はじめに

皆さまからのあたたかいご支援のおかげで、当初の目標額60万円を達成することができました。心からお礼を申し上げます。

目標額を達成したことで、「うみとそらのおうち」にメリーゴーランドをお届けすることが確定しました。子どもたちの笑顔を想像して今からドキドキしています。

でも、達成したことで少し欲が出てきてしまいました。
子どもたちの笑顔をもっと輝かせたいと思います!
メリーゴーランドだけでなく、その周りを彩る風船やライトなど、遊園地さながらのデコレーションをさせていただけないでしょうか?
その費用としての20万円を上乗せし、ネクストゴールを80万円に設定させていただきました。

「うみとそらのおうち」を遊園地のように。メリーゴーランドの順番を待つ時間も、子どもたちがわくわく楽しめるようにするために。
引き続き、皆さまのご支援をいただけましたら幸いです。


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昨年末、子どもたちのためのホスピスが横浜市金沢区に誕生しました。公園の緑を背景に、もうすぐそこが海という川に面してたつ、おひさまの光が気持ちいい「うみとそらのおうち」です。
「うみとそらのおうち」は、病気の子と家族の「別荘みたいなおうち」です。懸命に病気とたたかっているお子さん。子どもの命と向き合い、頑張りすぎるほど頑張っているパパやママ。さみしい気持ちも、遊びたい気持ちも、我慢しているきょうだいさん。ご家族のつらさが少しでも軽くなり、大きな家族に見守られるようにホッと一息つける場所、それが「うみとそらのおうち」です。

私たちはこのプロジェクトをきっかけに、横浜こどもホスピス「うみとそらのおうち」のことをたくさんの方に知っていただきたいと思っています。

https://childrenshospice.yokohama/

みなさん、初めまして。Musica Anticaの蛇目泰子と申します。私は会社勤めの傍ら、歌を歌ったり、イベントやコンサートをプロデュースしたりしています。
私は日々の活動の中で、ジャンルこそ違えど色々な仲間と繋がることができました。その中でこどもホスピスのことも知り、田川理事長にも出逢えました。病気のお子様がいらっしゃるご家庭が社会や地域と繋がることの大切さを教えて頂きました。近年(コロナもあり)人と人とが繋がりが少し薄くなっているというか変化しているのを感じる一方、人と人が集い繋がることの価値を逆に強く感じるようになりました。
『こどもホスピスのことを知ってもらいたい』、それがまず1番です。そして私たちができることは何か、うみとそらのおうちのご利用の方がどんなことを喜んでくれるのか? 
初めての試みですが、こどもホスピスの皆さんと打ち合わせし、
”メリーゴーランドがやってくる!”
こどもも大人もワクワクするそんな時間をプレゼントできたらと計画しています。もちろんコンサートやマジックショーや花火も! 
メリーゴーランド 研究所(本牧)の寺道さんにも絶大な協力を頂き、実現に向けて動き出しました。
3/20に行ったチャリティコンサートでもたくさんのご寄付をお預かりしましたが、この計画にはもう少し皆様のご協力が必要です。どうか、一人でも多くの方にご理解ご賛同頂けますように、そしてこの活動が広がって皆んなで笑顔いっぱいのイベントを作れたらと思っております。


【追記】メリーゴーランドは、馬を一つ外し、医療用車いすでも乗っていただけるように調整していただくことになっています。



解決したい社会課題

病気とたたかう子どもたちやそのご家族を支援する体制が日本にはまだ整っていないように思うことがあります。どこか他人事で、無関心に陥りがちな私たち日本人。でも、本当に他人事なのでしょうか。
私がこれまで個々に知り合った方々はみなさん本当におやさしい方ばかりです。しかし、「知らない」ことで距離ができ、「知らない」ために関心が持てず、これほど「うみとそらのおうち」がメディアに取り上げられている今でも「知らない」ままとなっているのです。みなさんこんなに思いやりのある方ばかりなのに……とてももったいない。

もちろん私たちにできる支援には限りがあります。しかし、だからといって、何もしないという行動を選択する必要はありません。もしかしたら、私たちの家族や友人が同じような状況に置かれることもあるかもしれません。自分たちが当事者になって初めてその立場を思い至ったのでは遅すぎると思うのです。

ある朝の連ドラの中で大学生(脇役)が「知識がなければ愛せない」が言っていました。

横浜市金沢区。平潟湾に流れ込む直前の侍従川沿い。
対岸から見ると大きな窓がきらきら光り、
芝生のお庭には、見たことのないかたちのブランコが子どもたちの視線を誘っています。

この建物が子どもたちのためのホスピスなのだと知ることがまず支援の第一歩になるのだと思うのです。
どのような方がどのような気持ちでどのような方のためにつくられた建物なのか。
ほんの少し知るだけでも、車で通り過ぎるときに「子どもたちは楽しんでいるかな」とか「ママやパパはほっと一息つけているかな」と……思いを寄せることができるようになるのではないかと思っています。

まずは知ること。
それが、「うみとそらのおうち」を利用する子どもたちの笑顔につながるのではないかななどと、考えながらこのプロジェクトを進めています。

このプロジェクトをきっかけに無関心から脱却し、子どもたちもそのご家族もお友達も、みんなが笑顔で過ごせる場所に。
みなさまの温かいご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。


このプロジェクトで実現したいこと

横浜こどもホスピス「うみとそらのおうち」に、
遊園地にいるような楽しい時間を届けます!

①このプロジェクトを通し、人ごみに遊びに行きづらい闘病中の子どもたちとそのご家族に、安心して楽しめる、遊園地にいるようなひとときをお届けします。

②このプロジェクトを通し、地域のみなさんに「こどもホスピス」の存在を知ってもらい、長期的な支援を得られる土壌を作りたいと思います。

応援メッセージ

地域の皆様から「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」を利用する子ども達と地域の子ども達が楽しい時間を過ごせるようにとのご配慮から、メリーゴーランドを使ったご支援を申し出てくださいました。私たちも地域課題として、命に関する重い病気の子どもと家族を地域から孤立させないような支援施設を運営していくには、地域の皆様からの理解と支援が必要です。
うみとそらのおうちを利用する子どもたちの笑顔が見られること間違いなしです。この度の申し出に感謝いたします! 
認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト 代表理事 田川 尚登

 

こんにちは『メリーゴーランド研究所』の寺道です。その名の通りメリーゴーランドを研究開発しています。

この度、友人から『うみとそらのおうち』でのメリーゴーランド展開のお話をいただき、協力させていただいております。

実は当所はかねてより病院で生活をしているこども達に遊園地を再現するチャリティ活動を定期的に行っています。

こども達は自分たちの生活の場に光り輝くメリーゴーランド がやってくると、目を輝かせその非日常の夢のようなひとときを味わいます。

そして次回を愉しみに待ち続けてくれます。

今回『うみとそらのおうち』は水辺で明るくとても気持ちの良い場所です。このような場所で2日間開催が実現すればより多くの時間を愉しんでもらえることでしょう。

今回のようなチャリティイベントに対し私たちは事業の一環として取組んでいますので、当所からは所有機、機材は無償提供いたします。

が、実現にはその他の移動組立費、またその他のコンテンツ(コンサート、ワークショップ、花火など)にもそれなりに費用が発生します。

みなさまからご負担のない範囲でお力添えを頂き、病気と闘うこども達に夢のようひとときを提供できれば嬉しい限りです。



資金の使い道

メリーゴーランド運搬費:約20万円
人件費:約15万円(組立費、その他コンテンツ費用等)
広報費:約3万円(ちらし、ポスター等作成)
手数料:約12万円 (9%+税)
リターン:約10万円(発送費用含む)

※メリーゴーランドは、提供してくださるメリーゴーランド研究所のご厚意で、無償となっています。


実施スケジュール

7月31日 クラウドファンディング終了
9月3日 ~4日 イベント「メリーゴーランドがやってくる!」開催
8月中旬から リターン発送(トートバッグ発送、報告メールは9月末ごろ予定)


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合は、イベントの開催・リターンの履行はありません。


リターン

30000円以上ご支援いただいた方には、イベント「メリーゴーランドがやってくる!」招待状をお送りします。「うみとそらのおうち」の利用状況を考慮したうえで人数調整を行い、ご来場いただくお時間を調整させていただくことになりますことをご承知おきください。ご招待日は9月3日(土)を予定しています。また、遠方にお住まいのためにご来場いただけない場合などは、招待状をお知り合いにお譲りいただいても大丈夫です。
10000円以上のご支援をいただいた方には、横浜こどもホスピスのオリジナルトートバッグをお届けします。
その他のご支援をいただきましたみなさまには、イベント開催後にイベントのようすなどを詳しく紹介した報告をメールで送らせていただきます。子どもたちの声などもお伝えできたらと思っています。


最後に

メリーゴーランドに乗っている子どもたちの笑顔を想像してみてください。
わくわくして、どきどきして、頬を紅潮させ目を輝かせている姿が浮かんできませんか?
当事者でない方に一人でも多く関心を持っていただけることを願っています。

「うみとそらのおうち」の応援を長く続けていけるよう、このはじめの一歩を後押ししてくださいますようどうぞよろしくお願い申し上げます。


自己紹介・活動実績など

音楽で地域とつながる~Musica Antica(蛇目泰子)、ラオスからの贈り物を届ける「PaTu」(相馬淳子)、ペアレンティングホーム金沢文庫(長嶺雅子)、海の公園作文教室を中心に子ども向けWSを展開するSecretBase横浜kids(松﨑雅美)が共催します。

どのグループも横浜市を中心にそれぞれの分野で子どもたちのために活動しています。今回のプロジェクトの代表はMusica Anticaの蛇目泰子が務めます。

横浜こどもホスピス「うみとそらのおうち」のために、同区に住んでいる、あるいは、仕事にきている私たちだからこそできることがあるはずだという一念で集い、2021年末活動をスタートさせました。
だから、実はこれといった団体名がありません。あえて名づけるなら「メリーゴーランドパーティー」というところでしょうか。2022年に初めてのチャリティー活動として、3月20日にイベント「メリーゴーランドパーティー」を開催しました。Musica Anticaによるコンサートをメインに、「うみとそらのおうち」代表理事の田川尚登さんにもお話をしていただきました。
まずは知ること。それがすべての始まりです。田川さんたちの活動はテレビなどでも取り上げられたくさんの方に周知されつつあります。しかし、不思議と、地元住民に知られていないのが現状です。
私たちの活動目的は、がんばって病気とたたかっている子どもたちとそのご家族に楽しいひとときをお届けするお手伝いをすること。地域の住民に「うみとそらのおうち」のことを広めること。そして、それを継続して行うことです。このプロジェクトに触れた支援者のみなさまがまたご家族やお友達にお話ししてくださり、さらに支援の輪が広がっていくことを願って、活動を続けていくつもりです。

(※3月20日に開催したチャリティーコンサートのようす)


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