ご挨拶

はじめまして、NPO法人東海つばめ学習会の副理事長・豊橋教室長をしている久野修佑(1993年生 愛知県豊橋市出身。時習館高校→名古屋大学法学部卒)と申します。

普段は建設業の会社で営業として働いていますが、週末のお休みを使って「無料塾」の運営に携わっています。

「顔面パンパンマン」として子どもたちに親しまれる私。


コロナ禍を機に「地域の子どもたちのために何かしてあげたい」と思いたち、出会ったのがこの活動でした。

子どもたちと関わるうちに、この活動の社会的な意義、10~70代までが講師として活動に携わる多様性と個々の魅力、そして何より一人一人違う個性・夢・悩みを持った子どもたちと直接向き合えることにすっかり魅了されてしまいました。

そして約半年間の講師経験を経て、ついに2021年の3月、念願の地元・豊橋での教室開講までこぎつけました。

いろいろ大変なこともありましたが、教室開校から約1年半を経て、いつも10名ほどの子どもたちがピーチクパーチク言いながら集まってきてくれる、立派な「巣」になってきたなあと感じています。

「勉強している様子を撮らせて!」と言われ、なぜかギャルピースで応じる豊橋教室の生徒たち。


 解決したい社会課題

私たち東海つばめ学習会では、勉強することを通して「望み通りの人生を歩むこと」を応援しています。そして、子どもたちが持つ自分の夢や願いをかなえてほしいと思っています。
単に学力向上であるとか、偏差値の高い高校に進学することを目標にしている訳ではありません。自分の夢や願いをかなえるために、心の底から勉強を必要とする子を全力で応援したい、というのが理念です。

私たちの社会には、勉強する意欲があるものの、何らかの事情で教育機会に恵まれない子どもたちが実際にいます。

例えば、経済的な理由で勉強ができない子どもたちが存在します。日本で標準年収の半分以下、いわゆる「相対的貧困世帯」で暮らす子どもは、なんと7人に1人、割合にすると13.5%にのぼります(厚生労働省 2019年国民生活基礎調査より)。

経済情勢や政策に大きく影響されるこうした状況をドラスティックに改善することは私たちにはできません。しかし、勉強したい!と私たちを頼り、訴えかけてくる子どもたちを全力で応援することが私たちの使命です


 このプロジェクトで実現したいこと

皆様からお寄せいただいたご支援を活用して、学習機会に恵まれない受験生たちのために、8時間x2日ひたすら勉強する「学習合宿」を実施したいです。

実は昨年度は2回ほど実施できていたのですが、コロナ禍による寄付金の減少等により、今年度は開催の見通しが立っておりません。

過去に開催した、5教室合同合宿の様子。熱量がすさまじいです。


しかし過去の実績から、合宿は大きなメリットがあることが分かっています。今年度も何とか実施したいです。

メリット①受験生の子どもたちに自分の学習限界を知る機会を提供できる。

学習合宿の原点は、私久野の高校時代の経験にあります。

高校2年生から3年生に上がる冬休みに、希望者が宿泊施設に軟禁カンヅメになり、約10時間x3日間ひたすら勉強するという、とんでもないイベントがありました。もちろんそれまでの人生でこれほど勉強したことなどありませんから、当時はひたすら辛かったのを覚えています(笑)。

しかし、この経験を通じて、自分の勉強における質と量の限界を知ることができた私は、その後の受験勉強も自分の限界と相談しながら効率的に進めることができました。

教室の子どもたちもヘトヘトになりながら、最後は達成感に溢れた顔で帰宅していきます。合宿を通じてぜひ同じ経験を積んで、自分の目標をより明確にとらえてほしいと思っています。

メリット②愛知県全域で同じ志を持って学習支援に励むメンバーが、一堂に集まれる場になる。

2018年の活動開始以来、私たちは愛知県全域に計5教室を開講し、常時60名以上の子どもたちが集まってくれるようになりました。そうした中で、今後乗り越えていきたい課題として「教室間の連携強化」を掲げています。

私たちは独自カリキュラムを組まず、子どもたちが毎週持ち寄ってくる学校の教材を使って、子どもの質問にこたえる少数指導の形式をとっています。そのため、講師によって教え方にもいろいろな工夫が生まれてきました。

