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【プロジェクトがSUCCESSしました!!】

皆様からの応援のおかげで、目標金額を達成いたしました。
本当にありがとうございます!!
障害者アートの魅力を「伝える」、
そしてそこから「繋がる」しくみ作りのため、
引き続き、皆様からの応援とご協力をよろしくお願いいたします。
2022年6月27日
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■はじめに

みなさま、こんにちは。ダブディビ・デザインの柊 伸江(ひいらぎ のぶえ)です。

株式会社ダブディビ・デザイン 代表取締役・柊 伸江

まず、今回のプロジェクトの紹介動画を作りましたので、是非ご覧ください。


福祉とビジネスをデザインでつなぐ
ダブディビ・デザイン

2012年5月、株式会社ダブディビ・デザインを創業しました。社名の「ダブディビ」は、Welfare(福祉)、Design(デザイン)、Business(ビジネス)、3つの単語の頭文字をつなげたオリジナルの造語です。 “福祉とビジネスをデザインでつなぐ”をコンセプトに、障害者アートを活用した商品企画や授産製品の商品開発支援、また福祉事業所の職員様に向けたセミナーや障害者アートの展覧会企画などを行っています。


素敵なデザインのこのアートハンカチ、商品名は【Square world】と言います。
ハンカチという四角い布の中に、障害者アートの魅力をたっぷり詰め込み、そしてこの四角い世界をどんどん大きく広げていこう!そんな想いで名付けました。
このアートハンカチは、ダブディビ・デザインが初挑戦したクラウドファンディング第一弾で、全国の多くの方からご支援をいただき、商品開発を行いました。


ダブディビ・デザインの第一弾クラウドファンディングでは、目標金額の350%(1,050,780円)、支援者数219名と、たくさんのご支援をいただきました。
改めまして、応援をいただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました!!

★第一弾クラウドファンディングはこちら
毎日が楽しくなるポップでキュートなハンカチ! アートとデザインで暮らしに彩りを
https://camp-fire.jp/projects/view/514834


クラウドファンディングを始めるまでは、私の想いにどれだけの方が共感してくれるのだろうかと不安だらけでしたが、昔懐かしい知人や友人、これまでの人生でお世話になった方々、また、まだお会いしたことがないSNSでお繋がりのある方など、幅広く多くの方々から応援をいただき、驚きと共に喜びと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

「素敵なデザインに一目惚れしました。」「これからも埋もれた才能をどんどん世に送り出して下さいね。」「この活動はもっと多くの人に知ってほしいです。」など、いただいた応援メッセージにも励まされました。これまで私がやってきたことは間違いではなかったのだと、少しホッとしました。


ワコールスタディホール京都の様子

ハンカチ原画展【 Square world 】 ワコールスタディホール京都ギャラリーにて

完成したアートハンカチと原画をお披露目するため、2022年3月~4月には京都と千葉でハンカチ原画展を行いました。
原画それぞれの特徴や質感、また作品ごとの違いをよりリアルに感じていただきたくて、敢えて額装をせずに展示する方法を考えました。また、原画とハンカチを比べて見られるように配置し、商品化の際、どのようなデザインアレンジをしているのかもご覧いただけるようにしました。


ハンカチ原画展【Square world】 スペースガレリアにて

千葉での原画展では、このプロジェクトに協力してくださったまあるい広場の皆さんもご家族や仲間と一緒にギャラリーを訪れてくださりました。中には、ご自身の作品のアートハンカチを首に巻いてお越しくださった方もおられました♪
長年、まあるい広場のサポートをされている方、たまたまこのギャラリーに来て障害のある方のアートを始めて見た方など様々でしたが、週末にはたくさんのお客様が来場してくださり、とても賑やかな原画展になりました。


このプロジェクトを通して、アートハンカチを作り、原画展を行い、障害者アートの魅力を広める活動を展開してきました。アートハンカチをご覧になったお客様の笑顔や、「どのデザインも素敵でどれにしようか迷います♪」と仰ってくださるそのお言葉に、このアートハンカチの魅力はこれだけで終わらせるわけにはいかない、福祉という枠を超え、もっともっとたくさんの方々にこの魅力を届けたい!そんな思いを強くしました。

アートハンカチ【Square world】京都での様子


この度、ダブディビ・デザイン設立10周年を記念して、クラウドファンディング第二弾に挑戦させていただき、障害者アートを活用したオリジナルアートハンカチ【Square world】を通して、障害者アートの魅力を「伝える」、そしてそこから「繋がる」しくみ作りを目指したいと思っています。

アートハンカチ【Square world】が広がっていくイメージ


■このプロジェクトで実現したいこと

アートハンカチ【Square world】を通して、障害のある方のアートの魅力発信を本格的に進め、この活動を継続・発展させていくために、ダブディビ・デザインはクラウドファンディング第二弾に挑戦いたします!
今回のプロジェクトでは、皆さんからいただくご支援で以下の2つの活動を中心に行ってまいります。


  • ①アートハンカチ【Square world】の販路開拓のため
    「ててて商談会」に出展します。
    • 「ててて商談会」とは、「作り手」「使い手」「伝え手」の3つの手が共鳴しあえることを目的に掲げた商談会です。全国からバイヤーやプレス関係者が訪れ、商品の買い付けや新規プロジェクトの発掘を行う場です。出展するブランドはアパレルや生活雑貨や食品など多岐に渡りますが、共通しているのは、モノが持つ声を感じてほしいという想いを持ち、それを発信すべく活動をしているブランドであることです。福祉という枠を取り払い、障害のある方が作り出すアートの魅力を伝えたい、その想いをこの商談会でぶつけたいと思っています。

<ててて商談会 2022.6>

日程:2022年6月1日(水)~3日(金)
場所:スパイラルホール
https://tetete-show.jp/
※一般のお客様は入場できませんのでご了承ください。



    • ②アートハンカチ 【Square world】の新柄を制作します。

ダブディビ・デザイン第一弾クラウドファンディングでは、10柄のアートハンカチを商品化いたしました。この10柄を今後もご紹介していくことは勿論ですが、「ててて商談会」出展に合わせ、新柄5点を追加投入したいと考えています。
日本中には、まだ世に出ていない魅力的な障害者アートがたくさんあります。いつもそんなダイヤの原石を探し歩いている私は、もっとみんなに見てほしい!と思う作品にもよく出会います。しかし、作品を世に出す機会がなければ、その作品は私の引き出しに思い出としてしまわれたままになってしまうのです。

ダブディビ・デザインはアートハンカチ【Square world】で、春夏と秋冬の年2回のペースで新柄を提案していくサイクルを作っていきたいと考えています。そうすれば、魅力的な障害者アートを世に出す機会をコンスタントに作り出すことができますし、お客様にもどんどんアートハンカチの世界を楽しんでもらうことができます。

ハンカチの製造は、今回もブルーミング中西株式会社様にご協力をいただきます。

今回作る新柄は、現在、京都にある町家宿泊施設・京の温所 御幸町夷川にて展示している4名のアーティストの作品を中心にセレクトしました。宮城県からは「アート・インクルージョン・ファクトリー」様、埼玉県からは「社会福祉法人昴・まちこうばGROOVIN'」様、大阪からは「アトリエライプハウス」様、広島県からは「ひとは福祉会・3ばんのりば」様にご協力をいただいております。


【草花①】【草花②】
賀張勝さん(ひとは福祉会・3ばんのりば'所属/広島県)


【電車】
森川里緒菜さん(社会福祉法人昴・まちこうばGROOVIN'所属/埼玉県)


【無題】
芳仲真樹子さん(アトリエライプハウス'所属/大阪府)


【こけしガールズ・小】
妄想エンジン全開娘さん(アート・インクルージョン・ファクトリー所属/宮城県)


また、2022年クリスマス限定デザインとして、京都府の「アトリエとも」様にもご協力いただきます。

【ルミナリエ】
長村良彦さん(アトリエとも所属/京都府)


ハンカチの完成イメージはこのような感じです。デザインが未完成のものもありますので、色やレイアウトは変更になる可能性もありますが、プロジェクトページや活動報告ページで随時、ご紹介していきたいと思います。

新作ハンカチのデザインイメージ


■これまでの活動

障害のある方が生み出すアート作品の魅力を一人でも多くの方に知ってほしい、そんな想いで起業し、活動を続けてきたダディビ・デザインは、2022年5月1日で創業10周年を迎えました。ダブディビ・デザインはこれまでに、障害のある方のアートをハンカチやバッグなどのプロダクトにアレンジして暮らしにアートを 取り入れる提案をしたり、ギャラリーや店舗に障害のある方のアート作品を展示して作品の持つ魅力をリアルに感じる機会を提供したりしてきました。代表の柊は、創業前の2006年より障害者アートの商品開発に携わってきましたので、16年分の経験とノウハウを持っています。

ダブディビ・デザインが過去に開発に携わった商品・洋服(障害者アートを活用しています)

ダブディビ・デザインが過去に開発に携わった商品・かばんなど(障害者アートを活用しています)

昨年12月に初挑戦したクラウドファンディングでは、、目標金額の350%、支援者数219名と多くのご支援をいただき、障害のある方のアートを活かしたオリジナルアートハンカチ【Square world】の製造開発を行いました。お陰様で素敵なハンカチが出来上がりましたが、しかし、商品は作って終わりなのではなく、その魅力をきちんと伝え、お客様にお届けしなくては意味がありません。日本全国の素敵なお店にこのハンカチを並べていただき、たくさんのお客様に手に取っていただくことで、ようやくこのハンカチの役割が完遂するのではないかと考えています。そのために、ダブディビ・デザインが乗り越えなければならないハードルがまだまだあります。

ハンカチ原画展【Square world】(千葉)での様子

また、現在、株式会社ワコール様にご協力をいただき、京都にある町家宿泊施設・京の温所 御幸町夷川にて障害のある方のアート作品を展示させていただいております。素敵な空間に障害のある方のアート作品が彩りを添え、宿泊に訪れたお客様にアートを楽しんでいただいております。この活動もまた、障害のある方のアートの魅力発信として素晴らしい機会をいただいておりますが、その反面、宿泊者という限定された方しか楽しめないという課題もございます。飾るアートを持ち歩くアートに生まれ変わらせることができるアートハンカチ【Square world】ならば、宿泊してこのアートを鑑賞した方が、後日、旅の思い出と共に再びアートを楽しむこともできますし、実際に宿泊に行くことは叶わない方も違った形で同じアートを楽しむことができます。

<京の温所 御幸町夷川での作品展示>

京の温所 御幸町夷川(外観)

京の温所 御幸町夷川(展示の様子)


■資金の使い道

今回のクラウドファンディングで集めた資金は、以下の用途に使わせていただきます。

・展示会出展費

・広報物(チラシや商品カタログ)制作費

・ハンカチ製造費(原画アーティストへお支払いする原画使用料も含みます)

・パッケージ制作費

・リターン配送費

・CAMPFIRE手数料  など

また、集めた資金から必要経費を使わせていただき、その上で残額があった場合は、障害者アートの認知向上のための活動資金に充てさせていただきます。


■リターンについて

キャンプファイヤーリターンでは、このプロジェクトで生まれる新柄ハンカチを、一般販売より早く皆様のお手元にお届けいたします。(2022年9月頃お届け予定) 早期支援への感謝として、30%OFFのお得なリターンもご用意しています。
そして、ダブディビ・デザインが全国の福祉事業所と取り組んでいるもう一つのプロジェクト、お菓子の定期便「えがおのおやつ」をお届けするおいしいリターンもご用意しました。障害のある方の可能性はアートだけにとどまりません。ハイレベルなお菓子作りも是非、皆さんに知っていただきたいです。
更に、オンラインセミナーの参加権や福祉事業所様向け、企業・法人様向けのリターンもご用意しています。


Aコース:ダブディビ・デザイン応援お気持ちプラン

ハンカチはいらないけど、とにかく応援したい!という方にはこちらのプランを。


Bコース:ハンカチ好きに送る、新作商品お届けプラン

ハンカチ好きは何枚あってもまた新しいものが欲しくなるものです♪クラファンでいち早く新作デザインが入手できます。早期支援割引として、先着20名様には30%OFFのお得なリターンもご用意しました!


