はじめに

皆さんはじめまして。食道楽代表の重田です。先代の社長から、食道楽を託されてから、4年が経ちました。

食道楽という店は、奈良県橿原の地で地域の皆さまに愛され約60年、おかげさまで営業を続けてまいりました。私自身も、長年働き続けてきたこの店を大切に、これからも末永く皆さまに愛される店にしていこうと、思っています。

しかし、厳しい現実を前に、皆さまのご協力をいただきたく、クラウドファンディングに初挑戦することにしました。

今年の5月に立ち退きをせざるを得なくなり、なんとか移転はしたものの、新店舗の改装費用がないのです。。。
コロナ禍で受けられる融資は受けつくしています。クラウドファンディングでのご協力以外にも、何か良い知恵があったら、お教えください。


食道楽とは

昔ながらの町中華と、本場韓国式の焼肉が味わえるお店として、食べ盛りの学生さんやサラリーマンはじめ、女性や家族連れ、お年寄りなど、年齢・性別問わず多くのお客様から愛されてきました。昭和レトロな“町中華”として、マスコミからの取材なども受けておりました。

お店の場所柄、昔から学生のお客様が多く、そんな食べ盛りの彼らでもおなかいっぱい満足してもらえるようにと、どんどん量を増やしていったところ、「爆盛りの食道楽」としても有名に。「器が洗面器⁉」と評判の1kgオーバーの炒飯や、「小エビ」と言いつつ他店では標準サイズのエビを使った小エビの天ぷらなど、「満腹・満足を大衆価格で」を合言葉に、営業を続けています。お客さまの驚き、喜ぶ顔が、従業員一同の力の源なのです。

当店の中華料理はいわゆる昔ながらの“町中華”。特別なことは何もしていませんが、「普通だけどなんか美味しいよね」と言ってもらえるよう、仕込みから手間を惜しまず丁寧に仕上げています。初めてでもどこか懐かしくホッとする味わいこそが、私たちのこだわりです。

中華料理と一緒に焼肉も提供している当店では、お肉も馴染みの業者から仕入れる選び抜かれたものだけを使用しています。 ハラミをおかずに炒飯を食べたり、焼肉を堪能した後のシメに天津飯といった楽しみ方もしていただいていました。

なのですが。。。

2022年5月末日をもって、創業の地(八木西口)での食道楽は店を閉めました。幸いなことに、こぢんまりとはしていますが、時をおかず、近くに移転オープンするところまでは、何とかこぎつけることができ、現在も細々とではありますが、営業は続けています。
閉店の日までは決定から1か月もなく、多くのお客さまに何の説明もできないままの移転となり、大変心苦しく思っています。


なぜこうなったのか

2019年(平成31年/令和元年)の1月、新年を迎えるとともに、私、重田が食道楽の3代目オーナーになりました。40年以上働き続けた、橿原市八木町(八木西口)の客席66席+宴会用座敷40席の店の総大将です。

まだコロナ前です。しかし。この年から食道楽はすでに受難の道?に。。。

食道楽は約60年前に先々代が始めたお店です。借りた土地の上に食道楽の店舗を建て、営業を始めました。それからずっと、毎月、地代を払い、営業を続けてきました。
私は先代から、食道楽の店舗建物を買い取る形で、土地代はそれまで通り、土地の大家さん(地主さん)に別途支払いながら、営業を始めたのです。

が、なんと、私が店を引き継いだその年に、突然立ち退きの話がもちあがりました。

何の偶然か、時を同じくして、冷蔵庫が壊れたり、看板が落ちたり、次々と店の備品の故障も相次ぎ、出費がかさむ中、立ち退きをめぐって、話し合いがはじまりました。
私には、少しでも創業の地(八木西口)で営業を続けたい、また、立ち退きが避けられない道ならば、立ち退き料の交渉もしたい、との思いがありました。

年が明け、2020年。年も改まったし、今年は良い風が吹くように。と思ったのもつかの間、ついにコロナ禍のはじまりです。
当店では、宴会が大きな売り上げの一つを担っていましたが、その宴会が全滅しました。
やむを得ないこととはいえ、大きな大きな打撃でした。時短営業要請などにも応えながら、営業は続けていたものの、売上は右肩下がりです。

コロナ禍による売り上げ減は変わることなく、店の維持、従業員の雇用確保のための出費は膨らむ一方でした。

2022年5月、話し合いの結果、5月中に退去、という結果になりました。いただいた立ち退き料では、店の引っ越しをするのが精一杯でした。


私たちがやりたいこと

新たに移転した食道楽は、写真の通り、棟続きではありますが、ばらばらの店舗3軒をつなげて営業を始めようとしています。

醍醐店1と3を客席に、醍醐店2を本格的な厨房として稼働したいと思っています。

現在、醍醐店1の1階はなんとか整っていますが、醍醐店1の2階、醍醐店2、醍醐店3の改装に着手することが資金的に困難な状態です。

これを何とかしたいと思っているのですが、ここまでまわせる資金がないのです。


リターンについて

1000円:餃子券(1人前)+お礼のお手紙

3000円:餃子券(1人前×3)+お礼のお手紙 

5000円:餃子券(1人前×5)+お礼のお手紙 

10000円:食道楽で使える3000円分のお食事券+お礼のお手紙 

20000円:食道楽で使える7000円分のお食事券+お礼のお手紙 

10月末日にクラウドファンディングのお金が入金されるので、その後、速やかに郵送いたします。
お店まで取りに来ていただける方(助かります)は、備考欄にその旨お書き添えください。

※餃子券、食事券の有効期限は2023年3月末日です。


資金の使い道

目標:200万円

内訳:手数料37.4万円

ご協力いただいた方へのリターン:60万円

店の改装費:102.6万円
・醍醐店2のガス工事(厨房用)
・醍醐店3のガス工事(焼き肉用)
・醍醐店1、3の2階の改装(宴会用部屋)


最後に

従業員一同、食道楽の再生に精一杯邁進しています。どうか応援よろしくお願いします。
(餃子用のキャベツの仕込み中!)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!


食道楽
〒634‐0072
奈良県橿原市醍醐町259‐23
電話0744‐38‐9115



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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