日本から14000km。太古からの大自然が息づく、世界最後の秘境の地・南極。
ペンギンあり!オーロラあり!
地球の果てにある、まだ見ぬ世界への旅に一緒に出てみませんか?
目次
①プロジェクト誕生秘話
②プロジェクト概要
③プロジェクトについて
④これまでの活動
⑤資金の使い道
⑥リターンについて
⑦スケジュール
⑧メッセージ
突然ですが、皆さんは「南極!」といえば何を思い浮かべますか?
ある人は、氷だったりペンギンだったり、中には南極をテーマとした映画やアニメを思い浮かべる方もいるかもしれません。
このプロジェクトは、どこにでもいる普通の高校生が、南極に行くまでの物語を皆さんと一緒に描き、
南極の魅力、地球上での役割から環境問題まで、「南極の今」を調査して、皆さんに知ってもらうという活動です。
まず始めに、このプロジェクトがどうやって誕生したのか、お話しさせて下さい。
①プロジェクト誕生秘話
時は遡ること、
2021年8月。高校2年生の夏休み。
周りの友達が少しずつ受験勉強を始めていく中、僕はどこか取り残された感覚を持っていました。
「高校生になったら青春するぞーーー!!」
今まで経験したことのないような、何か新しい、大きなことをしたい。
そんな入学当初に描いていた希望に満ち溢れた高校生活とは裏腹に、実際高校生になってみると、何か新しい、大きなことに挑戦するわけでもなく、いつもと変わらない日々を送る毎日。
学校行事がコロナ禍で潰れ、学校生活では三密の回避が強いられる中、
それでも大切な友達とは自分達なりの青春を送ることができたと思う。かけがえのない思い出も沢山作ることができた!
それなりに勉強もしたし、みんなで一緒に旅行も行った、、、、!
ただ、
夏休みに、ソファに寝転がり、アイスを食べながら見るテレビに、ふと、同い年の甲子園球児達の活躍が映ると、
心がモヤモヤして、リモコンを手に取りテレビを切る。
真っ暗なテレビ画面に反射して映る、自分の姿。
「同級生がこんなに活躍しているのに、自分は何をやっているんだろう。自分はまだ何も成せていない。」
そんな罪悪感と焦燥感に駆られる毎日を送っていました。
そんな思いを抱えながら、たまたま小学校のアルバムを開いたのが、
僕が南極を思い出すきっかけでした。
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僕の初めての南極との出会いは、小学5年生の時でした。
小学校のイベントで、南極観測隊の料理人として二度南極へ渡った篠原洋一さんが講演に来て下さり、南極の話を沢山してくださりました。
南極観測隊という職業、昭和基地での生活や料理人としての仕事、さらにペンギンやクジラ、オーロラについてなど、篠原さんのお話しは小学生の自分にとっては全てが新鮮で、まるで異世界から来た人の話を聞いているかのようでした。
自分の知らない世界に心をときめかせたのをよく覚えています。
さらに、同時期に参加したイベントで、南極の昭和基地から中継を繋いで南極観測隊の方から授業を受けたり、質問したりする機会があり、自分にとって南極が、「知らない世界」から「憧れの場所」と変わっていきました。
また、その年のドラえもんの映画が南極を舞台とした物語だったこともあり、ドラえもんの大ファンだった僕は、
とにかく南極へ行ってみたい!ペンギンに会いたい!オーロラを見たい!そんなことを思い続けながら、
小学校のアルバムに書き込むくらい、南極に魅せられた一年を過ごしました。
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その6年後。
自分が昔書いた「南極」の二文字を見て、忘れかけていた何かが、ふっと降りてきたような感覚がしました。
「南極、か。」
もしかしたら、ここに自分の求めている何かがあるかも知れない。
あの時の胸の高鳴りが少しずつ蘇ってくる。
何かが起きそうで、何かが始まりそうな予感..!
とにかく、、、
そんな小さな好奇心から始まったのが、僕の南極計画です。
②プロジェクト概要
それでは、僕の南極計画を簡単に紹介します。
プロジェクト概要
●南極の魅力、南極の今を伝えたい!~南極調査×高校生×専門家のプロジェクト
●「南極の今」って何?そもそも南極ってどんなところ?
●南極を志す中高生が研究アイディアで競う「南極科学コンテスト」がコロナ禍で中止に!?
~自分たちで南極に行って研究しちゃおう!
●高校生たちだけで研究なんて出来るものなの?~現地の人や専門家、大学生に補助してもらいながら必ず成功させる!
●南極ミッションってそもそもどういうもの?
プロジェクトの醍醐味は?
日本で初めて高校生が行なう南極への挑戦!
ここではない、どこかへ向かって。
皆さんと一緒に旅に出ます!🔥
③プロジェクトについて
●◆実際に南極へ行って撮った写真や動画で、多くの人に南極の魅力、地球上での役割から環境問題まで、「南極の今」を伝える!!
南極はまだ人類にとって未知の世界です。
例えば、環境問題を例に挙げると、
地球温暖化で南極や北極(グリーンランドの氷床)の氷が溶け、海面上昇が引き起こされている!
このような話は皆さんも聞いた事があるのではないでしょうか?
それが2015年、NASAの衛星観察の調査結果により、南極の氷は過去40年間で増加傾向にあると発表されたんです。。。
この調査結果の発表により、地球温暖化を否定する人が現れたり、海面上昇に関する様々な論争が巻き起こりました。
それも束の間、2016,17年にまた驚きの調査結果が発表されます。
今度は南極の海氷がいきなり全体の3分の1溶け、過去40年間で最小面積を叩き出したんです!!
その後も増減しながら2022年には、また史上最小面積を更新しました。
つまり、南極の自然の力は人為的シグナルでは解読不可能。
一つの研究や調査結果から今までの根底を覆す可能性を秘めている、、、
そんな「未知が詰まった場所」が、南極なんです!!
(ちなみに2015年までは、実際は陸氷が減少傾向にあり、海氷は増加傾向にあると考えられていました。海氷の増加の仕組みは、オゾン層の破壊→成層圏が寒冷化(論文:Gillet 2003)→熱帯性低気圧の風邪が南極大陸の循環を強める(論文:Thompson 2002)→海氷が動き回り海水面(水がたまる区域)が増加→海氷が増加するというものです。南極の氷に増減に比べ、北極圏の氷の減少が遥かに上回っているので、南極の氷の増加による地球温暖化や海面上昇の否定の説はは間違っているという考えに賛同です!)
もちろん専門家やの観測隊の方が南極の研究をしていますが、研究テーマは正直僕達にとっては難しいものが多いです。
今回のプロジェクトでは、素人目線だからこそ伝えられる、南極の新鮮さ、匂いから鮮やかさまで、まるで皆さんも一緒に南極へ行っているかと錯覚してしまうような報告書を作成します!
現地の人や専門家の方々にインタビューしながら、南極ってどんなところ?、南極の地球上での役割から今起きている環境問題まで観測隊の記録も参考に、高校生から生の目で見た「南極の今」を皆さんに届けたいと考えています。それらを通して、今南極にそこまで興味がない人や、少し興味はあるけど深くは知らない人に、南極ってこんな凄いところなんだという「南極の魅力」を伝えたいと考えます。
また、自分は動画編集が得意なことあり(趣味でよく動画を編集してTikTokに投稿しているうちに、いつの間にかフォロワーが11000人まで増えました!)南極の魅力が詰まった動画を制作して、YouTubeやTiktok,SNSを利用して日本中を「南極でワクワク」にさせたいと思います!!
●◆中高生が考えた研究アイディアを実際に南極で実験!
2019年まで国立極地研究所が毎年開催していた「中高生南極北極科学コンテスト」!
中高生が南極・北極で調査したい研究アイディアをプレゼンし、優秀賞のアイディアは、実際に南極観測隊や北極の研究者に自分の提案した研究行ってもらいます!!
しかしながら...
2020年からは悔しくもコロナ渦で中止が余儀なくされ、南極や北極を志す中高生の研究アイディアは、今も埋もれたままになってしまっています。
僕自身も2021年の中高生南極北極科学コンテストに応募したかったのですが、中止となり願いは叶いませんでした。
そこで今回、南極や北極を志す全国の中高生の中から研究アイディアを募り、専門家の方にアドバイスをいただきながら、僕たち自身で研究を進めていきます!
もちろん国家予算が出るわけでもなく、南極観測隊の方々のように昭和基地で大規模な研究できるわけでもありません。それでも学生たちが南極条約や法の下で考えた、国をあげて行う研究ではないけど皆さんも結果を知りたくなる、そんな知的好奇心がくすぐられるような研究を実施します。
研究テーマは今現在、いくかの候補の中から選んでいるいる最中で、そのデータ収集を、この南極プロジェクトで実施したいと考えています。
過去の中高生が考えた研究テーマを添付したので、ぜひご参照ください!
(文字で読みたい方)ペンギンは3Dが好き?2Dが好き?IN南極
(他にもみたい方はこちらから)引用:国立極地研究所
●◆皆さんから募集した南極ミッションを遂行する!!
この南極計画は、僕だけではなく皆さんと一緒に挑戦したいと思っています!!
何かそれを体現できるものはないかと考えた時に思いついたのがこのミッション方式です!
皆さんから、南極に行ったらしてみたいことや、これだけは忘れてはいけない!ということを募集し、
僕がラジコンとなって挑戦して、報告をしたいと思います!
例えば、
・かき氷のシロップを持って南極の氷を食べつくしたい。
・南極の海に裸で飛び込んでほしい。などなどなんでもOKです!!
どんな過酷なミッションでも必ずやり遂げて見せます! (安全面はしっかり考慮するのでご安心ください。)
下記のURLで、皆さんからのミッションを絶賛大募集中なので気軽にご記入ください!
また、皆さんが知りたいプチ検証ミッションも大募集中です(^O^)
今のところ、
・南極の氷の結晶の形は?
・南極で小便は何秒で凍るの?
などなど..笑、是非皆さんが気になる南極ミッションをご記入下さい!
【追記】なんと、、Twitterで128万人フォロワーがいる坊主さん(超有名な大喜利アカウントです..!)が僕の南極ミッションを募集して下さりました..!🥺😭 是非そちらでも募集してるので、ご応募よろしくお願い致します🤲
④これまでの活動
「ここではないどこか。」
それが僕にとっては南極なんじゃないか、そう思ってからは、まずは南極について調べまくりました。
また、実際に、極地冒険家、極地研究所の教授の元へ訪問してお話を伺ったり、
高校2年の冬には、京都大学のELCASという研究プログラムの選抜に合格し、SDGsについて学び、環境問題のアプローチからも極地における生態破壊について自分で勉強する機会も作る事ができました。
さあ、南極について沢山の知識をつけた!!
周りの誰よりも南極が好きな自信がある!!
いざ、南極へ行こう!!!、、、
ってあれ?高校生でも南極に行けるの、、?
僕はどこか勘違いをしていました。南極について知識があれば、好きという気持ちがあれば、きっと辿り着ける!!
でも現実は、資金面や安全面、サポート体制や受験など、多くの障壁がありました。
何人もの大人の方々に高校生の間に南極に行きたい!と相談し、応援して下さった方も沢山いて、
中には2021年の3月に南極へ連れて行ってくれるという話にもなりましなたが、最後は結局中止になりました。
何度も諦めそうになりました。
そんな時心の支えになってくれたのが友達です。僕がどんな夢物語を話しても時には笑いながら、時には真剣に耳をかたむけて、応援し続けてくれました。
だから絶対にこのプロジェクトを成功させる。
自分の唯一の武器は、行動力。
南極に行けるのは南半球が夏である11月から3月のシーズンで、僕に残されているのは2022-2023(高3)のシーズン1回のみ。
とにかくやれることは全部やろうと思い、クラウドファンディングをやろうとを決意しました。
また他の活動では、高3の上半期にかけて学校の生徒会長に任命され、全国の高校の生徒会長を集めTeenTiPsというWeb記事媒体を立ち上げたりすることも出来ました。
企画の中では、河野太郎さん、西村博之さん、成田祐輔さんを始めとした多くの著名人の方々とお話をすることができ、自分自身の成長にも繋げられました。
⑤資金の使い道
やはり南極に行くには、これまで自分でバイトで貯めたお金とお年玉のお金を全部使った計算でも、どうしても皆さんのご支援が必要です。支援していただいた方々の資金を無駄なく使用するために、料金の目安表を記載しました。
今は円安で海外への航空料金などが超高騰しており、今後の状況がどうなるかは分かりませんが現段階(9/7/20:00時点)の目安料金がこちらです。
1. 研究準備費 約7万円
2. LCC往復航空券(日本⇔ブエノスアイレス⇔ウィシュアイア)USD2,860(約39万8000円)
3. Quark Expeditions社日本地区正規代理店 船名 Ocean Adventure号11Days/相部屋・最安値/USD9,695(約141万円←円安で高騰しまくってます😭)
4. 海外保険・南極衣類などの3万円
5. CampFire手数料16%(30万前後)
⑥リターンについて
このプロジェクトをサポートしていただくことの醍醐味は、南極プロジェクトの一員となって、高校生が南極に挑戦する物語を一緒に描いていくということだと思います。
他のプロジェクトのように、リターンで実用的な製品が届くわけでも、美味しい食べ物や飲み物があるわけでもありません。高校生がいつもと変わらない日常から一歩踏み出して、新しいことへ挑戦する過程とその成果を、一緒に進みながら一番近くで見守っていただけるとと幸いです。
リターンは沢山の種類を用意させていただきましたので、是非ご確認ください。
Twitterの方でもこの様な企画をしているので、是非チェックしてくださいませ!
⑦実施スケジュール
クラウドファンディングは...現在は南極を志す中高生と一緒に、研究テーマを吟味している最中です!
10月〜12月は研究や南極へ行く下準備をしたり、支援者様の皆さんと連絡を取りながらプロジェクトを進めていく予定です。
大学受験の勉強と両立させながら頑張っていきたいと思います。
プロジェクトのブログやSNSを毎日更新し始めたるのは受験直後の2月半ばからを予定しています。この時期は出発直前1ヶ月ということもあり、本格的南極への準備を進めていきます。
南極へ行くのは、3月10日〜3月20日あたりを予定しており、帰国後は報告書の執筆や、リターンの発送を順次開始していきたいと考えています!
また、オンライン報告会を帰国直後の3月末に開きたいと考えておりますので是非ご参加下さい。
⑧メッセージ
正直、このプロジェクトで南極に行って調査して研究して、その先に何があるのかは、僕も分かっていないです。みんなが勉強している中の準備で、受験にだって影響する。それでも、何かをしようとして、何もないできないままの高校生は嫌だ。一歩踏み出せないままの自分は嫌だ。見たことない景色を見るために。ここではないどこかへいくために。そう強く信じてこの計画を必ず成功させてみせます。
皆さんも僕と一緒に、旅に出ませんか?
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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