こんにちは!一般社団法人スマイルライフ代表理事 小林豊治と申します。

私たちは児童養護施設の子どもや、家庭環境が複雑な子に生きる楽しさを提供することを目的として、2020年に岐阜県で立ち上げた団体です。

今回は、旅行を通して子どもたちに豊かな体験をさせたいと考え、プロジェクトを立ち上げました!


旅行の体験を通して、子どもたちに広い世界を見せてあげたい!

私たちスマイルライフは、自然の中でのアクティビティ活動を通して、子どもたちの「本気の笑顔」が見られることを目指しています。

これまで、児童養護施設やシェルターの子どもたちを対象として、川遊びやバギー体験などさまざまな活動をしてきました。

今回は新たな取り組みとして、子どもたちに旅行という体験を提供したいと考えています。

行き先を決めるところから始まり、スケジュールや旅費の計算まで、すべて子どもたち主導で行います。いわば子どもによる、子どものための旅行です。

一般家庭では「お父さん、ぼく海に行きたい!」「よし、週末に行こう!」といったように、子どもが行きたい場所に連れて行ってもらえるのはごく当たり前になっています。

しかし、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちはそうした体験がなかなかできません。旅行というと、学校の修学旅行くらいでしょうか。

そこで、クラウドファンディングという形で資金を募り、施設の子どもたちに旅行の機会を提供したいと考えました。

ご支援いただいた方には、活動報告やツアースポンサーといった形でのリターンをご用意しています。

集まった金額により、参加できる人数や行き先の選択肢が変わってきます。ぜひ応援よろしくお願いいたします!

広い世界に触れ、自ら行動できる大人になるために

児童養護施設やシェルターで生活する子どもたちに旅行の機会を提供することは、大きく分けて2つの意味があります。

まず、広い世界に触れることで子どもの可能性を伸ばすこと。

「子どもには無限の可能性がある」なんて私たち大人は言ってしまいがちですが、無限の可能性を得るためにはまず、広い世界を実際に見ることが必要ではないでしょうか。

そして、旅行の準備から実行まで自分たちで行うことで、自主性を身につけること。

本やネットで行きたい場所を探し、予算やタイムスケジュールも考慮しながら計画を立てる。みんなで楽しく過ごすにはどうしたらいいか、話し合って考える。

このように、楽しい体験を自分たちの手で作っていくことが、学びの原点だと私たちは考えています。

また、自ら夢中で取り組むことができる姿勢は社会人になっても必要になってきます。

自分の取り組みが誰かの役に立つ、夢中になって行動することで人を喜ばせることができる。

子どものころにそんな実感が得られる経験があれば、社会に出てからも自信を持って活躍できるのではないでしょうか。

自主的に行動し挑戦する心を育てるために、旅行はとても有効な手段だと考えています。


「夢が持てない」子どもたちの現状

児童養護施設で暮らす子どもたちは、原則18歳になると「自立」しなければなりません。

高卒で仕事を探すわけですが、保証人がいないとアパートも借りられないことがほとんどです。

そこで「寮があるところなら何でもいい、仕事に就ければどこでもいい」と考えて就職したものの、合わなくてすぐに辞めてしまうケースもこれまで多く見てきました。

このように、若者が仕事に対して夢を持てない、やりたいことが見つからないといった現状は、社会的に大きな課題だと考えます。

自分の「夢中」が、人の喜びになるという経験

やりたいことをやれば、若者や子どもは劇的に伸びる。これは私たちが日々の活動を通して実感していることです。

興味のあることに本気で取り組むことが成長には不可欠です。子ども時代だけでなく、社会に出て働くときにも同じことが言えます。

遊びの中で「みんなが楽しめることを考える」というのは、仕事において「お客様のニーズに応える」ということにつながるからです。

子どもにとっては、すべてが初めての経験なので、試行錯誤の連続です。

その中で、どうやったら楽しくなるかイメージして自主的に行動すると、成長が劇的に早いのです。

自由に発想し、夢中になって取り組むと誰かが喜んでくれる。

そうした経験を積み重ねることで、大人になってからも「自分の取り組みが社会の役に立つ」と実感できるようになるはずです。

経験がないことは頭で思い描くこともできません。子どもは経験値が少なく、どうしても視野が狭いので、旅行を通して「これをやったらみんな喜ぶぞ!」という経験をしてもらいたいと考えています。


●名古屋市立大学 大塚さん 

以前、スマイルライフさんの企画された大学生交流会に参加させて頂き、レジャー体験をしたり、団体の理念を教えて頂きました。

『子どもたちの笑顔の為にも、まずは自分が全力で笑顔になる!』というお話に、感銘を受けました。それ以来私自身も、まずは何事も自分が全力で楽しみ、そこから溢れる笑顔で他の誰かも笑顔にしたいと、大学での研究活動等にも励んでいます。

大学生の自分も、たった1日の間に、自然のエネルギーと笑顔を大切にするスマイルライフの皆さんの『生きる活力』を受け取れました。

なので、子どもたちには尚のこと、沢山の笑顔を生み出す活動をなさっていることと思います。


●NPO法人スポットライト 理事長 杉浦昇さん 

ほとんどの大人が「疲れた」「忙しい」ってため息ついてるなかで、誰かの笑顔をつくれる大人ってかっこいい! 僕も誰かを笑顔にできるような人になりたくて、仕事を続けているんだけど、うまくいかないことも多い。

スマイルライフさんのイベントに参加して、子供たちの笑顔をちかくで撮影していたら「子供が笑うためには、まず大人が笑え」という言葉の意味が分かった。 

カメラマンがくるしい顔でため息つきながら撮影していたら、子供たちは笑顔にならない。 子供たちの笑顔はもちろん大切。でも、そのためには大人がたのしく生きることが必要なんだ。

そう気づかせてくれた、スマイルライフさんはすごい。その活動を、僕は応援してます。

●RISTORANTE IL PRESIDENTE (リストランテ イル プレジデンテ)のオーナーシェフ 渡辺 泰徳 さん

子どもの夢を応援したい ・食育を通じて子どもたちの成長を見守りたい ・本物の味に触れて世界観を広げてほしい、という想いでスマイルライフさんの活動に支援スタッフとして参加しています。

<RISTORANTE IL PRESIDENTE  所在地>
〒500-8842 岐阜県岐阜市金町8-10 荒井ビル 1F

いただきました支援金は、以下のような用途で大切に使わせていただきます。

・子どもたちの旅行費用(交通費、食事代、保険など):約18万円

・CAMPFIRE手数料その他経費:約2万円

金額は最低限の目標として20万円に設定していますが、より多くの支援が集まれば、さらにたくさんの子どもたちを旅行に連れていくことができます。ぜひご支援よろしくお願いいたします!

スケジュールは以下のとおりです。

・2022年8月30日 クラウドファンディング終了

・9月以降 旅行体験の実施、各リターンの実施(※コロナの状況を鑑みながら実施してまいります。) 


以下のようなリターンをご用意しています。

・お礼のメール

・活動報告

・個人スポンサー

・企業スポンサー

・スペシャル企業スポンサー

・ツアースポンサー

詳しくは、リターン一覧をご確認ください。

自ら考えて行動し、「楽しい」「面白い」と感じられる経験を重ねることは、子どもたちの成長にとって何より大切だと思っています。

また、「みんなで楽しむ」「人が喜ぶことをする」という経験は社会人になってからも役立ちます。

多くの子どもたちにそうした場の提供ができるよう、ぜひご支援をいただければと思います。

よろしくお願いいたします!

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。旅行体験の実施をもって計画の実行といたします。

※一般社団法人スマイルライフは非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください