▼はじめに

東日本大震災に伴い福島県南相馬市の子どもたちに自然豊かな神奈川県秦野市へ遊びに来ていただき海と山で遊んでいただく保養の活動で今年で6回目です。(昨年、一昨年はコロナ禍により休止)

昨今の状況を踏まえ今年は南相馬市の子ども達を宮城県南三陸町へ連れて参ります。3月の地震で影響を受けた子ども達(南相馬市鹿島区)も過去に参加されており、今年は今までこのプロジェクトに参加した子ども達を中心に募集をさせていただきます。

▼今回取り組みたい社会課題

今年は東日本大震災時から数年にわたり災害ボランティア活動をさせていただいた宮城県南三陸町へお連れいたします。南相馬市の子ども達には昨今のコロナ禍の中での息抜きを、友人であるコロナ禍で影響を受けた友人である震災当時、被災された南三陸町の漁師さんや民宿へ伺いバーベキューをしたり宿泊させていただきます。(費用は漁師さんや民宿へ支払い)

2015年から毎年、福島県南相馬市から子どもたちを神奈川県へ招待させていただく活動をしております

往復新幹線や滞在費などは今までバザーの売り上げや周囲の方たちからのご協賛により今まで5回開催し今年が6回目。「海」と「山」で遊ぶことをテーマにしたこの活動は過去、神奈川県秦野市や福島県南相馬市の教育委員会の後援を4回受けたこともあり、両市長のご理解をいただき活動させていただきました。


▼このプロジェクトで実現したいこと

「福島の子ども達に海や山で思いっきり遊んで欲しい」

「友人であるコロナ禍で影響を受けている南三陸町の漁師さんや民宿へ子ども達を連れて行きたい」


あの東日本大震災から11年経ちました。そしてこのコロナ禍。子ども達に楽しんでもらいたいと考えます。また南三陸町の漁師さんは8年のお付き合い。

※8年来、お付き合いのある方。ご主人様が漁師さんで奥様はその海産物を販売されています。

この方たちの製品を購入しクラウドファンディングのリターンやバザーにて提供させていただいております。災害ボランティアで定期的に訪れていた私をとてもよくしてくださいました。


今回、宿泊の民宿はその漁師さんのお友だちで東日本大震災当時、その地域の避難所として提供されたそうです。私も過去に宿泊したことがありますが南三陸の海を一望でき、そして何よりも心のこもったおもてなし。このコロナ禍で最近は少しずつお客様が戻りつつあるもまだまだ大変とのことです。写真は私が宿泊した時に撮影した朝焼けです。

大切だと思うことは「忘れないこと。伝えていくこと。」今まで出会った東北の友人達からもそのように言われます。

子ども達の交流を通じてそれを体現し、皆でその子ども達の成長を見守っていければと考えます。


▼資金の使い道(子ども15人〜20人を想定)

観光費等:約15万円

漁師さん食材提供バーベキュー:10万円
宿泊費:約25万円

リターン品購入並びに発送費:約10万円

※この品は宮城県南三陸町の漁師さんや福島県いわき市の水産加工会社のもの
バスレンタカー費:約10万円(別にスタッフの車を3台出す予定)
食費:約8万円

ガソリン代:約4万円

手数料:約8.5万円 (9%+税)

必要経費 約91万円 (クラウドファンディング70万円)

※上記とは別にプロジェクト終了翌年の4月に南相馬市「子ども未来義援金」へ10万円寄付。こちらは毎年、クラウドファンディングからではなく運営基金よりとなります。

▼実施スケジュール

7月1日ご参加者募集開始

10月8日・9日 イベント開催
22年12月以降 リターン発送

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。またコロナ禍緊急事態宣言が出た場合などはご返金対応を考えております。


▼リターン

プロジェクトへご協力いただいている宮城県南三陸町の漁師さんや福島県いわき市で水産加工会社をされ
ている友人の商品など東北のものを中心に用意させていただきます。東日本大震災当時、被災された方々
の商品をみなさまへお届けすることにより、東北の友人達を応援します。

またご参加された南相馬市の子どもたちからのサンキューレターをお届けします。

右端の女性は福島県いわき市で水産加工会社を営む方です。この方の会社の商品もリターン品となります。

皆様からお預かりしたお金は全て南相馬市の子ども達や宮城県南三陸町、福島県いわき市の漁師さんや水産加工会社をはじめとした皆様へ使わせていただきます。


▼最後に

2011.3.11の夜、私は仕事柄おつきあいがあるアパートオーナーを訪問。受け入れ用のお部屋を用意するため、停電の中、回っていました。

受け入れのアパート情報を当日、投稿したらその翌日、仙台の方からのお問い合わせをはじめとして女川や石巻、いわきや双葉町や浪江町など宮城県、福島県の方から多くのお問い合わせをいただき29家族のかたとご縁がありました。

2011.4月から実家が宮城県気仙沼市で被災した女子学生のアルバイト雇用を始め6人の東北の若者達、また受け入れをした東北の方達29家族のお付き合いの中から様々なこと考えました。そういったつながり
の中で南相馬市出身の若者と出会い、いまに至ります。


今でも忘れません。2011.5月に宮城県南三陸町でボランティアをしに行った時の初めて見たその光景を。自分たちは忘れたいけど忘れて欲しくないと涙ながら語った東北の大切な友人達のことを。


福島県いわき市から受け入れをさせていただいた若いお母さんが赤ちゃんを抱きながら電灯をつけた時に「あぁ明るい」と言ったことを。

そんな流れから2015年より福島県南相馬市の子ども達を神奈川県秦野市へ招待させていただく活動をさせていただいております。今年は災害ボランティア活動で数年入り、8年来の親交がある漁師さん達がいる南三陸町へ子ども達を連れて行きたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

チーム/団体/自己紹介・活動実績など

▼自己紹介 南相馬子ども保養プロジェクト運営 福嶋秀樹

神奈川県秦野市在住の福嶋秀樹と申します。2011.3.11東日本大震災の夜から行動を開始し東北29家族の方々の受け入れ、実家が被災した東北の若者6人のアルバイト雇用、2011年5月から宮城県南三陸町を主とした災害ボランティア活動を継続し今でも南三陸町の漁師さんのお手伝いをさせていただいており今に至ります。

2018年の8月からは1年10ヶ月に渡り西日本豪雨被災の地岡山県倉敷市真備町、2019年の9月からは台風・大雨で被災した千葉県富津市、福島県南相馬市、神奈川県相模原市、福島県いわき市で災害ボランティアをして参りました。

災害ボランティア活動をする傍ら、被災された多くの子どもたちと出会って参りました。その子どもたち
が通う小学校へ色鉛筆やノート、鉛筆削りなどの学用品、絵本やおむつ。ご家族への食べ物やカセットコ
ンロ、子どもの入学式や卒業式用のスーツ、などの生活用品などを継続して周囲の協力を得ながら個人的
に送ったり、届けたりさせていただきました。これからもできることは継続して行動いたします。


略歴

2011年5月から災害ボランティア活動

2015年から福島県南相馬市の子どもたちを神奈川県秦野市へ招待する活動

2018年から神奈川県立秦野養護学校でボランティア活動

2020年からフードバンクはだのをスタートし毎月約200名の方へ食材を提供する活動


南相馬子ども保養プロジェクト2022公式ホームページ

保養プロジェクト2015秋  「命の尊さと東北の今」湘南ベルマーレフットサルクラブによる教室

保養プロジェクト2016夏 「南相馬市、秦野市の子どもたちで200人バーベキュー・100人宿泊」

保養プロジェクト2017秋「プロジェクトご支援者様へ南相馬市の子どもたちからお礼を伝える」

保養プロジェクト2018夏「より深い交流、6泊7日」

保養プロジェクト2019夏「地引網をついに実現!人数半分により子どもたちの交流を重視」


福嶋秀樹Facebook(日ごろの活動はこちらで)

南相馬子ども保養プロジェクト2020Facebookページ

フードバンクはだの

福嶋秀樹プロフィール


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