そうした個々の教室や講師陣がもつ良い部分を現場で学びあい、また同じ志をもって集まってくださっている講師陣の連携を強化する場としても合宿は機能します。

メリット③コロナ禍で青春を大きく損なわれてしまった子どもたちに、受験を乗り越えるための思い出を提供できる。

コロナ禍は既に約2年半もつづいています。これは特に子供にとっては、たとえば当時中学1年生だった子が、あと半年もすれば卒業してしまうような、とんでもなく長い時間です。子どもたちはこの2年半、本来なら思う存分楽しめたはずの野外活動・遠足・修学旅行・部活などを大きく制限されています。

意外に思われるかもしれませんが、この状況について、子どもたちは表面上は案外気丈に振る舞います。

しかし学習支援を通じて仲良くなった子からは、つらい本音が見え隠れするときがあります。彼らも自分たちの青春が大きく毀損されていること、そして貴重な青春の時間は二度と戻らないことを自覚しながら、社会の一員として一緒に耐えています。

このような情勢下ですので、合宿だからと言って思う存分遊ばせてあげることはできませんが、受験を乗り越えるための思い出を作ってあげたいと思っています。


 資金の使い道

全額を秋期学習合宿に充てさせていただきます。

お寄せ頂いた金額が多ければ多いほど、受験生に限らず、より多くの子どもたちに参加してもらうことができます。兄弟・姉妹で教室に通っている子もいますので、ぜひ皆様のあたたかいご支援をお寄せください。

参加者:生徒20名、講師・スタッフ10名(受験生を中心に、全教室に通う生徒のうち3割程度の参加を想定。講師は生徒2名に対し1名を想定)

会場費(豊橋教室がある東三河地域の民泊等を想定):約12万円

交通費(公共交通機関+最寄駅からのレンタカー等):約3万円

食事費:約3万円

手数料:約2万円 (9%+税)

 計 20万円


 リターン★彡

【1,000円】本イベント責任者の久野副理事長より、お礼のメールをお送りします。

【3,000円】直近の活動報告書をメールにてお送りします。

【5,000円】合宿に参加する生徒向けに、応援文をお寄せください。印刷して生徒に当日手渡しします+会の特製ステッカーを差し上げます(任意)。

【10,000円】合宿に参加する生徒向けに、1分程度の応援動画/音声をお寄せください。生徒に当日視聴してもらいます+会の特製ステッカーを差し上げます(任意)。 

【20,000円】ホームページに支援者としてお名前を掲載します+会の特製ステッカーを差し上げます(任意・イニシャル可)。

【30,000円】合宿会場とオンラインでつなぎ、生徒の学習の様子や講師陣との会話をお楽しみいただけます。時間は1時間程度を想定しています+会の特製ステッカーを差し上げます (任意)。

【40,000円】合宿に参加した生徒から、お礼の寄せ書きをお送りいたします+会の特製ステッカーを差し上げます 。(任意) 


※生徒向けのメッセージ内容については、事前に確認をさせていただき、弊会の思いや生徒への影響の観点から著しく乖離する場合には、事前にご相談させていただく場合がございます。万が一妥協点を見いだせない場合には、残念ながら生徒への公開を見合わせる可能性があります。責任をもって子どもたちを預かる会の性質上、あらかじめご了承ください。


 実施スケジュール

2022年9月30日:クラウドファンディング終了

2022年10月上旬:ご支援金額に基づき参加人数および会場を選定 

2022年10月下旬:学習合宿を実施。合宿当日に履行するリターンを実施。

2022年11月10日まで:発送・発信型のリターンを実施。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


 応援メッセージ(卒業生の声)

 ◆ 東海つばめ学習会に来て感じたこと

それぞれの先生方が皆さん、わかりやすく丁寧に教えてくださる。

先生方がフレンドリーに優しく接してくれて、話しやすく、楽しい雰囲気で、気楽に通えた。

 ◆ 将来の目標

ずっと続けている武道を生かして、人の役に立つ仕事につきたいです。

 ― 豊橋教室第1期生、第一志望の高校に進学。H.Tくん

H.Tくんが合格報告に来てくれた際の写真。またいつでも遊びに来てね。


 リンク

東海つばめ学習会では、HPを中心に、きめ細かい情報発信を心がけています。HPでは毎回の活動報告・合格者からの声・幹部による「想いブログ」・活動拠点等、私たちについての情報がギュッと詰まっております。ぜひご覧ください。

https://tokai-tsubame.amebaownd.com/

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