はじめに・ご挨拶

はじめまして、有限会社ゆめ企画 須藤健太郎商店 代表の薄井と申します。

弊社は2004年に秋田県羽後町に先代の須藤(現会長)によっていぶりがっこの製造会社として創業いたしました。創業以来大事にしてきたことは『ものづくりと真剣に向き合い絶対に妥協しない』『ご縁を大切にし感謝の気持ちは忘れないこと』この2つです。
いぶりがっこに使用する大根の栽培から製造・加工・商品開発・販売までを一貫して自社で行っております。収穫した大根を昼夜2日間じっくりと燻し、たっぷりの米ぬかを使い砂糖と塩のみで漬け込み100日以上寝かせるという昔から伝承されてきた製法と味を守り続けています。
昔ながらの製法にとことんこだわり大量生産はしません。そこが弊社の強みであり価値であると自負しております。5名の従業員と一緒になって伝統を守りながらも新しいことにも挑戦し続けています!!


このプロジェクトで実現したいこと

本プロジェクトの最終目標は、コミュニティの場で発見した羽後町の魅力『人』『食』『農』『もの』やイベントの情報を共有発信し、県内外から羽後町に足を運んでいただくきっかけとなる存在になることで地域の活性化に貢献することです。
『あいす焼きいも まつり』という名のテイクアウトのお店のオープンを6月に予定しております!!
いぶりがっこのお店ではないの⁉と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、今回は新事業への参入ということで、新しいことへの挑戦として自社所有の畑でさつまいもの栽培にも取り組み店舗でのメニュー開発も自分たちで行います。
さつまいもは数ある農産物の中で、収穫から食べるまでに楽しめる場面が一番多い野菜ではないかと思っています。畑でのさつまいも掘りは私が子供の頃から保育園や小学校での行事としてありました。土を掘って芋を見つけた時のあの喜び。また、焚火に欠かせなかったものもさつまいもです。アルミホイルを巻いて火の中へ。焼きあがるまでの待っている間のあの時間もわくわくドキドキしながら楽しめたように思えます。

本プロジェクトは、以前居酒屋として使用していた店舗の改修を行い、テイクアウトだけでなくイートインスペースを整備し、ゆっくりとした空間の中で子供からお年寄りまで年齢関係なくコミュニケーションをとり、会話をすることで情報の収集や共有ができる環境を作りたく立ち上げました。イートインメニューの開発と提供、それに伴い必要なソフトクリームの機械やドリンクサーバー、冷蔵庫、冷凍庫などの設備を整え、『食』と『農』を通してスタッフもお客様もみんなが楽しめるコミュニティのスペースにしたいと考えています。
また、フリースペースを設置し仕事や勉強、趣味など自由にご利用いただける環境も整えたいと思っています。
●店舗所在地
秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字川原田49-33 2F
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私たちの地域のご紹介

羽後町は人口約14,000人ほどの小さな町で四方を山々に囲まれた秋田県の南部に位置します。
のどかで季節ごとに空気の香りや山々の色を楽しむことができる自然が溢れています。
日本三大盆踊りで知られる『西馬音内盆踊り』が毎年8月16日~18日の3日間開催され、700年受け継がれてきた幻想の踊りは県内外から来たお客様を魅了します。
そして、なんといっても西馬音内そばが人気が高くお蕎麦屋さんの前には開店前から列ができるほどです。また、歴史的建築物も多くあり観光スポットとなっています。
羽後町は伝統や文化、歴史など知れば知るほど好きになる魅力のある町です。


須藤と薄井について

【須藤 健太郎(1943年11月6日生まれ)】

戦後の厳しい環境の中、家族を養うため生きていくために子供の頃から働きに出てどんなこともしてきました。様々な経験を積む中で30代前半で食堂を始め、その後スナックや居酒屋の経営をしてきました。第二の人生をかけいぶりがっこ製造会社を創業したのは60歳の時でした。当時、東京の居酒屋で食べたいぶりがっこが、小さいころから食べていたものとはかけ離れた味だったそうで、なんとか昔ながらの味を残したいという想いで、製法や商品開発、営業に明け暮れる毎日を過ごしてきました。ふるさとを想う心と義理と人情の熱い心を持った須藤は、代表を後退した今も尚、現場に出て商品開発や従業員への教育・指導にあたっています。

【薄井について(1981年6月6日生まれ)】

生まれも育ちも秋田県由利本荘市で羽後町に移住したのは結婚がきっかけでした。
高校卒業後、製造工場に入社し事務員兼現場管理をしていました。当時は同じことの繰り返しの毎日に仕事に対するやりがいを見失い、人とふれ合う仕事がしたいとアパレルの仕事に転職しました。そこでは目標達成に向けて仲間と共に頑張る楽しさと、お客様との出会いへの喜びで充実した日々を送りました。その後、ブライダルショップの衣装アドバイザーとなり、結婚を機に退職し羽後町へ移り住み当社に2017年に事務員として入社しました。
食品や農業に携わる仕事は初めてだった私は製法にこだわり全て手作りで製造している光景を目にし、事務仕事の傍ら製造にも興味を持ち一緒に作業をするようになりました。畑での大根引き、煙が充満している燻し小屋の中での作業、1000リットルも入るほどの大きな桶への漬け込み作業、どれをとっても重労働です。いつも丁寧に真剣に作業を続ける従業員の姿と、先代のいぶりがっこにかける熱い想いとものづくりへのこだわりにいつも心を動かされてきました。
昨今、いぶりがっこ製造者の高齢化や後継者不足がささやかれる中、弊社も同じ問題に悩まされていました。先代からの打診があったのは3年前、決意したのは昨年です。その間悩み続けましたが、現在では少なくなってしまった昔ながらの製法でつくる希少ないぶりがっこを残したい、いぶりがっこが出来上がるまでの背景や生産者の想い、ストーリーをもっと沢山の方に伝えたいという想いから先代が築き上げてきたこの会社を引き継ぎました。現在も先代から沢山のことを助言いただきながら従業員の皆さんと『良いもの』をつくるために日々励んでいます。


プロジェクトを立ち上げた背景

①地元羽後町の活性化に貢献したい

②『食』と『農』の繋がりを事業に活かしてカタチにしたい

③子供からお年寄りまで年齢関係なく集い、豊かな心を養えるような場所をつくりたい

より地域に密着した活動で町の活性化に貢献できる会社でありたい。弊社の強みである『食』と『農』を活かし、地域の方々が交流できる憩いの場を作りたいという社内全体の共通意識のもと弊社の新事業として本プロジェクトを立ち上げました。


これまでの活動

近年は秋田県湯沢雄勝地域の中高生へ向けた企業説明会やPRなどを積極的に行っております。また、地元小学生の校外学習の工場見学の受け入れやいぶりがっこの製造体験などいぶりがっこを通して子供たちとふれ合う機会に恵まれてきました。秋田県での就農を目指す研修生たちに向けた6次産業における工場見学なども積極的に受け入れています。
SNSを活用し会社の活動や取り組み、いぶりがっこが出来上がるまでの製造工程やストーリー、私たち生産者の想いなども発信しております。


資金の使い道・実施スケジュール

今回のクラウドファンディングでご支援いただいた資金は以下の目的で使用させていただきます。

・店舗の一部改修費用

・販促物費用

・機械設備導入費用

・リターン品費用

・リターン品配送費用

・CAMPFIRE手数料

〈スケジュール〉

2022年7月   クラウドファンディング終了

2022年9月  イートインスペースオープン、リターン発送


最後に

『「食」と「農」を通して心を豊かに』をモットーに、地域のみんなが集える憩いの場を運営することで地域の活性化に少しでもお役に立ちたいと考えています。
この度は皆様のお力をお借りし、ご縁で完成した店舗であることへの感謝の気持ちをこれからの運営、弊社の在り方をもってカタチでお返ししていけるよう取り組んでまいります。
ご支援の程よろしくお願いいたします。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

リターン品について

一括表示は下記のとおりです。

【冷やし焼きいも】
●原材料及び添加物等の食品表示はお届けの商品ラベルに表記されます。

【いぶりがっこ金の蔵】

●賞味期限は製造日より365日です



【いぶりがっこ詰合せ(6種)】
①いぶりがっこ金の蔵

●賞味期限は製造日より365日です


②いぶりがっこ金の蔵スライス80g

●賞味期限は製造日より365日です


③生ふりかけ まんまけぇ

●賞味期限は製造日より180日です


④生ふりかけ まんまけぇ梅入り

賞味期限は製造日より180日です


⑤いぶりがっこスモークチーズ

賞味期限は製造日より90日です


⑥いぶり美人5連パック(チーズ)

●賞味期限は製造日より90日です


【いぶりがっこ詰合せ(8種)】
①いぶりがっこ金の蔵

●賞味期限は製造日より365日です


②いぶりがっこ金の蔵スライス80g

●賞味期限は製造日より365日です


③生ふりかけ まんまけぇ

●賞味期限は製造日より180日です

④生ふりかけ まんまけぇ梅入り

●賞味期限は製造日より180日です
⑤いぶりがっこスモークチーズ
●賞味期限は製造日より90日です

⑥いぶり美人5連パック(チーズ)
●賞味期限は製造日より90日です

⑦いぶり美人5連パック
●賞味期限は製造日より365日です

⑧IBURIN BURGER
●賞味期限は製造日より90日です

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