はじめに・ご挨拶

「上質でサスティナブルな暮らし」をお届けするレザーブランドmokuです。

今回はver.1とver.2で累計支援総額3,000万の「小さく薄い財布Saku(ver.2)」の復刻プロジェクトになります。

なぜ、これだけの共感をいただけたのか。ご支援者様からの声をまとめると以下の通りです。

・質感の優れた素材と、ひと工夫のデザイン
・薄さ、大きさ、容量がちょうど良い
・コンパクト財布ジャンルには異例の「小銭入れの使いやすさ」

私たちmokuを日頃から応援頂いているご支援者様には、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

ver.1のプロジェクト結果





プロダクトのご紹介

「小さく薄い財布「Saku(さく)ver.2」

Sakuは、コンパクト財布において、もはや当たり前の「小さい・薄い」に、両立が難しいと言われる「小銭の扱いやすさ・十分な容量・デザイン性」を兼ね備えた、1つの妥協もないmoku渾身の財布です。

本プロダクト「Saku2」は、1,307名様からご支援をいただいた前作Sakuの改良版になります。

Saku最大の特徴は、小さく薄いのに大容量+小銭入れの使いやすさです。


プロダクトのご紹介(詳細)

1.小さく薄いのに大容量

Sakuは使い勝手にこだわっていますが、小さいこと自体、薄いこと自体にはこだわりはありません。使い勝手・シンプルを追求し、設計において引き算をした時に、結果的に一般的なお財布よりも小さく薄くなりました。

「サクッとポケットに入れて手ぶらで出掛ける」


「小さなカバンにもサクッと入れて身軽に」



そんなライフスタイルを実現するには、十分なスペックだと思います。

薄さは、カード8枚、紙幣10枚、硬貨15枚を入れた状態で15mmです。また大きさは、横93mm、縦93mmです。

同ジャンルで、最小クラスと説明されているお財布の大きさの相場が、90×88mm程度ですので、十分に最小クラスに属するのではないかと思います。

Sakuの最大の特徴は、最小クラスに引けをとらないコンパクトさを持ちつつも、十分な容量がある点です。


Sakuには、カード8枚、小銭20枚、紙幣25枚が収納できます。同ジャンルの他社製品のほとんどがカードは5〜6枚、小銭は15枚程度が収納の上限であるのと比べると、Sakuが大容量であることがお分かりいただけると思います。

この違いは一見すると“微々たる差”ではありますが、カードや小銭があと1〜2枚入ったらどんなに便利か、それはコンパクト財布を使い慣れた頃に実感していただけるはずです。


2.小銭入れが"劇的に"出し入れしやすい

コンパクト財布を利用されたことがある皆さま、カードや小銭が出し入れしづらいと思ったことはありませんか?

コンパクト財布の多くは、収納力を犠牲にすると同時に、コンパクトであるが故に収納部の開閉部分が小さくなる傾向にあります。そのため、出し入れの不便さに我慢しながらお使いになっているケースが多いのではないでしょうか。

もう我慢する必要はありません。


Sakuは小銭入れを財布の上部に設計すると同時に、両端を少し摘むことでパクっと口が開く構造。他の何物にも邪魔されることなく、サクッと小銭の出し入れが可能です。


3.質感高く地球に優しい「素材」

①思わず触れたくなる高い質感を持つ素材

mokuでは、イタリアとドイツのレザーを使用しています。ご存知の方も多いかと思いますが、イタリアはレザー(本革)が世界で最も生産され流通している国です。つまりレザーの本場です。

また、mokuが用いるドイツの型押しレザーは誰もが知るようなハイエンドブランドが革素材として活用しており、その品質の高さを証明しています。

素材1:プエブロ(Pueblo)

本プロジェクトでは、全カラーの外装に使用されています。

イタリア、トスカーナ州のタンナーにより、生後2年以上の雌牛の原皮を使用しバケッタ製法で作られています。 仕上げ加工として意図的に表面を荒々しく毛羽立たせた、非常に個性的な革です。

最初の状態は和紙のような手触りで、マットな質感故に光沢は殆どありませんが、使う程に表面の繊維が寝て加速度的に光沢が増していき、色も短期間で深まっていきます。

艶の上がり方が非常に早いので、変化の仕方がとても劇的であるほか、使い込んだ時に見せる、吸い付くようなしっとりとした質感も大きな魅力です。革の経年変化(エイジング)がお好みの方にはおすすめの皮革です。


素材2:ブッテーロ(Buttero)

本プロジェクトでは、全カラーの内装(カード・コイン収納部)に使用されています。

イタリア、トスカーナ州のタンナーにより、ステアという成牛のショルダー部分を使用しタンニン鞣しで作られています。硬いショルダー部分ということもあり、ハリとコシがあるのが特長です。個体差がありますが、ショルダーに出やすい縞模様が多少出ることがあります。

イタリアの染色技術によって染色されているので、透き通るような綺麗な色でありながら、ハリのある重厚感が魅力です。プエブロほど劇的ではないものの、経年変化も楽しめる皮革です。


②選ぶことが地球のためになる、持続可能な社会に貢献する素材

本革(動物の皮を使った革)の多くが、畜産などで破棄されるはずの動物の皮を活用しており、そのまま破棄する場合よりも地球に優しいと言われています。

革素材において質感を追求しようとすると、化学薬品や添加物などを使うことが多いのが実情です。化学薬品での革の製造や加工では、その工程において環境によくない副産物が発生することがあります。

一方で、植物由来の成分で加工を行う革も存在します。例えば、タンニンと呼ばれるポリフェノールの一種である成分のみを使って加工された革をフルベジタブルタンニン鞣しといい、mokuではそのような革を中心に扱っております。



4.ながく・楽しく使える「デザイン」

持っていると心が弾む洗練されたデザイン使えば使うほど愛着が湧き、ずっと持っていたくなるシンプルなデザイン

そんなデザインがmokuにおけるデザインの正解です。

この考え方は、全てのmoku商品に共通のブランドコンセプトにもなっています。

シンプルは、簡単とは全くかけ離れていると思います。例えば、シンプルだからこそ、金具の大きさが1mm変わるだけで、全体のバランスが大きく変わります。何度も何度も失敗する過程は決して楽ではないですが、私たちはそこに妥協はしません。



プロダクトのこだわり

札抑えでしっかりお札をホールド

前作からのバージョンアップの目玉です。前作は札抑えがなく、お札が暴れてしまいました。Saku ver.1をご利用のお客様から多くの声をいただき、改良に至りました。

しっかりとお札がホールドされることで、財布を開いた時にお札やレシートが暴れることがなく、カードの出し入れを邪魔することがありません。

札抑えは利便性の向上だけでなく、財布本体の耐久性を向上させることにも成功しました。開閉部分はどうしても負荷がかかりやすく、比較的早く傷みやすいのですが、札抑えで二枚重ねになることで安定感と耐久性が増しました。



革の厚さと、財布の薄さを両立

表革は1.5mm厚と、薄い財布のジャンルの中では、厚手の革を採用しています。薄い財布の失敗談として多いのが、財布本体の薄さにこだわるあまり、素材まで薄く、財布の耐久性や安定感が失われることです。Sakuは、構造上の工夫により「革の厚さと財布の薄さ」という矛盾を可能にしています。


ダイレクトに小銭へアクセスできる

実際のお金を使うシーンを想像してみてください。小銭を増やさないように、まず硬貨をいくら出すか確認しませんか?

Sakuは、財布を取り出して、財布を開封することなく直接小銭を取り出せるような構造になっているため、ついつい焦るお会計シーンでも、心に余裕を持てます。


YKK最上のファスナー

ファスナーを使った小物は、ファスナーの滑りや耐久性が非常に重要です。Sakuでは、YKK社の最上クラスと言われるEXCELLA(エクセラ)を使用しています。最初のうちは開閉がかたく感じますが、徐々に滑らかになっていきます。


上質感のある化粧箱でお届け

ジャストサイズのSaku専用ケースでお届けします。

※専用ケースのデザインや色は上記画像のものから変更になる可能性がございます。


リターンのご紹介

全5カラーをご用意しています。
今回は外装がプエブロレザーのみの仕様となります。


ペトローリオ(ブルー系)

ペトローリオの素材 
外装:プエブロ Petrolio 内装(収納部):ブッテーロ Blue
金具:真鍮(ゴールド色)


コニャック(キャメル系)

コニャックの素材 
外装:プエブロ Cognac 内装(収納部):ブッテーロ Camel
金具:真鍮(ゴールド色)


グリージオ(オリーブ系)

グリージオの素材 
外装:プエブロ Grigio 内装(収納部):ブッテーロ Olive
金具:真鍮(ゴールド色)


モスト(ワイン系)

モストの素材 
外装:プエブロ Most 内装(収納部):ブッテーロ Burgundy
金具:真鍮(ゴールド色)


ネイビー

ネイビーの素材 
外装:プエブロ Navy 内装(収納部):ブッテーロ Navy
金具:真鍮(ゴールド色)



製品情報・仕様

商品名:小さく薄い財布Saku(ver.2)
サイズ:横93 × 縦93 × 厚さ15 (mm)
カード8枚・硬貨15枚・紙幣10枚 収納時
カラー:全5カラー(リターン詳細をご覧ください)
重量:51g
素材:カラーによって、使用素材が異なります。リターン詳細をご覧ください。
※万が一、素材供給に著しい支障が生じた場合は、同等の品質の素材に変更になる可能性がございます。
生産国:日本
最大容量:カード8枚、硬貨20枚、紙幣25枚
※サイズ、重量は多少の個体差があります。未収納時のデータです。
※容量は、カードや硬貨の種類によって多少変動します。


mokuについて

受賞歴

前作である「一枚革のコンパクト財布ICHI」は、おもてなしセレクション2020を受賞しています。おもてなしセレクションは、日本の優れた“おもてなし心”あふれる商品・サービスを発掘し、世界に広めることを目的とし、2015年に創設されたアワードです。


知的財産権

本プロダクト「小さく薄い財布Saku」は意匠権を申請中です。


会社・チームの紹介

mokuはデザイナー(妻)とマーケター(夫)が、夫婦で立ち上げたレザーブランドです。2021年に法人化し、OURSE株式会社(ウルス)のD2C事業として運営されています。

moku創設のきっかけは、自分用に探していた「とんでもなくワガママな夫」が「世に無い理想のコンパクト財布像」を「デザイナーでありクリエイターである妻」におねだりしたことです。

ブランドとしてのミッションは革小物を通じて「上質でサスティナブルな暮らし」をお届けすること。


夫婦で始めた小さな工房ですが、ひとつひとつ丁寧に手作りしています。mokuの製品をお持ちいただけた際には、大切にお使い頂ければ何よりです。

mokuオフィシャルサイト


Q&A

Q:金具の色変更、革の種類の変更、カラー変更など、カスタマイズはできますか?A:恐れ入りますが、対応しかねます。

Q:お札・小銭の取り出し口の左右反転に対応できますか?(左利きへの対応)A:対応可能です。ご注文の際にご選択ください。

Q:mokuのロゴ刻印は削除可能ですか?A:恐れ入りますが、対応しかねます。

Q:領収書は発行できますか?A:恐れ入りますが、対応しかねます。クレジットカードの明細が領収書代わりになります。

ご不明点等がございましたら事前にお問い合わせください。上記含め、こちらで対応しかねる内容については、ご支援いただく際に備考欄などに記載いただいても、私たちからご連絡はしておりませんので、予めご了承ください。


製品についての留意点・プロジェクトリスク

・原皮の風合いを生かした染料仕上げのため、表面にキズ・色ムラ・シミ・シワがある場合がございます。

・ロットにより、色・質感が異なります。

・表面がデリケートなため、製造過程で僅かな当り傷・押し跡等が見受けられる可能性があります。

・表面は柔らかく傷つきやすいですが、多少の傷は指で擦れば自然に回復します。

・使用に伴いサイズが多少変化します。

・色落ちが生じることがございます。淡色の衣料との組み合わせにご注意ください。

・モニター環境により、実際の商品の色合いと多少異なってみえる場合があります。

・想定以上の注文数や原材料仕入れの影響でお届けが遅れる場合があります 。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/01/03 09:34

    あけましておめでとうございます、mokuでございます。年末にて本プロジェクトが終了いたしました。復刻版にも関わらず、50名もの方からご支援をいただくことができまして、心より感謝申し上げます。発送は1月中を予定しておりますが、一部カラーが資材調達の関係で、1月末ギリギリになる見込みでございます。...

  • 2022/12/29 12:33

    こんにちは、mokuの濱田でございます。「小さく薄い財布Saku」のご支援、お気に入り登録、誠にありがとうございます。プロジェクト終了まで残り2日間となりました。もし検討中の方がいらっしゃいましたら、「小さく薄い財布Saku」を特別価格で手に入れていただけるチャンスは希少ですので、ぜひこの機会...

  • 2022/11/23 10:57

    こんにちは、mokuの濱田でございます。本日、目標額100%を達成することができました。ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございます。今回の復刻版では、以前のプロジェクトにはなかったGrigio(グリージオ)、Navy(ネイビー)が新たに追加されております。どちらも深みのある綺麗なカラ...

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