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わたしについて

はじめまして。大阪の大学で空間デザインについて学び、現在、フリーランスで空間デザインをしている中村 翔太(なかむら しょうた)と申します。

空間デザインの傍ら、写真活動をしています。

わたしは写真撮影の活動もしています。観光名所や絶景といったインパクトのあるものではなく、日常風景の写真が多いです。生活の機微の中で、まだ気づいていない細やかな風景やシーンを発見するたびに、嬉しくなって撮影しています。

特別でない日常的なシーンの中にこそ、ついつい見逃してしまう美しい瞬間があると考えているからです。 そう考えると何気ない普段の暮らしがどんどん豊かに感じられます。 そのようなシーンを発見すると、嬉しくなって撮影しています。


4年かけて撮りためてきた写真による「写真展」を開催したい!

日常生活の中で見つけた、ささやかで儚く、美しい風景の写真展を開催したいと思います。

現実の風景なのにもかかわらず、普段の暮らしに溶け込んでしまい誰にも気づかれないような曖昧な風景を、カメラを手にした4年前から発見するたびに撮影してきました。

時計や川に映る風景。

川や水たまりに映る風景。

電子レンジの扉や車のフロントミラーに映る風景。

水たまりや川、車のフロントミラーなど、何かに映りこんだ風景が多いですすすき越しの空や、ガラスに映りこみ現実の物と混ざり合ってカラフルになった空。

これらの風景は、日常の中にあって現実であるけれど、その場限りの刹那的な風景です。

このような、4年かけて撮りためてきた写真を展示する写真展を開催します。


展覧会タイトルは「玉虫色の光に目を澄ませば(仮)です。

玉虫色とは、タマムシのはねのように、光の具合によって緑色や紫色などに変化して見える色のことです。転じて、見方によって様々に解釈できる曖昧な状態を表現する意味を持ちます。

光の様子や見る角度によって時々に変化するため、現在の色は今しか存在しない刹那的で儚い美しい色です。日常に潜む玉虫色の光に目を澄まし、撮影した写真を展示することからこのようなタイトルにしました。

そのような風景の写真展を開催し、鑑賞者が日常の中で風景を探すようになって、
少しだけでも日々の暮らしが豊かに感じてもらえるようになればいいなと、
そういう写真展を目指します。


もうひとつのテーマ /「空間インスタレーション作品」としての写真展

これまで様々な写真展に足を運びました。どの写真も素晴らしく、見惚れてしまうものばかりだった一方で、展示空間としては額装に入れた写真が並んでいるものがほとんどでした。
その中で、空間も写真と同様に作品としてつくることができるのでは?と疑問が浮かびました。
そこで、自身の写真展は空間デザインにも重点を置いて計画します。

展示する写真は、普段どこもかしこにも存在するであろう、日常の中で気づかれずに見過ごされてしまうような儚いシーンの写真です。
この写真をみてくださった方に、
「何気ない日常にも美しい瞬間があるんだ、ぼくもわたしもさがしてみようかな」
と思っていただけるような展覧会を目指します。

風景としての展覧会を目指すため、揺れて動く「布」を使って空間をつくります。

自宅で空間演出の実験をした時の様子。布に写真を転写することで、布が額装代わりとなり、写真自体も揺れる上に、写真がうっすらと透けて、実風景の中に溶け込みます。儚い瞬間を捕らえる写真というメディアを布に転写すると、再び儚さを取り戻し、鑑賞者によりその写真の空気感や魅力が伝わるのではないかと考えました。

【空間演出の実験】布と共に写真も揺れ、風景に溶け込む。

【空間演出の実験】 写真が透け、写真同士が混ざり合って新しい像をつくる

様々な紙や布で実験を行ない、転写方法透け具合揺れ具合など検証を重ねています。ギャラリーに足繫く通い、その場所の日の光の方向や窓の位置に合わせて展示構成を検討していきます。
そしてこの場所ならではの風景をつくれたらと思っています。

