はじめに・ご挨拶

株式会社赤名酒造 代表の三島崇暁です。この度、皆様には、島根県飯南町産コシヒカリを使用し40%まで精米した米で造る「絹乃峰純米大吟醸無濾過生原酒」 を通してコシヒカリを生産する農家の支援、産業としての酒造りを支援いただきたくプロジェクトを立ち上げました。

株式会社赤名酒造(以下当社)の成り立ちと詳細

島根県飯南町大規模改修の施設使用開始   2014年11月
酒蔵では島根県初 工場内全灯LED化    2014年11月
酒蔵では島根県初 純米蔵化        2014年11月
酒蔵では全国初  タイバンコク事務所開設 2017年10月
酒蔵では島根県初 マイナス10℃ファインチルドシステム導入 2017年12月

1929年 政府の、小規模清酒製造事業家の経営力強化の政策のもと、近隣の3蔵が合併し赤名酒造合名会社設立が設立されました。豪商であり、設立時多くの資金を提供した現島根県飯南町来島の 杤木傳一郎 が初代代表社員(社長)となりました。銘柄を「絹乃峰」と命名しました。

2004年 高い技術力から長年大手酒造メーカーの下請けとして、繁栄を極めました。1980年代後半から、大手メーカーが自社工場設備を強化し下請けメーカーから原酒を購入する必要がなくなりました。他の多くの小規模の清酒蔵と同様経営が立ち行かなくなり、酒蔵の不動産(建屋、土地)を当時の赤来町が買い取り町有化し蔵の存続は有志により行うこととなりました。

2014年 10年間有志により経営を行ってきたが、販売不振により他社から原酒を買い入れて販売するようになり、ほとんど製造は行わなくなりました。そして日本酒を取り巻く環境はさらに悪化し赤名酒造合名会社の継続を断念されました。

 新経営陣により赤名酒造合名会社の株式を取得、廃止、「株式会社赤名酒造」を設立しました。老朽化した蔵は飯南町により海外の基準にも適合する衛生管理施設に大規模改修され、新たなスタートを切った。従来の薄利、低価格の競争から抜け出るため、高品質な飯南町産米を主に使用した純米酒のみを製造する「純米蔵」としました。

                        ※衛生的な蔵の内部

2016年 国内、海外に営業強化。タイに輸出開始。飯南町長、在タイ日本国大使館一等書記官、取引銀行取締役、現地代理店、取引先飲食店をお招きし、タイの首都バンコクで盛大に「新商品発表会」を開催しました。

2018年 島根県雲南保険所長より食品衛生優秀施設表彰受賞

             ※対象500軒あまりの施設の中から2軒 食品衛生優秀施設表彰受賞

2020年 2017年11月、2018年11月、に続き2020年2月と3度連続し在タイ日本国大使館より「天皇誕生日レセプション」に出展要請をいただきタイの首都バンコクにて出展。タイの大臣、高官、各国大使に日本酒絹乃峰を提供。大きな反響を得ました。

2021年 3月飯南町の農事組合法人大安伸と共同企画の商品「純米吟醸琴引山」を新発売。絹乃峰、飯南米に続く新ブランドが誕生しました。2022年 8月現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、島根県飯南町の商業、産業は大打撃をうけています。中でも島根県飯南町の主要産業である稲作は、米の買取価格の急激な低下で止める農家も出てきています。また、当社も例外ではなく、主要出荷先であった三大都市圏、中国地方の県庁所在地各地の飲食店需要減少は大変厳しい状況がいまだに続いています。

当プロジェクト設立の背景

日本酒の原料は皆さんご存じですが「米」です。栽培する農家の皆様があってこその酒蔵です。

当社は設立2年目の2015年秋収穫分の原料から、酒米に加え、島根県飯南町特産の「コシヒカリ」を使用して醸造しています。契約農家から一般的な買取金額より1袋当たり1,000円高く毎年2トン購入していました。その購入した玄米を60%まで精米し、「絹乃峰特別純米飯南米」を製造し販売、好評いただいていました。

しかし新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、当社のコシヒカリの購入量も半減し、また、当社が購入していた契約農家が作る当社が購入する以外の米の買取化価格は20%下落するなど農家の方にとっては非常に厳しい状況に置かれています。

当社は、今年買取できるのは昨年と同様の1トンですが、何とか当社の酒を販売することで、さらに多くのコシヒカリを農家から購入し、農家の皆様にも復活していただきたいと思っています。そのため、より多く米を削り量を使う純米大吟醸とし食用米のコシヒカリを使用しても「おいしい」ということを皆様に知っていただきたいと思います。

