はじめに・ご挨拶

こんにちは。佐賀県神埼市で養蜂を行なっています、はらまき養蜂場の長女の「ちせ」です。


自然、生き物が好きな父は「幼い頃に見た昆虫が少なくなった」「生き物と農業の関わりをもっと知りたい」そんな想いから、十数年前に養蜂を始めました。


美味しい蜂蜜を作るということよりも、”ミツバチの生きやすい環境=昔ならがの故郷”を取り戻す為に、熱心に真面目に、養蜂を続けています。


養蜂を行なっている神埼の土地は、自然に恵まれた美しい場所ですが、それでも、私が幼少の頃に比べれば、木々、花が減り、以前よりも生物が生きにくい場所となりました。

そんな父を近くで見てきた私が、同じ景色を夢見るようになった頃、自然との共創で生まれるハチミツや、蜜蝋を少しも廃棄しない循環を作りたいと思うようになり、今回の国産純正ミツロウバッグを開発しました。


ミツロウバッグとは?

食べ物を包んだり、保存したり、何かと便利なポリ袋。でも、レジ袋が有料になり、暮らしの中からプラスチックを減らしていく動きの中で、ポリ袋に「代わるもの」が世の中に無い・・・ エコバッグのように、洗って繰り返し使える、自然素材のポリ袋があったなら・・・。 なおかつ、食品保存能力が高められたら・・・。
自然素材と自然由来の力で、それを可能にしたのが、『みつばちのポッケ』ミツロウバッグです。

私たち養蜂家は考えました。 日々使うポリ袋をミツロウバッグに替えたなら、ミツバチの環境が守られるのでは? そうしてミツロウバッグ『みつばちのポッケ』は誕生しました。


”みつばちのポッケ”ミツロウバッグ 

上質な綿を使用したコットン生地(タナローン)に、独自配合したミツロウとココナッツオイルのコーティングを施し、自然素材で作った食品保存用バッグ。自然由来の力で食品の鮮度を保ち、手洗いすれば繰り返し使うことができます。


3種類のサイズ各1枚をセットにしました。

セット内容/”みつばちのポッケ”のミツロウバッグ 3枚セット(ラージ・ミディアム・スモール)各1枚
サイズ/ラージ:約タテ50×ヨコ30cm、ミディアム/約タテ25×ヨコ20cm、スモール/約タテ15×ヨコ15cm
素材/生地:コットン、 コーティング:ミツロウ(国産)・ココナッツオイル(スリランカ産)


こだわり・特徴

▶︎『みつばちのポッケ』の4つのこだわり

❶全て品質にこだわった自然素材   
 ミツロウの自然由来の力で、食品の保存力を高めることを可能にしました

❷養蜂場による純正国産ミツロウを太陽光で時間をかけてゆっくりと溶かし、丁寧な精製によりミツロウの効能を最大限に残しました

❸袋状にして、使い勝手を配慮した大口サイズと他の様々なシーンでそれぞれ利用できるサイズをセットにして考案

❹発達就労支援施設の手仕事、得意とする集中作業によるひとつひとつが丁寧に手作り


(ミツロウについて)

神埼市の脊振山麓の植物から、はらまき養蜂場のミツバチが集めた国産ミツロウを、太陽光で時間をかけて溶かし、手作業で4回ほど精製を繰り返しできあがった、たまご色のミツロウです。丁寧な精製により、ミツロウの自然由来の効能、香りをそのまま残しています。


(タナローン生地について)

リバティジャパン社の非常に細い糸(横糸に100番手の糸・縦糸には70番手の糸を使用)で編まれた上質な綿を使用したコットン生地です。


シルクの光沢や肌触りをコットンで実現するためにリバティロンドン社が独自に開発しました。

 

タナローン生地に使われている綿花は、繊維が通常の綿花よりも長い、長綿花といわれる種類が使われているので、薄くて軽く、織の密度が高くてしなやか。豊かなドレープ性があり、柔らかな肌触りが特徴です。


(ココナッツオイルについて)

「キングココナッツ」で作っているスリランカ産を使用。 精製・無添加・非加熱で搾油されたエキストラバージンココナッツオイルを使用。(熱を加えないコールドプレス[低温圧搾]製法を用いたもの。)菌を抑える高い作用があるラウリン酸の含有量が、60%以上含まれています。


オイルは熱・空気・光に対して弱い性質があります。その点でも、空気を通しやすいプラスチック容器ではなく、瓶入りの製品を使用させていただいています。


プロダクト誕生までのお話

4年程前に、私の息子が発達障害の診断を受けました。発達障害の方たちとの関わりが増え、息子の将来に不安を感じるようになり、誰もが、健康で幸せな雇用の場を作ることはできないだろうかと考えるようになりました。


どうにかしたい。 我が子の将来の為にも、同じ状況の人たちの為にも、 同じ人間なのだから、他の人と同様の幸せを味わって欲しい。
ミツロウバッグの制作であれば、それができると思えました。


自然由来の素材を扱うミツロウバッグに携わることで、穏やかな気持ちで仕事に取り組むことができます。

そして、ミツロウバッグを多くの人に使ってもらうことで、少しでもプラごみ削減へと貢献したい。それは、環境問題で年々減少してきているミツバチの保護につながると信じています。


実際に、日常使う食品をミツロウバッグに入れたもの(右)ミツロウバッグに入れないもの(左)で比較すると1週間で大きな差が出ます。


繰り返し洗って使うことができるので、プラごみを捨てるという罪悪感なく、洗うだけでプラごみ削減につながります。


ミツロウラップの知名度や使用する方も年々増えていますが、国産へのこだわり、ラップではなくバッグ(袋状)の製品はほとんどなく、生地選びやデザイン、ミツロウを塗る工程など試行錯誤しました。


バッグのサイズや形状を決める際には、多くの仲間たちにも協力してもらいテストを重ねて決定しました。中でも、使用しやすさを追求し薄手の生地を採用したことで、ミツロウとオイルの配合分量を導き出す点が1番苦労しました。


また、縫製作業には女性活躍の場として女性起業家とコラボ、その後のミツロウコーティングには障害者就労支援施設の方とコラボし、持続可能な社会への貢献、自然環境保護のメッセージを多くの方へ伝える製造スキームにも力を入れました。


ミツロウバッグはこのように利用できます!

お野菜をひとつづつ入れる際には、Sサイズがおすすめです。入れた後に、野菜などのカタチに合わせて整えてください。


痛みやすい野菜を優しく保護して、守ってくれます。それは、ミツロウの自然由来の力のおかげ。


ナッツやドライフルーツなどを、入れて保存したり、そのまま持ち運ぶこともできます。


たくさんの物を一度に入れる際には、Mサイズ、または、Lサイズがおすすめです。


このようにミツロウバッグに入れたものを、冷蔵庫にしまうとスッキリと収納できます。



ミツロウラップも併用すると、幅が広がりますね。



リターンの仕様のご紹介

▶︎リターンの概要と皆様の具体的な参加 

方法①『みつばちのポッケ』ミツロウバッグを3枚セットにして全国へお届けします

方法② 採れたての国産蜂蜜・新蜜を里山からご家庭へお届けします

方法③ 蜂箱オーナーとして養蜂家になりきって、蜂蜜作りに参画して頂けます

方法④ リペアキッドでは、ご自宅に眠っている思い出が詰まった布をミツロウラップに変身させます


●”みつばちのポッケ”ミツロウバッグ 3枚セット

上質な綿を使用したコットン生地(タナローン)に、独自配合したミツロウとココナッツオイルのコーティングを施し、自然素材で作った食品保存用バッグ。自然由来の力で食品の鮮度を保ち、手洗いすれば繰り返し使うことができます。3種類のサイズ各1枚をセットにしました。

セット内容/”みつばちのポッケ”のミツロウバッグ 3枚セット(ラージ・ミディアム・スモール)各1枚
サイズ/ラージ:約タテ50×ヨコ30cm、ミディアム/約タテ25×ヨコ20cm、スモール/約タテ15×ヨコ15cm
素材/生地:コットン、コーティング:国産ミツロウ・ココナッツオイル(スリランカ産)


●国産蜂蜜 内容量:50g     生産地:佐賀県神埼市脊振山麓


●フォトブック サイズ/約タテ15×ヨコ15cm ページ数/30ページ 自社出版 

(※イメージになります。実際にお手元に届くものとは異なります。)

佐賀県神埼市一帯のミツバチが飛ぶ景色を、ミツバチ目線で、カメラに収めました。みつばちが飛び交う四季折々の風景を楽しんでいただけます。また、私たちが未来の子供たちの為に、残したい風景であることも知っていただきたい写真の数々です。


実施スケジュール

2021年 春     構想・企画スタート

2022年 夏               クラウドファンディング準備スタート

2022年12月下旬       クラウドファンディングスタート

2023年2月中旬   クラウドファンディング終了

2022年2月下旬    リターン制作スタート

2023年3月中旬       リターンを発送

2023年5月下旬       リターンを配送完了予定


資金の使い道について

集まった資金は、2023年春リターン予定のミツロウバッグの製造費や蜜蜂の保護活動費に使わせていただきます。

●商品開発費
●人件費
●広報活動費
●CAMPFIRE手数料
●はちっこくらぶ(蜜蜂保護団体)の活動費
   (蜂場の整備費、蜜源の種苗代、講演活動費)
●ワンフラワー(発達就労支援施設)の活動費
   (ミツロウバッグ制作費、材料代)

