はじめに

当プロジェクトの発起人の吉村大作(1980年生まれ)と申します。自分にできることを見つけて社会活動を定期的に行っていますが、人生最大の関心ごとができました。

それは核戦争危機です。

ロシアのウクライナ侵攻以降、核兵器利用の緊張感は史上最大に高まっています。

核戦争が起きた時、あなたは核兵器禁止についてアクションしなかったことを後悔しませんか?

私は必ず後悔します。間違いなく言い切れます。

一瞬にして目の前の幸せが奪われ、核戦争はその終戦後も脅威が継続します。

「絶対に許せない」。

過去最大に核戦争への関心が高まっている今だからこそ、その怖ろしさを核兵器を世界で唯一落とされた日本から企画を立ち上げたいと考えました。そして、日本だけでなく、世界の人々が同じ想いを共有しなければ、この問題は解決することはありません。

今こんな時期だからこそ、まだ核兵器が使われていない今だからこそ、みなさんと共にアクションしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



解決したい社会課題

以下は核戦争に関する報道です。


ー核戦争の怖ろしさについて

Forbes Japan(2022年8月27日より引用)

「局地的な核戦争でも数十億人死亡」 すすの影響で地球規模の飢餓に 

米国とロシアの全面核戦争になった場合、地球規模の飢饉が生じて50億人あまりが死亡するおそれがあるとの研究結果をラトガース大学などのチームがまとめた。より規模の小さい局地的な核戦争でも数十億人が餓死する可能性があるという。

ロシアのウクライナ侵攻にからみ核保有国間の緊張が高まるなか、実際の核戦争に発展すれば広範な影響がおよびうることがあらためて示された。

科学誌ネイチャー・フードに掲載された査読済み論文によると、研究チームはインド・パキスタン間の5つの核戦争シナリオと米ロ間の核戦争シナリオについて、気候モデルをもとに農業生産や貿易への影響を分析した。いずれの場合も、核攻撃の応酬で大気中に放出されるすすによって日光が遮られ、気温が下がることで、農作物生産が壊滅的なダメージを受けることが明らかになった。

米国とロシアによる大規模な核戦争というもっとも極端なシナリオでは、農業生産の激減によって2年以内に地球の75%が飢餓に陥る。免れる国はオーストラリアやアフリカと南米の数カ国などごくわずかだという。また、印パ間のより小規模な核戦争でも2年以内に20億人超が飢餓で死亡するという試算結果になった。

農作物生産の落ち込みがもっとも深刻になるのは中・高緯度の国々で、米国やロシアといった農作物輸出大国も含まれる。こうした生産減少は輸出規制につながる可能性が高く、その結果、アフリカや中東の輸入依存国は非常に苦しい状態に追い込まれそうだという。

家畜の飼料にしていた農作物を食用に振り向けたり、廃棄される食品をなくしたりするといった方策は、小規模な核戦争の直後には多少は有用かもしれないが、大規模な核戦争後にはほとんど役に立たないとみられている。

今回の研究は、もっぱら生存に必要なカロリーと、大気中に放出されるすすの影響のみに注目したものとなっている。カロリー摂取量は人間が必要とする栄養のごく一部にすぎないため、今後の研究では人間の健康に必須のたんぱく質や微量栄養素への影響も考慮する必要があると研究チームは述べている。

また、核戦争の結果は「核の冬」を招くことにとどまらない。たとえば、核爆発によって大気が加熱されることで、オゾン層が破壊され、地表に降り注ぐ紫外線の量が増えるおそれもあれば、広範なエリアが放射能で汚染されて、食品を生産するのに重要なインフラや製品が使えなくなることも予想される。これらの影響も今後の検討課題に挙げられている。

チームは、核の冬でも機能するように農業システムを変えることは可能かもしれないが、このモデルで大量の死者が出ると予想された2年以内にそれを実現することは困難だろうと指摘している。

〈以上、引用終わり〉


ー核兵器に対する認識について

NHK広島局(2020年8月3日)

