・ご挨拶

 はじめまして。東京理科大学 鳥人間サークル 鳥科2023年代表の乾凜太郎です。

 

 私たちのプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。


 私たち鳥科は、毎年7月に開催される鳥人間コンテストに出場し、優勝することを目標として活動するサークルです。毎年機体は設計から材料の購入、製作、完成まで学生のみで行います。活動は毎週火曜日から土曜日の週5日、授業が終わり次第夜9時まで作業をしています。作業には精密さが求められ、大変なことも多いですが、私たちはやりがいを感じ日々作業しています。

 しかし、現在鳥科の財政は非常に厳しい状態で、来年の鳥人間コンテストへの出場が危ぶまれています。そこで、私たちは初めてクラウドファンディングに挑戦することにいたしました。



・このプロジェクトで実現したいこと

 2022年7月に開催された鳥人間コンテスト滑空機部門で全体3位、学生1位という好記録を残すことができた鳥科ですが、現在財政面でかなり苦戦しております。

 本プロジェクトを成功させ、いただいた支援を元に機体を製作をし、念願の鳥人間コンテスト初優勝を達成したいと考えております。


・プロジェクトをやろうと思った理由

 先ほど述べたように、現在鳥科は財政面で苦しんでおります。これは、鳥人間コンテストに出場するためには高額な費用が必要なのですが、新型コロナウイルス感染症の影響で約1年半サークル活動が制限され、全盛期と比べ部員の数が約半分にまで減ってしまったためです。部員が少ないので、活動費を今まで通り部費で賄うことが難しくなってしまいました。

 サークル活動を通してかかる費用は機体の製作費用だけではなく、パイロットの講習費や鳥人間コンテストの開催地である彦根に向かうための交通費・宿泊費など様々なものがあります。以下の表に2022年の機体の製作費を示しました。


 去年の機体の製作には合計1,481,877円かかりました。なお、これは例年と比較しまだ安いほうで、例年は160万円ほどかかります。

 また、去年かかった機体製作費以外の支出の合計の内訳は以下のようになりました。

 2022年の鳥人間コンテスト出場までの活動にかかった費用の合計金額は3,758,321円と、かなり高額な費用が鳥科の運営には必要になります。(なお、基本的に鳥人間コンテスト旅費・宿泊費は各部員から回収しておりますが、一人当たり4万円と学生が払うには負担が大きい金額となっております。)

 収入としては主に部費や大学側からの支援金があり、この費用をなんとか賄えないかと試行錯誤しましたが、それでも約60万円足りなくなることが予想されます。

 このままいけば鳥科は機体が作れず、来年度出場することができなくなってしまいます。

 そこで、何とかしてこの状況を改善するために、鳥科はクラウドファンディングを行うことを決意いたしました。


・活動記録

 鳥科は創設以来、毎年7月に行われる鳥人間コンテストでの優勝に向けて日々活動を続けています。鳥科の大会実績は以下の通りとなっています。


鳥科歴代記録↓ 


 今までのチーム出場回数は14回です。

  鳥科は2005年から活動を開始し、2017年に318.72mのフライトを記録しました。その後、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、2020年大会中止、2021年出場辞退となりました。約1年半に及んで活動できない日々が続き、鳥科全部員が機体製作未経験だったのですが、先輩方の後押しと部員たちの努力によって、2022年425.65mのビッグフライトを成し遂げることができました。鳥科は滑空機部門全体3位、学生の中では1位、チーム最高記録を更新という快挙を達成しました。


[鳥人間コンテスト【ytv公式】] 

https://www.youtube.com/watch?v=Kpq_tjNGn_I


 現在は2023年の大会にむけ、鳥科創立以来の悲願による「学生新記録での初優勝」という目標を達成するべく、日々活動しております。


 鳥科は「翼班」「接合班」「コクピ班」「電装班」の4つの班から構成されており、毎週火曜日から土曜日にかけて日々活動しています。

・翼班

 4つの班の中で最も班員が多く、普段は主にリブ付け、フィルム貼りを含めた翼の作成を行っています。


・接合班

 フランジと呼ばれる翼の結合部や滑空機の主軸であるT字の製作など重要な作業を担っています。

・コクピ班

 パイロットが乗り込むコックピットの製作をしています。パイロットに合わせたフレーム 作成やカウルやキャノピーといった機体の心臓部の作業をしています。


・電装班

 滑空機の電気系統の作業をしています。主に飛行経路や対気速度の計測、尾翼の挙動管理などの作業を行っています。


 鳥人間コンテストまでのスケジュールは以下のようになっています。


・資金の使い道

 クラウドファンディングで集めた支援金は、機体の製作に必要な部品や機材に購入に充てられます。今後の鳥科の機体製作に向けて、支援のご協力をお願いします。

コックピット製作費:約15万円
翼製作費:約10万円
骨組み接合費:約20万円
電装部品購入費:約5万円
手数料:10万円 


・リターンについて

リターンは、金額に応じて以下の通りとなっています。

・1000円→お礼のメール

・3000円→お礼のメール、リブに記名(お名前のみ)

・5000円→お礼のメール、リブに記名、マスターのストラップ(リブの型となるマスターをラミネート加工したもの)

・10000円→お礼のメール、リブに記名、マスターのストラップ、カウル(内側)に記名

・30000円→お礼のメール、リブに記名、マスターのストラップ、カウル(内側)に記名、2023年鳥科Tシャツ

・50000円→お礼のメール、リブに記名、マスターのストラップ、カウル(内側)に記名、2023年鳥科Tシャツ、試作部品の一部(ランダム)

※なお、マスターのストラップは実際に機体に使用するサイズではなく、縮小した手持ちサイズでお送りします。

※TシャツはSSサイズから3Lサイズまでお選びになれます。

(※万が一、鳥人間コンテストに出場できない場合でもリターンは上の通りお送りいたしますので、ご安心ください。なお、2023年鳥科Tシャツや試作部品の一部は鳥人間コンテスト終了後に配送となる可能性がございます。ご了承ください。)



・実施スケジュール

2023/2~ クラウドファンディングスタート

~2023/3/31 クラウドファンディング終了

2023/4/1~ 順次リターンを郵送・いただいた支援で鳥人間コンテストに向け機体を製作

2023/7 鳥人間コンテスト出場


※クラウドファンディングが終了次第、順次返礼品を発送させていただきます。 

 クラウドファンディングの期間は3月末までを予定しております。短い期間ですが、ご協力お願いいたします。


・最後に

 鳥科では、部員全員が鳥人間コンテスト優勝を目指して、引き継ぎ資料や論文の収集・精査、数々の試作を行っています。それだけでなく、全国各地の鳥人間チームへの見学、講演会への参加をすることで様々な知識や技術を学び、機体の設計、製作に生かすために試行錯誤しております。

 しかし、現在の鳥科の財政状況では上記の活動を満足に行うには難しいものがあります。どうかこの状態を改善するべく、皆様の力を貸していただけないでしょうか。皆様のご支援を心よりお待ちしております。



[鳥科についてもっと知りたい方はこちら↓]

・鳥科Website

http://torica-19.digick.jp/

・鳥科Twitter

https://twitter.com/torica2016



プロジェクト実行者

東京理科大学 鳥人間サークル 鳥科 2023年代表 乾凜太郎

共同起案者

東京理科大学 鳥人間サークル 鳥科 2023年会計 東間絢音



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください