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・優しい劇団について

ページをご覧いただきありがとうございます。
優しい劇団主宰の尾崎優人です。私たち優しい劇団は、名古屋を中心に演劇をしている劇団です。
2018 年 9 月に尾崎優人を中心に、1999 年生まれの同級生で旗揚げしました。
「俳優の特権的な肉体とかつて見た風景の視覚的リメイク」を一貫した作劇のテーマとして、「人の心の涙を拭う演劇」をモットーとしています。
役者の肉体の躍動、存在感を重視した演出が特徴的です。

撮影:たかじゅん

コロナ禍以降の近年は、活動場所にこだわらず、名古屋の路上や公園での演劇活動にも力を入れています。役者の肉体のみで演劇空間を成立させるという、演劇の素朴な面白さを追求し、月2〜3回というハイペースな上演を通し「インスタントでコンスタント」な活動スタイルを模索しております。
「名古屋に小劇場のムーブメントを起こす」ということを目標に、
日々さまざまなことに挑戦しながら活動を続けています。



・このプロジェクトで実現したいこと

2023年春、優しい劇団は東京公演を開催します。


2018年の旗揚げ以来、私たちは地元名古屋で活動してきました。
三大都市圏である名古屋にも小劇場演劇の文化が根ざしていて、
市内の劇場やホールでは毎週のように名古屋の劇団がお芝居をしています。


東京に素敵な劇団や作品が沢山あるように、名古屋にも面白い劇団や作品があるのですが、
やはりお客さんが集まるのは東京で、名古屋では市外・県外から名古屋にお芝居を観に来られる方は少ないです。
「人口や小劇場文化の規模が東京とは段違いだから仕方がない」「東京に進出すれば良いだけ」
と言われればそうなのかもしれません。


ですが、名古屋にも東京の演劇に劣らない熱く面白い演劇があります。
優しい劇団も、東京の同年代劇団に負けていない熱と勢いを持っていると自負しております。
我々がこれから名古屋を拠点に活動していく以上、名古屋のお客様だけでなく、全国のお客様に演劇をお見せしたいです。


優しい劇団の目標は、名古屋から小劇場のムーブメントを起こす、ということです。
1980年代の小劇場ブームのときも、当然その中心は東京・次に大阪でした。
東京・大阪の二都市に次ぐ名古屋からも、大きな演劇のブームを起こしたい、
ニッチな文化になってしまっている小演劇文化の観劇人口を増やしたい、という思いがあります。
私たちの活動をきっかけに、名古屋にも演劇を見に来ていただきたいです。


まずは東京の観客のみなさまに優しい劇団を知っていただきたい!
名古屋と東京に演劇で橋を繋ぎたい!と思っております。
その第1歩として、2023年・旗上げ5周年の年に、初の東京公演の開催を決定いたしました。
東京公演では、優しい劇団の特徴的な活動形態である野外演劇の形で、
3日間の演劇のお祭りができたらと思っております。
東京のお客様に名古屋の役者の姿を見せるということだけでなく、
名古屋ー東京、さらにはそれ以外の土地からもご出演者さまにお越しいただき、
離れた土地同士の交流・繋がりを生み出したいと考えております。
東京公演をきっかけに、名古屋の役者・劇団に興味をお持ちいただき、
優しい劇団の2023年夏の大須野外公演・12月の劇場公演に還元していきたいです。
また、優しい劇団以外の劇団・役者さんの公演も同時に盛り上げていけたらと思います。

撮影:柳川十三



現在東京公演に向けて計画を進めておりますが、新型コロナウイルス感染症の拡大のための出費も増えました。
また、幾度かの公演中止により、公演単位・短期的な視点では採算がなんとか立つものの、
中長期的に劇団を運営していく資金は不足しており、将来への展望が見えづらい状況となっています。


劇場公演には、劇場レンタル代や大道具・小道具製作費・機材レンタル費だけでなく稽古場代や著作権料など、
数十万単位での莫大な費用がかかります。チケット代収入だけでは出演料の支払いは出来ない状況なので、
出演者の方には少ない出演料でご出演いただいています。活動歴も浅いため内部留保・財政的な蓄積もありません。まだチケット収入で採算が取れず、毎回ギリギリの予算で公演を打っています。
2度の公演中止を経て、劇団として公演の採算を取るのがギリギリの状況にあります。
今後持続的に劇団活動を展開していくための資金として、
そして名古屋から小劇場のブームを起こすための活動をするため、厚かましいお願いではありますが、
活動資金のご支援をいただきたく、クラウドファンディングを実施することにいたしました。



これまでの活動

2018年9月:第一回公演『少女仮面』

アングラ演劇の旗手・唐十郎の『少女仮面』を上演しました。
初演から約半世紀の名作戯曲の、十代の感性でのリメイクを試みました。


2019年3月:第二回公演『表に出ろいっ!』

野田秀樹・中村勘三郎・黒木華が演じた伝説の三人芝居を優しい劇団版として上演しました。


2020年4〜9月:第三回公演・優しい劇団名東名ツアー『熱海殺人事件』

初の東京公演を含む名東名のツアー公演を実施予定でしたが、
新型コロナウイルス感染拡大のため全公演開催中止となりました。


2021年3月:風の応援劇『どうしようもなく、別れ』

コロナウイルスが演劇シーンにも影響を及ぼし、公演中止や規模の縮小が相次ぐ中、
「劇場でお客さまを待っているだけではいけないのでないか」という思いから、
名古屋大須の路上にて、初のオリジナル脚本による野外芝居を開催しました。
普段劇場に足をお運びくださるお客様だけではなく、普段演劇を観ない通りすがりのお客様にもご覧いただき、
新しいお客様との接点を持つことに成功しました。
初のオリジナル脚本を上演したことで「劇団としての言葉」が生まれ、
新しいお客様・土地とのつながりも生み出すことができ、劇団の転換点にあたる公演となりました。


2022年1月:第四回公演『どうしようもなく、別れ』

「風の応援劇」として路上で上演した「どうしようもなく、別れ」を、
約3年ぶりの劇場公演としてリメイクし上演しました。コロナ禍以来の念願でもあったこの劇場公演では、
優しい劇団の強みである、役者のパワー・力感をより強く感じてもらえるような、
劇場ならではの密接感・豪快な音響・照明にこだわりました。

撮影:柳川十三


2022年5月:第五回公演『演劇の魔物〜女優・跳梁跋扈篇!〜』

優しい劇団・初夏の女優祭と題し、前回公演にも増して、役者のパワーを全面に押し出した作品になりました。
照明は蛍光灯とランプ1つのみという、役者の存在感を重視した、チャレンジングな演出にも挑みました。


2022年8月〜10月:夏の超短編連続野外劇

名古屋の路上での野外公演を4回にわたって開催しました。
インスタントかつコンスタントな芝居づくり、というコンセプトで、優しい劇団の新しい創作スタイルを提示しました。

撮影:柳川十三


・資金の使い道

2023年3月に開催予定の東京公演の資金(約25万円)

制作費(稽古場代・印刷費など)
機材費
交通費
宿泊費

東京公演後の活動資金(約30万円)

劇場費
備品購入費

CAMPFIRE手数料(手数料12%+決済手数料5%+税)

として活用させていただきます。



・リターンについて

優しい劇団のお芝居がより楽しめるようなリターンをご用意いたしました。

2023年春以降の提供予定です。

短編戯曲集
パロディ元ネタノート
劇団員によるエッセイ

など

詳細はリターンの項目をご覧ください。



・実施スケジュール

2022年11月20日 クラウドファンディング受付開始

2022年12月18日 優しい劇団の冬祭り(東海地方若手演劇人による野外公演)

2023年1月25日 受付終了

2023年3月 春・東京公演

2023年4月以降 リターン提供

2023年夏 大須での野外公演

2023年12月 劇場公演



・さいごに

ページをご覧いただきありがとうございました。
優しい劇団について、少しでも興味を持っていただければ幸いです。
優しい劇団のこれからの活動、名古屋からの演劇のムーブメントにご期待をいただければと思います。
厚かましいお願いではありますが、ご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。

撮影:柳川十三

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