2023年3月21日追記
皆様の温かなご支援により、3月17日をもちまして目標金額を達成することができました。
本当にありがとうございます!!
目標を超えた分の資金に関しましては、店舗運営費およびカフェのオペレーション改善、サービス向上の為に大切に使わせて頂きます。
目標達成記念として限定缶バッジのリターン(500円)をご用意致しました。
残り期間は僅かですが、ネクストゴールとしてご支援者数100名を目指します!
六弦とコットンのプロジェクトを通してより多くのご縁が繋がり、有松の町を訪れて頂くきっかけになれば幸いです。
3月31日まで、ぜひこのプロジェクトを広めてお力を貸して頂きたいです。
引き続き応援お願い致します!!
初めまして。
名古屋市有松に昨年オープンしたギャラリー喫茶『ありまつ舎通ぐ(つなぐ)』店主の林菜々子です!
2023年4月から、当店は『ARIMATSU cafe|space 六弦とコットン』として再始動します!
元々は2人で運営していた『ありまつ舎通ぐ』ですが、うち1人がこの春、ライフステージの変化に伴って運営から離れることに。
そこで、4月からは『ARIMATSU cafe|space 六弦とコットン』としてリニューアルし、有松生まれ有松育ちの林菜々子が運営していくこととなりました。
しかし、お店を続けていくためには課題が山積しています。
何から手をつけたらいいのか?どうすればお店をより良い形で続けていけるのか?
空間の活用、場のあり方を見つめ直し、ふと原点に立ち返ってみました。
「アートが隣にある暮らし」を実現したい!
詳しくは次の章でお話ししますが、一番大きな目標はこれだ、と確信しています。
叶えるために皆様のお力を貸して頂きたいです。
どうかご支援のほどお願い致します!
店舗情報 2023年2月時点
〒458-0924 愛知県名古屋市緑区有松3003−1
営業時間 11:00〜17:00(火曜は15:00まで)
定休日 水曜(臨時休業あり)
詳しくはSNSにて発信しています。フォローお願いします!
・Instagram
・Twitter
店主プロフィール
林菜々子|Nanako Hayashi
1997年愛知県名古屋市緑区有松生まれ。
地元の小中学校に通い、有松の町やものづくりの文化に影響を受けながら育つ。
中学で演劇部に入ったことをきっかけに演劇や舞台パフォーマンスに関心を持つ。
名古屋学芸大学映像メディア学科へ進学後はパフォーミングアーツ分野の研究と制作を行い、名古屋の小劇場演劇に役者として携わる。
その他、アコースティックギター弾き語りでのライブ活動も行う。
とにかくなんでもやってみる人間。
将来(30代後半くらいとぼんやり思っていました)、有松の町で
自由な心から生まれる「表現」「芸術」に触れられるカフェスペースを作りたいと空想していた中
あらゆる偶然が重なり2022年に25歳でお店を開業しました。
それからの日々は、
出会い・学び・根性!!!で
約10ヶ月駆け抜けてきました。
「アートが隣にある暮らし」の実現について、
順を追って説明をさせて頂きます。
これまで展示の場としてのみ使ってきた空間を、以下の要素でもって動かしていきます。
個展利用のような、展示における空間の利用料は発生せず
小規模で継続的な作品発表をして頂くアーティストさんを募集し
可能な範囲で場づくりにも関わって頂くことで(=町と人と関わる)
アーティスト活動の裾野を広げ、六弦とコットンをともに育てていきます。
単にコワーキングスペースを運営するだけでなく
訪れる人が折々の作品との出会いを楽しみ、自分自身と向き合う時間を過ごしたり
生活に必要な仕事や作業に取り組める空間をつくります。
学生さんにも使いやすい料金システムを考えています。
六弦とコットンは、関わる人々が
時にアーティストとして/時に誰かの作品に触れる立場として
関係性を循環させながら
表現や創作を暮らしに取り入れられる場となることを目指します。
そこに町の人との交流が芽生えていけば、
「アートが隣にある暮らし」が実現されるのです。
そしてそれは有松の町がもつ「ものづくりの歴史」との相乗効果によって
他のエリアにはない独自の形になるはずです。
ギャラリーとしての役割も継続して持ち続けます。
展示発表⇄鑑賞の場。ハレの日です。
1週間3万円〜で空間の全てをお使い頂けます。 ご利用者様随時募集中!
↓2022年の展示の様子↓
小笠原真理個展『生きることとグリーフ』より
壁面を活用したレイアウト
武村彩加 個展『CATS nekoz nyannyan3』より
アイデア次第で様々な展示スタイルが可能です!
『Wonder heart Gallery in ARIMATSU』より
歴史ある建物の中に思い思いの表現が溢れています
レンタルスペースとしても。
その他ワークショップやイベント。なんでもありな実験の場としてどなたにもご利用頂けます。
2022年6月実施の芸術療法の様子
新たな空間のあり方を叶える(そもそもの、使いやすい空間作り)に必要な
・机や椅子など追加設備
・Wi-Fiや電気関係の環境整備
そして
・ギャラリー空間分の店舗借主変更に伴い発生する賃貸初期費用(保証金賃料4ヶ月分、1ヶ月8万円)
・入居時から穴のあいていた天井の補修
1年目は手がつけられなかった天井の補修も解決したいです!
上記に必要な資金をクラウドファンディングで募ります。
皆様のご支援お願い致します!
有松は、慶長13年(1608)、東海道の鳴海宿と池鯉鮒(ちりゅう)宿の間に尾張藩によって開かれました。
東海道を往来する旅人の土産物として考案された有松絞りは
100種類に及ぶ技法による豊かな表現で日本の伝統工芸として発展しました。
その後、時代の流れとともに一時は衰退した有松絞りですが
デザインや製法の開発、業態転換などの努力によって明治後期から昭和初期にかけて最も繁栄したと言われています。
現在も若手の職人の育成や服飾・インテリア業界との連携等たゆまぬ努力で新たな魅力を生み出し続けています。
東海道沿いには、数多くの伝統的な建物が残り、美しい町並みを誇っています。旧東海道有松の町並み
このお店は、そんな町の中でかつて「マルキ舛屋」として絞り商を営んでいた家屋の一部をお借りして運営しています。
母屋全体の改修工事が2027年より開始予定のため「5年の期限つき」という条件のもと始まり、現在2年目に入るところです。
江戸時代末期のマルキ舛屋が描かれた絵です。
2023年1月現在の建物(店舗)の外観。
絵と見比べると、形がそのまま残っているのがよく分かります!
少しばかり店主の個人的なお話になります。
有松に生まれ育ち、芸術に関心を持ち、お店を開いた。
ここまでの人生の中で学んだことがあります。
それは
「誰もが表現者たりうる」ということです。
たとえ制作一本で生きていなくても、まだ何かを作り出したことがなくても
一人ひとりの生活そのものが既に唯一無二の表現であり
その上で生まれた作品は、各々の人生の「結晶」である。
昨年、計8組の作家さんに開催して頂いた展示を経て
特に強く感じました。
だからこそ、大切な地元「有松」で
老若男女より多くの人にそう感じてもらえる空間を作りたい。
2年目を目前に、お店の継続自体が大きな挑戦となった今
改めてその想いが膨らみ
このプロジェクトを立ち上げました。
このお店はDIYで作ってきました。
昨年春、お店の内装をDIYで作っている期間で「どんな場所になるといいか」「有松になにが必要だと感じるか」を、
訪れてくれた方々にヒアリングしました。
アイデアやメッセージが書かれたポストイットたち
走り始めた2022年はそれを実現する余裕もなくあっという間に過ぎてしまったので、今年こそ。
『六弦とコットン』として再始動する2023年
一歩ずつ皆さんの希望を現実に近づけていきたい。
新しい名前の通り、
皆さんの自由な心を包み込む柔らかな居場所となれるよう頑張ります。
このお店の軌跡について、詳しくはInstagramをご覧ください。
※より詳しい内容はページ下部のリターン詳細をご覧ください。
☆目標達成記念!限定缶バッジ
支援額¥500画像はイメージです
①シンプル応援!系
②「六弦とコットン」に来て楽しむ!系
③ご自宅で楽しむ!系
④アーティスト応援!系
⑤「六弦とコットン」に関わる!系
⑥変わり種!「オーダーメイドソング制作」(3名様限定)
※メールにて歌詞やイメージについてヒアリングし、制作させて頂きます
参考→林菜々子の楽曲(デモ音源)はこちら
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カフェセットのご紹介
当店にて使用しているマグカップ
MARSA01(マーサゼロワン)。
「珈琲を美味しく飲む」ことを追求し、岐阜県は多治見市の丸朝製陶所さんが開発した逸品です。
電子レンジにも対応の磁器マグカップは持ったときの感触も手にすっと馴染み、
口元は珈琲をゆっくりと味わえるよう適量が入るよう工夫された形状になっています。
そんなマグカップと、
・当店の珈琲豆をご提供頂いている「BEANS BITOU」さんご協力のもとご用意するドリップパック
・有松絞りのコースター
をセットでお届けします。おうちでほっと一息つくお供にぜひ!
オリジナルグッズのご紹介
昨年9月の展示からのご縁で、この度ロゴデザインも担当いただいた
デザイナー武村彩加さんにデザインをしていただいたオリジナルグッズです。
サコッシュ(W330mm×H250mm)
手ぬぐい(知多木綿生地、W330mm×H900mm)
有松絞り作家 安保成子さんが作る藍染め製品
選べる「クッションカバー」または「大判スカーフ」のご紹介
お店の立ち上げからサポート頂いている有松絞り作家の安保成子さんに製作して頂く
伝統的な天然素材の美しさを感じられる藍染めの有松絞り製品です。
A【クッションカバー】
B【大判スカーフ】
昨年秋にはギャラリースペースにて作品展も開催して頂きました。
ー知多木綿と有松絞り、藍染についてー
有松絞りと知多木綿は江戸初期に産業として発達し、
知多木綿を絞った手ぬぐいや浴衣は東海道のお土産、尾張藩の名産品として名を馳せました。
今では稀少になった天然素材だけを使う『藍染め』の灰汁発酵建藍染め(あくはっこうだてあいぞめ)で丁寧に染めています。
2019年有松は『日本遺産』に指定されました。
「江戸時代の情緒に触れる絞りの産地-藍染が風にゆれる町 有松-」とあるように、江戸時代に紺屋(藍染め工房)は全国にあり
藍染は、『抗菌』『防臭』にすぐれ、傷の治癒が早くなることから武士が鎧下に着用し、旅人も旅支度の必需品でした。
濃く染めた色は『勝ち色(褐色)』と呼ばれ勝負に勝つ験担ぎにも用いられました。
保温性が高く肌にやさしいことからも愛用者が増えています。
感謝のギフトボックスのご紹介
『六弦とコットン』オリジナルグッズ、リターン限定生産の有松絞り製品、
マグカップ、ドリップパック、メッセージカード…
遠方の支援者様にも「六弦とコットン」と「ものづくりの町」の空気が伝わるようなギフトをご用意致しますのでご期待ください☺︎
ギフトをお届けする箱もこだわりの逸品です。
店内のディスプレイボックスや人気のポストカードフレームを製作している
愛知県清須市の桐箱製造『桐宗』さんに、ギフト用の桐箱を作って頂きます。
店頭で販売中の桐宗製品。手仕事が光ります。
お力を貸してくださる皆様の日常が、心が、
「六弦とコットン」との繋がりで今よりもっと自分らしく豊かになる
そんなリターンをお届けします◎
資金の使い道と実施スケジュール
▶︎資金の使用用途
・店舗設備費 20万円
・店舗賃貸契約変更に伴う費用の補填 32万円
・CAMPFIRE手数料 12万円
・リターン製作費 10万円
▶︎スケジュール(予定)
3/1 クラウドファンディング募集開始
3/31 募集期間終了
4月1日 店名変更
4月上旬 1週間程度の改装作業期間
4月下旬 新システム運営スタート
5月 リターン準備
6月以降 順次リターン発送
表現も創作も、決して、特別な人に許された特別なものではありません。
人が一人生きていく上で根源的に持っている力のあらわれだと店主は考えます。
ものづくりとともに歴史を重ねてきた有松の町で
アーティストが、アートそのものが、隣人のように近しい存在になっていったら
町の歴史もまた少しずつ前へと進んでいくはず。
お店に残された4年という時間を目一杯使って
「誰もが表現者たりうる」ことを伝え、具現化し、未来へ繋げたいです。
この目標へと動き出すために必要な準備を、皆さんのお力を借りながら進めていきます。
区切りを迎える2027年、有松に新しい日常の景色が生まれつつあることを願って。
少し先の未来を
皆さんと一緒に作っていきたいです。
改めて、どうかご支援お願い致します!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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