【空間演出の実験】光の強さや角度によって、この場所ならではの風景が生まれる

わたしは、「空間インスタレーション作品」としての写真展を開くことで、写真が美しいだけでなく、その会場も美しい風景となるような写真展の新しい姿が提案できればと思います。そのような写真展開催にあたって、ぜひ皆様にご支援いただければ幸いです。


瞬間を味わうために /  写真集の作成

展覧会開催にあたって、作品を写真集(通常版とスペシャルエディション版)にまとめます。

写真集(通常版)(画像は編集時のイメージ)

写真集(スペシャルエディション版)(画像は編集時のイメージ)
糊やテープを使わず、糸を使って和綴じで仕上げます。

展覧会は瞬間を捕まえた写真に再び命を吹き込むような「空間インスタレーション」として体験できる場づくりですが、一方で、写真作品をその瞬間として味わうための媒体も必要だと思い、写真集にまとめることにしました。

写真集サンプル画像

〈予定している仕様・詳細〉

・書籍名:玉虫色の光に目を澄ませば
・サイズ:B5 / 182×257 (mm)
・ページ:50p-80p 程度
・仕様:フルカラー / 通常版→上製本(予定) スペシャルエディション版→和綴じ

写真集は自費出版で発行します。リターンとして用意していますので、是非お手にとっていただけると幸いです。


資金をクラウドファンディングで集める理由

現在、空間デザイナーとしては、駆け出しであることもあって、仕事は多くありません。

このプロジェクトをどうしても実現させるため、クラウドファンディングだけではなく、並行してアルバイト等で写真展開催の資金を集めていますが、支援していただき、このプロジェクトがこれからのデザイナーとしての活動の第一歩となれば良いなと考えております。
そして、より多くの人にこのプロジェクト、わたしの活動を知ってもらい、その評価をもって写真展を開催したいと思っています。ひいては、それが自己完結するプロジェクトではなく、より社会的な評価を有した上での写真展につながると考えております 。


これまでの活動

・「ギャラリー日本橋の家」で、映像インスタレーション作品「残光」を展示(友人との共同作品)

3か月以上、何度も朝から晩までギャラリーに足を運び、空間と向き合いました。この場所ならではの映像を撮影し、空間インスタレーションをつくりました。


・大学の研究室活動の一環で行なった研究室の壁面デザイン「風」(後輩との共同作品) 

窓が開けられないガラス窓に対して、ガラス面の両面に色のついた半透明のカッティングシートを貼り、さらに室内側と廊下側のピクチャーレールからカッティングシートを吊るしました。このことでガラス面を中心に4つの色の層をつくり出しました。室内の空調機の微風と、廊下を通る人の動きによって吊るしたカッティングシートが揺れ、まるで風が吹き抜けたような爽快感のある風景となりました。


・空間デザインのコンペティションにて入賞多数

様々な空間デザインのアイデアコンペに参加し、いくつか賞をいただいています。


資金の使い道

1)会場費

2)材料費(印画紙、展示備品等)

3)写真集の印刷費

4)CAMPFIRE手数料 


リターンについて

1)ポストカード

2)写真パネル(A4)(額装付き)

3)写真集(通常版)

4)写真集(スペシャルエディション版) 

5)ファブリックパネル


上記の5つを用意しております。ぜひ皆様にご支援いただき、お手にとっていただければ幸いです。 

また、写真集にスペシャルサポーターとして支援者様のお名前を掲載させていただきたく思っております。どのリターンを支援していただいても掲載いたします。


実施スケジュール

5月-7月    写真集編集、展覧会デザイン検討、 支援者様宛のリターン作成 

8月-9月   大阪にて展覧会開始(1週間程度の予定)

10月      写真集編集、 写真集製本 


このプロジェクトを実施するにあたって、4年間の撮影期間、空間演出につかう材料の選定、展覧会の空間デザインの検討、写真集の編集など多くの時間を費やしてきました。

ぜひみなさんに支援、応援してしていただき、プロジェクトを開催したく思います。

ご支援のほど、よろしくお願いします!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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