話になります。ツクヨミファームです。プロジェクト終了まであとわずかとなりました!既にたくさんの皆様のご支援を賜り大変嬉しく思っております。ありがとうございます!近頃、収穫されて野菜や発送の準備など、進捗を報告できればと思います。残りわずかな期間となりましたが、さらにプロジェクトを盛り...

  • 2022/06/21 10:20

    リターン【気軽に応援コース】のロゴシールのサイズ表記に誤りがございましたので、お詫びと訂正を申し上げます。誤:50㎝×50㎝↓正:50㎜×50㎜なお、CAMPFIREの仕様上、一度公開したリターンの再編集ができない仕組みとなっているため、キャンペーンサイト上では引き続き、「誤:50㎝×50㎝」...

  • 2022/06/16 04:38

    夏の旬野菜。茄子の収穫が始まりました^^株元の後ろに見えるのは韮、その隣はマリーゴールドです。写ってはいませんが、両隣にツルムラサキとモロヘイヤが生育中です。ぼやっとしてますが、奥の方にある白い花らしきものは人参の花です^^7月中旬頃にかけて茶色く種に変わっていきます。その他、青葱や紫蘇がとこ...

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