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ご挨拶

はじめまして。この度、アートフェスティバル『うららか絵画祭』を主催させていただきます、ストレンジャーによろしく実行委員会です。本委員会のメンバーはアーティストで構成されています。新型コロナウイルスの感染拡大の収束が見えなかった2020年、次々と作品を発表する場が失われていく中で多くのアーティストの士気が下がり続けていることに危機感を感じ、アーティストが時世の影響を受けずに活動を続けていくためには自分達で展覧会を作っていく必要があると考え、同年夏にアーティストの多田恋一朗と谷口洸によって本委員会は設立されました。その翌年の2021年の夏には石川県金沢市の土地で芸術祭『ストレンジャーによろしく』を企画し、さらにその翌年の2022年の夏には東京都台東区の土地でグループ展覧会『ときめき絵画道』を企画致しました。

私たちの活動が、日本の芸術・文化の発展と、現代だけでなく未来の作家まで新しい価値を生み出し続ける土壌をつくることができると信じてさまざまな取り組みを行っています。



これまでの活動

◯『ストレンジャーによろしく』
web site: https://www.sutoyoro.com/

委員会の名前にもなっている『ストレンジャーによろしく(通称ストよろ)』は、作家主体で開催される移動型の地方展覧会です。地方で活動しているアーティストやその地域の方々との交流を目的に不定期開催しています。


2014年に群馬県太田市、2015年に愛知県名古屋市で開催し、2021年8月20日〜9月12日には石川県金沢市で開催しました。金沢で開催された第3回目の『ストよろ』は、37組の作家が参加し、金沢市内の15箇所で作品が展開され、作家が主催する大規模な芸術祭としてさまざまなメディアから大きな反応を得ることができました。写真は2021年に金沢で開催された『ストよろ』での展示風景です。


◯『ときめき絵画道』

芸術祭という大きな活動だけでなく、比較的小さな展覧会も行ってきました。その1つが、2022年7月9日〜7月24日にHB.Nezuで開催した『ときめき絵画道』です。

本展覧会は、アートマーケットの興隆により表現の早熟が求められる現在のアート業界に対して、自分自身や素材と十分に向き合いながら作品制作・発表をすることが重要ではないかという考えから開催しました。8名のアーティストが参加し、部屋に別世界を映す窓として飾られるいわゆる絵画、部屋を彩る普通の家具、絵画と家具のどちらの要素も持っているものの三要素によって絵画空間の領域の再考と拡張を目指しました。



『うららか絵画祭』について

左から平田守、谷口洸、多田恋一朗

『うららか絵画祭』は東京の根津で2023年2月に開催予定の芸術祭です。谷根千エリアを中心にギャラリーやお寺やカフェなど、全8箇所の会場にて様々な美術作品を展示致します。一言に『絵画』と言ってもその種類は様々で、油絵具によって人物や風景が描かれているような物を絵画と呼ぶこともあれば、現代アートの分野では四角ではない形に変形したような物を絵画と呼ぶこともあります。本芸術祭は多様化している現代の絵画表現を敢えて定義することはせずに、お客さんに絵画表現の「幅広さ」そのものを楽しんでいただくことを目的としております。各会場にはそれぞれ別々のキュレーターが配属されていて、各々の感覚や専門の知識を元にした『絵画観』を基準にアーティストを選定していただいておりますので、鑑賞者の方々には芸術祭を通して多種多様な絵画作品と、様々な絵画観を楽しんでいただけることと思います。


◯開催目的

第1の目的:根津への感謝を伝えたい!
開催場所となる根津は「ストレンジャーによろしく実行委員会」代表の多田と谷口が2年間ほど使用した共同スタジオがあったこと、また出身校である東京藝術大学が近かったことから、地元の方々とも繋がりが多く思い入れの深い土地です。根津で生活する中で「根津で芸術祭を開催してほしい」という声を地元の方からいただき、本芸術祭の開催を決意しました。たくさんの思い出がある根津で芸術祭を開催することは、作家として地元の方々にできる恩返しの1つではないかと考えています。自分たちが芸術祭を楽しむことはもちろん、地元の方々に日々の感謝を伝えることが「うららか絵画祭」の第一の目的です。