皆さんに、『みつばちのポッケ』を通してミツバチの世界の魅力を感じていただけたら嬉しいです。

『みつばちのポッケ』プロジェクトは、ミツバチへの恩返しに加え、ミツロウバッグ制作を基盤に発達障害者の方の雇用の場の確保を大きな柱としています。いい意味で障害者の方に稼ぐ仕組みをつくり、誰もが気持ち安らぐ、健やかで幸せな雇用環境を守っていければと思っています。

今後は障害者の養蜂関連業務への参入も考えています。 『みつばちのポッケ』プロジェクトは、まだまだ小さなアクションですが、多くの方を取り込んで、日本全国、各業種へと拡がっていきたいと試みていきます。

『みつばちのポッケ』は、障害がある人そうでない人、何らかの不安がある人そうでない人、どんな人でも、誰もが、ポッケに手を突っ込んで温もりを感じ、ポッケの中にあるものを分かち合うことを目的としています。


このプロジェクトで実現したいこと

☆持続可能な生き方を。  
ミツロウバッグをエコバッグの様に、一人が1枚もつライフスタイルへ。 使い捨てではなく、洗って繰り返し使っていきましょう。 私たちは、『みつばちのポッケ』修復サービスを無料でお手伝いします。(*送料はお客様負担になります。早期予約の方に限らせていただきます。)

☆ミツバチへ恩返し。
私たちはミツバチから多くの恩恵を受けています。 プラゴミ削減により、ミツバチの環境を守りましょう。
『みつばちのポッケ』売上の一部で、ミツバチの保護活動を行なっていきます。

☆フェアな労働賃金。  
ミツロウバッグ制作で、発達障害の方にやりがい、生きがい、雇用の場を提供することが可能になります。


会社・チームの紹介

【起案者】

はらまき養蜂場
佐賀県神埼市千代田町渡瀬564番地い

『みつばちのポッケ』(ミツロウバッグ応援グループ 現在総数790名)

【協力者】

私たちは、養蜂家と日本みつばち保護グループと就労支援施設によるチームです。

はちっこくらぶ


ワンフラワー  


【撮影協力】
●パン工房のたり 糸島市志摩桜井2445

●小山則幸カメラマン 佐賀市兵庫町大字瓦町59−1


【制作協力者】
●朴の花(ホウノハナ)宗像市上八1408


【クラウドファンディングサポート】
●藤寅合同会社 https://www.facebook.com/profile.php?id=100069005928076

●クラファン総研株式会社 https://www.crafun.info/


【発起人】
●八十島工房 糸島市芥屋


Q&A

Q.お手入れ方法は?

A.水、またはぬるま湯で手洗いしてください。汚れが気になる場合は、食器用洗剤で優しく洗ってください。  水滴がついたままだとカビなどの原因になりますので、家の中で自然乾燥させてください。

Q.電子レンジで使用できますか?

A.熱に弱い為、電子レンジや食洗機では、使用しないでください。

Q.食洗機で洗っても良いですか?

A.60度以上で溶けてしまいますので、食洗機では洗わないでください。  水、または、ぬるま湯で手洗いしてください。

Q.肉や魚は包んでもよいですか?

A.生肉や魚、油っぽいものは直接使用することはおすすめしておりません。

Q.冷凍庫で保存してもよいですか?

A.冷凍庫では、保存しないでください。

Q.ミツロウの効果はどれくらいですか?

A.お使いになる頻度にもよりますが、約半年〜1年程です。  リペアキッドで塗り直しを行なっていただくと効果を再現できます。

Q.小さい子供が使用しても大丈夫ですか?

A.1歳未満の乳幼児の口に入れるものには、使用しないでください。

Q.使用してはいけない食材はありますか?

A.酸性の強い食品(レモン、パイナップル、ライムなど)の長時間保存には使用しないでください。

Q.蜂蜜が白くなっても問題ありませんか?

A. 蜂蜜は温度の低下により白く固まる場合がありますが、品質の変化はございません。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/04/08 04:50

    フォトブック”ミツバチの世界”が出来上がりました。中身は・・・ミツバチ目線による、素晴らしい佐賀・神埼の世界が何ページにも渡って、広がっています!!早く見てもらいたい!!とても素敵なんです。神埼ってとても、素敵なんです!!ベテランの専属カメラマンさんには、根気強く、神崎の隅々まで走ってもらい、...

  • 2023/02/16 07:09

    支援してくださった皆様、ありがとうございました。ご報告が遅くなり、大変申し訳ありません。無事に目標を達成して、終了することができました。しかも、予想以上に多くの方に支援していただきまして、目標としていた支援よりも6倍以上もの支援が集まることができました。皆様、一人一人の応援してくださる気持ちが...

  • 2023/01/12 07:00

    鹿児島の中学生がSDGsのコンテストに応募する為に、『みつばちのポッケ』について、取材してくれました。中学生までもが私たちの取り組みに興味持ってくれて、こんなに嬉しいことはないです。若い子たちの間にも、もっともっと広がれ〜!!

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