Cコース:おいしいものには目がないあなたに、お菓子の定期便「えがおのおやつ」プラン

“花より団子派”のあなたには、全国の福祉事業所で作られるおいしいお菓子が毎月定期便で届くこちらのプランがおすすめです。


Dコース:ダブディビ・デザインのノウハウを学びたい福祉事業所向けプラン

障害のある方のアート活動に携わる福祉事業所関係者様におすすめのプランです。オンラインセミナーは個人でのご参加も歓迎です。


Eコース:障害のある方を応援したい、より良い社会作りに貢献したい、企業・法人様向けプラン

企業の社会貢献活動やSDG’Sについてご興味がある方は、こちらのプランがおすすめです。



■実施スケジュール

2022年5月20日(金) 12:00 プロジェクトスタート

2022年6月29日(水) 23:59 プロジェクト終了

2022年9月頃 リターン品発送予定

※予想を上回る応援購入数を頂いた場合、発送予定日が遅れる場合がございますのでご了承ください。


■最後に

私は今では、自分のことを“障害者アートマニア”だと自負していますが、実は私は、障害のある方とは無縁の環境で育ちました。小学校には特別支援学級があったように思いますが、たまたま私には親しい友達がそこにはいなかったので、その部屋にどんな子が通っていたのか、その部屋の中でどんな活動が行われていたのかなど、全く知りませんでした。中学や高校では特別支援に対応しているクラスはなかったと思いますし、大学も同様でした。社会人になっても障害のある方と出会う機会はないまま、私は、障害のある方のことを知らない人生を送ってきました。

そんな私が今から17年前の2005年5月、人生で初めて福祉事業所に足を踏み入れました。障害のある人が頑張ってお仕事をしている場所、という真面目な先入観はいとも簡単に崩れ、明るく開放的なスタジオで、のびのび、いきいき作品を作っている皆さんに出会い、「羨ましい!!私もこんなところで働きたい!!」と思ったことをよく覚えています。(ちなみに、その時、私が訪れたのは、奈良にある「たんぽぽの家」でした。)

その後、障害のある方と関わる機会が増えていく中で、様々な社会課題があることを知りました。私が特に疑問を感じたのは、工賃の問題でした。当時は、障害のある方が福祉的就労で稼ぐお金は、1か月に12,000円程度と言われていました。1か月12,000円でどうやって自立して生きていくのだろうか?何故、障害のある人の工賃がこんなに低いのだろうか?この素朴な疑問が、私を動かし今に至ります。

厚生労働省ホームページ 平成24年度工賃(賃金)の実績についての資料より引用

一方で、障害のある方が生み出すアートの魅力にもどんどんハマっていきました。ひょんなご縁で、当時、勤めていた大学で、有志の学生たちと一緒に「みっくすさいだー」という活動をはじめたのが2005年冬でした。知的障害のある青年が描く絵のおもしろさにしびれ、学生たちと一緒にデザインや制作に没頭しました。

みっくすさいだー初期のデザイン制作物(2006年)

私はたまたま仕事を通して障害のある方に出会うチャンスがありましたが、自分の人生を振り返ったとき、「知らない」ということの、ある種の恐ろしさも感じます。知らないことで生まれてしまう負の感情や差別が、この世の中にはまだ存在します。


障害者アートの商品開発は、福祉事業所を中心に、そして今では大手企業も参加し広がってきてはいますが、まだまだその活動エリアは限定的で認知度は低く、商品数も限られています。世界中の消費者がその商品に気軽に出会えるようになるまでには、商品数や事例をもっと増やすことも必要ですし、商品の販路を広げていくことも必要です。商品を作って終わりではなく、ここからの活動こそが、ダブディビ・デザインが本当にやらねばならないことであると責任を感じています。

アートハンカチ【Square world】が障害のある方のことを知るきっかけになれるように、ダブディビ・デザイン創業10周年という節目の年に、より一層、「広げること」「繋げていくこと」を実践していきたいと思っています!!皆様の応援とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/10/11 05:38

    ダブディビ・デザインの第二弾クラウドファンディング、【アートハンカチでアートとデザインを楽しむ★障害者アートで伝える&繋がるしくみ作り】のページをご覧いただき、ありがとうございます!9月頃発送予定としておりましたハンカチのお届けが遅れており、皆様にはご迷惑をおかけしており、大変申し訳ございませ...

  • 2022/06/30 08:00

    ダブディビ・デザインの第二弾クラウドファンディング、【アートハンカチでアートとデザインを楽しむ★障害者アートで伝える&繋がるしくみ作り】のページをご覧いただき、ありがとうございます!皆様からのたくさんのご支援のおかげで、無事、プロジェクトがSUCCESSし、募集期間が終了しました!皆様、応援あ...

  • 2022/06/29 15:30

    ダブディビ・デザインの第二弾クラウドファンディング、【アートハンカチでアートとデザインを楽しむ★障害者アートで伝える&繋がるしくみ作り】のページをご覧いただき、ありがとうございます!今回のリターン品の中に、オンラインセミナー参加権というものがございます。その詳細が決まりましたので、こちらにてお...

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