第2の目的:アート業界に新しい風を吹かせたい!
「アートは自由だ」というイメージを持っておられる方は多くいらっしゃると思います。しかし、現在、アート業界にはさまざまな既存の価値基準が設けられています。例えば、美術館の文脈的価値、マーケットの市場的価値、美術メディアの批評的価値など、「いい作品」となるためには、それらの基準に合致しているか否かが重要になっています。そして、作家を志す人々は、歳を重ねるごとに、それらを意識し、順応せざるを得ない傾向が強まっています。しかし、そのような作家の態度は、外的な要因によって表現者の主体性が奪われてしまうと同時に、表現の画一化や美術業界の停滞を招く恐れもあります。作家が主催する『うららか絵画祭』では、作家が表現を追求できる場となること、また、作家を志す人々にとって、一つのモデルケースになることを目指します。そして、ゆくゆくはこのアーティスト主催の展覧会作りのメソッドを下の世代に共有していくことで、新しい表現が生まれやすい土壌を作っていけたらなと考えております。


◯開催概要

『うららか絵画祭』

会期:2023年2月4日 (土) 〜 2月19日 (日)※会場によって会期が異なる場合があります。

時間:10:00〜18:00※会場によって時間は異なります。

会場:The 5th Floor、自性院駐車場、HAGISO他、東京都台東区谷根千エリア全8会場

入場料:無料〜500円
※1会場毎によって異なります※2高校生以下無料 ※3プレミアムフリーパスチケットお持ちの方は全会場無料

キュレーター:飯盛 希、伊藤 結希、髙木 遊、ときめき絵画道、布施 琳太郎、三宅 敦大

アーティスト:石毛 健太、小倉 孝俊、キム ヒョンソク、城田 圭介、神農 理恵、髙木 彩圭、多田 恋一朗、谷口 洸、都築 拓磨、中根 唯、那須 佐和子、西原 彩香、平田 守、堀田 ゆうか、本山 ゆかり、山田 悠太朗 ...and more!

ホームページ: https://www.urarakakaigasai.com/

主催:ストレンジャーによろしく実行委員会

※内容はあくまでも予定です。変更する場合もございます。


一部会場紹介

・haco - art brewing gallery -
台東区谷中にある人気カフェ「カヤバ珈琲」の横に佇む落ち着いた雰囲気のギャラリー。近くに美大があることもあり、多くの美大生が作品を発表している。


・感応寺
現代美術ギャラリー「SCAI THE BATHHHOUSE」の斜め向かいにある寺院。根津で活動している美術関係者との親交が厚く、アートイベントを催すことがある。


・花園アレイ
2020年2月に台東区池之端に誕生したオルタナティブスペース「The 5th Floor」が5階に入っている元社員寮の建物。利用者同士の繋がりや地域の方々との繋がりを大事にしていて、様々な交流の場としても機能している。


◯谷根千エリア紹介

谷中ぎんざ商店街

谷中のヒマラヤスギ

蛇道


〇展示アーティスト紹介

・谷口洸 (Akira Taniguchi) 
1993年生まれ、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。DIYで使われるような素材を用いて繰り返す雲や波といった自然の情景を表現している。


・多田恋一朗 (Koiichiro Tada)
1992年生まれ、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(技法材料研究室) 修了。空想上の人物やその在り方について考えながら、ポートレートや変形キャンバス作品を中心に制作している。


・平田守 (Mamoru Hirata)
1989年生まれ、多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程修了。東京と神奈川を拠点に活動。絵画の構造を主観的に分解し、他のイメージや物質とのハイブリッドを試みる。


・堀田ゆうか (Yuka Hotta)
1999年生まれ、東京藝術大学油画専攻卒業。描画の身体性を介して、キャラクタライズされた表象の痕跡を支持体へ留めるような制作を行なっている。


・神農理恵 (Rie Shinno)
1994年生まれ、武蔵野美術大学院造形研究科 修士課程美術専攻彫刻コース修了。埼玉を拠点に、活動コンクリートブロック・鉄・木材など、硬質なイメージがあるが扱いやすい素材を使って制作している。


・本山ゆかり (Yukari Motoyama)
1992年生まれ、2017年京都市立芸術大学大学院油画専攻修了。モチーフとなる対象物の情報を削ぎ落とし、最低限の構成要素である「線」を注視した絵画制作に取り組む。



資金の使い道・実施スケジュール

CAMPFIRE手数料(決済手数料含む)約26万円、リターン品代約30万円を差し引いた 【94万円】を、以下の内訳で使用させて頂きます。

キュレーターの企画費、アーティストの制作費、各会場光熱費、会場設営費(機材購入含む)、PCR検査費、感染症対策費(アルコールスプレー、手指消毒液、体温計)、講演会のゲスト招聘費、広報物デザイン・印刷費、ボランティアスタッフ交通費、その他、の経費に企てさせて頂きます。

※東京や全国の感染状況の悪化を鑑み、各講演会内容、絵画祭展示内容が変更になった場合も、ご返金のご対応はできません。来年度以降の運営費に補填させていただきます。ご了承くださいませ。



リターンのご紹介

リターン品として、芸術祭のチケットや、オリジナルグッズ、また、主催者であるアーティスト3人の作品など、私だからこそお返しできるものもご用意させていただきました。
リターン品の詳細に関しましては、リターン欄をご覧ください。

800円…プレミアム絵画祭フリーパスチケットチケット
3000円…オリジナル缶バッジ+芸術祭チケット
3500円…オリジナルキーホルダー+芸術祭チケット
15000円…デジタル似顔絵(制作:多田恋一朗)
20000円…ハガキサイズドローイング(制作:谷口洸)
30000円…A4サイズドローイング(制作:多田恋一朗)
100000円…コミッション雲(制作:谷口洸)
★100000円…キャンバスへの似顔絵イラスト(制作:多田恋一朗)←5枠追加しました!
300000円…平田守・多田恋一朗・谷口洸コラボ絵画作品
5000円…スポンサーとしてホームページ・冊子へのお名前・会社名掲載
500000円…特別スポンサーとしてホームページ・冊子・ポスターなどメインビジュアルへのお名前・会社名掲載



最後に

「うららか絵画祭」の開催地が谷根千(やねせん)エリアに決まったのは、当実行委員会メンバーの多田と谷口のアトリエがそのエリアにあったからでした。2021年、「ストレンジャーによろしく」を金沢で行いましたが、その際に谷根千の方々に様々なサポートを頂きました。この街に恩返しがしたい、それが本芸術祭を行う大きな理由です。

実行委員会メンバーはまだまだ少なく、またメンバーたちもアーティストとしての制作活動や、収入源となるアルバイト・仕事等の合間で活動しており常に手探りの状態です。それでも日本の美術業界をより豊かにしたい、多くの人が楽しめる芸術祭をつくりたい、といった気持ちで「うららか絵画祭」は前に進んでおります。

2023年11月には同じ谷根千エリアで「きらめき彫刻祭」も現在計画中です。私たちはこれからも止まることはありません。そんな私たちの活動に少しでも興味を持っていただいた方、是非ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。最高の絵画祭をつくりますので是非観に来てください!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/12/21 18:42

    こんにちは!ストレンジャーによろしく実行委員会です。支援者の皆さま、この度は「うららか絵画祭」開催におけるクラウドファンディングにご協力くださり、本当にありがとうございました!多くのご支援により、無事にプロジェクトを達成することができました。皆さまからのご支援で「うららか絵画祭」をより充実した...

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