はじめに

「 地球史において、温暖化は当たり前の現象で人類がどうこうできるものではない。」

これは浪人時代、地学を専攻していた僕が白亜紀の北海道は沖縄並みの暑さだったと授業で習った時に思ったことです。地球は様々な時代を経験しており、46億年のスケールで見てしまうと地球温暖化などこれまでの一部に過ぎず、環境問題など小さいものです。

環境保護活動家の目標は地球を酸素いっぱいにすることではありません。人が暮らすのに最適な「環境」を維持するために活動しています。その中の1つがで地球温暖化対策です。温暖化はただ暑くなるだけではありません。温暖化の最大のインパクトは温度上昇によって大気の水蒸気量が増えることです。温度が上がるごとに大気の水蒸気量が増えます。それによって今より水害が起きやすくなります。偏西風の蛇行変化で雨が降る場所が陸から海へと変わり、陸に雨が降らなくなることも考えられています。さらに温度上昇によって今よりも多くの水が大気に持っていかれ、干ばつや異常乾燥などを引き起こします。これが食糧不足や水不足になると言われている原因です。

 産業革命以降、地球は「可逆的」な温度上昇を保っていますが、これが「不可逆的」な温度上昇になると二度と地球が冷えなくなります。その温度が現在まだわかっていない。だからこそ今なんとかして今、温暖化を食い止めようとしているのですただ残念ながらマイバッグや節電では地球の温暖化は止められないと私は思っています。地域密着で、しっかり温暖化対策に直結した効果のあることがしたい。このプロジェクトはその志から始まりました。

レンタカー事業とインフラへの挑戦

環境への配慮が注目される事業の中に自動車産業があります。2022年の本の二酸化炭素排出量は世界5位で、日本の二酸化炭素排出量(10億4,400万トン)のうち、運輸部門からの排出量(1億8,500万トン)は17.7%を占めています。自動車全体では運輸部門の87.6%(日本全体の15.5%)にのぼります。私はレンタカー事業で温暖化対策を始めます。レンタカー事業は車を貸し出すビジネスです。高知県は車社会ということもあり、移動手段における車の割合が高く、観光地の中には車でないと行けない場所もあることから、観光客やビジネス目的の方にもレンタカーが使われています。
そこで貸し出す車は BEV(Battery Electric Vehicle)に限定し、BEV専門のレンタカー企業を発足します。観光施設やホテルとタイアップし、充電スポットを各地域に設置。企業がBEVの広告塔となってくれれば県民へのアピールになり、県民の興味・関心につなげられると考えています。BEVを使いやすい街にし、県民のBEV購入を促進することで高知県で走る車の100%をBEVにしたいと考えています。

高知県はガソリン代が日本一高いため、BEVの普及は県民の生活と密着した重要な事業だと考えています。防災面でも得られる恩恵があります。過去の事例では停電が長引く被災地に電動車が派遣され、携帯電話の充電やエアコン、扇風機、冷蔵庫、などへの電力供給をおこない、被災生活の負担軽減に大いに役立ったという実績があります。高知県は南海トラフ地震による被害を免れません。BEVの拡大は被災後の被災生活に大きく貢献でます。

新しいレンタカーの形

これまでのレンタカーは「営業所で受け取り、営業所に返す」「燃料代は利用者負担」「制限距離がある」「安い車に安く乗る」というのが基本でしたが、これを変えます。

①プロパイロット2.0の採用
自動運転搭載車(日産アリア)を採用します。旅行であれば高速道路を使う機会もあるかと思います。自動運転によって「ドライブは好きだけど長時間運転するのは疲れる」といった要望を解決します。

指定場所での車の受け渡し
スタッフがご自宅など指定場所まで車をお持ちし、返却の際はスタッフが取りに伺います。ご自宅に駐車場がない方でもコインパーキングなどでお渡しが可能です。なので四国・瀬戸内・近畿の高知県以外で車が必要な方でもご利用いただけます。
例:神戸市からレンタルの場合、「神戸→高知→神戸で返却」や、「神戸→京都→神戸で返却」などが可能。③返却時の充電不要
気兼ねなく車をご利用していただくために、燃料代を負担いたします。

専属旅行コンサルタント・スタッフ
オプションで、お客さま1組に対して1人の専属スタッフが付けられます。「ホテルで車の充電ができないから充電しておいてほしい」といったEVならではの要望や、「車を別の場所に移動させておいてほしい」など、旅行中の要望にスタッフが対応します。 特に外国人観光客の方を念頭に考えています。(※範囲有り ※リターンに含まれないオプションです。)

Price (料金)

料金は以上の通りで、4パターン考えています。・高知県外(※1)での受け渡しの場合・高知県外で受け取り高知県で乗り捨ての場合・高知県で受け取り高知県外で乗り捨ての場合・高知市内で受け渡しの場合

※1【四国地方】 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 【中国地方】 岡山県(岡山市周辺)広島県(福山市周辺) 【近畿地方】 大阪府(大阪市周辺)兵庫県(神戸市周辺) その他、周辺地域であれば可能です。

(参考)電車で来る場合
まとめ※コンパクトカーと比較しています。


正直、利益率は低いです。最初は小さくとも将来的に社会に必要ある事業に育てたいと考えています。


リターンについて

投資していただいた方は大切な恩人であると考えています。将来、事業を拡大するチャンスというのはここでご協力してくださった皆様のお力添えに他ならず、1度だけのリターンにとどめません。


①レンタル料の半永久割引
車のレンタルにかかる費用を半永久的に何度でも割引します。ご家族で旅行される方、ビジネス利用の方、友達と旅行に行かれる方、全ての方にいつでも割引価格でアリアを何度でもお貸しいたします。

法人・個人事業主の方へ

私は高知県の中小企業と共に成長し、日本の経済を活性化したいと考えてます。そこで企業向けプランを用意しました。リースではなく繁忙期の営業車としての利用や出張などで短期間の間のみ利用したいという方に「優先的に弊社の利用を候補に上げていただく」という内容で提供します。その際「契約企業」という形で、今後立ち上げるこちらのホームページへの掲載、また利用の際には、車体にマグネットなどで企業名やロゴを貼ることなども考えています。他県に支社展開ができるようになったら高知県以外でも下記の価格にできます。

高知県という場所

高知県は「天狗高原」をはじめとする日本有数の星空スポットや、酒飲みの聖地「ひろめ市場」など、自然と食に恵まれた場所です。「よさこい」「鰹のたたき」が特に有名ですが、高知県の魅力は静けさと深みにあると思います。多くの場所でプライベートが守られた美しい景観を独り占めすることができます。

高知県 おすすめの観光地

TOURISM SHIKOKU 天狗高原
https://shikoku-tourism.com/feature/karusuto/top

旅ぐるたび 牧野植物園
https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2963/

withnews むろと廃校水族館
https://withnews.jp/article/f0220428001qq000000000000000W02q10201qq000024676A

TOURISM SHIKOKU 北川村「モネの庭」マルモッタン
https://shikoku-tourism.com/spot/10052

志国土佐 時代の夜明けものがたり
https://www.jr-shikoku.co.jp/yoakenomonogatari/

土佐くろしお鉄道 しんたろう号・やたろう号
https://www.tosakuro.com/yataro

高知家の〇〇 伊尾木洞
https://kochike.jp/column/29684/

酔鯨酒造株式会社 土佐蔵
https://suigei.co.jp/brewery/suigei-store

資金の使い道

車両購入費 約670万円
高知県は少し郊外に出るだけで充電スポットが劇的に減ります。なので最初のうちは航続距離と郊外の充電スポット(インフラ整備)が必要です。そこで今回注目したのが日産のアリアです。テスラも魅力的でしたが、日本の経済を回すという目的にそぐわないことと、修理費が高いこと、突然の故障に対応できないこと、また中国人の知人からよく壊れる車と聞き候補から外しました。
車種 日産 アリア [ARIYA]
駆動:2WD
グレード:B6
バッテリー:66kWh
航続距離   :470km  (参考)大阪市→高知 292km、岡山市→高知 160km google mapより

自己負担額 290万円 
必要資金  380万円
CAMPFIRE 手数料17% 64.6万円
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目標金額 444.6万円

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BEVに対する反対意見と回答
・「BEVの推進はHEVを排除するための欧米の政策ではないか」
→カーボンニュートラルを推進していく過程で、いずれにせよガソリンを使う車は無くなると思います。トヨタの推進する水素燃料もありますが、今のところBEVが勝ち筋だと考えています。

・「リチウムイオン電池を作る際にCO2が発生する」
→おっしゃる通りですが、これは技術革新とリサイクル企業の努力に賭けたいと考えています。全個体電池など環境にやさしい新しい技術が確立した時に、ゼロからBEVを広めるのは難しいですが、前段階としてリチウムイオン電池でのBEVの普及を行い、プロトタイプとしてのまちづくりにしたいと考えています。

・「電気はCO2を伴って生産されている」
→高知の場合、四国電力が大手電力会社として挙げられ、四国電力の火力発電は発電設備の約6割を占めているのも事実です。僕はレンタカーの次に電力問題に取り組むつもりです。小水電力発電と、フィンランドで商用化された「砂電池」に注目しており、自然エネルギーで高知県の電力を全て賄えるようにするのが最終目標です。ただ、僕は風力発電、太陽光発電、そして原子力発電が嫌いです。「緑の回廊」という保護林と保護林を繋ぐための国有林野に風力発電を設置するというプロジェクトが進んでおり、生態系への影響が危惧されたり、山を切り崩したメガソーラーの設立は土壌を悪化させ、土砂崩れにもつながる恐れがあります。原子力は多くの原発がそうですが、沿岸部への設置という防災の観点からすると考えられないような設置の仕方をする企業への怒りです。ただ全てが悪いといっているのではなく、使い方次第では良いと思ってます。私は川の流れを活かした水力発電・波力発電・地熱発電を推奨しています。

・「日本の自動車産業に携わる中小企業を潰したいのか」
→汽車から電車、ガラケーからスマホに時代が代わっていったようにこれからはエンジンからモーターへの時代だと思います。潰したいわけではなく、時代がそういう流れになっているのであって、ガラケーのアンテナを作っていた会社がいつまでもアンテナを作り続けられなかったように、時代に合った変化、企業努力が必要だと思います。

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最後に

 ご覧いただきありがとうございました。本プロジェクトは車ありきのプロジェクトであるため、All in形式が取れませんでした。ぜひ皆様のお力添えとご協力をお願いいたします。例え目標金額に届かなかったとしても、 ご支援してくださった方には感謝申し上げます。高知県の発展が日本の発展につながるよう。また地球温暖化を止め未来の形を作るよう今後も続けてまいります。


プロジェクト創業者 田村周平


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