また、この飯南町赤名地域は急激に過疎化が進んでおり、過去には70軒あった事業所も年々減少し直近の閉店で5軒(うち銀行一軒、郵便局一軒)となっており、非常に寂しい街中になっています。コロナ禍明けには今回のプロジェクトで勢いをつけ、多くの催し、イベントを開催し地域を盛り上げていきたいと思います。

商品のPR

商品名:絹乃峰純米大吟醸無濾過生原酒 720ml
品 目:日本酒  精米歩合:40% アルコール度:15度(予定)
保管方法:冷蔵 マイナス10℃から5℃
商品の特長:
 1 食米である島根県飯南町産コシヒカリ一等米 100%使用

                水晶のように美しい飯南町産コシヒカリ

               広島県との県境

 2 純米大吟醸の要件の一つである精米歩合50%以下を10%下回る精米歩合40%

 3 徹底した衛生管理のもと徹底した計算で製造



 米にどれだけ水が染み込んでいくか、計算通りになっているか確認

 

米に水が染み込んでいく様子。秒単位の管理が求められる。

 

衛生的なステンレス麹室(こうじむろ)で徹底的な管理のもと麹を製造。

 

 3 加熱殺菌や加水をしない搾ったままの無濾過生原酒でご提供!搾りはもろみを一袋ずつ入れ積み上げるふね搾り。


 4 搾った後出荷まで当社の設備 ー10℃ファインチルドシステムで凍結ぎりぎりでフレッシュさを保ったまま保管

リターンのご紹介

1、絹乃峰純米大吟醸無濾過生原酒
  ラインアップ
○ 純米大吟醸無濾過生原酒 うすにごり 
  搾った直後にそのまま瓶詰 華やかな香りと果物のようなうまみをお楽しみいただけます。

○ 絹乃峰純米大吟醸無濾過生原酒 超にごり
  もろみをざるでこし、発泡性の高い状態で瓶詰します。華やかな香りと高い発泡性をお楽しみいただけます。

2、商品完成披露パーティー
島根県飯南町の深い山の中に突如現れるリゾートホテル「もりのす」で開催する商品完成披露パーティーにご参加ください。

日  時:2022年10月28日 金曜日 19時から

参加条件:20歳以上の方。当日ご自分で現地まで行ける方

パーティー内容:

株式会社赤名酒造製造職員による挨拶、絹乃峰純米大吟醸無濾過生原酒 披露

絹乃峰純米大吟醸無濾過生原酒を存分にお召し上がりいただきながらコース料理をお楽しみいただきます。

コース内容 飯南町産野菜のグリル、奥出雲和牛(飯南町を含む奥出雲地域のブランド牛)のステーキ

お飲み物は他 ビール、ワイン、ソフトドリンクなどがございます。

最大定員:15名

※コロナ禍感染拡大により、パーティー中止の場合には、飯南町産特産品詰め合わせに変更いたしますのであらかじめご了承ください。

※ご宿泊ご希望の方はご相談ください。宿泊割引

http://www.iinan-net.jp/~morinosu/

プロジェクトで実現したいこと

支援額50万円で追加で約1トンの原料米を購入し40%の精米を行うことが可能です。より多くの皆様のご支援をいただき、米を多く購入したいと思います。皆様のご支援をなにとぞよろしくお願いいたします。初回は約1,000本製造の予定です

ご支援数が1,000本超えた場合には2回目の醸造を行い、年内に発送いたします。


資金の使い道・スケジュール

支援金の使い道
60% 米購入代金、製造経費
17% キャンプファイヤー手数料
13% 広告ほかパンフレット料
10% 送料(チルド)、梱包料

スケジュール
2022年8月クラウドファンディング開始
2022年9月25日クラウドファンディング終了
2022年10月26~28日 搾り、瓶詰


2022年10月28日 発表会、発表パーティー(飯南町森のホテルもりのす)


2022年11月 返礼品発送開始

最後に
今回のプロジェクトを通して、飯南町産の米のうまさを酒から感じていただきたいと思います。またこのプロジェクトが飯南町、また飯南町産品の知名度アップにつながることを期待しております。皆様のご支援をなにとぞよろしくお願いいたします。


店舗の詳細情報

会社名 株式会社赤名酒造

代 表 代表取締役社長 三島崇暁
住 所 〒690⁻3511 島根県飯石郡飯南町赤名23番地
電 話 0854⁻76⁻2016
直売店 営業時間 10時から16時30分
定休日 日曜日、木曜日 (近隣イベント、贈答繁忙期には開店、出張時には閉店する場合もございますのでまずはお問い合わせください。)

ホームページ、SNS

当社の清酒の販売免許は酒類製造免許に付帯していますので酒類販売免許番号は保有していません。

酒類製造免許証明書



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください