▼コンセプト

誕生日は、自分が主役の特別な日

子どもにとって「お誕生日おめでとう」という言葉は、あなたが生まれてきてくれて嬉しい、というメッセージでもあり、自分が大切な存在だと実感できる瞬間でもあります。

私達が約3,000世帯に対して行った調査(※)では、子育て世帯において1年の中で最も大切な行事は「子どもの誕生日」。実際に一般的な家庭では、ほぼ100%がお祝いをしています。

しかし、様々な困難な状況にある家庭においては、そのお祝いをする余裕がなく、準備への不安やしんどさを感じている様子も伺えました。

一方で、どんなにしんどいなかでも頑張ってお祝いの工夫をしている様子も見えてきました。大変な中でも準備を頑張っているのは、その子が何より大切だと伝えたいから。

周りの大人たちが「おめでとう、あなたが生まれてきてくれて嬉しい」と家庭と一緒に伝えること。

それは家庭が孤立せず、一緒に社会で子育てを支える一歩になり、子どもにとっても自分が社会の中で大切にされていると感じられる大きなメッセージになると考えています。

そこで私たちは、誕生日の準備の中で優先度が最も高い”誕生日ケーキ”を支援することにしました。
そしてこれは一度きりではなく、今後もずっと続くプロジェクトです。

このページでプロジェクトのことを紹介しています。
共感したあなたの想いをケーキに変えて、困窮する子どもたちへを贈りませんか?


▼はじめに

はじめまして。NPO法人チャリティーサンタの清輔(きよすけ)夏輝です。

子どもたちにとって特別な日の「クリスマス」や「誕生日」に思い出を届ける活動する、チャリティーサンタというNPO法人の代表をしています。

2022年にスタートする新しいプロジェクト「 シェアケーキ 」の応援のお願いです!


シェアケーキのキービジュアル。色んな立場の大人たちが手を取り合い、子どもの誕生日の思い出を彩ります。



シェアケーキは、誕生日ケーキを準備するのが難しい困窮家庭に、無償でホールケーキを届けよう!というプロジェクトです。

口に入れるものですので慎重に準備を進め、約1年間の実証実験を行い、運用ルールを作ってきました。

いよいよこのタイミングで全国に取組を広げていきます。



▼これまでお届けした家庭からの感想

(※以下、一部抜粋です)

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『いつも小さいけど少し良いプリンを買うので精一杯でした。子どもが言葉を覚え始めて「たんじょうびケーキがたべたい」とホールケーキを指さした時は本当に悲しくて「ごめんね」としか言えなかったです。いただいたホールケーキを初めて見た息子は目をキラキラさせて「たんじょうび!たんじょうび!」と大喜びしていました。本当にありがとうございます。』


『いつも色々なご支援ありがとうございます。養育費ももらってないし、1人で大変だけど、1人じゃないんだといつも感謝の気持ちでいっぱいです。シングルマザーでケーキ1個でも提供頂くことで、金銭の負担が減り、子供の誕生日をお金がかかること、と思う部分が少し緩和されました。』


『誕生日ケーキをいただき、本当にありがとうございました。こども達は大喜びで、ケーキ屋さんに取りに行く時も終止ニコニコと嬉しそうでした。普段ケーキ屋さんに入ることがないため、こども達はショーウインドウの中に置かれたケーキを食い入るように見ていました。少し恥ずかしい気持ちと、嬉しそうなこども達の様子にこちらまで嬉しくなりました。
 お誕生日の食事はカレーライスと決まっているので、食卓にはカレーライスと真ん中にケーキを飾りました。箱からケーキを取り出した時は、親子共々歓声が上がりました。
 経済的な理由でケーキ屋さんのケーキは買えません。いつもはパンをケーキにし、ロウソクを立てて我慢してもらっていますが、今年の誕生日は本当に幸せな日になりました。こども達の父親からは、誕生日もクリスマスもずっと連絡がないままです。
 私の両親はすでに他界しているため、子ども達にはおじいちゃん・おばあちゃんもいません。今回のように他の方からお祝いの言葉やプレゼントをいただけることは非常にありがたいです。見守ってくれている存在があることが子ども達にとっても、私にとっても大きな心の支えになっています。本当にありがとうございました。』


『ひとり親で沢山子どもに寂しいをさせ欲しいものも満足に与えてあげられない。せめて誕生日は特別な日にしてあげたいけど贅沢をしたくてもできない…。そんな中、今回の企画をダメ元で応募したら当選して驚きました。ホールケーキですし見た目も可愛い、味も美味しくて感動しました。子どももとても笑顔で過ごせ、親も子どもの笑顔を守ってくれた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。この支援は必要だと思います。特別な日だからこそ余計この企画には子も親も助けられます。1人でも寂しい思いをする子どもが減ってほしいです。』

 『年々、物の値段も上がってきていて、ケーキなどの値段も少しずつ上がってきているように思います。私たち低所得者はこの数年で生活がとても苦しくなってきています。(コロナ禍の影響もありますが。)ケーキ1つ買うにも、生活費のどこかを削ったり、親の朝ごはん、昼ごはんを我慢したり(親のみ)試行錯誤をしています。生活費を稼ぐのに精一杯で、誕生日の準備も疎かになってしまいます。このような機会をいただき、嬉しく思います。大人の事情で子供の楽しみを奪ってしまい申し訳なく思っています。今年は笑顔溢れる誕生日となりました。』


▼子どもの誕生日の準備する親から「切ない」「しんどい」の声

これまで困窮家庭を支援する中で、1年の特別な日である子どもの誕生日が「切ない」「しんどい」ものになっているという声も届いています。

一部の声を紹介します。

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「5歳の息子がいます。息子が1歳の頃から一人で育てていますが、普段の食事にはひもじい思いをさせたくなくて自分なりに一生懸命手料理を作っています。でも、嗜好品となるとなかなか手が出ず、思えばもう4年もケーキ屋さんには足を運ぶことができていないことに気がつきました。」

「昨年まではなんとか誕生日のお祝いが出来ておりました。休職以降、何一つ叶えてあげることが出来ず、大変悔しい気持ちです。最初のうちは『コロナがおさまったらね!』と言っていた子供達も、私の体調や状況を察してくれたようで、どこかへ行きたい、何かが欲しい等一切言わなくなってしまいました。こんな思いはさせたくなかったです。」


「子どもは毎年、自分の誕生日を楽しみにしていますが、私にとっては、料理をいつもより少し特別にしたりプレゼントを用意しなくてはというプレッシャーの日です。子どもを喜ばせてあげたいのですが、物価の高騰で何もかも高くなり、去年よりもさらに貧困になってしまいました。美味しいケーキを食べさせてあげたいです。」


「体操服上下、体育館シューズ、上靴、学年費、校費などを一気に出費してしまいました。休日もどこも連れていけないため、せめて誕生日ケーキは買いたいけれど、経済的に無理です。」

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▼調査活動により家庭のニーズも確認

さらに私達は、困窮する家庭に誕生日の支援が必要なのか?についても、約3,000世帯に調査(※)を実施しました。

※2021年10-12月に行った調査結果の一部を抜粋(調査の概要はこちら

 この調査結果からわかったことは

・子育て家庭において、誕生日の優先順位は①ケーキ ②プレゼント ③部屋の飾りつけ の順となる。

・一般家庭においては、(ケーキを食べない乳児などを除くと)実質ほぼ100%が誕生日ケーキを準備していたが、困窮家庭は2割が諦めていた。

・困窮家庭の8割は準備をしていたが、小さなケーキ1つだったり、食パンをケーキに見立てていたり、準備はしているものの満足にできているとは言えない家庭も含まれていた。

・困窮家庭のプレゼントは、子どもの人数が増えるほど準備できなくなる傾向。一方、一般家庭は人数による影響はなかった。

・困窮家庭の5%は、誕生日を一切お祝いしていない。対して、一般家庭は0.6%で約10倍の差が出た。

・自由記述のコメントには、親からの悲痛な叫びや自責の念に押し潰されそうな様子も散見された。


▼誕生日ケーキが何より優先したいもの

このような調査結果からも困窮家庭において誕生日ケーキは何よりも優先したいものということが明らかになりました。

そこで私達は、協力してくださる洋菓子店さんと連携し、継続的に誕生日ケーキを届けられる仕組み作りを開始。

一部地域で約1年間のテストを行い、トラブル対策なども含めて運用ルールを作ってきました。上記の調査活動も行い、子どもと家族にとって本当に必要な支援なのか?という点でも、定量的・定性的に確認してきました。

そうして出来上がったプロジェクトが「シェアケーキ」です。

ロゴにはあなたの手、私たちの手が想いを込めてケーキを支える形をイメージしています。

チャリティーサンタの活動目的(=ミッション)は「子どもたちに愛された記憶を残すこと

そして叶えたい社会(=ビジョン)は「子どものために大人が手を取り合う社会」を作ること。

シェアケーキにはそんな想いも込められています。


洋菓子店の雰囲気に合わせて選べるようカラーバリエーションを準備。

 

