初めまして、福島県福島市で米農家を営みながら、クラフトビール醸造所「Yellow Beer Works(イエロービアワークス)」のオーナーを務める加藤絵美(かとう えみ)と申します。

数あるプロジェクトの中から私たちのプロジェクトをご覧くださり、誠にありがとうございます。


「Yellow Beer Works(以下YBW)」は、「パンクロックに思わずにっこりしちゃうビール」をコンセプトに、「元気な福島を発信して、福島をもっと好きになってもらいたい」という思いで、米農家をともに営む夫と二人で2020年9月に立ち上げました。



私たちは、フルーツや野菜を使用したビール、ホップを沢山使用した濁りのあるビールなど、アメリカンスタイルをメインとしてこれまで約30種類ほど造ってきました。



原料には、知り合った果樹農家さんの桃やりんご、ブルーベリーなど県内産フルーツをふんだんに使用。ホップは、少量ながらも私たちが栽培している福島産ホップを一部使用しており、県内農家によるクラフトを随所にぎゅっと詰め込んだ、福島発クラフトビールです。



設立してから約2年ですが、嬉しいことに県内だけではなく、県外からも「飲みやすくておいしい」「クラフトビールにハマるきっかけになった」などうれしいお言葉を多くの方からいただいております。

福島市の醸造所まで量り売りを求めに、関東圏など遠方からお越しいただくこともあり、本当にうれしい限りです。



今回、より多くの方に福島の地で生まれたYBWのクラフトビールを知ってもらい、福島観光の目的地となれるように醸造所の拡大と福島駅前の「ビアスタンド」オープンを目指してクラウドファンディングに挑戦することにいたしました。


詳細の前に、まずは農家夫婦がクラフトビールを造ることにした経緯を説明いたします。



2009年に夫婦で脱サラをして夫の祖父母の農家を継いで新規就農者となりました。一大決心して農業に取り組んでいた矢先に東日本大震災を経験。社会に疲れ「ゆるく楽しく60歳、70歳まで農業を続けたい」という気持ちで始めた私たちは進むべき道を改めざるを得ない状況でした。



3人目の子も授かり「さあ、これからどうしよう」と二人で悩んでいる間にも、周りの農家さんはどんどん農地を手放し、若い私たちに譲る方が増え続け、最終的に当初の3倍の農地を持つようになりました。しかし、農地を任せてもらえてもなかなかお米は売れない。そんな苦しい状況の中、私は勝手に使命感を抱き始め、「福島と農業、子どもたちを守るためになにかしないと」と考えるようになりました。



同時に、復興関連による多くの人との出会いも刺激になり、「県内に住む私たちこそ頑張らないと」という想いが強くなっていきました。一方で、その「なにか」が具体的に思いつかず、なにをすればいいのかわからない、モヤモヤとする時期が長らく続きました。そうした気持ちを抱いている時に出会ったのが『クラフトビール』です。



私は醸造家でもありますが、あまりお酒が飲めません。遺伝的なものもあり、少量のアルコールで全身が真っ赤になってしまいます(醸造長でもある夫は無限に飲めます)。急性アルコール中毒で病院に搬送されたこともあるほどです。醸造家としては可哀想すぎる体質でも、日本酒やワインなどが好きでちびちびと飲んで楽しんでいたのですが、なぜかビールは苦手で、おいしいと思うことがないままに生きてきました。


そんな私でも“おいしい!”と思えるビールに出会ったのは、かなり衝撃的な出来事で、「なんだろうこの香りと味は!」「普通のビールとなにが違うのか」と疑問が尽きず、とても興味がそそられました。また、全国各地でクラフトビールを中心に地域が盛り上がっている例もあり、農家がビールを造るのも面白いなと考えました。


幸いなことに「もしビールを造りたくなったらサポートするよ」と言ってくださる醸造家さんとの出会いもあり、夫とともにさまざまなクラフトビールを飲んで研究をする日々が始まりました。



もう一つのきっかけとして2017年、避難指示が解除された南相馬市小高区で、何か役に立てることはないかと考え、米作りをすることに。その後、農家仲間からの提案もあり、ビール大麦やホップを栽培することになりました。初年度は病気に泣かされてしまいましたが、栽培したものを使いビールを造ってみたいと思うように。当初は委託醸造をしようと考えていましたが、委託できる醸造所に出会えず、ならば自分たちで立ち上げようと決意しました。



友人の紹介で東京の醸造所「Riot beer」さんと出会い、クラフトビールを造る研修を経て2020年8月、私たち夫婦の農業の拠点でもある福島市で「Yellow Beer Works」を設立いたしました。





最初は試行錯誤を重ねていたこともあり、全て自力でどうにか進んできましたが、設立から約2年を経て、次に進める段階まで来ることができたので、この度、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。


皆さまに応援いただきたいのは、醸造所の拡大、およびビアスタンドのオープンです。


なぜ今これが必要なのかというと、現在の生産量では、多くの方に飲んでいただくことが難しく、飲める場所も限定的になっているためです。


私たちはクラフトビールを通して、「元気な福島を発信していきたい」「福島県全体をさらに活気づける一助になりたい」「これまで復興を応援してくれた方々へ恩返ししていきたい」と思っています。


そのために規模を拡大し、可能な限り多くの方に、福島の地でできたクラフトビールを手に取り、元気な福島を感じていただきたいと思っています。



具体的にお伝えすると、醸造所の拡大により、現在の生産量6,000リットルから80,000リットルへと大幅な増量が可能になります。これにより、直売やECのみだった販売から卸などさまざまな展開が可能になり、これまで「飲んでみたいけど近くに売ってない」「売れ切れている」など不便を感じていた方の手元にも届けることがやっとできるようになります。

また、醸造所ツアーも想定しており、福島市の観光スポットとしての機能を持つことで、観光客増加にも貢献していきたいと思っております。



「ビアスタンド」では、気軽にYBWのクラフトビールを飲んでいただける場を提供いたします。また、ビールだけでなく、ランチタイムには、私たちが栽培する福島県産のお米や野菜を堪能いただける「おむすび屋」を、ランチタイム後には、県内の焙煎所から取り寄せたコーヒーを飲める「喫茶店」を、夜には、さまざまなクラフトビールを楽しめる「ビアスタンド」を運営し、地元の方から観光客の方までたくさんの方に楽しんでいただける場所にいたします。




①3,000円

お手紙、ステッカー、ポストカード


②5,000円

ビール3缶セット、ステッカー、ポストカード


③8,000円

ビール5缶セット、ステッカー、グラス1個


④10,000円

(1)ビール5缶セット、ステッカー、グラス1個、トートバッグ 

(2)ビール5缶セット、ステッカー、ビアチケットハーフパイント×10杯分(シェア可能)


⑤15,000円

ビール5缶セット×2種=10缶セット、ステッカー、保冷バック


⑥20,000円

ビール5缶セット×2種=10缶セット、ステッカー、グラウラー


⑦30,000円 

ビアチケットハーフパイント×15杯分(シェア可能)、ステッカー、ラウニオン(ゲストハウス)宿泊券(1泊2名様まで、予約はご自身でお願いいたします)*宿泊券は2023年4月末まで有効 


⑧50,000円 

 (1)コンプリートセット ビール5缶セット×2種=10缶セット ビアチケットハーフパイント×15杯分(シェア可能)、ステッカー、ポストカード、グラス1個、トートバッグ、保冷バック、グラウラー 

 (2)醸造見学+たっちゃんのLIVE BBQとビール飲み放題(2023年の春開催)記念グッズ(クラウドファンディング限定ビアジョッキ)

 *20名様まで


⑨300,000円

 お好きなビールを作れる(スタイルにより300〜400缶) *3名様まで  *時期は応相談


追加①5,000円

カトウファーム で栽培した「天のつぶ」の新米10kg

産地:福島市 品種:天のつぶ 産年:令和4年産 サイズ/重量:10kg

保存方法:高温多湿を避けて涼しい場所で保管 

*精米したてのお米をお届けいたします


追加②5,000円

青森の人気作家COOKIESさんとコラボレーションしたオリジナルこけし、ステッカー、ビアチケット(ハーフパイント×1杯分のセット

*20セット限定

*ビアチケットの有効期限は2023年6月末まで有効


追加③4,500円

キャンプで活躍するオリジナルシェラカップ、ステッカーのセット


追加④7,000円

大堀相馬焼「松永窯」とコラボしたイエロー茶碗、ステッカーのセット



※ビールについて

スタイルはTDH HAZY IPAを予定しております。

原材料:麦芽(カナダ製造)、オーツ麦、ホップ

内容量:350ml

保存方法:要冷蔵

*ビアチケットについて

郵送にてお届けをさせて頂きます。

チケットの有効期限は2023年6月末まで。




(費用内訳)
醸造設備購入費 約100万円
店舗改修費一部 約50万円
CAMPFIRE手数料 約50万円
リターン 100万円
合計 約300万円



2022年8月22日 クラウドファンディング開始
2022年8月27日 ビアスタンドオープン予定
2022年9月下旬 醸造所着工予定
2022年11月上旬 クラウドファンディング終了
2022年2月下旬 新醸造所完成予定
2023年3月下旬 新醸造所にて醸造開始予定!




オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長
一般社団法人東の食の会 代表理事
髙島宏平

福島の会津地方、中通り、浜通りという今まで交わることのなかった3地域。震災後、各地域の農家さんの復興への想いと、農業発展の強い気持ちから、地域の垣根を越えてYellow Beer Worksを作り上げました。たくさんの人の想いから生まれたクラフトビールの新しい味をぜひお楽しみいただければと思います。 


 

カフェ・カンパニー 代表取締役社長
楠本 修二郎


加藤夫妻が魂を込めて作るビールは、「おいしい」ことはもちろん、どこか、その「生き様」も感じられるのです。最高にハッピーでチャーミングな人柄と夢をあきらめない強い意志。「カルチャー(文化)」の語源は「耕すこと」に由来しているといいます。意志を持つ彼らのような生産者こそ、これからの未来の生活文化を築いていく要だと確信しています。「イエロービアワークス」で乾杯できる日を楽しみにしています!


 

東の食の会 専務理事 / NoMAラボ 代表
高橋大就

最高な福島の食を、今、わたしたちが普通に楽しめているのは、あの惨状から立ち上がって、前を向いて走り続けてきた生産者の方々がいたから。

その先頭を走ってきた最高なカトウファームの二人は、最高の米だけじゃ満足せず、最高のビールまで作っちゃいました。

そして、次に仕掛けるのは、ビアスタンド兼おむすびや。醸造所も大規模に。

二人が創る最高な酒と食を楽しめる最高な場が駅前にある町なんて、住みたくなる。

最高な挑戦を全力で応援します。




株式会社GRA
代表取締役CEO 岩佐大輝


地域を盛り上げるには強いリーダーと地域ブランドが必要だ。カトウファームはまさに地域のフラッグシップ。加藤さんが手がけるビール醸造所は福島の復興を超えた創造の象徴となるだろう。

全力で応援したい。



ソトコト編集長
指出一正


ソトコト2022年1月号で「かっこいい農業」という特集をつくるときに、ぼくの頭の中に真っ先に浮かんだのがカトウファームの加藤絵美さんと晃司さんのおふたりでした。

イエロービアワークスのビールは、ポップでおいしくて、農業の可能性を大きく広げてくれています。

加藤さんたちが発信と実践をされる「農的」なプロジェクトは、いつも明るくておしゃれ。仲間をつくりながら進んでいくので、拝見していてワクワクします。このたまらないワクワク感は、カトウファームのオリジナルの作物のひとつです。

福島駅の近くで、みんなで幸せにおにぎりとビールを味わえるときをいまからとても楽しみにしています。

本プロジェクトを心から応援いたします!


株式会社 riot beer
上地 風


初めて出逢ったのはライオットビール醸造所。福島でフリースタイルファーマーズ!な2人と出会ったあの日。あの時の瞳の輝きでエミとコージは全力疾走だ。

福島の人々に向き合い、農業に真剣に向き合う。そしてビールで皆と幸せをシェアしていく。その想いで2人は走り続ける。俺たちの数歩前を走る2人に、少し悔しくも愛おしい同志たちのチャレンジ。

福島を想いビールで紡ぐ、素敵な居場所の為、挑戦する2人を応援よろしくお願いします。

 

福島市観光ノート編集長
熊坂仁美


クラフトビールブームですが、立ち上げから見てきたイエロービアワークスは私にとって特別なもの。農業界隈では有名なロックな米農家夫婦が、日本の農業の危機を背に受けてクラフトビールに未来を見いだし、文字通りゼロからつくりあげてきたビール。どんなフレーバーであろうと一口ごとに地元愛が口の中に広がる。特に昨年の桃ビールは秀逸。今年もあれがたくさん飲めるように支援します。みなさんもぜひ。



テキサス在住・YBWアート隊長
ピーランダー・イエロー

YBWのエミは突然ワシの前に現れて『私も黄色大好きなんでっす!!!』って、で、我々の世界ハッピーイエロープロジェクトがスタートした。まずはワシのデザインで美味しいYBWビールを広めることからや。

喉から胃へとイエロースピリッツを浸みこませていくで。ええぞええぞ。みんなええ顔しとる。が、まだまだ浸透してないぞ。

もっとたくさんの人を巻き込んでいかんと。っというわけでクラウドファンディングやで。世界の喉と胃をキイロックな!!!


Tregion株式会社
東北Cafe&Dinning トレジオンポート店長
橋本和弥


Yellow Beer Worksのお2人との出会いは、2021年に福島の桃を使ったビールを作るプロジェクトでコラボしたのが最初でした。それからは取引先としてビールの取り扱いをさせてもらっていましたが、お店でビールを繋ぐたびにどんどん美味しくなっていて、とうとう今年のトレジオンポートの周年ビールはYBWさんで仕込ませて頂きました!

仕込みの際はビールを軸に同じ時間を共有する事ができ、農業やビールへの想いや情熱、トライアンドエラ―を繰り返しながら突き進むお2人のスタイルに共感を持つとともに、感銘を受けました。

醸造所が拡大し、駅前のビアスタンドが出来れば、より多くの人へダイレクトに想いを届けられる!そして福島を訪れる新たな理由の一つになると確信しています。

チームYBWさん!これからも応援しています!


Tregion株式会社 PR事業部
三廻部麻衣

いつだって、オールドルーキー。挑戦と躍進を続けているのに、どこまでも謙虚で誠実。

先輩ブルワリー等からも貪欲に学ぶその姿勢は、ただひたすらにかっこいい。そして、自然が相手の「農業」が根っこにあるから、本当にたくましい!

心から尊敬し、大好きなYBW。周りにはポジティブなエネルギーが溢れ、かかわるこちらがいつもパワーをもらえます。

美味しくて思わずにっこりしちゃうビールが、より多くの人に届きますように!


株式会社AMEKAZE
代表取締役 芝田机太郎


カラフルで目を引くデザインが良く目立っています。

最初にお会いした時は夫婦でペアルックのつなぎを着ていました。

その時はお米の栽培を大規模にやられているということでした。

その後、お会いすることはなかったですが、

ビールを作り始めたということでご連絡をさせていただきお取引を開始させていただきました。

個性的なIPAを作られておりとても魅力的なブリュワリーです。

今回を機にまた発展されていくことを楽しみにしています。


 



一人でも多くの方に「福島って面白いよね!!福島に行ってみようかな」と思っていただけるように、これからもおいしいと喜んでいただけるクラフトビールを造り、元気な福島をビールを通して発信していきたいと思っています。


皆さまの応援をお待ちしておりますので、ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/09/08 08:07

    ご支援いただきありがとうございました。皆様、お手元に返礼品は届いておりますか?もしも届いていないという方がおりましたらメッセージをいただきたいです。早いものでビアバーも一周年となりました。ビールも続々と出来てきて、バッチNo.5「walking flowor」を本日リリース致します。皆様のおk...

  • 2023/04/12 14:58

    いつもありがとうございます。工事が遅れてしまい申し訳ありません。少しずつですが完成に近づいています。機材の組み立てなどをしています。同時に外構の工事をしています。なるべく自分達の力でやろうと思い、本日はコンクリートを流しました。皆様からいただいたご支援を丁寧に使っていきたいです。完成までしばら...

  • 2022/10/20 08:06

    お世話になっております。沢山のご支援、誠にありがとうございます。残り二週間となりましたが、本日リターンを追加しました。どんなものが良いかとても悩みました。ビールと同じように日常に寄り添えるものがいいなと思い●キャンプなどで活躍できそうなステンレス製のオリジナルシェラカップ●福島県の伝統工芸品「...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください