博多の童画家
故西島伊三雄生誕100年記念
「昭和〜あの頃〜」展開催に向けて
― 心温まる作品の数々を後世に残したい ―
■はじめに

福岡・博多を中心に、九州各地及び日本全国にたくさんのファンを持ち、平成13年(2001)に惜しまれながらその生涯を閉じた博多の童画家故西島伊三雄氏。
氏の作品は街の至る所で目にすることができます。これはふるさとを思い、街のために多大な貢献をされてきた証でもあります。氏が描いた作品の中には、古き良き時代の温かさや人の優しさ、思いやりが漂い、その時代を知る人だけでなく、今を生きる若者たちの中にも新たなアートとして捉えら、作品の一つ一つが、また新たな時代を生きはじめようとしています。
この大切な作品を後世に残したい。そんな思いから「故西島伊三雄生誕100年記念「昭和あの頃」展」を開催(入場無料)したいと当実行委員会を発足いたしました。

コロナ禍で沈んだ気持ちを癒してくれるのは、そんな元気だった昭和のあの頃の童画や風景だったりするのではないでしょうか?

また、若い世代の方にとっても新鮮で何かを考えさせられるアートでもあると思います。

若き日の西島氏

ロゴマークを手掛けた博多座

 


博多駅正面レリーフ
九州大学病院の有田焼壁画
■福岡・博多をこよなく愛した西島伊三雄氏の想い

西島伊三雄氏は、故郷福岡・博多の街を、人をこよなく愛しました。
博多どんたく港まつりや博多祇園山笠、放生会では、祭りを盛り上げるために自ら奔走し、その視点で描き出された作品は見る人たちを祭りの中に引き込んでくれます。それは博多の街を全国に知らしめる基盤にもなり、その時代を一緒に過ごした人たちに、何が大切かを教えてくれました。

どんたく衣装の西島氏どんたくを描いた作品博多山笠を描いた作品

■プロジェクト発足の経緯

このプロジェクトは、コロナ禍で没後20年の展覧会ができず、御子息様も高齢となり、もうしっかりとした展覧はできないかもしれない・・・と伺った数名の有志が、何とか後世に記憶、カタチとしてひとりでも多くの方に西島伊三雄の世界を観ていただきたいという思いで実行委員会を発足し、様々な試みをしようと考えるようになりました。展覧会の入場料は無料。展覧会開催には、企画から設営・運営とかなりの経費がかかります。本来であればその経費を企業様や入場料を充てるのですが、皆様の支援でその経費負担を軽減すると共に、リターンの作品グッズで多くの方に知って頂き、語り継いでもらう機会になればと思います。

 ■これまでの活動

毎年カレンダーを作成し、介護施設へ発送。施設の方々に涙を浮かべて喜んで頂いたり、東日本大震災の年には、東北の福祉施設にカレンダーなどを贈り、たくさんの感謝の言葉を頂きました。
また、「こども食堂」のアイキャッチャー制作・援助、社外福祉事業を目的とした「やすらぎ荘」や、心身障がい者の救済を目的とした「あゆみの箱」への援助(募金運動)などにも尽力されました。

■資金の用途

皆様からの支援金は、展覧会開催にかかる経費、及び制作するリターン品制作費にあてたいと考えています。なお、支援金の一部をCAMPFIRE手数料と返礼品の発送費にも活用させていただきます。

【明細】

会場費:約40万円、設備・設営費:約60万円、人件費:約30万円、広報費:約20万円、リターン制作費:約80万円、リターン発送費:約8万円、CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約12万円


■リターンの紹介

西島伊三雄生誕100年記念の限定図録(限定2000冊)

残された作品を中心に活動や功績など100年の軌跡を綴った集大成の1冊です。最後に今回ご支援頂いた皆様のお名前の記載をさせて頂きます。

その他、身近に作品を目にして頂けるようなシール、エコバッグ、一筆箋、クリアファイルなどをご用意しました。

■実施スケジュール

プロジェクトスタート:

ご支援募集期間:2022年6月4日(土)~8月7日(日)まで

展覧会開催:2022年9月8日(木)~9月20日(火)までの13日間

返礼品発送:2022年9月下旬より随時発送させて頂きます。

■最後に

今年の展覧会開催を機に、実行委員会として皆様に喜んでいただける活動を継続できるよう「西島伊三雄先生の輪」で継承していきたいと思っています。これからもファンとして応援できれば幸いです。

福岡市中央区役所の銅像の前にて


<募集方式について>


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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