 ▼プロジェクトの仕組み

より詳しい運営の仕組み

①寄付金の募集
ケーキ代金に充てる寄付金の募集が最初の段階です。集まった分だけ誕生日ケーキを届けられ、今回のクラウドファンディングはその最初の資金を集めるものです。団体のホームページでも常時募集します。

②困窮家庭が応募
これまでの活動経緯から困窮する子ども約6万人にアプローチができる状態にあります(人数は毎年増加中)。寄付金の集まりによって募集する人数を少しずつ増やしていくような計画です。必要以上に落選する人を増やさないように、調整しながら募集をしていきます。
※対象となる子どもの基準:児童扶養手当の受給世帯、就学援助受給世帯、生活保護の受給世帯、またはそれに準ずるような状況にある世帯(プレシングル世帯など)が対象となり、所得が一定水準以下の子育て家庭の子どもたちへ届けられます。

③抽選してお届け
お届けには「近隣の洋菓子店で受取」と「ケーキ専門通販サイトから配送」の2パターンを用意しています。
特に最初は洋菓子店が少ないエリアもあり、ケーキ専門通販サイトでの配送の割合が高くなることを想定しています。一方で、エリアの縛りはなくなるため全国の家庭へ対応が可能になり、全国をカバーしながら洋菓子店を増やしていく計画です。最終的には、それぞれの家庭の希望に合わせて選べるようにしていきます。
※アレルギーへの対応なども順次していきます。

④洋菓子店へお支払い
寄付金をもとにケーキ1台あたり3,000円を毎月お支払いします。
なお、洋菓子店にも趣旨に賛同いただき、毎月ケーキ1台〜の無償提供をしてもらうことで、みんなができる範囲で寄付をする=想いをシェアするような形です。

⑤寄付者へ報告
届けた家庭にはアンケートをお願いし、冒頭で紹介したような感想文や写真を集めます。
寄付者限定のページを準備して、そこで毎月ご報告をしていきます。

 

 

 

実際にお届けするケーキ写真。季節によってフルーツの種類等が変わります。

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

まず大切なことは、今後もずっと継続するプロジェクトとして育てていきます。
遠くない将来「すべての子どもが、自分の誕生日を通じて”自分が大切にされているという実感”を得られる」ような未来を作っていきます。
年に1度の誕生日には、親子が笑顔で迎えられるように、周りの大人たちで手を取り合う社会です。

そのために、私たちだけで行うのではなく、全国のNPOと洋菓子店(ケーキ屋さん)が連携するプロジェクトとして、賛同者&応援者をつのります。

なお、チャリティーサンタでは2017年に開始した、書店と連携して子ども達に本を届ける「ブックサンタ」という取組を実施しています。昨年時点で、全国のNPO120団体と461書店と連携して、3万5千冊の寄付が集まるプロジェクトに成長中です。このブックサンタでの経験を活かし、シェアケーキでも全国的なプロジェクトに育てていくことを計画しています。


▼関心のある洋菓子店・ケーキ店はお問い合わせを

6月末時点で、ケーキ専門通販サイトとの連携は決定。
洋菓子店は約10店舗の参加が決まり、これから順次増やしていく予定です。他にも検討中の洋菓子店も複数ありますが、需要と供給のバランスが大切になってくるため、まずは1地域1店舗のような形を想定しています。
詳細については、8月以降に正式募集を開始します。
関心を持ってくださる方は、募集を開始したらご案内しますのでこちらの問い合わせフォームに入力をお願いします。

一気に店舗数を増やすことによる様々なリスク・トラブルを考慮し、今年度は少しずつ店舗を増やしていく計画です。


▼今回のプロジェクトの目標

1年目の2022年度は、少なくとも「2,000人に届けたい」=2,000台のホールケーキを届けたいと計画しています。

現在、企業からの寄付などを通じて1,000台分については目処がたちそうな状況です。
今回のクラウドファンディングでは、残り1,000台分の400万円を募ります。


▼継続的に支援してくださる方も募集

誕生日は毎月、毎年やってきます。
そのため、月1,000円〜の継続的な寄付を頂ける方も募集しています。
クラウドファンディングは、約10%の手数料がかかるため、チャリティーサンタの団体サイトからの寄付(クレジットカード手数料1.5〜3.6%)も歓迎いたします。
また少数ですが、毎月1台のケーキを寄付する方(月4,000円)や、毎月12台分の寄付(月50,000円)をしてくださる方も現れています。


▼これまでの活動について

チャリティーサンタでは、2008年に団体を立ち上げ、2011年の東日本大震災をキッカケに、厳しい環境にいる子どもへの支援活動を開始。毎年継続して、様々な事情で困窮する子どもを支援し続けてきました。

また2015年より調査活動にも力を入れ、外部コンサルタントの力を借り、サンタ白書を発行しました。その他「 シングルマザーの3人に1人はクリスマスなんて来ないで欲しいと思っている」という調査結果はメディアでも大きく取り上げられ、「1年の中で特別な思い出が何もない…という子どもがいること」や「子どもの誕生日のお祝いをすることを諦めている家庭」にも気付き、活動の幅を広げ続けています。

直近では「困窮家庭への通年での支援活動」が、内閣府が運営する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」にて、2021年度優良事例に選出されています。


▼資金の使い道

シェアケーキでは、1台のケーキ(5号サイズのホールケーキ※4〜6人分)を届けるために4,000円が必要です。

■4,000円の内訳
∟3,000円 洋菓子店・ケーキ屋さんへの支払い(=ケーキ代金)
∟1,000円 チャリティーサンタの運営資金(プロジェクト実施費用・運営費用、ポスター等の印刷費用・配送費用、広報費用など)

■今回はクラウドファンディング手数料がかかるため、下記が正確な内訳です。
∟3,000円 ケーキ購入費
∟396円 クラウドファンディングの手数料+消費税(計9.9%)
∟604円 チャリティーサンタの運営資金

■目標額:400万円の内訳
∟300万円 ケーキ購入費
∟39.6万円 クラウドファンディングの手数料(9.9%)
∟60.4万円 チャリティーサンタの運営資金


▼リターンについて

ケーキ1台(4,000円)を基準にして、「1/2台分」「1台」「2台」「3台」「10台」「25台」の中から、希望する台数を選んで支援してください。

このクラウドファンディングから、シェアケーキに参加して頂いたすべての方に、以下の「リターングッズセット(3点)」をお送りします。

(1)シェアケーキ オリジナルステッカー(サイズ:90mm×60mm)
(2)シェアケーキ オリジナルコースター(サイズ:直径90mm)
(3)チャリティーサンタ活動報告書(※PDFを予定)

※「リターンの郵送を希望しない」場合は、支援画面の備考欄に「リターン不要」を記入ください。 


▼実施スケジュール

7月     クラウドファンディング実施
8月     洋菓子店の募集
9月     困窮家庭の応募(※以降毎月継続)
10月    困窮家庭へお届け開始(※同上)



▼応援者の声(実証実験をしてくれた洋菓子店さん)

岡山市でお祝いケーキの予約販売をしているケーキ工房ポムといいます。

元々ケーキを通じて「こども達の笑顔のために何か社会貢献したい」と考えていました。
そんな中、チャリティーサンタさんと想いが重なり、一緒に子どもの誕生日のお祝いをするケーキプロジェクトのモデルづくりを行ってきました。

プレゼントしたご家庭の声を届けていただき、喜んでいただけると本当にうれしいですし、励みになっています。
この活動を続けて行くにあたり、私自身の想いは【一生に一度のお子様のその歳のお誕生日を、どんな状況でもご家族で笑顔で楽しい時間を過ごしていただき、幸せな想い出を作っていただく】こと。

大きくなったときにご両親や支えてくれた大人を思い出し、あたたかい心の成長となって、また次の支援に繋がっていくのが目標です。

単発で終わらせていくのではなく長期的に続けて行かないと得られない事なので、今後も支援の輪が広がるようにチャリティーサンタさんと協力して続けていければと思います。

ケーキ工房ポム 岩藤


▼最後に

プロジェクトリーダーの河津泉よりメッセージ。

このプロジェクトを通して、子ども自身が誕生日を通して「自分が大切にされているという実感」を感じてほしい、と願っています。

それと同時に家庭が本当に必要としているものだからこそ、支援の入り口になるのだと考えています。つまり、誕生日のケーキを支援することで、これまで外部の支援などにつながれていなかった家庭と手をつなげる最初の一歩になりえる、と感じています。

心から必要だと思う支援を受けることで、子育ての応援を感じ、社会の信頼につながる経験はきっと前向きな一歩を応援するものになると信じています。

しかしまだスタートしたばかりのシェアケーキ。このプロジェクトの価値に共感してくださる、あなたが参加してくれることでシェアケーキは前に進みます。

応援を心からお待ちしています!


===== 補足情報 =====

※調査は2021年10-12月に行いました。調査の概要はこちら

※NPO法人チャリティーサンタは「NPO法人」として認定されていますが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください