はじめに・ご挨拶

はじめまして!

『マチナカ菜園』代表の糸日谷美奈子(いとひや みなこ)です。この度は私たちのプロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。

私たちは2021年の4月に『マチナカ菜園』を設立し、街の中にある菜園を防災拠点にする事・菜園を中心とした交流の場を作る事を目的に活動しています。

このプロジェクトで実現したいこと

マチナカ菜園は
①休耕地を農耕することで災害時の食の確保につなげる事
②休耕地を農耕することで、地域の荒れ地を減らし、環境保全と防犯につなげる事
③独居の方のお庭を農耕することで、平時と災害時の見守りにつなげる事
④農耕を中心に多世代のつながりを作る事
⑤拠点となる畑に災害時に避難できる環境を整える事
を目的に活動をしています。

今回はマチナカ菜園の拠点となる畑に手動の井戸を掘りたいと考えています。
菜園では野菜を育てるので水場は必須。また、防災拠点にするために、災害時でも使える手動の井戸を掘ろうと考えました。


私たちの地域のご紹介

マチナカ菜園の拠点がある千葉市若葉区には子育てサークルや支援施設、子ども食堂など、支えあう団体がたくさんある温かい地域です。

防災目線で見たら、千葉市若葉区は海抜が高いため、津波の想定はありません。しかし令和元年には大きな台風被害があり、災害は津波だけとは限りません。また、首都圏に津波をともなう災害が発生した場合は、交通が麻痺し、物流が止まるだろうと予想されます。そんな中で、千葉市若葉区は避難者を受け入れる地域になるはずです。

そう考えたときに、地域内での食の確保は大切で、災害が起きる前に備えておきたいと考えました。


プロジェクトを立ち上げた背景

このプロジェクトを立ち上げたきっかけは2011年の東日本大震災での経験です。当時、岩手県釜石市で中学校に勤めていた私は、生徒と共に津波から避難をし、1週間ほど避難所で生活しました。

当時はたくさんの支援にお世話になり感謝の気持ちでいっぱいでした。しかし、震災から11年経った今、当時を振り返ると苦しかった思い出ばかりです。それは自分たちにもっとできることはあったのではないか…という後悔から来ているように思うのです。

2013年から千葉市に移り住み「ここは津波は来ないから」「ここは災害が起きないから」そんな声を何度も聞きました。災害がどこの地域でも起こりうる昨今、どこで災害が起こるかわかりません。災害が起きたとしても、あの時の苦しさは二度と体験したくはありません。また、あの苦しみを知っているのに、何もしないで暮らしていくことも私にはできません。

ここ数年のコロナ禍で避難所収容人数が削減されていることや、自分自身が楽しんで備えられることを考えていった時に、畑と防災のコラボレーションを思いつきました。防災拠点は公共の屋内施設ばかりではなく、多様な場所があってもいいのではないかと思っています。そして、共助が大切だと言われているものの、災害発生後に急に関係性を築くことは難しいように思っています。菜園だったら食の確保ができ、密も防げます。また、普段から多世代交流の場になり、このつながりは、災害時の孤立を防ぐことにもつながります。菜園の活動を進めていくうちに多くの利点があることがわかってきました。

これまでの活動

2021年4月に活動を始めたマチナカ菜園。千葉市若葉区の菜園を拠点に活動を開始しました。活動拠点の畑は、広い休耕地を復活させることからスタートしました。

土地を耕し、肥料を入れて種をまきました。菜園活動を通じて交流も生まれます。農業初心者が色々試しながら作物を育てています。作物を収穫するまでわくわくが止まりません。 

2022年にはメンバーも増えました。それぞれが普段の仕事の合間に無理なく活動できるのもマチナカ菜園の魅力の一つです。 

2022年夏には枝豆やオクラの収穫ができました。

地域の高校生や大学生もボランティア参加してくれていて、秋には落花生が豊作でした。

今は冬野菜や春野菜を植え、拠点整備を進めているところです。

今後の野望

マチナカ菜園を防災拠点として整備し、地域を巻き込んだ炊き出し訓練や消火訓練などを開催したい。また、全国で同じような取り組みをしている方たちとつながり、活動を広げていきたい。そんなことを考えながらわくわくしています。

資金の使い道・実施スケジュール

このプロジェクトでいただいた資金の一部はキャンプファイヤー手数料として使用されます。ご支援が目標に達していなくても2023年度内に井戸を設置します。
~資金の使い道~
井戸掘り資金
広告宣伝費
設備費
キャンプファイヤー手数料 

~今後のスケジュール~
2022年11月29日17:00  クラウドファンディング開始
2023年 1月 9日23:59  クラウドファンディング終了
2023年 1月中~下旬      リターン開始
2023年 3月下旬        井戸掘り開始


リターンのご紹介

感謝の気持ちをメールにて送らせていただきます。


菜園写真をポストカードにしてお届けします。


マチナカ菜園に設置する井戸にお名前プレートを掲示させていただきます。
作業をしながらあなたへの感謝の気持ちを忘れません!
掲示したお名前プレートは、井戸に貼り出し、SNSにて井戸の写真とともに定期的に発信させていただきます。
※プレートの大きさは1.9cm×7.5cmとなります。


菜園仲間によるお料理教室です。年数回行われるうちの1回に参加できます。
場所:千葉市若葉区小倉町のCHI-PAPPA
持ち物:材料は菜園野菜を使用するので、手ぶらで参加してください。
日程:第1回は2023年1月23日(月)お雑煮会。第2回以降は2023年3月以降に行ないます。日程は調整させていただきますが、日程の都合がつかず参加できなくなった場合はレシピと菜園野菜をマチナカ菜園にてお渡しします。各回定員5名となります。


マチナカ菜園に設置する井戸の良く見える場所にお名前プレートを掲示させていただきます。
作業をしながらあなたへの感謝の気持ちを忘れません!掲示したお名前プレートは、井戸に貼り出し、SNSにて井戸の写真とともに定期的に発信させていただきます。
※プレートの大きさは3cm×12cmとなります。



畑の野菜の収穫体験にご招待し、収穫後ピザ窯でピザを焼いて食べましょう!
場所:千葉市若葉区小倉町の『マチナカ菜園』
日程:春野菜GW頃・夏野菜8月上旬・秋野菜10月下旬※日程は調整させていただきます。
持ち物:汚れてもいい服装・飲み物・軍手等


マチナカ菜園の拠点(千葉市若葉区小倉町)の畑の1区画(5m×2m程度)を耕せます。畑の道具は菜園の物を使用できます。マチナカ菜園の畑は鍬やスコップなどの道具と肥料は備え付けを使用できるため、気軽に作業ができますよ!


60サイズ(24×19×14)の箱に、井戸水で育てた季節の野菜を入れてお届けします。春はジャガイモやスナップエンドウ、夏はビーマンやトマト、枝豆、秋は落花生やサツマイモ、冬やダイコンや春菊を育てる予定です。どの季節野菜が届くかはブログを読みながら楽しみにしていてください。20箱限定です。


団体様向け。防災講座で東日本大震災経験談をお話します。
講師:糸日谷美奈子(元中学校理科教師・防災士)
東日本大震災当時、岩手県釜石市の釜石東中学校に勤務。津波から避難をする経験をしました。事前に学ぶことの大切さ、備える事の大切さをお伝えします。
今までの講座:御成台3丁目自治会「東日本大震災体験談」/わくわく実験工房「僕にもできる防災教室(小学生対象)」/2019・10・8わくわく実験工房「防災座談会」/わくわく実験工房「もしものための防災食講座」/コープみらい「わたしの防災力が家族を救う」/わくわく実験工房「勝手に地域応援プロジェクト~防災講座~」/2021~消防庁災害伝承10年プロジェクト語り部/2019・10・8わくわく実験工房「防災座談会」/2021・3~学校防災アップデート大作戦/2022・9・13フリースクールCOCOCARA防災教育講師/2022・9・23全力防災チャレンジカップ~一生忘れられない防災訓練~/2022・9・27ちばイキイキ市民の会「防災講座」等

最後に

この写真は東日本大震災の1か月後に見た虹です。


事前に学んで助かる命がある。
事前に備えて守れる心がある。
いつ来るかわからない災害に対して「防災」「防災」と言うより、楽しみながらいつの間にか備えてある状況を作りたい。
防災へのハードルを下げたい。
そんな気持ちで取り組んでいます。
まだまだ野菜作りは初心者ですが、地域も皆さんもわくわくするような未来の一部をつくっていきます。
一緒にわくわくしていただけたら嬉しいです。


応援メッセージをご紹介します

地域の方からマチナカ菜園の活動に応援メッセージをいただきましたのでご紹介します。

子育てサークルCHI-PAPPA代表・子どもカフェハックベリー代表・家庭教育支援チームフレッシュ代表 小島千鶴さん
「マチナカ菜園にお水が出たらCHI-PAPPAのお友達もお野菜やお花に水やりしてお手伝い!暑い夏には裸足になってジャブジャブ遊んじゃう。皆さん、夢の井戸掘り、応援よろしくお願いします。」

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/12/21 08:45

    今年もあっという間に終わろうとしております。皆様、今年一年お世話になりました。実は!!先日嬉しいご連絡をいただきました。今年行った井戸掘りプロジェクトが『CAMPFIREクラウドファンディングアワード2023』に選出されました!!10000を超えるプロジェクトの中から100選となり、『地域のみ...

  • 2023/01/15 09:00

    この冬の白菜は種まきの時期が遅れてしまったこともあり、結局結球しませんでした。種まきの時期も大切だなぁ…とやってみてわかることはまだまだたくさんあります。それでは支援者様からのメッセージをご紹介します。芦谷様糸日谷さん、応援しています!頑張ってください!ありがとうございます。今年は一緒に防災授...

  • 2023/01/14 09:00

    1月、2月は畑の土づくりや耕運を行う予定です。落ち葉やもみ殻を入れて耕運機で耕します。ふかふかの土を作りたいなぁと思っています。それでは支援者様から頂いたメッセージをご紹介します。加茂様ご成功を祈り、応援します。我が町にもほしいです。活動を広げてください。ありがとうございます。活動や思いは広が...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください