フィジーの母校にラグビーグッズを寄贈し、3年間の感謝を伝えたい!
プロジェクト閲覧いただきありがとうございます。
現在フィジーに留学している高校3年生の井上准作と申します!
このプロジェクトは私と大学2年生の兄(井上兼作)二人と、母校の責任者の共同プロジェクトとなります。
私の通う高校の概要
フィジー共和国は南太平洋に位置し、ニュージーランドのほぼ真上にあります。
国土は全ての島を合わせると四国とほぼ同じ大きさですが、人口はおよそ90万人と少なくとても小さな島国です。
そして私たちの通う「Ba Provincial Free Bird Institute」はフィジー本島西部のLautoka市に位置し、丘の上に校舎があり川や山と隣り合わせの自然豊かな学校です!
〜学校の歴史〜
Ba Provincial free Bird Institute
1971年に国立高校として「Ba Provincial Secondary School」設立され、2010年に現在の「Ba Provincial Free Bird Institute」に改名しました。
現在は日本人留学生を受け入れる学校でもあり、自分たちの他にも多くの日本人学生が通っています。
〜ラグビーの歴史〜
2014年 13人制ラグビーリーグで初の全国大会制覇
2015年 13人制ラグビーリーグで全国大会2連覇を達成
U18(18歳以下)15人制では全国準々決勝進出が最高成績であり、U16(16歳以下)での準決勝、U19(19歳以下)での優勝が過去にありますが日本でいう「花園」での優勝がありません。
何故私はフィジーにいるのか?
2015年に初めて家族旅行でフィジーに訪れたのがきっかけです。
当時はただ綺麗な海を楽しもうという理由で旅行をしていました。
ラグビーに詳しい方はご存知かと思いますが、フィジーはラグビー強豪国としての認識があると思います。
独特なプレースタイルと強靭なフィジカルは通称「フィジアンマジック」と呼ばれ、フィジーの国技であります。
その時からラグビーをプレーしていたのであえてラグビーボールを旅行中常に持っていました。
それだけなのに「パス!」「いいボール持ってるな!」などと地元の人たちからフランクに話しかけてくれました笑
時にはショップの店員さんや税関の職員さんまで一緒にパスしたことは今でも鮮明に覚えています!
たった数日間の旅行にも関わらずフィジーのフレンドリーな国民性と時間がゆったり流れる雰囲気が、とても居心地がよく感銘を受けていました。
そして自分が高校進学を考えていた際に、フィジーへの留学プログラムを見つけ当時の楽しさがよぎりました。
個人的に将来英語が話せたらいいなという思いと、今までやってきたラグビーをフィジアンと一緒にプレーしたい!という希望があったのでフィジー留学を決断しました。
プロジェクトの経緯・背景
留学当初にラグビー部に参加した私ですが、言いたいことが伝わらない語学力の低さはもちろんのことチームの環境に馴染むのがとても大変でした。初めての留学生活なのでチームどころか、普段の生活ですら苦労する場面が多くあり不安な面がすごくありました。
日本で培ってきたプレースタイルやマインドとはかけ離れたやり方で行うフィジーラグビー。
奇想天外でかつ自分達の強みを十分に生かしたプレーをするフィジアンとはやはりすぐに慣れない上に、意思統一がとても大事なスポーツの中で自分の意図したプレーとチームメイトの意図が噛み合わないことも多々ありました。
また時にはチーム唯一の日本人、というよりフィジー国内のラグビー界で別国籍の選手を見ない中で対戦相手のチームから罵声を浴びることもありました。
個人的には練習にすら参加させてもらえるか心配ではありましたが、それでも初回から「もちろん参加しろよ!」と受け入れてくれ、一緒に練習していくにつれて仲も深まり「ラグビー」を通して互いに理解していけたのではないかなと思います。
練習の雰囲気もとても和やかで、試合に勝利するたびに叫んで喜び合う瞬間がとても嬉しかったです。
そんな誰よりも濃い留学、ラグビー生活も最後の年になった今改めて、練習中でも優しく声をかけてくれて3年間必死に切磋琢磨できた仲間やコーチ陣は自分のラグビー生活にとってかけがいのないものであり、一生忘れることのない経験が彼らのおかげで叶ったと思っています。
そこで3年間の集大成として同じ環境でプレーしていた兄と共に、今までのご恩を何かしら残る形でお世話になった人たちに返したいと思っていました。
留学前から、そしてフィジーに実際に渡ってからも
「何かしらの形で日本とフィジーの架け橋になりたい!」
という思いもあり、何か貢献できないか。そして今までの伝えきれない感謝をどう返すかを考えていました。
そこで卒業前に一選手でもある僕達がジムや練習を踏まえた上で感じた
『練習環境の低さ』
に焦点を向けました。
近隣国のニュージーランドやオーストラリアに連なる強豪国のフィジーですが、まだまだ発展途上国で日本や近隣国に比べるとジム器具が選手の人数と比べて足りず整備されていなかったり、ボロボロのタックルダミーやボールを長く使用しています。
正直な所みんなその環境にいるので面倒臭さだったり不便だとはそこまで感じていませんが、全員が満足いく環境ではないのは事実です。
フィジーならではの練習環境も彼らの強さの一つなので大事にしていきたいですが、その補強となる練習器具の充実さは今後高みを見据える上で必要であり、充実した練習環境はプレーする選手たちにとって高いモチベーションになります。
しかし自分達の資金力ではどうしても限界があり、チーム全体に寄贈するとなるとかなり非現実的でした。そう思った矢先にクラウドファウンディングで資金を集めることが出来るなら、自分達の考えている恩返しができるのではと考えこのプロジェクトに至りました!
また、校長や監督からのインタビューでも触れていますがフィジアンは海外でプレーすることにかなり誇りを持っています。
母校からも何人か代表選手を輩出していますが、より学校として強くなれば選手たち一人一人がラグビーを一つの「キャリア」として目指すいいモチベーションにもなるのではないかと感じています。
個人的には自分達の母校から将来日本でプレーする選手が増えたらいいなとも思っています!
素晴らしい可能性を秘めたフィジアンのために、そして夢の15人制制覇に向けて大きなバネとなる様に自分たちの感謝も込めて寄贈したいです!
資金の使い道・実施スケジュール
寄贈先:Ba Provincial Free Bird Institute (Fiji Lautoka市)
購入元:J.R.WHITE (ラグビーグッズ)
CO.PTE.Ltd (ジム用器具)
※どちらの購入先もフィジー現地にあるスポーツショップです。
《資金の使い道》
・ラグビーボール (3個×3学年)$495 FJD
・キックティー (1個×3学年)$105 FJD
・マーカーコーン (75個×2セット)$150 FJD
・ウォーターボトル(1セット×3学年)$387 FJD
・ホイッスル (1個×3学年)$9 FJD
・ベンチプレス用チェア $700 FJD
・ダンベル、ベンチプレス用重り $675 FJD
合計金額:$2525 FJD ×64円=約16万円
送金手数料などの予備費用:約4万円
リターン用ポスター費用:約1万円
Campfire手数料:約4万円
目標金額:25万円
※目標金額より多く支援いただいた場合はその金額分ラグビーグッズの個数を増やす予定です。
《今後の寄贈スケジュール》
2022年10月31日:プロジェクト募集期間開始
2022年11月25日:プロジェクト募集期間終了
2022年12月30日〜
→支援金額が送金
→スポーツショップにて責任者がグッズ購入
→母校にグッズ寄贈の流れとなります。
ラグビーグッズ寄贈後
→ 支援いただいた方々に順次リターンを送らさせていただきます。
リターンのご紹介
【500円コース】
「学校内ポスターに名前記載!」
・学校のジムに支援してくださった方の名前を記載したポスターを掲示させていただきます。
【3000円コース】
「学校内ポスターに名前を大きく記載&感謝のメッセージ動画」
・学校のジムに支援してくださった方の名前を大きくポスターに掲示させていただきます!
・現地のラグビー部から感謝のメッセージ動画を送らさせていただきます!
【10000円コース】
「学校内ポスターに名前を大きく記載&支援者の方だけの為の感謝メッセージ動画」
・学校のジムに支援してくださった方の名前を大きくポスターに掲示させていただきます。
・現地のラグビー部から支援者様宛に感謝のメッセージ動画を送らさせていただきます。
最後に
よりも深く、そして貴重な3年間の留学生活をさせてくれた学校、言語の壁を超えて一緒に戦ってくれたチームメイトやコーチなど支え助けてくれた方々の少しでも恩返しできるよう全力で頑張ります。
是非母校の為にご協力お願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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