▼目次 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●ご挨拶・映画制作に至った想い
●笑って泣けて、心あたたまる物語
● キャスティングについて
● DVと動物の殺処分について
● これまでの活動
● 資金の使い道
● みなさまへのリターンについて
● 今後のスケジュール
● 最後に
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●ご挨拶・映画制作に至った想い

数あるクラウドファンディングのプロジェクトの中から、こちらにご興味を持っていただきありがとうございます。初めまして、糸島映画製作所 代表、監督の濱洋一です。

アーティスト、音楽プロデューサーとして東京を拠点に活動していましたが、糸島に移住し音楽スタジオを構え、楽曲制作から、ミュージックビデオの撮影と映像制作に広がり、はや7年目となりました。

2021年イギリスの情報誌による「世界で最も魅力的な小都市」アンケートで世界3位にランクインした糸島市は「クリエイティブな人々が集まり、面白いビジネスが生まれている」とも評価されました。

そんな中、あることに気がつきました。福岡では映画制作に関する仕事がほとんど皆無に近い状況であると言うことを。才能ある人材も県外へ放出する福岡。今までは、音楽、映像他クリエイターにとってそんな状態が続いてました。

そのような中、コロナ禍の影響かいろいろな分野で地方分散化が加速してます。

映画もその中の一つで、私が音楽プロデューサーを務める北九州映画実行委員会も地元で2本の映画を作り地元貢献に頑張っています。

「クリエイターはいるのに映画の仕事がない福岡」に仕事をつくっていきたい。

映画制作は、プロデューサー、脚本、映像、音声、音楽、衣装スタイリスト、ヘアメイク、俳優、声優、と様々なクリエイターが集結するエンターテイメントです。

映画制作を通して人材を福岡で育てていきたい。そして子どもたちには「いずれは自分も地元で映画を作る仕事に携わることが出来るんだ」という夢を持ってもらいたい。これが愛すべき人たちと自然に恵まれた地元への貢献になる。

そんな想いから、商業映画として皆さんに観ていただける物語を創造していくことを決意しました。
この映画が地元貢献になり、未来の人材の育成、発掘につながれば幸いです。


●笑って泣けて、心あたたまる物語

 映画「猫の記憶」は養女になった17歳の少女と猫の不思議な力を描き、中ではDV、動物保護について柔らかく触れ、現代社会が抱える闇にも焦点を当てることで、この映画が考える一助になればと思っています。

これは聞きたくもない、見たくもない昨今のニュースがきっかけになっていますが、だからこそ物語を重くせず、形象できるように主人公の17年間が幸せだった理由をコミカルに描いてます。

こんな家族がいたらDVも動物虐待も起きないでしょう。これは理想のようにも思えるのですが、この映画は実際にいる家族をモデルにしています。そう居るんです、そんな家族が糸島に。



●キャスティングについて

主人公・紫音は、赤ちゃんのときに猫と一緒に捨てられた悲しい過去を背負っていますが、愛に溢れる家族に拾われたことで元気な女の子に育ってゆきます。設定は「元ヤンキー一家」ということで強さと明るさと優しさを合わせ持った方々をキャスティングしました。

まずは主人公の紫音。活発な女子高生。きっとアイドルグループにふさわしい子がいるのではないか?そこで見つけたのがLinQのメンバー・金子みゆさん。とにかく声が大きくて、ダンスも上手。紫音のキャラクターにピッタリなんです。

金子みゆ主人公 紫音役;LinQのメンバー・金子みゆさん

紫音の父、藤崎大二郎は地元で活躍する俳優・山下晶さん。そして母、久美子役は”花の82年組アイドル”早見優さんと「芯はしっかりしているけれど、優しさに溢れた」二人が家族を演じます。

父、藤崎大二郎役:地元で活躍する俳優・山下晶さん。母、久美子役:”花の82年組アイドル”早見優さん

脇を締めるのは、地元で活躍中の若手俳優、また東京在住でも福岡に縁のある方をキャスティングしています。キャスティング内容については「活動報告」でも順次お伝えしていきますので楽しみにしていてください。

 

●DVと動物の殺処分について

「聞きたくもない、見たくもない」と書きましたが、今回のテーマになる部分ですし、ここまで読んでいただいた方に少しでもその現状が伝わったらと思い、少しだけ触れさせていただきます。

