▼ご挨拶

初めまして。

数ある案件の中から私のプロジェクトをご覧くださり、本当にありがとうございます。

乃木坂駅近くの住宅街で【南青山鍼灸マッサージ治療室らるく】を運営しております飯塚聡(いいづかさとし)と申します。

 

皆さんは鍼灸というと、どういうイメージをお持ちでしょうか?「痛そう」「暗い」「本当に効くの?」…そんなお声が聞こえてきそうです。実際、日本における鍼灸の受療率はわずかに4%と言われています。100人のうち、96人がまだ実際に鍼灸を体験していらっしゃらない実情を考えれば、なかなか身近の人から鍼灸の体験を耳にする機会もなく、ネガティブな印象をお持ちになるのも無理のないことだと思います。

 

実際、私もほんの10年前はその96人のうちの1人でした。私の祖母や父は鍼灸院によく通っており、話を聞く機会の多かった私ですら鍼灸は「怖い」と思っていたので、身近に鍼灸を受けたことのある方がいない方にとってはなおのことでしょう。

 

しかし、ある時私は会社勤めをする上であまりの肩こりのひどさに音を上げてしまいました。そして恐る恐る門をくぐった初めての鍼灸院では、「一体今までの肩こりはどこに行ったんだ!?」と思ってしまったほど楽になり、その鮮烈な印象から鍼灸の世界に興味を持ちました。結果的に、興味を持ったことは突き詰めたくなる性格もあって、鍼灸師・マッサージ師の国家資格(鍼灸やマッサージは、国に認められた国家資格です!)を取り、さらに鍼灸学校の教員資格まで取ってしまいました。

 

鍼灸には、2000年以上の歴史があります。魅力のないもの、実力のないものは淘汰されるのは世の常ではありますが、2000年の長きにわたって鍼灸が脈々と受け継がれてきているのは、もちろんそれだけの魅力と実力があるからではないでしょうか。

 

96人の側の方々に少しでも鍼灸の魅力を伝える。それが、鍼灸師である私の使命だと思っております。

▼このプロジェクトで実現したいこと

理想は、96人の側の人を95人、94人、93人…と減らすことです。今日明日にそれが急に達成出来る訳ではありませんが、少なくともこのプロジェクトをご覧くださった方に1人でも多く鍼灸に興味を持って頂き、実際にその良さを実感して頂くきっかけになれば良いなと思います。

 

だからと言って、このプロジェクトは鍼灸を受けたことがある方は対象外かというと、もちろんそういう訳ではありません。是非、私と一緒に鍼灸の良さを伝えるアンバサダーになってください!

▼プロジェクトをやろうと思った理由

「鍼灸」は鍼やお灸を使って、いわゆる「ツボ」に刺激を加えます。使うツボは鍼でもお灸でも同じ場所なので一般的に「鍼灸」とひとくくりに言われますが、もちろん金属製の「鍼」と、ヨモギの葉を精製して燃やす「お灸」は、使うものは全くの別物です。鍼には鍼の良さ、お灸にはお灸の良さがありますが、最近の鍼灸院では鍼をメインに使ってお灸はほとんど用いないところも見られるようになりました。

 

しかし、お灸は施術者の手間がかかるため、最近ではお灸を使わない先生も見られるようになって来ました。私はお灸をよく用いる師匠の元で修行したこともあり、お灸があまり重んじられない最近の傾向には少々思うところがあります。

 

鍼をお受けになったことはあっても、お灸を受けたことがない方もいらっしゃることでしょう。このプロジェクトを通じて、お灸の良さを知って頂きたいと思ったことも、このプロジェクトをやろうと思った大きな理由の1つです。

 

しかし、このご説明だけでは「なぜ治療室らるくで鍼灸を試す必要があるのか?」という、皆さまがきっとお持ちであろう疑問にはお答えしていません。治療室らるくがこのプロジェクトを立ち上げたのは、もちろんらるくにいらして頂きたいからです。その理由をご説明します。

 

まだ鍼灸を受けたことがない方がイメージされる鍼灸院でとても多いのが、「気難しそうなおじいさんが、薄汚れた部屋でひっそりとやっている」というものでした。それなら、自分はその真逆を行く鍼灸院を作ろう!と思い開いたのが、治療室らるくです。間接照明で温かみのある室内、クラシック音楽を流す施術室、待合室には季節の花を飾り、作家さんに作って頂いたオブジェが患者様をお迎えする空間。全て患者様にリラックスして頂くためです。そのためか、昨年6月には光文社様が発行する女性誌「美ST」「隠れ家エステ気分で行ける鍼灸院」とご紹介頂きました。

暗いイメージとは真逆の鍼灸院でなら、抵抗感なく鍼灸を試して頂けるのではないか。

そう思っています。

 

そして、鍼灸学校での教員資格を持っている施術者がお迎えするのも、アピールポイントです。一般的な鍼灸師よりもより長い時間をかけて専門の教育機関で学んだ経験は、より深いご説明を患者様にさせて頂けるものだと思っております。

 

これらのことが、治療室らるくがプロジェクトを立ち上げて、鍼灸をより多くの人にお伝えしたい理由です。

▼これまでの活動

2014年4月 はり師 きゅう師 あん摩マッサージ指圧師免許取得

2016年3月 鍼灸学校教員資格取得

2016年4月 南青山鍼灸マッサージ治療室らるく開院

2017年6月 「美ST」8月号にて30分の疲れ目ケアコースが「眼精疲労の駆け込み寺」と紹介

通常の診療に加え、鍼灸の歴史・自宅で出来るお灸のケア方法・美容鍼体験などのワークショップも開催しています。

▼資金の使い道

・広告宣伝費

・備品を充実させる費用

・より広い場所でワークショップを開くための費用

▼リターンについて

①3000円コース

鍼灸に関する疑問点やご不安な点について、丁寧にお答えします(約30分)

その後、30分の疲れ目ケアコースをご体験頂きます。

 

②14000円コース

初回ご来院時、鍼灸に関する疑問点やご不安な点について丁寧にお答えします(約30分)

また、30分の疲れ目ケアコースを5回お受け頂ける証書をプレゼント致します。

(証書の有効期間は発行から4ヶ月とさせて頂きますので予めご了承ください)

 

ご参考までに、今回プレゼントの対象とさせて頂いた30分の疲れ目ケアコースは、通常3240円頂いております。

▼最後に

これまで、私はクラウドファンディングは敷居が高いものというイメージを持っていました。でもそれは、もしかしたらまだ鍼灸を受けていない方が「敷居が高い」と思って鍼灸を受けていない構図に似ているのかも…それなら、私自身が高そうな敷居をまたいでみる様子をお見せすることで、鍼灸に二の足を踏んでいる方の背中を押せるのでは?と思っています。

 

このプロジェクトはどのくらい反響があるか、まだ正直分かりません。今回設けた目標が、最終的な大きな目標である「96人の側の人を1人でも減らす」という壮大な目標を達成するために適正なのかどうかも、ご批判があるかもしれません。それでも、千里の道も一歩から。1人でも多くの鍼灸ファンを地道に増やすことが大きな目標に向かって進み始める第一歩だと考えて、プロジェクトを始めてみました。

 

どうぞ暖かいご支援を、よろしくお願い致します。

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