利根運河シアターナイトとは

初めまして利根運河シアターナイト実行委員会です。利根運河シアターナイトとは東京理科大学 理工学部 建築学科に通う学生を中心とした有志団体です。2012年から毎年秋ごろに「利根運河を一夜限りの劇場に」をテーマに行う、光と水の祭典「利根運河シアターナイト」を開催しています。地域の商店や市民出展者様による物販、市民団体や学生団体のパフォーマンスなど、日常とは異なる利根運河を体験・記憶できるような市民参加型のイベントです。

ありがたいことに今年で10回目を迎えます。

自然豊かな土地「利根運河」

本祭が行われる利根運河は、主要都市柏から15分の場所にありながら壮大な自然を有する豊かな場所であり日本初の西洋式運河として「選奨土木遺産」や「近代化産業遺産」に登録されています。 また近くには私たちが通う東京理科大学野田キャンパスがあり、毎日1,000人を超えるたくさんの学生が通っており学生や地域住民など幅広い年齢層が住む町でもあります。そんな歴史や豊かな自然環境を持つ利根運河ですが、その知名度は低く、持っている魅力を十分に周知できていないと考えています。

利根運河シアターナイト2022 ~環境を芸術に変化~

10回目を迎える今年は「環境を芸術に変化」というテーマのもと自然豊かな利根運河の環境を使い学生の力で作品、空間を作り、11月6日の一日間で実施します。

いままで、シアターナイトでは夜に運河水辺公園一ヵ所で行っていました。しかし昨年規模を拡大し複数の場所で行いました。今年はさらに規模を拡大し新たな試みとして、シアターナイトの大きなテーマでもある「劇場」を自然豊かな利根運河の様々な場所で転々と繰り広げていきます。

本プロジェクトでは①眺望の丘、②高架下、③西深井散策の森、④運河水辺公園の順番で4つの豊かな場所を劇場にデザインします。

(配置図)

またこれらの場所で1)作品、2)ワークショップ、3)ステージ、4)店舗などを行います。

1)作品

「作品」では利根運河の高架下、眺望の丘、運河水辺公園、西深井散策の森で利根運河の人工と自然という対比的な環境が存在する場所をキャンバスに劇場空間を作り出します。また高架下、眺望の丘は過去一度もやっておらず新たな挑戦として何としてでも成功させたいと思っております。

例えば昨年の作品では利根運河の南岸、西深井散策の森の二か所を使いました。当日は地域の方々や小さな子供たちが作品を体験しながら利根運河の魅力を感じていただけたと感じています。

(昨年本祭当日の南岸作品)

(昨年本祭当日の西深井散策の森作品)

2)ワークショップ

「ワークショップ」では地域の小学生を対象に主要場所で地域参加型のものづくりワークショップを行います。ここで完成した作品を本祭当日、西深井散策の森にて展示します。

例えば昨年シアターナイト2021では写真のような提灯を小学生と一緒に作り、それを集めて大きな光を作りました。地域の方々と一緒に作ることで、完成した時には利根運河での地域と学生の一体感を感じることができました。

(昨年のワークショップ当日の写真)

(昨年の本祭のワークショップ展示)

4)店舗

「店舗」では利根運河周辺の飲食店ワークショップをお呼びし学生たちが製作した屋台で販売を行います。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から飲食店をお呼びすることができずとても悔しい思いをしました。

利根運河での飲食店は地域と学生を繋ぐハブのような存在でもあります。そんなハブのような飲食店を学生たちの力で屋台としてデザインをし自然豊かな利根運河沿いに集結します。また、利根運河周辺で製作物を作り販売している方々がたくさんいらっしゃいます。そんな方々が作る製作物をワークショップとして出店します。 

(2019年屋台の様子)

5)ステージ

「ステージ」では利根運河にゆかりのあるアーティストをお呼びし自然豊かな利根運河で披露していただきます。眺望の丘から始まり高架下、西深井散策の森と劇場が移動していき最後に運河水辺公園でフィナーレを飾ります。

例えば昨年の本祭では大学のサークル団体から市民団体まで幅広い団体をお呼びして披露していただきました。

(昨年西深井散策の森で行ったジャズ研による演奏)

これまでの活動

私たちの活動はこの本祭だけでなく地域の飲食店に依頼され家具の設計をしたり、運河に生えている雑草である葛を使い布を織る葛布ワークショップを実施したり一年を通して様々な活動をしています。今年には「trim」という桜の咲く時期に行われたインスタレーションや利根運河にあるお食事処松まるさんのお庭設計をコンペティション形式で行いました。

(葛布ワークショップ)

プロジェクトへの思い

今年で10回目になる利根運河シアターナイト本祭は利根運河で地域住民と学生の交流の場をデザインし利根運河の魅力を建築的視点から発見、発信してきました。ありがたいことにこれまでの活動が地域の皆様に認められ今では地域の人が待ちわびるようなお祭りにまで成長しました。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、飲食店などもお呼びすることができず規模を縮小し開催せざるを得ませんでした。しかし、近年の新型コロナウイルス感染防止の緩和を受け飲食店などをお呼びし開催場所も拡大し今までのシアターナイト本祭を取り戻したいと考えております。

普段から通い暮らしている利根運河。日常の中にあるこの壮大な自然を私たち学生の力で魅せたい!
本祭当日は地域住民、学生、利根運河の自然が一体となり感動できるようなイベントにしたいです!
皆様のご支援をよろしくお願いいたします!


資金の使い道・実施スケジュール

〈資金の使い道〉

支援金は以下の費用に大切に使用させていただきます。

・作品等の材料費

・リターン品の製作費(送料含む)


〈実施スケジュール〉

9/1~9/30 クラウドファンディング実施期間    

10月~    作品製作開始  ワークショップ実施

11/6 利根運河シアターナイト本祭

11月~    リターン品作成

12月~    順次発送

リターンのご紹介

1000円 サンキューメール(利根運河シアターナイト2022当日の画像添付)

3000円 サンキューレター+ポストカード(本祭当日の写真5種)

5000円 サンキューレター+本祭で使える2000円分の当日券+ポストカード

5000円 サンキューレター+ワークショップ風鈴製作キット+ポストカード(5種)

10000円 サンキューレター+公式WEBサイトと利根運河シアターナイト2022の本祭掲示板へのお名前掲載(希望者のみ)+ポストカード(5種)

10000円 サンキューレター+ハム・ソーセージ職人の店 Umamiの特別セット+ポストカード(5種)

10000円 サンキューレター+本祭で使える5000円分の当日券+ポストカード

30000円 サンキューレター+一緒に家具製作権+ポストカード(5種)

【企業様向け】

5000円 本祭掲示板広告掲載(一口)+公式WEBサイト掲載

50000円 かぐはぶプロジェクト優待権

※かぐはぶとは
利根運河周辺地域にある商店に、私たちが設計・制作する家具を設置させていただくプロジェクトです。制作過程を地域の子供たちと行うことで、体験を通して愛着が湧き、家具を設置することで地域の賑わいを作ります。制作する家具が地域活性化の中枢(hub:ハブ)となるという想いから、「家具」+「ハブ」→「かぐはぶ」と名付けました。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/10/07 09:25

    先日、利根運河シアターナイト2022の一環である「光と音ワークショップ」を行いました。小学生を対象に竹風鈴を一緒に作りました!今年も、地域の方にご協力いただき作品を創りあげられることを嬉しく思います!ご参加ありがとうございました。今回作った竹風鈴は本祭当日西深井散策の森にて展示します!ぜひご覧...

  • 2022/10/01 09:19

    ご支援いただいた皆様本当にありがとうございました!達成することはできませんでしたが多くの方にご支援いただき気持ちの面でも応援してくださる方がいるということが私たちの励みになりました!また私たちだけでやっているのではなく地域の皆様、ご支援していただいている皆様と一緒になって作り上げていることを実...

  • 2022/09/30 14:32

    クラファン最終日になりました!今までご支援いただいた皆様ありがとうございます!もう少しで50%に到達します。最後、少しでもお力を頂けたら嬉しいです!よろしくお願いします!!

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