はじめに

私たちは米原市高番、伊吹山の麓で米作りをする農事組合法人エコファーム高番のメンバーです。私たちが自慢できるお米を全国の多くの方に知っていただき一度でいいから食べてほしいと思いクラウドファンディングという新しい手法にチャレンジすることにしました。

このプロジェクトで実現したいこと

伊吹山は世界最深積雪記録(1日)の積雪量11m82cmのギネス記録を持つ雪深い山で、山の雪解け水が石灰岩の間を縫って湧き出しており、ミネラルが豊富で水量は1日に約4,500トンともいわれます。(エコファーム高番から見た冬の伊吹山)

伊吹山は水神を祀る霊山です。山麓には伊夫岐(イブキ)神社があり大蛇が水神として祀られています。

(高番にある千福神社)

三島さん:圃場整備前に田んぼの中にあった「三つの塚」、白蛇や大ウナギの伝承。

先祖から伝わる伝承を敬い、継承するため三島さん石碑を残しています。

私たちは先祖から大切にされ、伊吹山の水神に守られた豊かな水を使わせていただき米作りを続けています。

私たちの作るお米(コシヒカリ)は伊吹山のミネラル豊かな伏流水をくみ上げ、寒暖の差がある気候が美味しい自慢のお米に育ちます!

私たちはお米を作ることには自信があります。しかし販売は自分たちでしたことがありません。

昔、高番に住む気立ての良いおばあさんがいました。みんなから「おかるばあさん」と呼ばれ、親しまれていたそうです。おかるばあさんの畑は千福神社を通り抜けたところにありました。毎日のように通って、道には轍(わだち)が出来るほどでした。この道沿いの奥のほうに小さなお堂があります。そのお堂の周りを掃除して花を供えお参りするのが、おかるばあさんの日課でした。
そのころ村では蚕を荒らすネズミに困っておりました。おかるばあさんがお堂に祀られている神様にお祈りし周りの丸い石を持ち帰りお蚕さんの傍に置いたところネズミが来なくなったそうです。

その後に、おかるばあさんは村の守り神になりました。

(考案中)


『おかるばあさんの祠(ほこら)』

高番には千福神社を抜けた林の中に「おかるばあさんの祠」が残されています。しばらくは誰もお守りすくことなく、荒れた状態でした。
今回、おかるばあさんの祠も修復が計画されており、このことをきっかけに「おかるばあさん」のお名前をお借りすることになりました。(おかるばあさんの祠)

リターン品について

・おかるばあさんコシヒカリ(新米)・稲刈り収穫体験

・オリジナルおかるばあさんイラストのポストカード

資金の使い道

・米袋デザイン費 50,000円
・米袋印刷費  50,000円
・おかるばあさん祠、修繕費 500,000円
・手数料、雑費 80,000円/計680,000円の一部として使用致します。

実施スケジュール

8月 米袋デザイン完成、印刷
10月 リターン品のお米発送
11月 おかるばあさん祠の修繕完成

最後に

私たち米農家も平均年齢は60歳を超える状況で後継者にも悩んでいます。おいしいお米を作っても多くのみなさんに食べて頂く術も、お届けする方法も私たちだけでは考え着きません。今回、ある方の手助けでクラウドファンディングという方法にチャレンジすることにしました。
応援のほどよろしくお願いいたします。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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