客観的な統計データになりますが、内閣府の調査ではコロナ前に比べてDV相談件数は1.6倍増加、また警察に寄せられたDVの相談や通報は、2021年度の1年間に把握した配偶者などパートナーに対する暴力(DV)の被害は8万3,035件、18年連続で最多を更新していると発表されています。

 一方で行政によるペットたちの引き取り数や殺処分数は統計データを見ると、減少傾向にあるようですが、いまだに多くのペットたちが殺処分される自治体もあり、環境省が発表している「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」によると、2020年度の犬・猫の殺処分数は23,764(内、猫は19,705)匹もあります。猫の場合、「犬に比べて新しい飼い主を見つけるのが難しい」という話もあり、半数以上を殺処分している都道府県も多いのが現状です。

このようなDVや殺処分がなくなるよう願いを込めて、本映画は制作していきます。


・これまでの活動

一般的な映画制作では、映画プロデューサーという方がいて実行委員会などを組織しますが、予算も少ないことから、新しい仕事の枠組みで1人何役かこなしながら、徐々にご賛同をいただける企業、人を見つけ、なんとか良いスタートを切ることが出来ました。

糸島市役所そして地場の企業にもお時間をいただき、想いを伝えさせていただきました。
断られるのでは?という不安もよぎりながらの訪問でしたが、それどころか逆にどのように協力したら良いか聞いていただき、みな地元のために何かしたいという気持ちが元から非常に強いと感じました。

北九州映画実行委員会でイベントを担当していただいた、RKB毎日放送の柴田さんには、今回の糸島発映画でもお手伝いいただくことになり、経験不足なメディア周り、キャスティング含めてプロデュースしていただいています。

スタッフはオール福岡で構成されています。これまで濱をずっと支えてくれたメンバーをカメラ、メイク、スタイリスト、音声さんに入っていただいています。このメンバーも1人何役かやらなくては行けませんが、頑張ってもらっています。専門で一人一役は素晴らしい事ですが、無駄も多いと考え、今回の枠組みは少数精鋭制作チームを組織してます。今後は更に地元スタッフを育て、メンバーに加えて行きたいと思っています。


・資金の使い道

上記にも書きましたように従来では考えることが出来ないくらいの低予算での制作を計画していますが、それでも資金は足りていない状況です。また1人何役こなしても出来ないものがあります。それは沢山の場所で皆さんの目に触れてもらう事です。

劇場公開は更に多くの費用が必要になるため、完成した映画は「上映会」という形式で皆さんにお披露目を予定しています。映画館で行うのも素晴らしいのですが、上映会は、皆さんの声を聞きやすいという良い面もあります。

製作費も足りていない状況ですので、地元福岡での上映会の運営資金も足りない状況です。可能であれば、さらに糸島の魅力をより多くの方に知ってもらうために東京でも上映会を行いと思っています。ただ、現時点では資金(移動費、会場費)は全くメドがついていません。

支援がより多く集まれば、東京だけでなく、全国で公開場所は増えます。また上映会が成功することで話題となり、劇場公開の可能性も出てくるかもしれません。

そして、皆様からご支援いただく大事なお金ですので、今回の作品の大きなテーマである、保護猫の活動支援としても資金の一部を使わせていただきます。

▼資金の使い道
・映画製作費
・映画上映会運営費(キャストおよびスタッフの移動費、会場費)
・保護猫の活動支援
・リターン品
・キャンプファイヤー利用手数料(ご支援額の12%)

 

●みなさまへのリターンについて

ご支援いただいたみなさんには、エンドロールなどにお名前を掲載させていただく他に、非売品を含めた作品の関連グッズを始め、ロケ地として使わせていただく糸島に実在するお店の人気商品や、上映イベント開催時のプレミアムシートなどをご用意しております。

状況によって、新規のリターンの追加も検討していく予定です。

 

●今後の実施スケジュール

2022年 6月中旬:撮影

2022年11月    :糸島にて関係者完成披露試写会

2022年12月    :福岡市にて上映会イベント

2023年1月〜     :全国にて順次公開イベント実施予定

 

●最後に

この映画は低予算地方制作、インディペンデント映画になりますが、私自身の人脈と経験、スキルを全力で使い、皆さんに観ていただける最高のインディペンデント映画にします。

皆さんと一緒に感動を分かち合いたいと思っています、お力をお貸しいただけると幸いです。

 

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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