お世話になっております、NPO法人 六日町観光協会です。
新潟県南魚沼市六日町で400年以上続いている『坂戸山百八灯(さかどやまひゃくはっとう)』は、登山道をロウソクの灯りで照らし無病息災・五穀豊穣を祈る行事です。
1本のロウソクの灯りはとても小さな灯火ですが、その光が10本・20本と集まれば、次の一歩を踏み出すための大きな道標になるのではないかと考えています。
例年であれば地元・南魚沼市の企業や個人を対象に献灯(協賛)をお願いしてきましたが、今回はよりたくさんの方々の想いを込めたイベントになればと、昨年に引き続きこのような形をとらせていただきました。
ぜひご支援ご協力をお願いいたします。
人口は55,000人ほどで、日本屈指の豪雪地帯で毎年2〜3mもの雪が降ります。
江戸時代には関東への交通の要所として、また水運の終点としても栄えた宿場町。
2004年に平成の大合併で近隣の町と合併、南魚沼市となりました。
日本一美味しいと言われる「魚沼産コシヒカリ」の生産地として知られており、八海山・鶴齢・髙千代などの日本を代表する日本酒ブランドが生まれた土地でもあります。
雪国なので夏でも涼しいと思いきや盆地のためにかなり暑くなる……と思いきや真夏でも日が暮れると急に気温が下がるのが南魚沼市の気候の特徴。
この昼夜の寒暖差が、お米や農作物を美味しく育てる理由だと言われています。
また町内から車で30分以内の範囲に10ヶ所以上のスキー場があるのは、全国を探しても珍しいのではないでしょうか?
またこのプロジェクトを通して南魚沼市に興味をもっていただき、足を運んでいただければ幸いです。
新潟県南魚沼市六日町にある標高634mの里山。
365日、一年中登山者が絶えないことが話題となりNHKの特集で取り上げられたこともあります。
春にはカタクリや山桜などの山野草。
夏はグリーンに輝く一面の田園風景。
秋には八海山や巻機山を望むパノラマ紅葉。
そして、冬には真っ白な静寂の景色を眺めることができます。
歴史的にも非常に貴重な価値があり、越後が誇る伝説の戦国武将・上杉謙信も重要視していた重要拠点と言われています。
また2001年のNHK大河ドラマ「天地人」の主人公、直江兼続は坂戸山の麓で誕生しました。
大昔からこの地の人々に愛されてきたソウルマウンテン……それが坂戸山です。
毎年山開きの7月1日に合わせて、その前日の6月30日に無病息災と五穀豊穣を祈念し行われる行事。
登り口から山頂までの1.5kmの登山道に、企業や個人から献灯されたロウソクを適度な間隔で設置し、日が暮れる頃に点火します。
暗くなってからロウソクの明かりをたよりに老若男女が山登りを楽しむ粋なイベント。
また遠距離から坂戸山に灯る光の滑らかなラインに想いを馳せるもよし。
百八灯の歴史は古く約400年前から始まったと言われ、担い手不足で途絶えながらも現代まで続いてきました。
当初100本程度だったロウソクも年々献灯する方が増え、2021年には200本以上のロウソクが暗闇を灯しました。
いまでは六日町に夏の訪れを告げる風物詩となっています。
400年以上前から五穀豊穣・無病息災を祈るために行われてきた坂戸山百八灯。
国内外から暗いニュースばかり飛び込んでくる、こんなときだからこそ開催する意味があると思いました。
キャンプなどで焚き火の炎をみていると、なんとも言えない落ち着いた気分になりますよね?
あれは人間の本能として火を見ると安心感を感じるように遺伝子に組み込まれているのだそうです。
一瞬でもいいので日常の心配事や悩み事を忘れ、遠くに灯る細やかな明かりを眺めて心の底から癒やされいただければ幸いです。
また当日は百八灯を近くで感じながらの登山も可能です。
年に一度しか体験できないロウソクの火を見つめながらの登山を、ぜひ体験しにきてください。
昨年も同様のプロジェクトを立ち上げ55万円以上の支援をいただくことができました。
たくさんのご協力ありがとうございます!
昨年の百八灯のようすがわかる動画もつくりました。
ぜひご覧ください。
・6月19日 募集終了
・6月27日 百八灯準備(予定)
・6月30日 坂戸山百八灯(19時点灯予定)
・7月1日〜 リターン配送(順次発送)
【支援の使いみち】
・無病息災ロウソク購入費 75,000円
・お札作成費 40,000円
・入浴剤とタオル購入費 30,000円
・当日ボランティアお弁当代 11,000円
・諸経費 10,000円
・クラウドファンディング手数料 34,000円
・献灯名入れロウソク
・六日町温泉特製タオル1枚
・六日町温泉入浴剤2袋
・想いを込めた木札
・献灯ご協賛社名、または個人名の立看板に名入れ
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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