エンタメ領域特化型クラファン
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1.    団体紹介

初めまして。私たちは一般社団法人IKUHART(イクハート)企画と申します。

アートを手掛かりに、淡路島・育波の自然や産業・遺産などの魅力を発信する企画を展開しています。鉄工所跡を「IKUHART STUDIO」に生まれ変わらせ、彫刻や金工、木工、陶芸などの立体造形を軸に、国内外問わず若手芸術家の育成をサポートする場を目指しています。

主な運営内容としては、上記のほか、以下のようなものがあります。

・アーティスト・イン・レジデンス事業
・アーティスト、研究者を招へいしての作品展、講演会、研究会の開催
・IKUHART TOUR / CAMP 育波の自然・文化・産業の魅力の探訪

(IKUHART STUDIOの内観・外観)

2.    本プロジェクトの目的

育波芸術祭2022「鉄と現代アート」展の運営費サポートとして…目標1,000,000円

これらは以下に充当させていただきます。

・出品者8名の制作費・運搬費・設置費・滞在費等の補助 30万
・リターン物品製作費・郵送費 30万
・ポスター、チラシ等広報活動費 20万
・スタッフおよびボランティアの日当および交通費の補助 20万

*目標額に達さずとも、展覧会自体は開催することが確定しています。

(淡路島に残る産業遺産の一つ。こういった造形物などを探求する"アートリサーチ"の一例)

3.    これまでの企画背景と実施理由

●育波芸術祭とは

「育波芸術祭2022」は一般社団法人IKUHART企画が淡路島育波町を舞台に若手作家を中心とした彫刻の展覧会を行うものです。この芸術祭の舞台となる育波は、淡路島の北西に位置し、播磨灘に面した漁業を中心とした町で、素晴らしい夕陽を楽しむことが出来る名勝でもあります。また育波は鉄との関係が深く、古く弥生時代に鉄の加工をしていた五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)が残っているなど、歴史的文化的資源も多く存在します。

私たちはこの町に残っていた古い鉄工所を整備し、アートスペースとして再活用する事業を一昨年から開始しました。この活動を(育波とアートをハートでつなぐという意味から)IKUHARTと命名し、その鉄工所を基点として育波のさまざまな資源を活かしながら、アートと地域のお互いの魅力を引き出し合い、相乗効果を生み出すことのできる企画発信事業を目指しています。


●育波芸術祭を開催する意義

本事業は展覧会をきっかけとして、若手作家に発表と制作の場を提供し、互いの情報交換や交流を広げることを目的としています。美術(作家)の視点から本事業の意義を考察します。
たとえば美術の意義として新しい価値を社会に提示するというものかがありますが、これは沢山の作家同士が交流し互いに刺激を与え合うことが必要不可欠です。しかし、コロナ禍の中で社会全体が自粛ムードとなって、作家が作品を発表する機会も少なくなり、学生たちにとっては発表の機会が少ないだけでなく制作場所や生活基盤もぜい弱で厳しい状況が続いています。
このような状況の中、IKUHART企画と学生たちが協働しながら展覧会をつくり上げていくことは、将来作家となるための主体性を育くむことに繋がり、またアーティストの積極的な地域への関与は、地域の新しい魅力を引き出すことになります。私たちは、持続可能な芸術の在り方、持続可能な「場の創出」(展覧会)を目指します。


●5つの展示会場について

①草原エリア (五斗長垣内遺跡)

古く弥生時代に鉄の加工をしていたといわれる五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)が残る丘の草原エリアです。この遺跡は育波から車で10分ほど山側に登った場所に位置し、播磨灘をバックに海を渡る風の中での展示となります。


②IKUHART STUDIO (鍛冶屋鉄工所跡)

IKUHART企画のスタジオは鍛冶屋鉄工所跡を改装して使用しており、そこで作品を展示することで、鉄加工遺跡という場の特性に深く関与することが可能となります。


③遊休農地

育波で農業を営む方の協力を得て、遊休農地での作品制作も行われます。これはまさに、地域とアーティストのコラボレーションと言える試みとなるでしょう。

 


④シラス加工工場跡エリア

数年前まで実際に使用していた工場跡です。ここにはシラスを茹でるための大型のボイラーや、冷蔵庫などが営業当時のまま残っていますが、それらの設備を残したまま、場の特性を活かしながら展示空間を設えます。

 


⑤浜エリア

育波にはいくつかの浜辺があり、そこからは心地良い風、水平線、夕日が望めるなど様々な自然を感じられ、海と作品との新たな出会いが期待できます。


4.  育波芸術祭2022詳細

場所:淡路市育波周辺の5ヵ所 五斗長垣内遺跡(黒谷1395-3)・IKUHART STUDIO(育波65)・金生丸倉庫(育波43-1)・大谷浜(育波20先)・育波遊休農地(育波2115-1)

日時:2022年10月1日~10日 各会場9:00~17:00

入場料・参加費:いずれも無料

アクセス:①神戸淡路鳴門自動車道・北淡ICから車で5分。全会場無料駐車場完備 ②JR舞子から高速バス(高速舞子~北淡IC)徒歩10分

参加作家:8名 岡田真由美・川野昌通・桑原ひな乃・高松威・出倉誠一・深田拓哉・前瑞紀・村田優大

コロナ禍での開催可否:感染者数の増減に関わらず、状況に応じて然るべき感染対策を講じながら開催いたします。

作家や会場との契約や許可:
・IKUHART STUDIO、金生丸倉庫…IKUHART企画管轄の会場のため、特別な許可なし
・五斗長垣内:淡路市教育委員会委員長に、4月に内諾済。具体的な展示計画をもとに、8月に本折衝の予定です。
・育波遊休農地…田んぼです。所有者の了解を得て既に作業が進んでいます。

必要な許可の取得状況:現地にてガス等の使用を伴う作業が行われる可能性あり。「アーク溶接作業者」「ガス溶接作業者」の資格をもつ企画メンバー(塚脇)が管理いたします。

現在の進捗状況:各アーティストが発表に向け作品を制作中・個々の展示計画の整合中

事業代表:塚脇 淳 (JUN TAMBA)





(画像は、出品作家の過去作品の一例です。今回開催の芸術祭にこれらが必ず出品されているわけではございません)

5.    特典 (リターン)

以下の特典を、支援額に応じ組み合わせてご用意いたします。

・関連事業のご案内
 今後のIKUHART企画関連事業について、今年度分は郵送、来年度以降はメールにてお知らせをお送りいたします。

・記録等へのお名前の掲載
 「サポーティングメンバーシップ」として、育波芸術祭記録報告誌・IKUHART企画ホームページにお名前を掲載いたします。

・オリジナルTシャツ
着回しのきくシンプルな白地に、鉄の彫刻家JUN TAMBAの力強い作品の稜線が浮かびます。5.6オンスの丈夫な厚手生地、普段使いにワークウェアにどうぞ。デザイン1種類・サイズ4種類。

 肩幅・身幅・着丈・袖丈 (いずれもcm)

 XXL (10枚) 57・63・81・25
 XL (40枚) 54・58・77・24
 L (40枚) 50・55・73・22
 M (10枚) 46・52・69・20

・オリジナルブローチ
工芸作品、鉄・真鍮、7×5cm
限定数20(以降応需制作)

作者・川野昌通氏は、大阪芸術大学の工芸学科・金工専攻で学び、その後金沢美術工芸大学の彫刻専攻に進んだ作家です。鉄に象嵌(ぞうがん)された真鍮の"IKUHART"は、丹精込めて磨き上げられ、鉄とのコントラストで美しく浮き立っています。裏側のピンで留めたなら、あなたと一緒に移動する芸術品。実に手の込んだ、価値ある一品です。

・アーティストによるスペシャルグッズ(小)〜(大)

JUN TAMBAによる彫刻作品
鉄、6cm, 8cm, 11cm (直径) ※限定小7中5大3個
 
厚さ最大22ミリもの鉄を作家自らが溶断し、磨いたそれぞれにボルトをかわいらしくあしらいました。溶断面に触れると、炎の力強さが心地よく感じられます。上面のIKUHARTの刻印がブレていたら、おめでとうございます、それはアタリです!一つ一つをペーパーウェイトとして使っても良し、集合させて一つのオブジェとして眺めても良し。実用・観賞用どちらにもどうぞ。


以下、作品制作の様子を収めました。よろしければご覧ください。


・播磨灘~神戸1日ヨットチャータークルージング

播磨の美しい海原を、風を受けて駆けましょう。小型船舶一級免許を所有する企画メンバー成藤がご案内いたします。ご家族やお知り合い、会社の皆様でご利用ください。
定員11名、支援枠数に関わらず出航は1回のみとなります。
日程やプランは後日に各支援者様と相談の上、該当の一日を決定いたします。当日の潮流により、西向きの場合は家島諸島方面・東向きの場合は明石海峡を越えて神戸または淡路島方面への航行となります。
9時~16時前後を目安に、回るコースによっては所要時間・航行時間帯は多少変更することがございます。
9~10月、播磨ボートパーク/東播磨港 (加古郡播磨町)からの発着を予定しております。現地までの交通費は各支援者様方でご負担ください。


リターンを一覧でまとめておりますので、ご参照ください。

6.    関係者メッセージ

近年日本にも多くのアートスペースやアーティストインレジデンスが出来てきています。そういった事業態のほとんどは町家を利活用したものが多く、絵画や平面作品などのアート活動が中心です。
しかしながらアートはそれだけではありません。金属彫刻や石彫、木工や金工、陶芸など多種多様です。こういったハードワークに対応できるアートスペースは皆無と言っても過言ではありません!
なぜならこういったハードワークには道具や設備、環境、それに伴う資金が必要となります。これは運営する側にとって大きな障害になっています。
私たちはこういった課題に向き合うことからスタートします。今必要なのは、若いアーティストが思う存分制作し表現できる「場」の創出なのです。
次世代を育成しなければ日本の文化の未来はありません。明日のアートシーンを作るために、私達の挑戦をどうかご支援下さい。育波でお待ちしております!

代表・彫刻家  JUN TAMBA



クラウドファンディングに寄せて、企画運営メンバー、参加アーティストよりビデオメッセージをお届けします。

アーティスト 川野昌道

アーティスト 山村幸則

顧問 冨永康文

ヨットマン・元貨物船船長 片川清伸

彫刻家 岡田真由美

事務局長 成藤風童

彫刻家 JUN TAMBA (塚脇淳)

集合ムービー


7.    関連スケジュールおよびサイト

8月10日18時ごろ~10月2日いっぱい クラウドファンディング
8月1日~8月10日 IKUHART STUDIOにおけるアーティストインレジデンス:フィンランドからのアーティストの制作 (C.A.P.事業への協力)
10月1日~10月10日 育波芸術祭2022開催
10月2日 五斗長垣内シンポジウム「榎忠 鉄を語る」開催

IKUHART企画団体サイト
C.A.P. 芸術と計画会議
榎忠 公式WEBサイト

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<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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