はじめに・磐梯酒造の紹介

東北地方南部、会津・磐梯町で創業以来130年余り酒造りをしている「磐梯酒造」は、日本百名山の一つである名峰「磐梯山」の麓に位置しております。
環境省が選ぶ「名水百選」の一つである「磐梯西山麓湧水群」の清冽な伏流水を仕込み水に、その水で育った磐梯町産の酒米、冬は多くの雪が降り積もる日本海型気候。酒造りには恵まれた環境の中、先祖代々受け継いできた酒蔵で磐梯酒造の日本酒が生まれます。


昔ながらの製法による酒造り

大量生産をしている大手の蔵元ではもう行われていない、昔ながらの製法で酒造りをしています。
例えば絞りの工程では「佐瀬式」の槽を使い、二日間かけてゆっくり丁寧に絞ります。これにより醪(もろみ)中の旨味成分のみ抽出し、苦味、辛味成分を酒粕に残すことができます。酒粕を完全に絞り切りませんので、製成される清酒の量は減りますが、その分美味しいお酒ができるわけです。

機械化は最小限に抑え、できる限り手を掛け蔵人の知恵と技を実践し、伝統の手法で続けております。


日本伝統様式「土蔵造り」の酒蔵であること

山々に囲まれた会津磐梯エリアは、春夏秋冬の四季がはっきりした気候が特徴です。
酒造りの時期である冬は、多くの雪が降り積もります。酒蔵は屋根の上に積もった雪の重みに耐えながらもとても寒い外気温と、蔵内で米を蒸す高温多湿の状態のバランスをとってくれます。

夏になると日中は30℃を超える気温と強い日差しに晒され、夜は10℃台に気温が落ちます。この気温の変化がありながらも蔵内室温を低く保ち、湿度は一定に保たれます。これにより清酒の質を保ちながら貯蔵ができます。調湿性の高い土蔵の中で日本酒を醸し、保管することで、「磐梯酒造」独特の味わいができあがります。


プロジェクトをやろうと思った理由

磐梯町で日本酒を醸し続けて130年。その製法や受け継がれた蔵人の想いは変わりません。磐梯酒造は社是である「和醸良酒」を掲げ、蔵元・蔵人が力を合わせて醸した酒を召し上がるお客様へ”和みの時間”を提供し、「夢を語りながら酌み交わせる日本酒」を思い浮かべながら酒造りをしています。

一方で、長期に及ぶ新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けて日本酒の出荷量は大幅に減少しました。日々の営業努力も虚しく、多くの日本酒が土蔵の中で眠っております。
大切に作り続けてきた日本酒が大量に余ってしまうことは、作り手としてはとても悲しい状況です。この状況が3年余り続き、当酒造として守り続けたものを手放さなくてはいけない危機に瀕しております。

日本酒の消費量が減る → 日本酒の醸造量を減らす → 利益が減る → 守り続けてきた酒蔵の維持・独自製法による酒造りが継続できなくなる

この様な状況を打開するためにも、日本各地の日本酒好きの方々へ日本酒をお届けし、呑んでいただきたい

ただそれだけです。

結果として当酒造の独自製法による酒造りを継続し、次の世代へと酒造りを継承することも叶います。


資金の使い道

みなさまから募った資金は、下記内容に充てさせていただきます。

・日本酒造りの伝承と蔵人の育成・雇用
・老朽化した製造設備(貯蔵用の木桶・冷蔵設備等)の購入

昔ながらの酒造り製法を続けるための道具


【スケジュール】
2022年10月上旬 クラウドファインディング開始
2023年  1月下旬 クラウドファインディング終了
2023年  3月上頃 酒造り作業が落ち着いたこの時期に、リターン発送
2023年  3月〜  蔵人となる人材募集・育成


リターン・お礼品のご紹介

磐梯酒造の日本酒と共に、当酒造オリジナル酒屋前掛けを組み合わせたお礼の品をご用意いたしました。

乗丹坊 純米大吟醸 無ろか生しずく
磐梯町産酒造好適米「福乃香(ふくのか)」を45%まで精米した「純米大吟醸」を「袋つり」の手法により上槽し、一滴一滴のお酒を集めた「しずく酒」です。(雑味が少ないのも特徴で、全国新酒鑑評会に出品するお酒は、すべて、この「袋つり」の手法で上槽されています)
圧力を掛けずに、醪(もろみ)の重力だけで搾りますので、香りが高く軽快なお酒になります。
新酒が出来上がるこの時期にしか味わえない、貴重な極上の逸品です。
磐梯酒造 乗丹坊 純米大吟醸 無ろか生しずく

乗丹坊 純米吟醸 無ろか生原酒
原料米に磐梯町産酒造好適米を100%使用。磐梯山の伏流水を仕込み水に使用し、磐梯町で醸造した純米吟醸酒。
-3℃で氷温貯蔵したお酒です。
商品名の「乗丹坊」は約1200年前に実在した、慧日寺の宗徒頭の名前。
米の旨味を生かしたコクのあるタイプのお酒、華やかな吟醸香が特徴です。
磐梯酒造 乗丹坊 純米吟醸 無ろか生原酒

磐梯山 本生原酒
このお酒は本醸造酒の醪(もろみ)を搾った後、加水、火入れを一切行っていない、生酒の原酒です。麹の香りもあり本来は蔵内でしか味わえない若々しいお酒です。
アルコール分が19度もありますので、「和らぎ水」と一緒にお召し上がりください。水を飲むことで胃の中のアルコール分が下がり、酔いの速度がゆっくりになります。また、口の中もリフレッシュされますので、舌の感覚が鈍くならず、料理を美味しく頂くことができます。口当たりがよく飲み飽きしない農醇なお酒です。
磐梯酒造 磐梯山 本生原酒

磐梯酒造オリジナル酒屋前掛け
料理をするときのエプロン替わりはもちろん、園芸や農作業時に、腰に巻いてキリッと仕事ができます。とても丈夫です。



最後に

磐梯酒造の日本酒は、主に会津地域の皆様にご愛飲いただいております。米処(こめどころ)に住む会津人は、米にも酒にもこだわる気質。そんな酒好きの方々に育てられ、今の磐梯酒造が存続しております。だからこそ地域社会に恩返しをしていきたいと考えております。

そして日本中の酒好きの方々へ、世界中の日本酒好きの方々へ、コロナ禍で疎遠となった「和」を取り戻し、夢を語りながら日本酒を酌み交わす「和醸良酒」のひと時が広がっていくことを願いながら活動をし続けていきます。

皆様のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。


酒類製造免許書酒類販売管理者標識
<ご注意ください>
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/01/18 21:43

    これから、二階にある麹室(むろ)から麹を下ろします。滑車とロープとコンテナだけで、簡単にエレベーターが出来ました。もっと早く作れば良かった。

  • 2023/01/13 09:50

    メスシリンダー、割ってしまいました。ちっと休んだ方がいいかな。その方がいい酒出来ると思う。ガッカリ。

  • 2023/01/12 23:48

    現在、1月12日午後11時過ぎです。毎日の事ではありすが、「夜の仕舞仕事」です。蒸米に植菌した麹菌が38時間位くらいすると、品温43℃位になります。これ以上温度が上がらないように、天幕式製麴装置の中で厚さを薄くしました。この後14時間位乾かして、麹菌の菌糸が、蒸米の中心にある心白の水分目指して...

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