日本伝統の洋食文化を、京都から「世界」に広げたい!

洋食はもともと海外の料理じゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は立派な日本食。日本の調味料で味を整えた料理です。僕の全ての活動目的は2つ。「洋食文化を絶やさない」「洋食文化を世界に知ってもらう」です!

お店の看板メニューのひとつ「牛タンシチュー」

そのために、これまでクラウドファンディングにて温かい支援をいただきながら、世界でも戦える「本気の洋食レトルト」を開発してきました。

京都老舗洋食店「グリルにんじん」× 銭谷農園「金時にんじん」の絶品牛タンシチュー

どっちがお店のタンシチュー?「グリルにんじん」のお店の味そのままタンシチュー!

これまでに開発した洋食レトルト

2019年に完成したオリジナルレトルト「牛タンシチュー」と「ビーフシチュー」は、現在大手スーパーと取引交渉できる商品に成長しています。

ビーフシチュー

コロナによる自粛政策により、手軽にお店の味を楽しめるレトルトのニーズが高まり、完成から更に改良を重ねて、2021年には文句なしのオリジナルレトルトが完成しました!そして...

「いざ、世界へ!」という時に、大きな壁にぶち当たりました。


実は、牛肉が入っているものはレトルトであっても「輸出できない」ことが発覚したのです。なんとか香港には輸出できたものの、「全世界」に発信することが出来なくなってしまいました。。しかし、ここで「世界に洋食を普及する」という人生をかけたプロジェクトを断念する訳にはいきません。肉がだめなら野菜で作ろうと、京都の農家さんを巻き込んで新しい商品の企画を始めましました!


ビーフシチュー、タンシチューに次ぐ「新しいレトルト商品」の開発に着手!

どの野菜でも良かったわけではありません。「人参」にこだわりたかった。その理由は、「グリルにんじん」というお店に僕自身が感謝しているからです。だから、お店の名前にちなんだ野菜を使いたいと思いました。

左:創業者(父) 右:2代目(私)

振り返れば、父が創業したことで息子の僕は今まで生活してくることができました。家業を継いで、今では自分の家族を持つこともできました。父がたった一人で興した事業が、3世代の人生に影響を与えていることに気づかされました。家業を継いで10年余り。これまでの歩みの大切な節目として、「グリルにんじん」らしい商品にしたいと思い、人参をふんだんに使った商品にこだわりました。

ポタージュスープは、トロッと食べ応えのあるスープ。家庭ではその口当たりやコクを再現しにくく、あまり食卓に並ぶことがない料理だからこそ、レトルトにしたいと思いました。 グリルにんじんには、創業以来40年以上作り続けているポタージュスープのメニューがあります。その秘伝レシピを元に、「グリルにんじんの味」を表現する試行錯誤を重ねました。


人参のイキイキとした風味を味わえる「最高の割合」を発見!

人参の一大産地である北海道の人参だけを使っても、きっと美味しいにんじんスープは作れます。しかし、せっかくなら京都産の人参をできるだけ使用した「グリルにんじん」ならではのにんじんスープを作りたい!そんな想いから、京都の中嶋農園さんに協力を依頼しました。

中嶋農園さん

しかし、中嶋農園さんにとってもにんじんをペーストに加工することは初めての試み。ポタージュの仕込みであるペースト加工は、加熱によって甘みを引き出すのが一般的です。しかし、初めてペースト化をする中島農園さんには加熱をする設備は無く。試しに生のにんじんをすりおろしてスープを作ってみるも、思い描いていた味には程遠い仕上がりでした。
また、収穫時期が間に合わずレトルトに必要な人参の調達が難しくなるなど、ハプニング連続の毎日...


そこで、生のまますりおろした京都産のにんじんを、加熱処理した北海道産のにんじんペーストに加えてみました。

すると、にんじんそのものの味が引き出されたのです!これまでの苦労が報われた、とても大きな発見でした!

そこから更に試作を重ね、人参のイキイキとした風味を味わえる「最高の割合」を見つけました!遂に、完成です。

にんじんポタージュスープ

京都の人参をたっぷり使用した「にんじんポタージュスープ」が完成!

新商品 にんじんポタージュスープ

お店で食べるような満足感や、洋食ならではの暖かみを感じていただけると思います。お子様からお年寄りまで、みなさんに食べていただきたいポタージュスープです!

京都の人気絵描ユニット「だるま商店」によるデザイン。デザイナーの作品は、妙心寺など名だたる寺院に飾られているほどの人気ぶり。

パッケージデザインは、艶っぽい京都の景色。コロナ禍で開催が何度も見送られた、京都の祇園祭りをテーマにデザインしていただきました。デザイナーは、絵師の安西 智氏とディレクターの島 直也氏からなる、人気絵描ユニット「だるま商店」さん。彼らの絵は、京都の六道珍皇寺や妙心寺、随心院など名だたる寺社に飾られています。既に発売しているレトルトパッケージも、全てだるま商店さんによるもの。今回も、当店の看板や外観がデザインの中に盛り込まれていて、遊び心満点のデザインになっています!

資金の使い道について

①新商品「ポタージュスープ」開発費用(製造費、デザイン、広報)
世界に発信できる洋食レトルトが大量に完成しましたが、まだ卸先は決まっていません。新商品につき、販売実績がないためです。世界に向けた商品ですが、日本での販売見込みがなければ、継続して製造することが難しくなります。だからこそ、このクラウドファンディングを通して、まず国内で洋食の美味しさを知っていただきながら、世界に輸出できる基盤を大きく強くしたいと考えています。


②店舗改装(掘りごたつの導入、お手洗いの増設)

「洋食文化を絶やさない」ために、やはり国内のお客様も大切にしたいと考えています。店内の畳席は、高齢者の方やお子様連れの方に人気ですが、畳だと足が痛いという声も。もっと快適に利用してもらうため、堀ごたつを導入したいと考えています。

また、店内に40席以上あるのに対し、現在お手洗いが1つしかなく、土日には行列ができてしまいます。より快適にお食事していただくために、お手洗いも増設します。


③CAMPFIRE手数料/諸経費

商品詳細

食品表示は以下となります。タンシチュー


ビーフシチュー

にんじんポタージュ

最後に

あらためて、「日本伝統の洋食文化を京都から世界に広めたい」というのがグリルにんじんのオーナーシェフ近藤太地の思いです !日本で独自に発展してきた洋食文化の世界発信にご賛同いただける方、是非ご支援のほどよろしくお願い致します。 

「グリルにんじん」について

店舗名:グリルにんじん

所在地:京都市左京区一乗寺出口町51番地2号
営業時間:ランチ 11:30~L.O.14:00(CLOSE14:30) / ディナー 17:00~L.O.21:15(CLOSE22:00)
定休日:火曜、第3月曜(祝日は営業)(夏期臨時休、年末年始休)
総席数:45席
ご予約:075-711-7210 以下HPからもご予約できます。
https://www.grill-ninjin.com/
リターン品のワインについて酒類販売業免許の表記が必要な為、以下にリンクを記載しております。 

※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。 
https://www.grill-ninjin.com/news/wine-shop/



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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