アメリカ人約7割「核兵器は必要ない」

被爆から75年となることし、NHKが日米の若い世代を対象にアンケート調査を行った結果、アメリカ人のおよそ7割が「核兵器は必要ない」と答えました。専門家は「アメリカでは若い世代を中心に、『原爆投下によって戦争を終えることができた』という認識が変わってきている」と指摘しています。

NHK広島放送局は被爆から75年となることし、「平和に関する意識調査」として広島県、広島県以外の全国、それに、アメリカの18歳から34歳を対象に、インターネットでアンケート調査を行いました。回答は3つのグループでそれぞれおよそ1000人、合わせて3000人余りから寄せられ、その意識や考え方の違いを比較しました。この中で、核弾頭の総数が世界でおよそ1万3400個と推計されている「核兵器」の必要性について、二者択一で聞いたところ、広島県と広島県以外の全国で同じ傾向となり、日本人のおよそ85%が「必要ない」と答えました。さらに、核兵器を保有するアメリカでも70%余りが「必要ない」と答えました。その理由としては、「多くの人が死傷する」という意見が最も多く、次いで「破壊的過ぎる」とか「ほかにも問題を解決する方法がある」といった、核兵器の威力の深刻さを懸念する考えが多く見られました。

また、75年前にアメリカが原爆を投下したことについてアメリカ人に聞いたところ、「許されない」と答えた人は41.6%で、「必要な判断だった」と答えた31.3%を上回りました。

調査方法が異なるため単純な比較はできませんが、5年前、戦後70年に合わせてアメリカの世論調査機関、「ピュー・リサーチセンター」が行った調査では、広島と長崎への原爆投下について、18歳から29歳のアメリカの若者の47%が「正当だった」と答えていました。国際政治が専門で核軍縮について詳しい、明治学院大学の高原孝生教授は「アメリカでは『原爆投下によって戦争を終えることができた』という神話が長く続き、今でも受け入れられているが、教育の効果などによって、この10年ほどで若い世代を中心に、認識が大きく変わってきている」と話しています。

アメリカ人の8割以上「原爆についてもっと知りたい」

そして、戦後、被爆者が中心となって原爆被害の悲惨さを広島から国内外に訴え続けてきたことに関連して「原爆についてもっと知りたいと思うか」聞きました。その結果、広島県で76.5%、広島県以外の全国で68.7%が「知りたい」と答えましたが、アメリカ人は80.5%で、日本人より高い割合となりました。

また、「被爆者から被爆体験を聞いたことがあるか」という質問に対し、「聞いたことがある」と答えたのは、広島県で75.3%、広島県以外の全国で47%、アメリカで34.8%でした。その方法についてアメリカ人の半分以上が「インターネットで閲覧した」と答えていて、動画投稿サイトやオンライン会議ツールなどインターネットが大きな役割を担っていることが挙げられています。

一方、「聞いたことがない」と答えた人のうち、アメリカでは6割以上が「被爆体験を聞きたい」と答え、原爆について、日本よりアメリカの若い世代で高い関心が示されています。

専門家「若い世代の間で関心高まっている」

国際政治が専門で核軍縮について詳しい、明治学院大学の高原孝生教授は「キノコ雲の下で何が起きたか、ことばでは言い尽くせない地獄を経験させられたことを知ったうえで、『これはだめだろう』という人間としての感情がアンケートの数字に反映されている。原爆投下によって戦争を終えることができたという神話がアメリカで長く続き、今でも受け入れられているが、この10年ほどで認識が大きく変わってきている。これはアメリカでの教育の効果で、この問題が大事だと思ったときに、もっと本当のことが知りたいという精神が根付いている人が多い」と述べ75年前、自分たちの国が原爆を投下した結果、何が起きたのか、若い世代の間で関心が高まっていると指摘しました。そして、トランプ政権が核兵器の近代化を進めていることも影響しているとしたうえで「『核兵器はなくなったほうがいい』というのがアメリカの若者の間で多数で、その理由が、『もはや戦争自体がよくない』ということだった。戦争を前提にした国家体制が国際的には存続しているが、これを新しいものに変えていくことが課題で、若い人たちは、まだことばにはできていないが、実感として感じ取っているのではないか」と話していました。

〈以上、引用終わり〉

これらの報道からも、核戦争を絶対に起こしてはならず、また核兵器に対する見解の変化をさらに良い方向に加速させられるタイミングが今まさに来ていることが分かるはずです。


ー当プロジェクトの原点

吉村の当プロジェクトへの想いの原点は小学生まで遡ります。

<吉村の小学校卒業時の作文です>

「人生の目標」 吉村大作

人間の一生。それはものすごくむなしく、ほんの数秒でしかない。

なぜなら宇宙の歴史は百五十年だからである。

宇宙の寿命を八十年とし、僕の寿命も八十年としたら、宇宙の寿命と比べると、僕の寿命はたったの13秒ほどしかない。

ちっぽけなものである。

そのちっぽけな人生をどれだけうまく使えるか、それが人間の価値だと僕は思う。

もう十三秒のうち八分の一以上つかってしまった。

でもまだ僕には十三秒のうちの八分の七の人生がある。

当たり前のことだが、僕の八分の七の人生のことはさっぱりわからない。

しかし、人生の目標がある。

その目標は、地球の首都と言っていいくらい一番文明の発達しているアメリカの大統領になるというでっかい目標である。

絶対になってやるという強い意志もある。

僕がなぜアメリカの大統領になりたいかというと、世界の人々に平和という二文字の言葉を与えたいからである。

この世界が平和になるのは、戦争を無くすほかない。

そんなことができるのは一番世界一戦争が強い国、アメリカの大統領ぐらいである。

一番権力のある国が「戦争はしてはならない」という法律をつくれば戦争はこの世からなくなる。

だからこそアメリカの大統領になりたい。

だからこそこの目標は必ず達成する。


現実的ではないこと、間違っていること、認識の稚拙さはありますが、今回のプロジェクトは吉村にとって30年越しのチャレンジです。現在、吉村は自分の会社でウクライナにITの仕事を送る事業をしています。ウクライナ支援を通じて戦争への感度が自然と高まり、小学校の原点に戻る機会となりました。



このプロジェクトで実現したいこと


ー具体的な活動の内容

核兵器保有国(※日本外務省による)はアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、インド、イスラエル、パキスタン、北朝鮮の9ヶ国です。

日本は世界で唯一の核兵器を落とされた被爆国です。広島と長崎の惨劇は想像を絶します。平和記念資料館を訪れたり、オンラインのアーカイブを閲覧すると、その惨劇が二度と引き起こされてはならないことは容易に理解できるものだと言えます。

被爆資料は多言語に変換されたり、外国語での講演会も行われているものの、まだまだ世界には、被爆資料との接点を持っていない人が大半です。

現在、核兵器保有国が核兵器の使用に言及する場面も出てきました。今まさに核兵器の恐ろしさと悲しみについて、1人でも多くの世界市民が知るべきタイミングです。そして、その発信源は日本以外に役目を果たせる国はどこにもありません。

今回の企画では、2人の被爆者と1人の研究者を動画で撮影。それと同時に被爆に関する紙芝居と漫画を制作し、被爆者の体験談と共に特設サイトNWM1945.com(=Nuclear Weapons Museum 核兵器資料館)にアップします。また、メタバースプラットフォーム「VRchat(※変更する場合有り)」でも動画を展開し、動画視聴者同士の横のつながりが生まれる空間をつくります。

特筆すべき点は、核兵器保有国の国籍、またはルーツを持つ日本在住者が集まり、彼らがその全ての国の言葉で体験談などを翻訳し、メンバーがそれぞれの想いをコメントで表現することです。今回は日本語を含め、英語、ロシア語、中国語、ヒンディー語、フランス語、ヘブライ語、ウルドゥー語、朝鮮語の9ヶ国語の翻訳されます。今回のプロジェクトは社会の関心を多く集め、核兵器の怖ろしさと悲しみを改めて世界規模で考えることが可能であると考えます。日本からの視点で発信するのではなく、世界の核兵器保有国の人々からの視点で被爆を捉え発信します。

全ての核兵器保有国の人々をワンチームとして集めることで、各国首脳の集まる国連では実現しない核兵器禁止に対して世界的民意を一致団結して示すことが今回現実となります。それが当プロジェクトの最も大きな意義です。

核兵器禁止は被爆の体験談を聞いたことのないマジョリティの投票によって決まります。日本は被爆国としての存在感と影響力を持っていますが、「世界に存在する核兵器を使わない」という選択肢を行使する権利は持っていません。だから、世界に発信することが最も重要なのです。当プロジェクトでは、関心層ではない人々をメインターゲットに、民間マーティングの力で核兵器の怖ろしさと悲しさを世界の人々に周知することを狙いとしています。「敷居は低く、間口は広い」、これが世界中に発信する際のキーワードです。

そして、紙芝居のイラスト担当はウクライナ人です。また、ロシア人の僧侶と共にチームに参画することになっています。これは世界のどの国の関係もボーダーレスで取り組むものであるという意志表示です。


ープロジェクトを通して実現したい変化

1%の奇跡を起こしたいと思います。広島県と長崎県への海外来訪者は年間(2019年)263万8千人(184万7千人+79万1千人)です。当プロジェクトではSNSなどのデジタルマーケティングやインフルエンサーから理解を得ることで、広島県と長崎県の年間訪問者の30年分の数字、7500万回の動画視聴を目標としています。

これは世界の人口75億人のおよそ1%に当たる数字です。世界の人口の1%に核兵器の怖ろしさを伝えた時に、見える世界はどれだけ変わっているか分かりません。しかし、核兵器の怖ろしさを過去最大に伝えるプロジェクトをみなさまと共に育て上げたい、心からそう思っています。


登壇者の紹介

①小倉桂子

1937年 広島市で生まれる

1945年 8月6日8才の時に爆心地より2.4キロの広島市牛田町で被爆

1959年 広島女学院大学英文学部卒業

1980年 夫、小倉馨の死後、海外からのメディア、作家、映画製作者などの通訳・コーディネートを始める

1983年 ドイツ、ニュールンベルグで開催された「反核模擬法廷」で原爆投下の証人として被爆体験証言

1984年 「平和のためのヒロシマ通訳者グループ」 Hiroshima Interpreters for Peace設立

1987年 第一回核被害者世界大会9月26日~10月3日(ニューヨーク)スタッフとして参加、証言

1990年 株式会社アテンション設立。(通訳・翻訳・出版)

1992年 第二回核被害者世界大会9月20日~25日(ベルリン)スタッフとして参加、証言

2003年 ワシントンのスミソニアン博物館でB29 エノラ・ゲイと対面。ヨークで9.11の遺族と対話 (坪井直の通訳

として同行)

2010年 第28回OBサミット広島InterAction Council世界各国の首相・大統領経験者による会議で英語による被

爆体験証言

2011年 広島平和文化センターにより被爆体験証言者として委嘱、登録。英語による被爆体験証言開始

2014年 NPDI 広島開催の外相会議に出席の外務大臣、関係者に被爆証言を英語で行う。

2016年 カリフォルニア州クレアモント、ポモナ大学で広島講座。合衆国議会とクレアモント市から表彰

2017年春 ニューヨーク大学でR・リフトン教授と「戦争とトラウマ」に関するトークセッション

2017年秋 オハイオ州ボーリンググリーン州立大学でサーロー節子氏とピースセミナー

2017年秋 ニューヨーク州セラキュース大学で10日間の広島講座

2018年春 ボストン地区の3校(ハーバードケネディ、MIT、フレチャーズ(タフツ)大学院)で広島講座。

2022年5月 広島を訪問したEUミッシェル大統領に対面し被爆証言を行う。


②早崎猪之助

長崎県在住。

爆心地より1.1キロメートル三菱兵器製作所大橋工場に勤務中、上司の指示で部品の修理をする別の技術ビルに移動していた時に被爆し、背にした厚い鉄筋コンクリートの柱が生死を分けた。柱が熱線と爆風を遮る壁となり、軽傷で済んだのは奇跡的だった。重機はすべて建物の外に吹き飛ばされ、指示した上司は即死していた。32人中私を含めて2人だけが生き残った。原爆の怖さと平和の大切さを伝えたいとしている。


③ロバート・ジェイコブズ

広島平和研究所 教授

科学技術分野の歴史家として、原子力技術の歴史を研究。研究領域は学際的で、口述歴史の収集、核の歴史に通底する植民地問題、放射性降下物の環境への影響、冷戦の歴史と核武装、核に関する文化的伝承、核廃棄物貯蔵問題などを含む。  



参加メンバーの核兵器禁止への想い


スガハラ・アリース(アメリカ合衆国)

英語講師

この間、アメリカ大使館から一つの通知書が来ました。「北朝鮮が日本に向けてミサイル発射」と書いていました。朝一こんなメールを見ると、ちょっとパニックになって、誰かに電話した方がいいのかと思いました。もちろん、今回は何もないことで済んでいましたが、もしもの時に…と思いました。核兵器はどこの国でも持ってはいけないものだと思います。テレビやニュースなどでは「核兵器がないと身を守ることができない」という理由をよく聞きますが、同じ人間なのに、なんでお互いをそこまで恐れているでしょう。きっと昔ながらのやり方で続けようとしたら、長く続かないし、核兵器を使うとみんなは結果が分かっています。数人しかいない権力者が冷静な判断ができなかったら、大勢におる一般大衆が地球を守るため、必要な行動をとるしかないのです。その行動自体は何になるか分かりませんが、きっとすべては「お話」から始まるではないでしょうか?


アトウッド・セーラ(英国)

留学生

私はすべての核兵器は禁止されるべきだと当然に思っています。それらは悲劇、死、恐怖をもたらすだけであり、最終的には人類と私たちが大切にしているすべてのものに対する脅威です。広島と長崎での苦しみと荒廃の後、人々は、このようなことは二度と起こらないと主張しており、これらの大量破壊兵器を保持することは、将来の攻撃に対する抑止力になると主張しています。しかし、核兵器が存在する限り、再使用のリスクは常にあります。したがって、脅威を完全に取り除き、すべての核兵器を禁止する方がよいでしょう。


ヴォルコゴノフ・ジシン(ロシア連邦)

僧侶

2022年初頭に発表された情報によると、世界にある核弾頭は全部で1万2700発。そのうち約6,000発を私の母国であるロシアが全体の約半数を占ています。そして196ヶ国あると言われる世界の国のたった9ヶ国がこの世界の脅威になっている。唯一の被爆国として非核を訴える日本の皆様の前で心苦しいのですが、紛れもない事実です。また、冷戦時をピークに世界では減少傾向であったのに、この情勢を期に増産したり新たに保有する国が出てしまわないかと危惧しています。防衛の為であったとしても「隣がもっているなら自国でも」とエスカレートしていくでしょう。無論、自己本位の侵略に使うことは絶対に許してはなりません。美しい地球を一瞬にして破壊する事ができる恐ろしい兵器をこの世から失くすよう何より我々、保有国の国民がもっと大声で発信しなければならないのです。


シュ・シーリン(中華人民共和国)

漫画スクール学長

「核兵器をなくすべき」と被爆者の方々の呼びかけの甲斐あって、ようやく発効された核兵器禁止条例に、所有国や日本は不参加。 その事実を知った時、元も子もない話なのでは…と思ってしまいました。 私は中学生の時と20代前半に、二度広島平和記念資料館を訪れたことがあり、資料館の中に展示された原爆投下された直後の広島の町や被曝した人々の写真や資料を見た時に、大きなショックを受けたのを今でも覚えています。 一瞬にして一つの街を消滅させ、何万人もの人々の命と人生をなくさせるような兵器を使ってはいけないこと、実際に被曝者の方々の声を、漫画を通してより多くの方に届け、微力ながら核兵器禁止に少しでも役立てれば嬉しいです。


サニー・フランシス(インド)

ツアークリエイター

核兵器は一刻も早く廃止の願いが世界中に知り渡って欲しい。といつつも核兵器唯一経験した国といえばニッポン、そんなニッポンからすれば核兵器の絶滅を願うのは一番相応しいでありますが、その一方で年数が経てば経つ程減る所か増える一方です。時間かけて辛抱強く丁寧に丁寧に理解を得て少しずつ核兵器の絶滅までいかなくても、使用永遠禁止の理解と肯定的な声明は集めていきたいです。広島平和記念公園訪れた際、僕は最初から最後言葉失いました。6年ほど前からインバウンドの仕事してますがインドのお客様の日程に広島はマストです、みんな、僕と同じ気持ちです。実際に起きた事とその結果を肌で感じると心が入れ替わることは間違いありません。


エリック・シュバリエ(フランス共和国)

インバウンドコーディネーター

私は、どこの国であっても、核兵器を禁止するべきだと考えていますが、この爆弾の危なさを知らない人々も世界には沢山いますので、ただ禁止だと訴えても何も変わらないと思っています。核兵器の恐ろしさを知ってほしいです。


カン・アブバカル・ラファット(パキスタン・イスラム共和国)

留学生

核兵器は禁止されるべきだと思います。 両国政府の対立とはいえ、無数の人々が戦争の犠牲者となる。 また、恐ろしい日本の歴史が示すように、核兵器の影響はより長く続きます。 したがって、いかなる国も核兵器の取得または使用を許可されるべきではありません。 また、この兵器を保有している国は、他国への攻撃に使用しないという条約に署名しなければならないと思います。核兵器のない世界に安全な環境を作ることを目指すべきだと強く考えております。


マコベル・イタイ(イスラエル国)

自営業

なぜ核兵器が必要なのですか?核保有国での共通意見は、核兵器が敵を抑止するというものです。しかし、抑止された敵も核兵器を入手するのを目指していますではないでしょうか?こいう考え方ではやがって全ての国は核兵器を持つべきではないでしょうか?このような世界では自分の子供を育てたくないし、産みたくないです。通常兵器の破壊力は十分に悪くないでしょうか?人類の平和が十分に広がっていないですが、最初の手段として、ひとまず核兵器を禁止する所から平和関係を一歩ずつ作りましょう。


キム・ヨセフ(元北朝鮮)

ユーチューバー

核兵器が広がってはならない理由は、核兵器は人類が作った最も恐ろしいものであって間違って使われて戦争になった場合人類を破滅させる可能性もあるからです。核の恐ろしさはもう数回に分けて検証されました。広島、長崎の原爆被害からチェルノービリ原子力発電所事故、そして日本の東北震災による放射能問題など核のその恐ろしい実態は十分検証されたのではないかと思います。勿論、広島と長崎に投下された原爆被害と原子力発電所のトラブルによる被害は次元は違うもののどちらも核エネルギーによる被害であることに本質的な違いはありません。僕の父の知り合いの中では広島近くでお母さんのお腹の中で被曝されて生まれた人がいました。生まれる前に放射能に被曝され、生まれた時は普通の生活が難しい体でした。数十年という歳月が経っても被曝の影響により、苦しんでいるのを身近で見ながら映像や資料では実感できない核武器の恐ろしさを実感しました。今は広島と長崎よりはるかに進歩した核兵器を世界の強大国が持っています。理性を失った強大国のリーダーが核兵器を使ってしまったら世界は核戦争になるでしょう。第2次世界大戦とは次元が違う核戦争に巻き込まれる可能性もゼロでは無いのです。核戦争は戦闘員だけではなく、非戦闘員まで巻き込む大量殺人武器なのです。平和的な核の利用以外兵器としての使用を禁止するべき理由がそこにあるのです。みんなが力を合わせて核武器ない世界を目指せば、核兵器による戦争を恐れない平和な世界は訪れると僕は信じています。


資金の使い道

サイト制作費:160万円

翻訳費:168万円

漫画制作費:80万円

動画編集費:94万円

紙芝居制作費:30万円

各コンテンツディレクション費:60万円

海外メディアプレスリリース費:5万円

事業を世界に拡散するマーケティング費+メタバース空間の設計費:100万円

運営費+人件費:200万円 

クラウドファウンディング手数料:98万5,605円(9%+税)

合計995万5,605円

実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール

2022年10月22日…広島訪問

2022年12月…動画編集と翻訳、紙芝居制作、漫画制作の開始

2023年2月中旬…NWM1945.comをオンラインとメタバースプラットフォーム「VRchat」で開設

2022年12月中旬~2023年2月中旬 リターン発送

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。


リターン

500円…NWM1945.comを世界中に拡散するメンバーの招待状を送ります。(※SNS発信プロジェクトなど、NWM1945.comを拡散させる活動のご案内をメールで差し上げます。) 

1,000円…メンバーからメールで御礼

3,000円…メンバーからメールで御礼+NWM1945.comのオンライン特別ページにて3,000円枠でクレジット表記

5,000円…メンバーからメールで御礼+NWM1945.comのオンライン特別ページにて5,000円枠でクレジット表記

10,000円…メンバーからメールで御礼+NWM1945.comのオンライン特別ページにて10,000円枠でクレジット表記

30,000円…メンバーからメールで御礼+NWM1945.comのオンライン特別ページにて30,000円枠でクレジット表記

50,000円…メンバーからメールで御礼+NWM1945.comのオンライン特別ページにて50,000円枠でクレジット表記

100,000円…メンバーからメールで御礼+NWM1945.comのオンライン特別ページにて100,000円枠でクレジット表記+動画1本にスペシャルサンクス表記

200,000円…メンバーからメールで御礼+NWM1945.comのオンライン特別ページにて200,000円枠でクレジット表記+動画3本にスペシャルサンクス表記

300,000円…メンバーからメールで御礼+NWM1945.comのオンライン特別ページにて300,000円枠でクレジット表記+動画3本にスペシャルサンクス表記+紙芝居にスペシャルサンクスを表記した元データ提供

500,000円…メンバーからメールで御礼+NWM1945.comのオンライン特別ページにて500,000円枠でクレジット表記+動画3本にスペシャルサンクス表記+紙芝居と漫画にスペシャルサンクスを表記した元データ提供

1,000,000円…メンバーからメールで御礼+NWM1945.comのオンライン特別ページにて1,000,000円枠でクレジット表記+動画3本にスペシャルサンクス表記+紙芝居と漫画にスペシャルサンクスを表記した元データ提供+特別サンクスページにコメントと写真で出演


最後に

ー支援のお願い

今回のリターンは無形のものです。しか、平和は当たり前のものでなく、そこに投資する時期を迎えていると考えています。被爆者の体験談はとても重たいものです。その動画を観た人は、核兵器を使うか使わないかというタイミングを迎えた時に、きっと「使わない」という選択をすると信じています。より理性的な世界を実現するためにどうかご支援よろしくお願いいたします。


プロジェクト発起人の自己紹介・活動実績など

プロジェクト発起人:吉村大作

現在、株式会社ネクストエージ代表取締役で1980年生まれ。

東日本大震災において、日本で初めてクラウドファウンディングサービスが開始される前の2011年3月から、ブログで被災者が叶えたいことの資金を調達する。結婚式、中学生バスケットの大会、事業所の再開など100つの願い事を叶える。コロナ禍では百円均一で買った赤いミシン糸を物々交換で古民家と山に変える。古民家と山を売ったお金を生活困窮者に全額寄付。ロシアのウクライナ侵攻が始まってからはITの仕事をウクライナに送る。既に数万ドルの額を発注している。

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